やわらかよろず
雑記です。
2023
11月30日に2冊の詩集の電子版をEPUBとPDFで同時発売する予定なのに11月27日の夜の時点でEPUBしか完成していない上に楽天Koboでの販売申請しか済んでいない。もう終わりだよこの予定。雑記なんて書かずに作業すりゅ。次の更新は12月1日!
これは2023年11月27日に書いた。
自作詩集2冊の入稿を終えた。締切当日の0時の時点で1冊分の本文が完成しておらず泣きそうになりながら即興で書き下ろした。そのまま寝ずに2冊分の表紙をマウスで描いて表2・3も用意して目次も奥付もつくって入稿・入金の締切5分前に入金まで完了した。これで「きらい」をテーマにした12篇の詩集と「ゲーム」をテーマにした10篇の詩集の電子版が11月30日に発売されるだろう。印刷版はたぶんその前後にストアに納品するだろう。未来の空見タイガがどうにかしてくれるだろう。だろう。
そんなこんなで詩集2冊を入稿してフードフェス「極上スイーツPARTY in 城まち」で「芋や こぐま」の裂いた焼き芋のなかに2種類のアイスをぶちこんだフードを食べただけで先週は終わった。もしかしてこぐまって腹を裂くことの暗喩? もう11月20日だ。もうすぐ12月だ。もうすぐ2024年だ。もうすぐ2024年3月だ。もうすぐ30歳だ。もうすぐご臨終だ。有限な人生を詩集の制作と販売に割くのってむなしすぎだろ。そんなことない。でも入稿をすると信じられないほど時間が早く過ぎる。入稿さえしなければ永遠に生きられるのではないかと思えるほど。『長く生きたかったら入稿をやめなさい』新書でベストセラー間違いなし。まあもういい。切り替えていく。まだ電子版の販売申請作業にひとつも手をつけていないけど切り替えていく。結局ね。BOOK☆WALKERだけが問題なんですよ。どういうこと? ブクォカだけ発売日の7日前に販売申請しないと発売日を指定できないために今回でいうと23日までに申請を終わらせなければならなくなる。逆に言うとブクォカの発売日指定さえ諦めたら販売申請の締切が26日やそれ以降まで延びるわけです。というわけだから。今週は詩集の販売申請だけで絶対に終わらせないから。絶対に素敵な1週間にしてみせるから! 販売申請のほうは未来の空見タイガがどうにかしてくれるだろう。来週になっても何も終わってなさそう。
これは2023年11月20日に書いた。
電子レンジで一人鍋をつくれるやつで鍋をつくったんスよ。鍋。人生初の自炊鍋。一人鍋ってコスパ悪ない? 思っていたより豚バラ肉って高い。まあ鶏肉にすればいいでしょう。思っていたより量が少ない。たまごかけ納豆キムチオートミールとそこまで変わらない満腹度。もしかして100円で売られていた鍋用カット野菜を1/2にして投入したからか? てっきり二人分だと思っていた。一人分の鍋用カット野菜がナチュラルに売られている社会って嫌すぎる。鍋の素として購入したプチッと鍋アソート5種5袋入は購入履歴を見るとセールで1058円で1食分を計算すると35円になる。夕食に食べたカット野菜と鶏肉の組み合わせで計算したら228円になった。たぶん値切りの肉を買うか豆腐に切り替えたら1食200円を切るだろう。豆腐に切り替えていけ。うーん。思っていたよりコスパ悪くない気がしてきたな。なんだこいつ。
鍋を食っただけで終わりか。そんなことはない。先週は「あべのハルカス美術館」でやっていた「安野光雅展」に行った。やたらと細かい画を見ると病跡学を連想するようになった。無の感想。教養のないやつが展覧会に行くべきではない。おみやげに買おうと思ったポストカードも「これ本当に展示されていたか?」と疑心暗鬼になって買わなかった。なんだか釈然としない気分のまま「インドレストラン ガンジス」へ。インドカレー屋に行くのは人生で初めてだ。おそらく。外食でナンを食べたことがない。というわけでチーズナンのセットを注文する。カレーを選べてサラダもついてチーズナンもついてドリンクもついて1200円。安野光雅展の当日大学生の入館料と同じ価格ね。いらん補足。普通の辛さのチキンカレーとマンゴーラッシーを選んで待っているとサービスのスープもついてきた。肝心のチーズナンは……チーズナンはどうやって食べるんだ? ただのナンは手でちぎってカレーをすくって食べるじゃん? チーズナンを手でちぎったら中のチーズがアチくてアチイ。あまりにもアチアチだったので最初に手でちぎってから残りはフォークで刺してカレーにつけて食べた。カレーはふつうにおいちかった。マンゴーラッシーはもっとおいちかった。チーズナンはそこまでチーズの味がしなかった。客をアチがらせるためのチーズなのかもしれん。無の拷問。
無の拷問を受けただけで終わりか。そんなことはない。先週はコンテストの締切がふたつあった。厳格にはひとつは読んだことのない雑誌への投稿。読んだことのない雑誌に投稿するのってたぶん何かの法に反しているだろ。雑誌には11月3日の締切に間に合わなくて応募できなかった400字詰め10枚の童話を送った。1行目から食品のパロディがあるので絶対に採用されない。無の応募。もうひとつのコンテストには2000文字以内の児童文学を送った。WEB投稿の締切21分前に完成した原稿が3287文字だったので16分で1200字を削除して応募フォームで23時59分に送信完了した。恐る恐る提出したファイルを開き直してチラ見すると台詞内の末尾の句点を消し忘れていた。さらに薄目で見てみると伏線というか布石の箇所まで削除してしまって微妙に後の台詞と整合性が取れていなかった。こんなことなら間に合わなければよかった。2000文字まで削れなかったら応募を諦めていただろうに下手に削れてしまったせいでとんだ駄作を応募してしまった。いや駄作というか3287文字で完成した時点ではなかなか良い出来だったんスよ。今まで6000文字はないとストーリー・テーマ・キャラクター・オモシロを両立させた話が書けないと思っていたけど最近では4000文字あればなんとかなる気がしてきた。でも2000字は無理。1200字分を消したらストーリーとテーマしか残らなくてキャラクターとオモシロが消えた。1時間ほど掛けて推敲しても同じ結果になったと思われる。私が書きたいのは整合性のある物語ではなくてオモシロのほうなのにストーリーを優先してオモシロが消えるとかなちい。今回なんて削除を急いでミスったせいで整合性も取れていないし。やっぱりさ。長編じゃないとだめなんだよ。短編は……短編小説はオモシロをやるとすぐに文字数が規定を超過する。でもオモシロこそが作品でいちばん大事だから。諸説ある。長編小説を書こう。絶対に書こう。今週から書こう。でも自作詩集の入稿締切が迫っているので詩から書こう。長編小説と対極。
これは2023年11月13日に書いた。
前々回までのあらすじ。街中にある生きた建築をだいたい無料で見られるイベント「イケフェス大阪」に初参加しようと必死に計画を立てた空見タイガ。イベント1日目にガイドツアー3件の参加を終えてようやく自由に各スポットを見て回れるはずだったが……。あらすじ終了。まずは最後のツアー地点から徒歩で行ける「日本基督教団大阪教会」の特別公開へ。信じられないほどの人の多さに早速ウンザリしつつも教会の説明ムービーとオルガンの演奏があるそうなので着席した。無宗教だから本当は観光やイベントでも教会やら神社やら寺には行きたくないんスけどね。聖なるパワーで退散させられそうだからよ。悪霊。なんだか気まずい思いをしつつも「江戸堀コダマビル」へ。なんかこぢんまりしたビル。たぶん。2日目に行ったビルたちの記憶と混濁していて覚えていない。階段を上がって各階にある部屋になんかいろいろと置いてあって屋上かどこかに出たことだけは確かだ。確かなことが不確かすぎる。さて予定どおりに次のスポットに行こうかとコダマビルを出たところでスマートフォンのバッテリーがゼロになった。充電器の充電をしないという初歩的なミスによって前日の私がせっかく立てた計画がおじゃんになった。スマートフォンで調べなければ何もわからないので道もよくわからないしUSB充電できる場所もよくわからない。そんなわけで自分の無能さを呪いながら行列のできるパン屋さん「まん福ベーカリー」でパンを買って帰って食べた。イベント1日目終了。後味が悪すぎる。
イベント2日目。地下鉄とバスが休日620円で1日乗り放題になる「エンジョイエコカード」を購入して「北浜レトロビルヂング」へ。内装がシャレオツな飲食店っぽい建物。開店前に店内を見学できる。営業の開始を待つ列ができていたので人気店と思われる。お土産にスコーンとポストカードを購入。家に帰ってからムシャムシャ食べたけどおいちかったです。スコーンの話ね。お次はビルヂングのすぐ近くにある「北浜長屋」へ。こちらも開店前に見学できる飲食店でイベント参加者の列ができていた。まあまあ待ってから店内へ。そりゃ入場制限が必要だわとなるせっまい階段を上り下りして見学して退場。ちょっと歩いて「光世証券本社ビル」へ。空間が広々としているし重厚感もあるシャレオツな内装の本社ビル。さっきから語彙がアレすぎて何も伝えられていない。徒歩徒歩して「住友ビルディング」へ。1階エントランスをさっと見て終わり。入口に警備員が立っているので緊張感は十分。不要な情報。そのすぐそばの「三井住友銀行大阪本店ビル」へ。ここがイベントで見学したなかでいちばんすごかった。なにがすごいって撮影禁止の部屋の内装がすごい。格調高いというか荘厳というか装飾の彫りが深くて生きた建築を感じられる場所だった。彫りが深い? そこから歩いて「旧緒方洪庵住宅[適塾]」へ。もともと入場料を払えばいつでも見学できるっぽいスポットだがイケフェスのガイドブックを持っていると入場料が無料になるらしいのでゴー。観光スポットのナントカ住宅やナントカ邸みたいな庭や展示がある。よくあるやつです。よくないやつと言えば階段ね。今まで数々のやべえ階段を上ってきた私も震え上がるやべえ階段があった。入場するときにこの手のスポットにしては珍しくロッカーがあったのだが思えばあれが伏線だった。おとなりの公園らしき場所で一休みしてから徒歩で「新井ビル」へ。地下鉄の乗り放題ができるのに歩きまくり。その辺の事情はマップを見たらわかる。たまたま自分が来たときだけ並んでいたのでちょっと待ってから入場。各テナントさんの部屋を廊下から覗きながら見学するかたち。どんどこ進んで屋上まで行くことができた。お土産も売っていたのでビルのアクリルスタンドを購入した。ビルのアクリルスタンド? お次は「グランサンクタス淀屋橋」へ。シャレオツな見た目の建物だったけど中に入って良いのかわからなかったので外観を眺めるだけでスルー。近くの「芝川ビル」も写真で全体を収めて撮影したくなるような立派な建物でけっこうな人数が道路を挟んだ建物の向かい側から撮影していた。営業中で入ろうと思えば入れそうな各テナントをチラ見しつつ階段をのぼって屋上テラスへ。なんと椅子がたくさんある!!! 大興奮。椅子に座って休憩したところで次のスポットへ。ここまでは……ここまでは計画通りだったのに……。
