天使定額あくまサービス 男が定額サービスに負けるオンライン小説です。 リンク 小説家になろう 冒頭 天使のささめきを聞いたことがある。正確にはそれはささめきではなく鼻歌だった。さらに詳しくいえば、だぼだぼのパーカーのポケットに手をつっこんでだらだらと歩いている茶髪の女の鼻歌だった。すれちがったのは、たった一瞬だけ。でも、そもそもすれちがいなんてものは一瞬か永遠のどちらかにしかないのだ。だからこうとも言える。ぼくは天使と永遠にすれちがった。 情報 2018年06月09日 4239文字 ホーム > その他の小説 > 天使定額あくまサービス