「小川香料株式会社」の大阪支店に向かったところで行列を発見。1階エントランスと階段ホールを公開するだけなのに何故こんなに列をつくっているんだろうと思いながら計画を変更してその次に行くつもりだった「船場ビルディング」へ。大行列。テナントいっぱいビルを見ようといっぱい集まったやつらで大大大行列。たぶん1時間ぐらい並んだ。おまえら本当に1時間も並んで建物の中を見たいか? 私はそこまで見たくなかったが並んでしまったのでコンコルド効果を発動して1時間も並んでいざ入場へ。確かに吹き抜けがシャレオツでレトロで映えなスポットである。シャレオツな屋上もある。でもガチガチのテナントビルといった様子でキャアキャアと言いながら見学できる感じではなかった。1人で行動している29歳がキャアキャアと言いながら見学することはないので平気。静かにぐるっと回ったところで退場して急いで地下鉄で移動。ちくしょう船場のせいで小川に行けなかったぜと憤怒しながら走って「堺筋倶楽部」に行くがなんか並んでいる。なんか並んでいる人たちを少し遠くから眺める人たちのそばで不安を醸し出しているとお店の中からたぶん店員さんがやってきて「見学の方はどうぞ」と言ってくれた。ほっ。入ってすぐに営業中のレストランがあって罠だったのではないかと疑いつつも奥に進むとシャレオツな感じの階段があった。上った。そのときのことは思い出そうとしてもよく思い出せない。写真を見返してみても階段しか撮っていない。階段を上った先に<何か>があった可能性がある。そんなこんなで行く予定だった5箇所のプログラムをスキップして地下鉄に乗って歩いてゴーした先にあるスポットに到着する前にお腹が空いていたので近くの「わらび屋本舗」で大福を購入して道のはしっこで立ち食いする。余裕綽々。そして抽選でガイドツアーに当選した「大阪ガス実験集合住宅 NEXT21」へ。大阪ガスの社員が実験で住んでいる集合住宅。NEXT21。スクリーンのある大きな部屋でどうのこうのと説明を受けたあとで2班に分かれて見学をすることに。ゾロゾロと歩いて空いている部屋やら配管やら屋上庭園などを見せてもらった。各部屋にはコンセプトがあるようで食堂の壁にある窓から換気の名目でお風呂を覗けるお料理教室ができる部屋と棚を押すと隠し部屋が出現するおばあちゃんとお母さんと私と娘の4世帯で暮らせる部屋を見た。闇の深そうな部屋しかないのか? ほかにも玄関が二つあるから友だちをたくさん呼びやすいかもしれない単身者の部屋もあるらしい。・・・。
虫が絶対に多そうな集合住宅のガイドツアーも終わって地下鉄に乗る。もうこの時点で17時過ぎだ。ほとんどのイベントプログラムは終了している。だがこれではまだエンジョイエコカードをエンジョイしたとは言えない。言わんでいい。大丸で開催されていた「キボリノコンノ展」に向かう。木を掘って着色したやつがどう見てもリアルすぎるうううな展。確かにものすごくリアルなやつがあった。木を掘って着色したやつもあった。この展示に限らずにすべての展覧会に対してずっと思っているけど撮影をOKにしたら画集を買うやつが減りそうだ。というわけで330円もするごくふつうの紙のポストカードをお土産に購入。そのまま地下鉄に乗って「オリックス本町ビル」に行く。イケフェス期間中の特別公開で28階のオープンテラスに入場できる。きれいな夜景にうっとりしてイケフェス終了。足の痛みを感じながらも地下鉄で難波まで行って「ザめしや24」で890円の「カキフライ&豚かつ玉子とじ定食」を食べた。キタの梅田ではポストカードが330円なのにミナミの難波ではカキフライ&豚かつ玉子とじ定食が890円。大阪の分断ってすごい。そんなこんなで足の痛みを引きずって無事に部屋に帰って寝た。お疲れさまでした。
10月28日と29日のイケフェスから数日後の11月3日。関西のだんじりが集まる「地車in大阪城公園」に行ってみると先ほどまで行われていたらしいパフォーマンスがちょうど終了したようで「元の位置に戻ってください」とアナウンスされている最中だった。タイミングが悪すぎる。仕方がなく屋台をぐるぐると見てから「10円パン」という名の500円するパンを購入。パンというほどパンでもない。のびるチーズが入っていることはなんとなく知っていたけど10円パンの持ち手となる紙パッケージがわりと凝っていた。チーズはそこまで伸びなかった。そのまま目的地に向かう――前に天満橋駅でフランクフルトを購入。よく知らないが京橋駅で有名なフランクフルトらしい。ふつうのおいちいフランクフルト。無職になってから久々にフランクフルトを食べた気がした。無職になる前からそんなにフランクフルトを食べたことがなかった。自転車を走らせて向かった先は「大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)」だった。受付を済ませてガイドツアーの開始を待つ。そう。イケフェスはまだ終わっていなかった。抽選で当選したガイドツアーがまだ残っていたのだ。このツアーでもいろいろな説明を受けた。絶対に一般人では入れないような場所とその場所にぽつんとある模型を見せてもらったし国際会議場の名にふさわしい場所にも行けたし階段を上りまくった先にあるヘリポートにも案内してもらった。だが詳しくは語るまい。ガイドツアーが終了したあとに急いで家に帰って急いで書けばギリギリ締切に間に合いそうな童話のコンテストがあったにもかかわらずケーキセットのモンブランの誘惑に負けて建物のなかにあるカフェ「OIC CAFE」でくつろいでしまって結局まったく間に合わなかった苦い思い出がよみがえってしまうから……ツアーに関係のない自業自得。
そして11月5日。この日もコンテストの締切があった。もういやな予感。どうでもいいけどモンブランすごい小さかった。前の段落のどうでもいい補足をするな。あとガイドツアーが始まる前に窓ガラスに虹の模様みたいなラインが貼られているなあとひとりで気にしていたらツアー終わりにLGBTがどうのこうのという話があって伏線回収された気になった。前の段落の伏線回収ではない話をするな。コンテストの締切はあったが「もりのみやキューズモール」で開催されていた「パン天国~2023秋~」というご機嫌なパンフェスに行ってみた。目当てのパンが1000円した。梅田ではポストカードが330円で難波ではカキフライ&豚かつ玉子とじ定食が890円で森ノ宮ではパンが1000円。しかも食パン一斤ですらないから。エビフライのサンドイッチが1000円だから。さすがにパンごときに1000円は払えんわと不機嫌になって知らないパン屋「ホットクロス」の「シーフードカレー」を購入。こちらは350円。カレーパンに350円は微妙に高いと思いつつシーフードの具が入っているだろうしと納得して帰って食べた。上部スカスカ。中身の上部スカスカ。しかも下部にもシーフードらしき要素が見当たらなかった。もしかしてとろけちゃった? 持ち帰ってオーブンで温めたせいでシーフードがとろけちゃった? 味はふつうにおいちかった。カレーパンがおいちいのは当たり前という前提を考えなければおいちかった。350円もしたことを除けば最高においちかった。そのままだらだらと過ごして夜の10時45分からコンテストに向けて作品を書きはじめて一通り書けたが規定枚数5枚のところ7枚を超えてしまったので応募できなかった。これで9月末から11月5日のあいだに締切のあったコンテストに向けて書いた……のに間に合わなかった小説と童話が計5本になった。もう終わりだよこの地獄。
ポジティブに考えると9月末から11月5日のあいだにあと少しで完成しそうな小説と童話を5本も書いたことになる。超ポジティブ。しかも9月末と10月下旬の締切に合わせて書いて応募した小説と童話が計2本あるからここ数ヶ月で7本ぐらい書いたことになる。7本のうち5本が完成していないことを除けば素晴らしいことだ。この調子で……いくとコンテストに間に合わずに完成しない作品が増え続けることになるので締切に間に合わせられるように頑張ろう。5本も完成させて公開しよう。そうしよう。
これは2023年11月6日に書いた。
前回の続き! を書こうとして途中まで書いたはいいが昨日の疲労のせいか文章がいまいちノらないので来週の月曜日に書く。というわけで今回は先月の振り返りと来月の目標を書いて終わろう。
- 14篇の新作詩をコンテストに応募
- 1本の新作童話をコンテストに応募
「雑記では頭やら目やら足が痛いとしか書いてなかったのにいつの間に!」童話のほうは頭が痛い週にちらっと書いているように10月中旬に応募している。詩のほうは31日に応募した。マァ。よくあることです。詩は短いからすぐに書けるし締切の当日である末日に書いて応募することはおかしくない。詩をコンテストに応募したし図書の本を2冊も読んで返却した。そしてAdobeが頼んでもないのに出題してくる「ことはじめドリル」の10月分の課題を終わらせた。あろうことかPremiereProを使った動画制作を月4本。未来のクリエイターを育成するのに必死すぎだろ。それで月末のコンテストにギリギリ間に合うかもしれないと思って23時2分から新作童話を書き始めたがタイムアップ。これが全部31日の出来事。もう何も考えられねえ。
11月の目標は……どうせ目標を達成しようとは心がけないけど目標を立てようとする前向きな気持ちがだいじ。せめて心がけろよ。とりあえず「コンテストの締切を利用して書こうとしたが当日の夜から書き始めたせいで間に合わなくて完成できなかった作品」を完成させたいッスね。ここ最近の話だとショートショートとSFと童話の3本ね。なぜ3回も同じ過ちを短期間のうちに繰り返してしまうのか? 不思議なことではない。そもそもコツコツと書けないから締切を利用しないと作品を完成できないわけで締切当日に書き始めて失敗するのは当然のことだ。己の無能さがかなしい。投稿するつもりだった動画の制作にも手をつけていない。じつはYouTubeのチャンネルだけは作成した。実際に動画を投稿したら個人サイトのほうからリンクを張るっち。とにかく……とにかく11月は……もう何も考えられねえ。
これは2023年11月1日に書いた。
足が痛くてお尻とお椅子がくっつくぞ。週刊どこか痛い。もう終わりだよこの身体。先週も眼科に行ったしよ。エアコンの掃除のあとに目が瞬きするたびに痛い痛いとなったので眼科に行った。自分ではただの物貰いかと思ったが医者によるとわりと酷い状態になっていたらしい。微妙に診断をぼかされたので結膜炎か麦粒腫かわからなかったが2種類の目薬を処方されて3日で治った。この目薬は使う順番が決まっていて最初の目薬を使った5分後に2番目の目薬を振った上で点眼する。1日4回ね。社会人の生活に配慮のない用法。私は無職のおかげで用法を守ることができた。無職にも守れるものってあるんだ。目の痛みは治ったものの今はとにかく足が痛い。Sサイズピザを500円でお持ち帰りできる「ドミノ・ピザ」の「GoGoGo!ウィーク」キャンペーンで1週間にマルゲリータとトロピカルとドミノ・デラックスの3種を食べたせい? ううん。冷凍の芽キャベツにコンソメの粒とチーズとベーコンを乗っけて電子レンジでチンして食べるだけの雑料理に激ハマリしていたせい? ううん。というのも先週の土日……つまり昨日と一昨日に開催されていた「イケフェス大阪」で1万歩と2万歩を歩いた代償に足が痛くなった。もう昨日の帰り道の時点ですでに足が痛かった。無職をこんなに歩かせるイケフェスとはいったい……? 正解はこの後すぐ!
正解は「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」略してイケフェス大阪でした~。この略称を聞いて正解するやついるの? なんか生きた建築をだいたい無料で見せてくれる感じのイベント。無職になってからつくづく不思議になる。人々はこの手のイベントをいつどこで知ってるンすかね? 自分が無能だからか無知だからか万物に興味がないからか口コミが伝わらないからかイベント情報がまったく入ってこない。100あるイベントのうち5しか知らない気がする。無職だから無料のイベントならいくらでも行けるのに。合同企業説明会に行けよ。「大阪市 イベント」で検索したら真っ先に出てくる情報がウォーカープラスなのもつらい。私と同じぐらい無能だろあれ。そんなことない。そんなことないけど今日や明日や今週末のイベントを探そうとしたら期間が月末や通年や来年までのイベントも含めてずらっと出てくるのでイベントの人気ランキングしか参考にならない上にイベントの個別ページを開いたあとに詳細データのページに移動しないと公式サイトや関連サイトのリンクにアクセスできない。と思って調べてみたら連休開催のイベントを集めたページのリンクがあった。さすがにこういうページがないと終わりだよなとリンク先をよく見たら期間が月末や通年や来年までのイベントも含めてずらっと出てきていた。もう終わりだよこのニュースメディア。そんなこんなで経緯は覚えていないが運良く知ることができたイケフェスに初参加した。まずは抽選で各建物のガイドツアーに参加できるらしいので日程が被らないように予定を組んで7件に申込。そのうち4件に当選したので参加は確定として購入したガイドブックを見ながらイベント当日に特別公開もしくは先着のガイドツアーが開催される建物をマップで探して移動時間を計算して当選したガイドツアーも含めてどう回るか表計算ソフトにスケジュールを組んで印刷したわけです。超ウキウキで楽しもうとしているじゃん。その結果どうなったか? 正解はこの段落の後!
まあ待ちなさい。正解にすぐに飛びついてはいけない。この世にはわからないことばかりなのだ。医学部で医者になる勉強をして医者になる試験を受けて医者になった眼科の医者だって結膜炎か麦粒腫かはハッキリと教えてくれない。この世には尿をためるエコー検査の影響で右の腎臓が腫れたぐらいで手術が必要になるかもしれない病気だと早急に診断して患者に告げてしまう医者もいるが患者に意味のない不安を喚起するだけで存在が不快だ。正解をすぐに教えてもらう前に自分でよく考えなさい。よく考えてわからないならわからないまま保留にしなさい。フリからオチがすでに見えているという意見は無視。イケフェス1日目の土曜日。最初に向かった先は「クリスタルタワー」だった。大阪城公園で目当てのものを撮影するとだいたい一緒に写りこんでくるアイツね。特別公開で1階のロビーが開放されているとのことで行った。特に受付もボランティアも警備員も立っていなさそうな感じでまさに1階のロビーが開放されているという感じ。どんな1階のロビーかというとオフィスビルの1階ロビーという感じ。自分がかつて働いていた会社の本社が入居していたビルの1階ロビーよりだいぶ控えめでおとなしかったッスね。無料で公開してもらっているのに最悪な言い草。このときは「イケフェスってこんな感じなんだ……」と思ったものだが振り返ってみると自分が行ったなかでここの公開がいちばんシンプルで不法侵入感がすごかった。不法侵入感を味わいたいひとにおすすめのスポット。言い草。
その次に「OMM」に行った。旧大阪マーチャンダイズ・マートビル。大阪の文学フリマなどがここで開催されていた。開催されていたよな? ここのオムライス屋に行って豪勢なオムライスを食べたこともある。食べたことがあるよな? 1階のロビーで受付をしてほぼ同じに見えるけど違う2種の缶バッジのうち1個だけをお土産にもらう。開始時間まで時間があったので壁に貼ってある昔のOMMの写真を立って撮影しているやつらの背中を椅子に腰をかけて見ていた。写真の写真を撮る時代。昔の写真なんてインターネットかなんかで探したら出てきそう。写真の写真を撮っていないし覚えていないので確認はできない。ツアーではまずOMMの概要を口頭で説明してもらったあとに2班にわかれてエレベーターで移動して各フロアの廊下等の違いなどを見てから外面のガラスと内側の壁のあいだに人がひとり通れるぐらいの狭い通路というか空間があって二重窓みたく断熱だかなんだかになるというのを実際にそこに入って確認してその他の電気とかの設備を見て回って設備等の監視センターみたいなところも見て最後に屋上まで行って素晴らしい景色を眺めて解散した。この記憶力でガイドツアーに参加する意味あるのか? たぶん撮った写真を見返したり貰った資料を読んだりすれば少しは正確なことを書けるかもしれん。だが正確なことを調べて思い出して書いて何になるというのか。正確な情報を知りたいやつは次にガイドツアーが開催されたら申し込んで行けばよろしい。あるいは公式サイト等の情報を調べて確認すればよろしい。ただの雑記に正確さなんて期待しないでもらおう。だいたい何でも正確さを尊重するようになったら連休開催のイベントの名目で期間が月末や通年や来年までのイベントも含めてずらっと出てくるようになるぞ。息苦しい。
次に「大阪府庁」の本館で行われる当日先着のガイドツアーに参加した。自転車で回るヒューマンにやさしい駐輪場が完備。さらにそのすぐ近くでガイドツアーに参加するための整理券をもれなくもらえる。開始時間の15分前から整理券を配布とのことだったが15分より前に整理券をもらえたような気がしないでもない。開始10分前に並んで館内に入るためのカードを首からぶら下げて改札にピッと当てて入場。ツアーの開始まで時間があったのでガイドさんの指示ですぐ近くの南玄関の壁にあるアンモナイトをツアー参加者たちで探すことに。ツアー開始までの待ち時間にガイドの指示で壁にあるアンモナイトを探すのおもしろすぎだろ。肝心のアンモナイト探しはつまらなかった。そんなことない。肝心のツアーではガイドさんを先頭に本館の見学スポットを回った。吹き抜けホールと議場と正庁の間。各スポットごとにガイドが解説をしてそのあとに撮影タイムが設けられる進行。なんかいろいろと豪奢な内装を見られてよかった。ガイドさんがせっかく解説タイムをもうけて解説したのに何も覚えてもらえなくてかわいそう。
その次は抽選でガイドツアーに当選した「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」へ。1日に3回もガイドツアーに参加するから何も覚えられないんじゃないか? そんなこともあるかもしれん。大谷翔平と同年に生まれて学年がひとつ上のゆとり教育の世代だからな。無職のカスが大谷翔平と同年代アピールをするな。ナフタウエストに行くのはたぶん初めて。イケフェス大阪みたいな略をするな。なんかエレベーターですんごい上がってデスクも何にもないまっさらな広いフロアを見せてもらった。床から飛び出した電源タップだけがさびしく転がっている姿を見るのはかつて働いていた会社の本社が移転したとき以来。ううん? 広島勤務で執務室の引越しをしたときかな。2日前の記憶も定かでない人間が数年前のことを覚えているはずがない。案内されたフロアは確か床と天井のあいだが3mあってこの規模でこの高さはなかなか無いとか言っていた気がしないでもないが比較対象となるものがほとんどないので事実かわからなかった。私の身長が3mあればすぐに測れたのに。窓はガラスとガラスで無の空間を挟む二重窓になっていて断熱などに効果があるとかなんとか。さっきもなんか書いたな。パネルを使った解説を受けたあとで参加者たちは思い思いに眺望を見て回る。そのあとで耐震か免震かの説明を受けながら移動して壁のレンガは陰影を魅せるために手で積んでいるとかなんとか聞きつつ隣の「中之島フェスティバルタワー」へ。あっ。このガイドツアーって「中之島フェスティバルタワー・(中之島フェスティバルタワー・)ウエスト」なんだと中点の真なる意味に気づきつつ耐震か免震かどっちか忘れた何かのためにどうにかしている梁みたいなものがなんとかなんとかの説明を受けて休日には開放していないらしいテラスへ。このあたりは何も覚えていないがカメムシが話題に出たことは確かだ。お土産にハロウィンっぽいボックスティッシュをもらって終了。2リットルの水とガイドブックと今までのツアーでもらった資料の入ったリュックサックにこの立派な長方形のお土産をなんとかぎゅうぎゅうに詰めて次の場所へ。と書こうと思ったけど月曜日が終わってしまう! 正解は11月1日のよろずで!
これは2023年10月30日に書いた。
エアコンのファンを掃除するフワフワのブラシをネット通販で買ったらフワフワが大きすぎてファンの奥に入らなくてろくに掃除できなかったし夜に左目がゴロゴロしはじめて翌日にまつ毛にほとんど阻止されつつも抗菌目薬を点眼してお日様ぬくぬく気持ちいンゴ寝をして起きたら涙袋がセクシーに腫れていて瞬きするだけで目が痛くなった。こんなことならエアコンなんて掃除しなければよかった。掃除しろよ。掃除したけどこれっぽっちも綺麗にならなかった。エアコンのファンの掃除は人生ではじめての試みだから失敗しても仕方がない。29歳なのに今回ではじめて? もともと私は掃除全般をやらない。やれよ。これまでは親や会社が敷金を払ってくれていたから掃除をしなかった。今の部屋は自分が敷金を払ったから仕方なく掃除をしている。人生ってこれだから。誰かが責任を取ってくれるなら何もしないけど自分が責任を取らないといけないときはしぶしぶと自分でやる。それが空見タイガの人生の哲学だから。ゴミみたいな人生。
と言っても本当にエアコン掃除が目の痛みの原因かはわからない。インターネットで調べてみるとハウスダストが原因のアレルギー性結膜炎なんてイカニモ系の病気があるらしいが痒みはない。アレルギー体質でもない。わからない。これまで掃除をほとんどしなかった29歳の人生経験から言わせていただくと物貰いを患っている気がする。漢字にすると急に卑しい感じが出てくる単語。様子を見るッ。そんなわけで瞬きするたびに目が痛い痛いしながら最近のことを書こう。定額サービス「KindleUnlimited」や「U-NEXT」で登録していた無料キャンペーンの終わり際になって急いで電子書籍を読んだり映画を視聴したりしていた。クリエイター様などがよく仰っている「インプット」ってやつね。べつにインプットをバカにしているわけではない。勉強をやらないより勉強をやったほうが絶対にえらいようにインプットが勉強として機能するならインプットすべきである。そりゃそうだ。逃避としての消費を「インプットだから」と言い訳するたわけのインプットもどきに価値がないだけ。ってな感じで昨今の<アイディアを考えたいならインプットしようぜ主義>に賛同したいところだけど正直かなり疑っている。つい最近の話だと図書館でかなりの予約待ちを経て借りられた大大大人気のビジネス書に「10年間のインプットが今に生きている。君たちも未来のためにインプットしようぜ!」と書かれていたんだけどその本の読了時間が35分45秒だった。経験則ではメモをとる程度に独自の内容はあるが科学的根拠はないビジネス書の下限は読了時間50分である。独自の内容もあるし科学的根拠や例示のあるビジネス書は下限1時間半のボリューム。30分で読み終わるレベルになるとセミナーやサロンの香りただよう自己実現がテーマの詩集になってくる。10年間インプットし続けた結果として35分45秒で読み終えるビジネス書を書けるようになると思うとインプットする時間でアウトプットし続けて技巧などを磨いたほうがマシな気もしてくる。インプット最高論に対する反論は他にもあるのだが長編小説として書くつもりなので割愛する。しょうもなさそうな小説。
その何も役に立たなさそうなインプットとして私以外の全日本人がすでに読み終えていると思われるあの超超超有名小説を読んだ。完訳で全7巻ある長編ね。自分が読んだやつは完訳で全5巻。本当に完訳か? 子ども向けに1冊の新書が発行されている。全7巻をどうやって1冊に? 日本では違う題名でも知られている。早押しクイズで早押される説明。無実の罪で投獄されて脱獄して大金持ちになって復讐する。そのあらすじだけで全員が題名をわかってしまうあの小説を29歳になって初めて読んだ。児童向けバージョンも読んでいない。その作品にかぎらず基本的にほぼ全部の児童文学を読んでいない。母親がこれ見よがしに英語で書かれた絵本やらメアリー・ポピンズやらハリーポッターのセットを私のベッドの側面にある棚にぶち込んでいたが全無視していた。部屋にテレビとパソコンがあったからね。よく考えてみると小学生の部屋にテレビとパソコンを置いて最新のゲーム機も買い与えておきながら児童文学を自発的に読んでもらおうと試みる親がこわすぎる。サイコパス心理テストで満点を取ったことがあるだろ。そんなわけで児童向けバージョンを通過することなく大人になって初めて完訳を読んだ感想としては……これ児童が読むにはムズすぎない? 小学生のときの自分には読めない自信がある。当時まともに読んでいた小説は『ねじまき鳥クロニクル』と『玩具修理者』のなかにある『酔歩する男』ぐらいだった。じゃあギリギリ読めそうだな。でも世間ではインテリしか読まないとみなされている有名な海外文学だってストーリーそのものはシンプルじゃん? 思想や構造が複雑でわかりにくいことはあっても誰がどうしてこうしてああしたの部分はわかりやすく説明している。この作品は誰がどうしてこうしてああしたを説明せずにひたすら匂わせて進行するので知名度のわりにストーリーがわかりづらいのではないか。わかりづらいというか……これバリアフリーの逆小説じゃない? 何かに不自由のある人を受け入れないバリアを張っている小説。略してバリア小説。何かがなんなのかは道徳的に問題があるので私の口が裂けても書けん。とにかく「ある種の障害者が読んだら絶対にわからんだろうな」と思いながら読んでいた。子どものころに児童文学によって心を育まれなかった人間の読み方。
ストーリーの進め方が子ども向けとは思えないほかに話の内容にも気になるところがあった。いきなり現れる百合要素とかね。いや伏線は微妙に張ってあった。それでも唐突にぐっとくるガールズラブが出てくる。もしかしてこの作品の知名度はガールズラブのおかげなのかもしれんと疑うぐらい百合ってるくだりがある。しかも片方が(慣れた)男装までする。まさか男主人公が男たちに復讐する物語にこんなに素晴らしい百合があると思わなかったのでニヤニヤしながら読んだ。思い返すと「キングオブコント2023」を観ていたときよりニヤニヤしていた。思い返さんでいい。それより気になるのは……この作品って児童の教育に悪すぎない? 作品の終盤で主人公がちょびっと後悔し始めるじゃん? 復讐をしたはいいけど思ったよりやり過ぎてしまった。マァありがちな展開です。それで復讐の原点となる場所にわざわざ戻って当時のことを思い出した主人公は「やっぱ間違えてなかったわ」と正当化。これが後世に残る作品の条件だから。読者に「え?」と思わせないと後世に残らないから。でもこれはおかしな展開ではない。なぜなら神がいるから。宗教があって神がいると導きとかなんとかで正当化されるから。だから宗教があって神のいる国や時代の話であればこの展開はこれで正しい。正しいんです。神を信じていないくせにこの小説を受容している日本人の精神性ヤバすぎだろ。まず「え?」とすら思っていない可能性がある。あるいは主人公が復讐を後悔しているときに「え?」と思っていた可能性がある。国民性がスカッとジャパン。ざまぁ系が流行るわけよ。そもそも一度は死んだとされる人物が名を変えてシャバに出てくるのって<転生>みたいなもんでしょ。そこに<追放>と<成り上がり>と<婚約破棄>と<奴隷>と<百合>と<ざまぁ>の要素がある。もうこれネット小説の父だろ。小説家になろうで連載したら覇権を取れるぞ。文字の多さでブラウザバックされそう。
あとは映画ね。数年前に映画館で『イエスタデイ』を観たときに「なんてやさしい物語なんだ!」と感動して調べてみると幼少期の私がアンパンマンと双璧をなすほど好きだったとされている海外ドラマ『Mr.ビーン』の脚本家の脚本だと判明した。本当に好きだったかどうかは信頼できない語り手である母親談なので信頼できない。外国の絵本を読ませようとしたり海外ドラマを見せたりキッショい親。なんかそういう情操教育みたいなのってあるけど子どもからしたら「虚栄心キッショい」としか思わないからな。虚栄キッショと反面教師にしないタイプのガキは親と同じように虚栄心の強すぎる大人に育ってつねに虚勢を張って苦しみながら生きることになる。愛読書もざまぁ系小説になる。とにかく私はこの脚本家の映画を観ようと当時かたく決心した。数年の時が流れた。U-NEXTの無料キャンペーンで重い腰を膝かっくんをされて4本だけ観た。『アバウト・タイム』の設定ガバガバすぎてガバない? タイムトラベルの能力をもつ家系に生まれた主人公が恋愛のためにその能力を使うんだけど1回目のトラベルの時点で「え?」となる程度にガバっている。「え?」と思わせないと後世に残らないの条件にしたがってこの作品も世間では高評価らしい。自分としては『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』のほうがよかったんスけどね。主人公が友だちとワイワイたのしそうで。情操教育に反発する人間にふさわしい浅い感想。
話を脱線させまくったせいで0時を過ぎて火曜日になってしまった。パッパと書こう。インプットのほかには「JAM本店」で開催の「紙マーケット2023秋」に行った。なんか……紙のマーケット。紙や紙製品が売られている。ワークショップもある。値段がどこにも書かれていなかった気がする日めくりカレンダーも売っている。とにかくいろいろあったが「ごんぶとノート」と呼ばれる分厚いノートの中サイズと大サイズを1冊ずつ買った。表紙と本文の紙がランダムらしい。表紙はともかく本文についてはよく見ていないので本当にランダムだったかは知らん。中サイズはA5で市販でもそこそこありえそうな分厚さ。大サイズはたぶんB5でかなり分厚くてまさにごんぶとだった。リュックサックに購入したごんぶとノートをドゴッと収めたあとはリングノートをつくる体験をした。表紙や本文の紙を選んで手で動かす機械でがっちゃんしてリングを通して完成。この体験を通して人間的に成長して感性を磨かれて心が豊かになったわけではないが200円で手作りのリングノートを手に入れられたのでよかった。きっと未来の自分が何かに使うだろう。帰りに「グリル ロン」でエビフライからあげハンバーグカキフライのセットにトッピングでカニクリームコロッケを添えて「このセットを業務スーパーの商品で再現したら何円になるんだろう」と思いながら食った。とってもおいちかったです。浅い感想。
おねむの時間なのでねむねむな文章になってしまった。以上の雑記を読めばわかるように最近は自分の創作のほうが疎かになっていたので今週こそは何かしらの作品を公開したい。目の症状が悪化したら何もしない。
これは2023年10月24日に書いた。
眠れないほどのスーパー頭痛モードに突入。前日の夜・昼・夜で計3錠を飲んでようやくスーッとしてきたかと思ったらやっぱりまだ痛い。頭痛持ちと頭痛持ちが合体して頭痛持ちをつくるのって犯罪だろ。そんなことない。電気を消してあとは寝るだけの暗い部屋で頭の片側をドクドクさせながら思ったもん。「こんなに頭が痛いのにアイツらよく子どもをつくろうと思ったな」って。片方が頭痛持ちじゃないならわかるよ。1人の判断が間違うことなんてざらにあるし。遺伝しないかもしれん。でも両方が頭痛持ちだったらせめて1人くらい「この頭痛の苦しみを確定的に味わうことになる子どもがかわいそう」って思ってもよくないか? 空見タイガの不誕生秘話。まあよい。10月になってからクスリが必要なレベルの頭痛が減っているから。理由はわからない。9月に親知らずを抜歯したおかげかもしれないし気温と湿度が下がって睡眠時間が延びたおかげかもしれないし夏より日差しが弱くなったおかげかもしれないしスーパーでキムチを買って食べ始めたおかげかもしれん。スーパーで初めてキムチを買って驚いたんだけどさ。キムチのイメージから想像できないほど甘い。ふつう辛いとか酸っぱいとかだと思うじゃん? 激甘。最初にいちおしキムチを購入してこれがすんごい甘くて冷蔵庫でちょっと放置したら発酵が進んだらしく不安になるほど酸っぱくなった。それでもおいちかったですよ。次に牛角韓国直送キムチを購入したら色の赤さから想像できないほど味がなかった。辛くもないし酸っぱくもないし甘くもない。それで少しずつ食べて冷蔵庫のなかで発酵を待ったら酸っぱくならなかった。ただの臭くて赤いだけの謎の汁に漬けられた白菜。意味がわからなさすぎて頭痛が悪化しそう。
そういうわけで昨日というか今日はほとんど眠れなかったのでもうねむい。先週は童話賞に新作を書いて応募したほかは私以外の全日本人が読了していると思われる超超超有名な長編小説を初めて読み終えた程度。その小説の感想を書くつもりだったが眠気がすんごいので来週の更新で書くとする。
これは2023年10月16日に書いた。
朝も夜もねむい。いまもねむい。1時間や2時間あれば完成するはずの小説や動画の作業に手をつけられないほどねむい。部屋の室温が寝る前に下がりゆく体温を完全再現していてねむい。卓上扇風機のなまつめたい風をからだの側面で浴びていると椅子に座りながらベッドで横になってうとうとしている気持ちになってねむい。もうねむぽ。
というわけで先週は何もしていない。「史跡難波宮跡」で開催のよくわからんイベント「中秋明月祭大阪2023」に行って中華ちまきと月餅(つきもち(げっぺい))を食べた程度。合わせて350円だったけど合わせて350円なだけあってどちらもミニっとしていた。中学生に1食分として与えると虐待と認定される量。小学生のおやつにはいいかもしれん。「これって糸を引くタイプのやつだっけ」とミニちまきを食べ「初めて食べるけど独特な味がするう」とミニ月餅を平らげた。大丈夫? 今のところ大丈夫。
あとは10月後半の予定を組んだり「U-NEXT」で映画を視聴したりした。『ファイナル・デスティネーション』シリーズの2から5まで観たんだけどさ。予知で大事故による死を回避した若者たちが死の運命に抗えずに死ぬやつね。1はだいぶ前に観たのでよく覚えていない。それでこれさ……2すげえムカつかない? みんなで無視しちゃお。陰で糸を引くタイプ。評判を調べてみると続編のなかでは2がいちばん評価が高そう。マァそれはわかるンだよ。最初の大事故のシーンがまず良かった。わくわくした。大事故の舞台が高速道路で互いに初対面のやつらが集まっていたから登場人物の職業や経歴もバラバラでキャラクターが立っていた。1作目とのつながりも死の運命からは逃れられないという設定に則っていてよかったし残ったメンバーで協力して主人公の予知をもとに死の運命を阻止しようと動く展開も熱かった。それで最後の展開……
★ネタバレ★
主人公の予知と死の運命から逃れるための方法がミスリードだったと気づくころにはけっこうな数が死んじゃったけど最後にはその予知を利用して――よかったね!
予知や予兆で死を回避しようと足掻く話なのに予知のせいで大多数が死んでないか? 一人の死を予知したけど予知が不完全だったり間に合わなかったりで防げなかったならわかるけど主人公たちサイドがまんまとミスリードされた結果としてバンバン死んでいったら物語としておかしいだろ。死の運命が主人公の予知とその予知による動きを織りこんだ上でコロコロできるなら予知を利用して抗うストーリーが茶番じゃん。とは思ったものの2を見終わった段階では「なんか終わり方がアレ(アレ)だが2作目がアレ(優勝)なのはわかるな」と納得していた。んだけど4まで見たらいよいよ2がアレに思えてきた。というのも4にも主人公が予知をして動いた結果として登場人物が死ぬシーンがあるんだけど最後の最後に……
★ネタバレ★
「死の運命って予知・予兆も織りこみ済じゃね?」と伏線回収した。
それを2でやれよ。そんなこんなで自分のなかでの順位が変動して最終的には3>4>2>5の順でよかった。3は明らかに尺が余ってそうでテンポが悪くてだりい欠点はあるものの尺余りをごまかすためと思わしき間を主人公らの心理描写に使うことでいつものオモシログロ死にプラスして関係の変化も楽しめる作品になっていた。5は制作サイドが変わったからなのか全体的に登場人物が感じの悪いやつばかりになってオモシログロ死が陰湿なこらしめ死になっていたので良くなかった。死の運命から逃れられないことに善悪は関係ないんだから懲悪になるのは作品の根底から変わってくる。うーん。マァ1本90分程度で観られるシリーズ映画として考えるとどれも面白かったっスよ。90分程度で観られるのにテンポが異様に悪かった3は逆にレアだろ。逆にレアでつまりアレ。
ほかにはおっさんがキレて復讐するジャンルの映画を視聴した。映画はほとんど観ていないのにSAWシリーズとファイナルデッドシリーズとおっさんがキレて復讐するジャンルの映画だけはサブスクリプションでちょこちょこ観ている。このタイプの映画しか観ないやつって全員あたまわるおとあたまわるおんなだろ。そんなこと……ある。映画を専門とする映画心理カウンセラーに秒で心理を分析されてしまう。今週はもっとまともな映画を観よう。先週やれなかったこともやろう。命を大切にしよう。人はいつオモシログロ死してもおかしくないのだから。そんなこと……ある。
これは2023年10月9日に書いた。
10月(2日)になった。温湿度計によると現在15時10分の温度は28.9℃で湿度は25%らしい。このまま冬になったらカサカサ死すること必至。マァよい。今日はやることがあるので先月の振り返りと今月の目標を書いてとっとと終わろう。
- 1篇の新作詩をコンテストに応募
- 1本の新作小説をコンテストに応募
先週は親知らずの抜歯(ぬきは(ばっし))の抜糸(ぬきいと(ばついと))を終えたあとで新作小説の推敲を終えてコンテストに応募した。長かった。長かったよ。本文の長さかな? 4000文字以内のショートショートを書き始めてから応募フォームに必要事項を入力して応募完了するまで8時間。かかった期間は109日。しかも展開に悩んでいたわけでもなく書くことは完全に決まっていてメモまで残していたのに109日。この調子で10万字の小説を完成させようと思ったら2725日かかるだろ。7年ちょっと。空見タイガが新卒で入社した会社を退職するまでの期間よりちょっと長い期間になってしまう。しかし時間をかけた……期間をかけただけあって会心の出来になったのでよかった。4000字未満のショートショートに対する苦手意識がなくなった気がする。そう思って2本目のショートショートを締切当日の23時から書き始めたら間に合わなかった。当然の報い。
10月の目標! いろいろとつくる。うんうん。求人情報をちらっと見る。凝視しろ。読書の秋と映画の秋をする。サブスクリプションのキャンペーン期間終了が迫っている。今週の予定としては締切に間に合わなかったショートショートを今週中にWEB公開する。1時間あれば完成するはず。そして9月に卒業したアドビのオンライン講座「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」のPremiere Proコースの卒業課題として制作した動画を公開する。たぶん2時間か3時間あれば完成できる。なんで卒業したのに完成していないの? 不思議ではない。専門学校のゲーム学科3年コースに通っていた時代も卒業制作のゲームを完成したように見せかけて未完成のまま卒業した実績がある。そういうテクがある。卒業論文を提出しなくても卒業できる通信制を選んで大学を卒業できてよかった。通算3度目の未完成卒業になるところだった。夏休みの宿題をやらない子どもの末路。
とにかく……今月はいろいろとつくる。目標がいつも漠然としているから何も達成できないんじゃないですかね? 完成したように見せかけて卒業する人間にそんな正論は響かない。というわけで本日23時59分が締切のコンテストに向けて今からSF小説を書くぞ! 現在0文字。始める前から終わっている。夏休みの宿題をやらない子どもの人生。
これは2023年10月2日に書いた。
1年ぶり2回目の親知らずの抜歯で1週間が終わった。抜歯してから数日は何を食べるんだっけなと思って去年のメモを読み返したらシュークリームを食べて牛乳を飲んだ以外の記録が残っていなかった。そんなばかな。とりあえず抜歯当日はヨーグルトと豆腐で済ませて2日目から人生初のおかゆを食べてみたらアチすぎて喉をやけどしそうになった。てめえの食べ方の問題。インターネットによると喉をやけどすると窒息する危険性があるらしい。危険って日常のすぐそばにあるんスね。おかゆ以外にはフレンチトーストをつくって食べる。3日目の朝には前日の夜に仕込んだオーバーナイトオーツを食べた。オートミールを牛乳や豆乳に浸してやわらかくして食べるやつ。オーバーナイトて。「一晩浸したオートミール」から1文字しか節約できてない。しかし牛乳ではなくヨーグルトに浸したせいかオートミールが思ったよりふやけなかった。がんばって食べたものの抜歯の痕を塞いで歯茎を守ってくれる血餅(ちもち(けっぺい))らしきものが心なしか減った。そして4日目には血餅らしきものが完全に取れて抜歯後に縫い縫いした糸がしっかりと見えていた……血餅って縫合した上にもできるの? 画像検索でほぼグロ画像みたいな血餅たち(ちもちたち(けっぺいたち))を見ても歯茎を縫っている感がない。1針で穴が見えなくなっているときの血餅はどこにいるのか? よく考えなくても糸の下で安らかに眠っているような気がする。なら4日目までいた血餅らしきものは何だったんだよ。もしかしたら血餅ではなくてっぺいだったかもしれん。てっぺいは流れたものの痛みは起きていないので悪名高きドライソケットにはならなかったようで安心した。ドライソケットになると眠れないような痛みが10日間から2週間は続いて最悪1ヶ月ほど続くらしい。すごく簡単に人生が終わる。親知らずの抜歯ってよく聞くけどよく聞くだけでふつうに手術。若者はマジで就職前に抜歯を済ませておいたほうがいい。まず初診・抜歯・抜糸で最低3日は通う。さらに大学病院なら平日しか空いていない。夜や夕方の受付もないから仕事帰りに寄るのも不可能。そもそも大学病院の口腔外科ってうんざりするほど人がいるんで予約もろくに取れない可能性がある。それでなんとか抜歯できても数日は安静にしないといけない。焦ってガブガブしてドラソケになったら最悪1ヶ月は苦しむかもしれない。だから「学生のうちにやるべきこと」「学生のうちにやったほうがよかったこと」を検索してワクワクしながら学生のうちにやることリストを作成している学生諸君! 親知らずを抜きなさい。勉強なんて社会人になってもできるけど親知らずの抜歯を社会人になってやると有給がゴッソリなくなるおそれがある。学生のうちに親の仕送りで親知らずを抜こう。学生のうちに抜かないなら社会人になってから無職になって抜こう。ドラソケにならなくても人生が終わる。
4日目以降は松屋の牛めしの具(プレミアム仕様)と溶けるチーズと生卵と納豆をオートミールにぶっかけて食べている。本当にプレミアム仕様じゃん。もし牛丼屋でこれと同じものを頼もうと思ったら何円になることやら。抜歯の前にさ。なんかガッツリ食べておこうと思って外食しようとGoogleMapで店を探したのよ。ケチャップソースのオムライスが800円もした。オムライスで800円はさすがに消費者庁が許さんだろ。べつにいい。いやッよくない。自炊でつくろうと思ったら手間がかかるものを考えてみ? ハンバーガー! ドーナッツ! トンカツ! カツ丼! ラーメン! どれもチェーン店があるから外食でも安い。安いんです。「松のや」に行けばロースカツ定食をクーポン利用で500円で食べられるのにそこらのお店のオムライスは800円なんです。オムライスなんて家で作ればいいだろボケ。じゃあ作れよ。そもそもメニュー全体を通して見てもおかしいんです。なんとかフライが盛りだくさんのAランチセットやBランチセットは1000円や1200円ぐらいなのにオムライスが800円になっている。AランチやBランチセットの赤字をオムライスで補填してないか? しかも比較的に安いと評価されているお店でオムライス800円。何ならオムライスのチェーン店でも小さいサイズで900円超。ちょっと小銭を足したら松のやでロースカツ定食を2食分も食べられる。そんなに食べんでいい。あまりにも理不尽だと思って業務スーパーで税抜198円の冷凍オムライスを買ったよ。オムライスがまるごとパックされたやつね。画像検索すればわかる。税抜108円のボンカレーの芳醇デミカレーに解凍オムライスをぶちこんで溶けるチーズをのせて食べたよ。ふつうにおいちかった。べつに800円を出さなくても幸せになれる。チェーン店のカレーうどんごときに700円を出さなくても電子レンジでチンしてつくればもっと安く幸せになれる。チーズも卵も納豆も好きなだけトッピングできる。もともと店頭でも安い牛丼だってそうだ。ネット通販で具を買えばトッピングを豪勢に乗せたオリジナル牛丼を食べられる。安全安心な国産米を使用していない牛丼を安く食べられる。食べられるんです。外食より自炊のほうが“善”なのだ。そんなわけで悩んだ末にサンドイッチ屋「ポケット」で照り焼きチキンのサンドイッチを最後の晩餐として買って帰って食べた。750円したけど後悔してないよ。野菜たっぷりで大ボリュームの照り焼きチキンサンドなんて自分では作れないからね。包丁使えねえから。包丁を使えないやつが自炊の良さを語るな。
秋分の日から湿度が下がりまくって過ごしやすくなってきた。季節も暦を見てるんスかね。過ごしやすくなったからといって創作はしない。しろよ。就活もしない。しろよ。でもさすがに9月にやったことが親知らずの抜歯だけで終わるわけにはいかない。月末までに何か……何か……しない。しろよ。次のよろず更新は10月2日!
これは2023年9月25日に書いた。
9月1日から18日の期間で8日も頭痛薬を飲んでいるのに親知らずの抜歯が近づいてきた。頭痛薬の使用が1ヶ月に10日を超えると薬物乱用頭痛に近づくというのに! そもそも9月で8日というだけで8月18日から数えたら平気で10回を超えている。抜歯の痛みを鎮痛薬なしで乗り越えなければいけない可能性大。そもそも最近は頭痛の回数がやたらと多いと思って一ヶ月に頭痛が何日あったかの記録をまとめた結果……。
- 1月:6日
- 2月:9日
- 3月:6日
- 4月:6日
- 5月:11日 ※薬:8日
- 6月:6日
- 7月:13日 ※薬:10日
- 8月:7日
- 9月:10日 ※薬:8日(18日時点)
すでに薬物乱用になってないか? 薬の注釈がない月もふつうに頭痛薬をキメている。これでも頭痛薬をなるべく飲まずにコーヒーや緑茶でカフェインを摂取してごまかしているというのに。タイミングが合えばそれで治まる。ただしカフェインを摂ると興奮状態になって廊下を永久に往復し続けるのでその日は何もできなくなる。怖。この雑記を読んでいる人間のなかには「空見タイガって無職のくせに何もしねえな」と軽蔑している者もいるだろう。結構。貴様は健康体なだけだからな。怠けずに必死に努力しているから今の結果があるのではなく健康体だから何かができているだけです。逆に健康体のくせに私よりひとつでもできていないところがあるなら貴様は個体としてゴミカス確定だからな。酷。
それにしても不安だ。親知らずの抜歯は右下の親知らずを抜歯してから1年ぶり2回目とはいえ。そもそも何故1年ぶりに親知らずを抜歯しようと思ったのか。というのも左下の親知らずの歯茎がぷにっと腫れてきた。腫れているというか親知らずが斜め上方向に伸びてきて舌サイドの歯茎を侵食してきたところに余った歯茎がぷにっと乗っかっているような感覚。異変に気づいたのは今年の7月13日でこれまで何年も成長していなかったはずの親知らずがこの数ヶ月のあいだに急激に伸びて大きくなっている気がする。なんで7月のうちに歯医者に行かなかったの? 7月は詩集をつくっていたし月に13日も頭痛があったからよ。とにかくどうして親知らずが急に成長するのか気になってインターネットで調べた。調べましたよ。でも既にまっすぐ生えていた下の親知らずが舌サイドの歯茎に侵食するかたちで再成長するケースが出てこない。Yahoo!リアルタイム検索で「親知らず 再成長」と調べるとわりと呟いている人間がいるようなので現象としてありうるにはありうるらしい。でも歯医者が初診患者を増やすための撒き餌として投稿している歯の健康に関するブログには書いていない。撒き餌のコラムもない。せいぜい「上下で噛み合う歯がないと伸びてくることがあります」とさらっと書いてある程度。うーん。確かに私の親知らずは下2本だけで上2本は生えていないが。答えがわかったじゃねえか。しかし疑問は残る。どうしてあんなに公式ブログや公式コラムにおいて親知らずの再成長について言及が少ないのか。言及はあっても【斜めに生えた歯が頬サイドや舌サイドに伸びてきて痛いので抜くパターン】の解説や体験談はあるのに【まっすぐ生えている歯が舌に刺さらない程度に歯茎を侵食するかたちで上に伸びるパターン】について見当たらないのはなぜなのか。いったい……なぜ!?
- 親知らずがまっすぐ生えている
- 親知らずが下2本だけ生えている
おそらく1と2の条件を両方満たしているケースがそもそも希少なために親知らずが再成長した系情報ブログが少ないのだと思われる。答えが出ているじゃねえか。あと定期的に歯科健診に行っておけば2の時点で医者から「親知らずが伸びるかもしれないので早めに抜いたほうがいいですよ」と忠告してもらえるのかもしれん。とにかく親知らずは伸びる。伸びるんです。インターネットにまとまった情報が少ないだけで。親知らずが再成長した系情報ブログを立ち上げたら親知らずが再成長した界隈のPV(ページビュー)を独占して天下を取れるぞ。1回アクセスしたら抜歯で終わりの天下。ちなみに親知らずがいきなり再成長する原因についても根拠はないが答えはある。たぶん隣の歯が死んだ。たぶん。少なくとも右下の親知らずを抜いたときは隣の歯がたいへんなことになっていた。よくある「横や斜めに生えた親知らずが隣の歯に影響を与えて」ではない。なぜなら私の親知らずは両方ともまっすぐ生えていたから。つまり親知らずの隣の歯が単独行動で死んだ。おまえの普段の行いのせいだろ。それで死んだ隣の歯のかわりに「おまえの代わりになれるように頑張るから!」と親知らずくんが急激に成長したのではないでしょうか? エログロのインパクトで連載しているだけの壮年向け少年漫画よりよっぽどアツくて青春で泣けちゃうね。まあわからない。今回の左下の親知らずについては歯茎がぷにっとして親知らずの面積が明らかに大きくなりつつあることで抜歯を決意しており隣の歯がしみたり痛んだりはしていない。とはいえ抜歯にあたってレントゲンを撮ったからわかるでしょ? ううん。1年前のやつがあるから撮らなくていいんだって。本当? 上は成長したのに下は成長しないのか。下ネタではない。純粋な疑問として親知らずの根っこが1年前より下に伸びたり太くなったりして大きくなっている可能性はないのか。下ネタではない。そもそも1年ぶりにやってきた患者だぞ。どうせ治療することになるんだからレントゲンだかCTだかを撮ったほうがいいだろ。不摂生のやつがえらそう。
そんなこんなで「1年でごんぶとに育った歯の根っこがなかなか抜けなくて術後に激しく痛み出しても鎮痛薬を飲めないかもしれん」と不安に思いつつも大阪城公園で開催されていたフードフェス「テレビ大阪 YATAIフェス!2023」に行って「資さんうどん」の肉ごぼ天うどんと「Team酔っしゃ」のソフトクリームを食べた。福岡のうどんは「ウエスト」一択だったので資さんうどんのうどんは食べたことがなかった。LINEにダチ登録で100円引の700円も払っただけあって量もあったしおいちかった。マァこの手のイベントでの出店ってちょっとお高めだよなと思いつつお店の公式サイトでおしながきを調べたら肉ごぼ天うどんは税込760円だった。物価高(ぶっかたか)。それでも大阪市内にあるうどん屋よりかはまだ安いか。なんかもう外食への行きたくなさがスゴいもん。料理の質は以前と比べて変わらないどころか悪くなっているかもしれないのに値上げ。ホテルならわかるよ。3連休だからとサービス変わらず料金だけダイナミックに値上げをしても需要は確実にある。でも飲食店が値上げをしたら一般人はスーパーに走って自炊するだけなんスよね。飲食店の未来は暗い。無職に憂慮されたくない。それでも抜歯の前にガッツリと外食しておきたいものだ。それが最後の晩餐になるかもしれないから……。無職の未来は暗い。
先週は歯医者とフードフェスに行って終わりか。それでおまえの先週<人生>は終わりなのか? そんなことはない。書きかけの短編小説に今日の朝から手をつけて一通り完成させはした。今週の話じゃん。4000字程度の短編。でも明らかな矛盾点があるので推敲で直さないといけない。4000字程度で矛盾点をつくりだすのってクリエイティブの才能があるだろ。矛盾点というより登場人物の座標が定まっていなくてAさんがBさんにどの方向から話しかけているのかあやふやになっている感じ。あと登場人物の名前を決めずに仮置きしたので変更の必要がある。4000字程度に課題を二つもつくりだすのって! それでやっと直して完成させたとしても親知らずの抜歯が待っている。親知らずの抜歯によって頭痛がピタリと止まればいいが続くとしたら頭痛薬には頼れずに寝込むことになるだろう。無職の未来は暗い。
これは2023年9月18日に書いた。
部屋でヤモリを発見してひっくり返ったので先週は何もできなかった。弱すぎる。だが問題はすでに解決した。夜行性のヤモリをおそれて遅寝遅起き生活になっていたせいか同じ部屋に棲んでいるヤモリの体内時計<運命>も狂いだしたらしい。ヤモリは朝11時に空見タイガのすみかであるパソコンデスクの周辺で元気よくうろちょろしていた。遅起きしたばかりなのにベッドに一度ひっくり返りつつも最終的には1418円もするフマキラーの冷凍ジェットをヤモリに噴射。もがき苦しんでいるようにしか見えないヤモリをそっと捕まえてベランダの溝に放して闘いは終わった。ゴキブリもそうだけどスプレーをかけられてもがき苦しむのやめろよ。無理な相談。今回なんてわざわざ殺虫成分のない冷凍ジェットをヤモリのためだけに購入したのに死ぬほど苦しんでのたうち回る。少なくとも人間サイドからはそう見える。瞬時に冷凍されて動かなくなれよ。なんかあまりにも苦しんでいるから痛感したもん。北海道から出たことがないやつとは永久にわかりあえないって。どういうこと? あいつらは日常生活においてスプレーの噴射によりむちゃくちゃにもがき苦しむゴキブリやヤモリを見たことがないので命の重みがわからない。せいぜい「クマに襲われて食べられちゃうかも」と被害者面する程度。実家暮らしで親に虫を退治させているやつも同様。そいつらの生に葛藤はない。悩みはない。悩んでいても大したことはない。マジで。ゴキブリに殺虫剤をかけてみ。悪意のないゴキブリを目障りだという些細な理由で必要以上に苦しませて死なせている現実に葛藤することになるから。世の哲学者や思想家も一度はゴキブリに殺虫剤をかけて退治してきたんじゃないかな? 海外旅行をするよりゴキブリが人間の業により苦しみながら絶命する場面を間近で見たほうが価値観が180度変わるよ。フマキラーやアース製薬などは人間に命を奪うことのおそろしさを教えて人格面の成長を促すためにあえて対象を瞬殺できない弱いスプレーを販売している。心のない人間が住む土地こと北海道に幽閉されているやつは虫のかわりに襲ってきたクマにスプレーを噴射して人間的に成長したらどうだ。対象に瞬殺されそう。
とにかくヤモリはいなくなった。これで思う存分に創作をやれるぞと思ったが晴れた日にフマキラーの虫よけバリアスプレーを窓ガラスに噴射してから喉がイガイガしだした。Amazonのレビューを見ると「喉が痛くなる」と何件も書いてあるし公式サイトを見ると一部ロットを自主回収すると書いてある。これも人間的成長を促すための教育なのか? 虫を見たくないという理由で軽率に殺虫剤を使おうとする愚かな人間どもに殺虫剤の苦しみを教えるためにスプレーの威力を強くしているのか? そんなこんなで喉のイガイガとヤモリの発見による生活リズムの乱れのダブルパンチで体調が悪くなってきた。スプレーによりもがき苦しんで死ぬ虫とは私のことだったのだ! 今週も何もできなさそう。
これは2023年9月11日に書いた。
頭痛薬を飲んだのに頭が痛くて絶望しているから何も書くことはない。室温32℃でエアコンをつけず扇風機をつけた状態で夕方寝をしただけなのにこの仕打ち。夕方に寝るな。夕方に寝た理由はある。昨日の夜に部屋でヤモリを発見したので寝られなくなって朝4時に寝た。まだ新コロの療養中なのに。ずっと部屋でヤモリを発見しているが秒で隠れてしまうので捕まえることができない。マジで。実家暮らしをしているやつがモテないのってそういうところなんです。どういうこと? だって実家暮らしをしているやつは部屋にヤモリが出現してもママが退治してくれるだろ。ママにヤモリを退治させているやつは何をやらせてもだめなんだよ。生に葛藤がない。何も悩んでいない。悩んでいたとしても大したことではない。一人暮らしの人間は部屋に招かれざる客が出現したときは自分ひとりで対処しないといけないので仕事だけではなく日常でも葛藤を経験する。ヤモリって害虫を食べてくれるらしいよ。でもヤモリってふんするらしいよ。糞害だよ。憤慨。そもそもヤモリって爬虫類だからな。部屋に野生の爬虫類がいるんだぞ。こわいと思っても面倒だと思っても自分が立ち向かわなければ物事が解決しないと一人暮らしの人間は学んでいる。でも実家暮らしの人間はこわいこわいでみないみないからいないいないをしておけばママやパパがいつの間にか片付けてくれる。そんなやつが家庭を持とうものなら地獄の発生ですよ。お皿は自動的に片付かないしヤモリは自動的にいなくならない。この当たり前の現実を知らないので実家暮らしは忌避される。本当に。ヤモリは自動的にいなくならない。ずっといる。ちょっと前に発見してからずっといる。このまま放置すれば増えるかもしれない。まだ見たことのないふんも増えるかもしれない。一人暮らしはこうした葛藤の連続だから。己の怠惰がすべて自分に返ってくる現実世界だから。じゃあおまえも無職なんだし実家に帰って暮らせよ。実家暮らしで親の介護をしないといけなくなったらヤモリを退治するより無理だから無理。一人暮らしの人間はこわいこわいでみないみないからいないいないをしておけばママやパパがいつの間にか片付いている。まだまだ蒸し暑い夜をヒュッと涼しくしてくれるホラー発言。
新コロのほうは症状が出てから10日が経ったのでそろそろ落ち着いてきた。左脇に一目でわかる大きなしこりができているとか鼻水が無限に生成されるとか気になることはなくもないが味覚異常などの症状は出ていない。ひたすらマインスイーパで遊んでいるので後遺症でもう何も考えられねえってことも現状なさそう。今日は現代詩を書いてコンテストに応募した。正確にはコンテストではないが作品の募集はすべて「コンテスト」と呼ぶことにしている。雑。コンテストの締切に向けて短編小説も書いている。新コロに罹る前から書いていたが小説として超つまんないので残り数行で放置していたやつ。自分でも信じられないよ。残り数行で完成するのに1秒も向き合わないで1ヶ月も放置するなんて。短編小説がヤモリだったら死んでいたぞ。短編小説がヤモリでも死ぬわけではない。新コロの後遺症でうまく書けなかったと言い訳したくなるほど話がつまらなくて全文をボツにしたくなったがオチの文章の順番を変えたらうまくまとまりそうだった。小説ってそういうもん。今週中にコンテストに投げる。そしてほかに放置しているありとあらゆることに着手する。ゲーム制作だってきっと開始する。進捗がないせいで更新ができない進捗報告用のTumblrだって更新する。たぶんする。おそらくする。部屋でヤモリを発見してひっくり返ったらしない。
これは2023年9月4日に書いた。
長編小説が永久に完成しない。なぜなら1分も書こうとしなかったから。理由がそれしかなさすぎる。われわれの知らないところで新しい生命体が誕生したとか宇宙が膨張し始めたとかちゃっちな真実はまったくこれっぽっちも関係なくて私が書かないから完成しない。いわゆる「きみ」と「ぼく」の関係。私の長編小説が完成しない構造はセカイ系に相似しているんですねえ。24日に罹った新コロの後遺症? 後遺症のせいかもしれん。熱は下がったが痰が出るし乾いた咳がけほ…………けほの頻度で出る。1咳ごとにカロリーを消費するのでふだん卵かけ納豆オートミールしか食べない私の体力はパソコンの前で座っているだけでゼロ。だからヘンなことを書いても仕方がない。1分1文字も書こうとしなかったけど8月末締切のコンテストに出したいと思っていた長編の冒頭を読み直したら死ぬほど面白かった。コロナ関連死になるところだった。マジでこのスーパーハイパーウルトラオモシロ長編小説を公開も販売も頒布も配布も発表もできないなんて悲しいよ。永久に完成しないからな。再就職先も考えないといけないしよ。
8月31日で無職2年目が終わったので再就職先を考えないといけない。「2年間は無職になろう」と最初から決めていた。私は不登校になったことも留年したことも浪人したことも出社拒否したこともないのでこの2年間が人生で初めての空白期間になった。ずっと前から思っているけど不健康な人間ほど限りある人生に自由な時間が生まれる現システムって不平等すぎるだろ。全員の人生が永遠にあるなら不健康なやつのほうがかわいそうだよ。だって不健康だからね。でも全員の人生には限りがあって事故や病気でもっと短くなりうるわけだから適度な不健康を理由に自由時間を確保できたほうが幸せだよね。今だと健康体のやつは65歳まで働かないといけないんだから。65歳! ここまできたら自由時間も残りわずかですぞ。関節もたぶん痛いぞ~。というわけで無職として2年間を無意味に過ごせたことは自分にとって有意義だった。もし私がこれから死ぬまで働くことになろうとも27歳から29歳までの2年間を自由に過ごした思い出があるので生きていける。明日になって急にけほけほが悪化して死んでも「こんなことならもっと自由に生きておけばよかった」とはならない。なぜなら20代のうちに2年間も自由にだらだらしたから。「若いうちから努力しなかったからみじめな老後を送ることになるんだよ」と言われる未来になっても平気。そもそも老人の時点で全員みじめだから。そんなことない。とにかく私は無敵だ。あとは再就職先を見つけるだけ!
急募:腰を痛めなくて体が欠損しない肉体労働。IT系にはもう行きとうない。IT系に集まる存在には人格に問題がある。そんなことない。というかデスクワークをしているやつらって全員アホなんだよ。そんなこともない。「座りっぱなしは寿命が縮まります。運動をしましょう」とお金を払ってジムに行く。肉体労働だったら体を動かしてお金を貰えるのに。ジム通いによって時間も失っているからね。最初から肉体労働をしていたら失わなかった金と時間をデスクワークで失っている。もちろん腰を痛めて体が欠損する肉体労働のほうが失うものは多い。治療のために金や時間を死ぬまで失うだろう。だが腰を痛めなくて体が欠損しない肉体労働なら? 健康体でいられて寿命も延ばせてパフォーマンスがいいかもしれん。そういう仕事を探したい。できることなら目にやさしい仕事がいい。パソコンの画面を趣味や余暇以外で一秒も見たくない。大草原でヤギを追いかけ回すような仕事がいちばんいい。大阪市から通勤できる場所には絶対になさそうな仕事。
無職2年目の振り返りをしようと思ったけど思い返してみるとこの1年は本当に何もしていないのでやめておこう。年末にまとめてやる。そのかわり8月の振り返りをしておこう。
- 3篇の新作詩をコンテストに応募
8月もまた0ポイントになってしまった。その月のやったことリストの行に「詩」が含まれていると0ポイントになる。そういう公的制度がある。1ヶ月で10ポイントを獲得すると世界の崩壊を防ぐことができるらしい。だから世界は着実に崩壊している。今月も来月も再来月も崩壊する。それがセカイ系だから仕方がない。というわけで9月。療養を最優先します。ふつうのことを言い出した。病み上がりに無理をしないのが世の理<ルール>。来週やれることは来週やろう。来年やれることは来年やろう。来世やれることは来世やろう。長編小説が永久に完成しなさそう。
これは2023年9月1日に書いた。
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)に罹った。19日に高校野球の順々決勝を見に行ったせいだろ。沖縄に行けばよかった。沖縄の海で泳いでいればずっと屋外だったから感染しなかったはず。阪神甲子園球場も観戦する席は屋外とはいえグルメの並んでいる通路は屋内だし人がゴミのようにいた。ムダに高くておいしくもないメシを食べてムダに高いふつうのドリンクを飲んで鼻を日焼けしてタオルを盗まれたかもしれなくて大差でつまんねえ試合を観戦して感染。もしも願いが叶うなら2023年8月19日がなかったことにしてほしい。8月19日の空きには8月20日をつめてほかの日も空きにつめていって8月最終週の木曜日には31日のかわりに32日を置けばよい。後遺症でおかしくなったとしか思えない発想。
コロナになって今が何日目なのかわからない。わからない。8月24日の風呂上がりに喉に違和感があったので24日を発症日0日目としておくと4日目になる。しかし24日の夜はほぼ25日みたいなもんだから3日目の可能性もある。どうでもいい。その25日の昼間に高熱や悪寒と入れ替わるかたちで喉の違和感が消滅。何度か寝ているうちに頭が痛くなってきて体温も39.4度まで上昇してトイレで嘔吐する。このままでは孤独死するかもと震えていたが頭痛薬を飲んだらすっかりラクになった。悪寒で震えていただけ。とりあえず元気なうちに行動しようと大阪市新型コロナ受診相談センターに電話をかけて電話相談窓口のページに記載されている相談内容(例)
のとおりに「かかりつけ医がいません。土曜日に診察できる病院が分からないから教えて欲しいです」と相談したら「病院はほかのページから調べることができます」と返ってきただけで終わった。なんだこいつ。
仕方なく自力で調べて26日に電話で予約をとって朝イチで病院へ。なぜか両膝下のみの筋肉痛でガクガクになりながらも向かった病院で採血と検査をして無事に陽性と判明。同時にインフルエンザの検査も行ったのもあって請求額は薬代も合わせて6000円ぐらいした。普段使いの頭痛薬を飲んで耐えていたほうがいい額。しかも貰った薬がカロナールとトラネキサム酸でコロナ専用の薬というわけでもなさそうだから本気で市販薬で済ませておけばよかった。後悔しても6000円は返ってこない。解熱鎮痛薬のカロナールを飲んで昼寝しているうちに体温が37.8度まで下がったものの夕食を摂るころには39.7度まで上がった。だから追加でカロナールを飲むべき……なのだろうか? 薬局で処方してもらったときには「熱や痛みがあったら飲んでください」と説明されて「熱って何度が目安ですか」と質問したところ「38.5度」と返ってきた。実際は38度だったかもしれん。どちらにせよ39.7度なら間違いなくカロナールを飲んで熱を下げたほうがいいはず。この薬はそのために生まれてきた。JPOPの歌詞にもそう書いてある。しかしまったくこれっぽっちも倦怠感がない。痛みもない。39.7度あるけど超元気。39度の熱が出ているが元気なときに解熱剤は飲まなくていいか調べてみたところ子どもの例しか出てこなかった。高熱でも元気そうなら解熱剤をお子さんに飲ませなくてもいいそうです。高熱でも元気そうな29歳の空見タイガには解熱剤を飲ませたほうがいいのか? わかりませんでした! Google検索の劣化が嘆かわしい。そういうわけでカロナールを飲むか保留していたが部屋でヤモリを発見して38.6度まで下がったものの寝る前に39度を超えて両膝下のみの筋肉痛が復活したため最終的には飲んで寝た。なんだこいつ。
27日になってようやく喉に痛みが出てきた。と思ったら鼻づまりにより喉がカラカラしていただけらしく鼻水や痰を体外へ排出しまくっているうちに治ってきた。この日も39度を超えたが筋肉痛もなくなって完全に元気だったのでカロナールは飲まないことにした。ウワサの味覚異常なのか何なのかブリタで浄水した水道水が異様においしく感じた。そして本日28日もようやく喉に痛みが以下省略。今の体温は37.4度。もちろんピンピンしている。鼻水と痰が無限に生成される程度。それもこまめに排出していたおかげで夜には気にならなくなってきた。というわけで現時点ではそこまで重症ではない。これから後遺症が出るおそれはある。未来のことなんてだれにもわからないさ。JPOPの歌詞にもそう書いてある。
そっか。病気だったから先週は何もできなかったんだね。心ある閲覧者よ。病気中の人間がこうやって文章を書いているのに健康体の貴様がどうして文章を読めないのだ? よく読めばわかるとおり病気で苦しんでいたのは25日の金曜日だけ。しかも熱と悪寒が出てきたのは昼間から。そして頭痛薬を飲んでその日のうちに癒えている。さらに貴様がもう少し注意力を働かせれば何度か寝ているうちに頭が痛くなってきて
と書いてあることがわかるはずだ。つまり熱がある段階ではべつに頭が痛くなかったし吐き気もなかった。ところで寝過ぎは頭痛を誘発する。また頭痛は吐き気を誘発する。頭痛が吐き気をもたらさなくても食べて飲んですぐに横になっていれば気持ち悪くなってもおかしくない。そもそもおかしいではないか。39.7度あってもピンピンしているやつが何故39.4度だと体調が悪くなるのか? これはもはや高熱や感染症は関係ない。寝過ぎたせいで頭が痛くなって気持ち悪くなって吐いただけ。病気で寝たきりになっていたわけではない。そもそも25日の夜に電話をして病院を調べるだけの体力があったことも確かだ。ではほとんど健康とも言えるこの時期に私は何をしていたのか? 8月31日が締切のコンテストに向けて間に合わないにしても少しは小説を書き進めようと努力したのか? 「Solitaire & Casual Games」で遊んでいた。「Spider」でずっと遊んでいた。カードをシュッシュッと移動させて山札を片付けることに夢中で小説なんて一文字も書かなかった。なんだこいつ。
そういうわけで次の更新予定日である9月1日にこの雑記が更新されていなかったら病状が悪化して孤独死したと思ってくれ! かなしい終わり方。
これは2023年8月28日に書いた。
8月15日が8月15日にならなくて済んだ。この文章の意味を掘り下げると人間性を疑われるので先週のよろずで察してくれ。なくていい。とにかく「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」の卒業課題を提出した。Premiere Proで制作した30秒以内の広告動画。よかったよかった。無事に動画を提出できて。ぱっと見は完成しているように見えなくもないが実際には完成していないものを締切の23時59分にアップロードした。未完成じゃん。無事に動画を完成できたとは書いていない。とにかくこれで修了証明書をもらえるだろう。生涯学習により学割を行使する者として7月に試験を受けた科目についても結果が返ってきて無事に合格できたようでよかった。これで8月までに絶対に終わらせないといけないタスクはすべて終わった。あとは趣味の目標として月末までに長編小説を完成させてコンテストに応募するだけ。すでに8月21日なんだが? これを書いている時点でもうほぼ21日が終わりかけている。そんなばかな。たしかに卒業課題の制作がいやすぎて何もしなかった日やしぶしぶと課題を制作した日があったとはいえ秒で20日がなくなった。上位存在が私の人生を動画編集して「ジャンプカット」している可能性がある。覚えた言葉をすぐに使ってしまうかわいい人間になんてむごい仕打ち。冒頭から8月15日をネタにするやつには十分な仕打ち。
未完成の卒業課題を完成したように見せかけて提出したほかは「阪神甲子園球場」で開催中の「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」の準々決勝を見に行った。人生初の甲子園での観戦。そもそも野球観戦が初めてのはず。たぶん。準々決勝は順延により土曜日の開催だったのもあって金曜日の午前10時に発売開始されたチケットもすぐに大半が売り切れた。しかしこの手のチケットは支払い直前に表示される座席番号を見てから注文をキャンセルする人間と支払期限までに支払いを済ませないナマケモノがいるので諦めずに購入ページを更新し続けていれば座席を確保できる。というわけで1塁側と3塁側の指定席に挟まれた中央指定席の中段の席をゲットした。午後に日が差すとされている3塁側の指定席に近いかつほぼ前段と言える前よりの位置ではあるが違う席を確保できる自信もなかったのでそのまま手数料込で4530円のチケットを決済して引き換えて当日。朝8時の試合開始に間に合うために朝5時に起きて甲子園球場へ。余裕を持って着いたので1100円もする大会タオルを購入して並4個で600円もするごくふつうの甲子園からあげを食べながら試合開始を待つ。試合が開始する。売り子が飲み物のペットボトルを300円で売り歩いても家から持参してきた分があるからかだれも買おうとしない。まだツッコまないぞ。10分間のクーリングタイムや次の試合が始まるまでの長い時間には席を立って球場内にグルメ巡り。コールドストーンアイスキャンディ300円や牛たんカレーパン400円や応援に合わせてスプーンでほぐせるパッサパサの白ご飯がおいしくない甲子園カレー700円やドリンク付きのパンケーキというよりかはクレープみたいな小っさいスフレパンケーキ600円を食べつつ第2試合や第3試合と観ているうちに持参していた4本のペットボトルがなくなった。というわけでしぶしぶと凍らせたペットボトル350円を2回にわけて購入して計700円。そろそろ格安飛行機で沖縄まで往復できそうな気がしてきた。席も午後になる前から日がギンギンと差し込んでいてアチアチだったしこんなことなら外野席700円のチケットを購入すればよかった。なんで4530円も払ってこんなにアチアチなんだよ。家から持参したタオル3枚に加えて朝に購入したばかりの大会タオルを開封して頭に巻きつけてやっと耐えられる程度。と書いているうちに8月22日になっちゃったけど悲劇はここからだ!
どの試合もだいたい大差で延長もなくサクサク終わる。そこで迎えた第4試合なんて日陰になってラクに観戦できるとはいえ5回終了時点ですでに0ー8。だりい試合だなと思いつつも10分間のクーリングタイム中にトイレに向かおうと席を立つ。盗難を注意するアナウンスもあるし自分が通路側の席なのもあって全荷物をささっと持ってトイレに行って即座に戻っているときに思い出した。日陰になって不要になったからと膝の上にとりあえず置いていた大会タオルを荷物のなかに戻さないまま席を立ってしまった! 急いで座席周りと全荷物を確認した。なかった。なくした。なくしたというか……0ー8だから途中で帰ったと思って誰かが盗んだだろ。先ほどまで「むき出しの足が熱くて痛そうだなあ」と思って見ていた気がする通路を挟んでとなりのおっさんの膝に置かれている大会タオルを疑いのまなざしでにらみつつも遅延行為としか思えない牽制の数々やスカウトに選手を見せたいだけちゃうんかという怒濤の選手交代を経て0-9で迎えた9回裏。選手交代の影響もあって今までノーチャンスだった後攻側が連続で出塁する。それで後攻の高校を応援している3塁アルプス席の応援に3塁指定席の連中が乗っかるのはまだ当然だとして中央指定席のやつらも熱烈に応援し始めた。この時点で唖然としていたから確認していないが下手したら先攻側のアルプス席に近い1塁指定席のやつらも応援していた可能性がある。それぐらい球場全体が沸いていて何かが起こることを期待していて「佐々木麟太郎まで回せー」と叫んでいた。数千円のチケットを購入して300円のペットボトルを買って700円やら1000円やらするグルメを食べている大人のやることがタオル盗みと片方のチームに肩入れをして意図的に盛り上がりをつくりだして部活の全国大会で真剣に試合をしている高校生たちにプレッシャーをかけることなのか。タオル盗みは確定してないだろ。大人がやっていいことじゃない。佐々木麟太郎が打てるわけがない! 大人が言っていいことじゃない。それで実際に佐々木くんまで打席が回って打ったはいいけど1塁まで間に合わなくて試合終了。「良い試合だったね」と感想を言い合う観客たちを背に「どう考えてもひどい試合だったのに9回裏を自分たちで盛り上げることができたら即座に思い出が改変されちゃうのか?」とドン引きしつつも失った大会タオルのかわりに大会ミニタオルを購入して頭イタイタイと思いながら家に帰って鏡をよく見たら鼻だけ真っ赤に焼けていた。こんなことなら沖縄に行けばよかった。
火曜日の更新になっちゃった。いつも月曜日の23時59分に更新しているから火曜日に更新しても誤差みたいなもん。いやあ。もう高校野球は絶対に観に行かない。べつに外野席の観客があんな感じだったらよかったんスよ。4530円のチケットを買った大人たちがあんなに薄情だとは思わなかった。ローチケから買うと手数料マイナス4000円とかで買えたりするのか? もともと応援しているチームのチャンスを応援したからああなったというより退屈だった試合がオモシロい試合になることを期待して応援する感じがとにかく悲しかったね。そもそも今まで数々の強豪を倒してきた先攻側の高校を応援していたやつが多かっただろうにさ。どうせ9点もひっくり返せないと思っているからこそ露骨に肩入れできるのもあるんだろうな。そういう残酷さを試合中に考えていたら佐々木くんの打席で涙が出たよ。この日のことがきっかけで野球がいやになったらかわいそうだ。少なくとも自分は高校野球の観戦はいやになった。この文章を書いていても涙が出る。8月ももう終わり。このいやな思い出を8月の終わりにしないように今週はやれることを全部やっていきたい。頑張りたい。良い大人になりたい。善い人間になりたい。鼻の日焼けを早く治したい。
これは2023年8月22日に書いた。
8月15日が明日に迫っている。あの終戦記念日が。あの台風7号が大阪に直撃する日が。あのAdobeの無料オンライン講座「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」の卒業課題の提出締切が。終戦記念日に締切を被せるって非道じゃないか。みんな戦没者を追悼したり平和を祈念したりするのに忙しくて課題を提出する時間なんてないのに。Adobeはアメリカの会社だからか? しかもPremiere Proコースを学習しているので課題として動画を制作して提出しないといけない。無職の特権を生かして高校野球をテレビでだら見していた空見タイガには重すぎるタスク。いやッでもそれ以前におかしいんだよ。最後の講座動画の配信が8月2日。それで提出締切が8月15日。素人が2週間で動画制作を!? 夏期休暇やお盆休みがあるタイプの働きびとはともかくカレンダー通りの休みしかない働きびとは制作期間が5日しかない。無職なら2週間あるじゃん。高校野球があるからない。とにかく先週は「課題をやりたくないよう」と思いながら11日から動画に利用する素材をぽちぽちつくった以外には何もしていない。先週と言いながら金曜日から作業を開始してやがる。金曜日も先週の一部。このように重いタスクが迫っていると何もしなくなることを「図書延滞効果」と言う。図書館から借りた本を延滞していると本を返却するまですべてのステータスが低下して何もできなくなる。今回は課題の提出日が迫っているのですべてがFになる。何もしていないのでこの雑記に書くこともない。というか雑記を書く暇もない。べつにぃ課題を締切までに提出しても特に役に立たない修了証明書がもらえるだけだし無料で受けた講座だからサボってもいいけど受講したからには最後まで頑張りたいじゃん。特に役に立たないとか言うな。というわけで今日のよろずはこれでおしまい。課題をきちんと提出できたらTumblrに制作に使用した画像の一部をアップロードする。完成した動画は9月以降に公開する。もしもTumblrが更新されなかったときは……そのときは……8月15日が8月15日になる。やわらかよろず史上まれに見る非道なオチ。
これは2023年8月14日に書いた。
めずらしく朝6時に散歩してみたら挙動のへんなやつが平日の昼間より多かった。というか女がいなかった。男が多かったから挙動のへんなやつが多く見えただけの可能性もある。どう考えたらそんな可能性が生まれるかは口が裂けても書けん。とにかく男が多かった。23時に歩いたときのほうが女を見る。23時には女が多くて夏の明るい朝6時には男が多い。いったいなぜ? まあわからんでもない。清潔感を重視する健常者の女性は朝シャンの手間を考えて早朝に汗を流したがらない。男性は髪が短いので朝シャンがそこまで手間ではないか汗くさくても他人に迷惑をかけないだろうと考える存在が多い。どう考えたらそんな存在が男に多いと言えるのかは口が裂けても書けん。なんか散歩のついでにコンビニに入ったらクサくてやっぱり店内には男しかいなかったンすよね。あのクサさは汗以前のすっぱさだった。そうなると家に引きこもっている存在が人目のつかない早朝に出歩いているのではないか。あるいは昼夜逆転している存在にとっての朝6時は夜23時なのではないか。だから挙動のへんなやつが朝6時にたくさんいるのではないか。わからない。理由が気になるのでインターネットで検索してみたけど何の答えも得られなかった。もしかしてローカルの現象か? 大阪市特有なのか? あるいは大阪市の一角にしか起こらないのか? じつは世界七不思議のひとつなのか? ほんとうに不思議だ。制服やスーツでもなくてぶらぶらと歩いている感じだった。ちんちんがついているからちんちんぶらぶらでもある。朝6時にはちんちんぶらぶらとランニングしているちんちん高速ぶらぶらしかいない。このちんちん高速ぶらぶらは意識が高いのかなと思ったけどチラッと見るかぎりやっぱりふつうじゃない感じがする。そもそも朝6時にちんぶらしていると通勤や通学するまでにシャワーを浴びる時間がなさそうだから朝6時にちんぶらするやつは社会性がない存在だと確定しているのかもしれん。朝5時は犬の散歩びとや健康への意識高いびとがいるからセーフで朝7時は通学通勤びとがいるからセーフだけどあいだの朝6時はアウト。今日はそれだけでも覚えて帰ってください。この世でいちばんどうでもいい情報。
それにしても朝6時に出歩いているやつと昼14時に出歩いているやつで顔面の平均を出して二つを重ねたら絶対に大きさや形が違う。差別に差別を重ねるな。正直もっとフレッシュなやつが歩いているのかと思っていた。元気なポニーテールが走っているのかと思っていた。そいつらはきっと今の季節だと朝の4時や5時に走っている。あるいはジムに行っている。まあ朝6時23時説の存在はともかく早起きは立派なことだ。私も早起きできるものならしたい。しかし東向きから愛想をつかされた部屋に住んでいるので本当のところ早起きしたいという気にならない。というわけで早起きしたいという気にはならないが気になることはまだある。台風6号にやられている沖縄の観光客に投げかけられる「台風シーズンってわかっていただろ」の厳しい声。7月って台風シーズンだったの? 7月は台風シーズンらしい。インターネットのよくわかんない記事によると沖縄では7月から9月まで台風が来るらしい。だったら夏に沖縄に行けないじゃん。自分がこの数年に沖縄らへんに行ったときはどうだったかなと調べてみたらこうだった。
- 2021年7月13日から17日 沖縄本島と離島
- 2020年7月30日から8月2日 石垣島と離島
- 2019年7月27日から31日 沖縄本島と離島
7月って台風シーズンだったの? カスどもの華麗なる後知恵バイアスの可能性大。前述の旅行では台風はもちろん感染症流行時の緊急事態宣言もすり抜けた神日程だったはず。覚えていない。まァ昨年の5月に行った奄美大島はさすがに時期が悪かったっちね。1日目だけ晴れて泳いで溺れて死にそうになった記憶がよみがえる。今年はどこに行くのか? どこにも行かない。ほんとうは無職の期間中にあの島やあの島に行きたかった。今まで行ったことがない離島で泳いで溺れて死にそうになりたかったよ。なりたくない。だけど有事が怖いからな。いきなりの政治発言。有事のときに「そろそろアレが始まるから旅行を控えてね」と政府が発表してくれるか不安だから事終わるまで南に行けない。事終わるって言うな。それと今年は晴れたときの日差しがつらくて短距離でも出かけられない。白い砂浜を見た瞬間に頭痛が誘発されて1週間ぐらい虚無になる未来が見える。そうそう。過去にサングラスを買ったような気がするなと思ってAmazonの購入履歴を漁ってみると2019年に偏光のサングラスを購入したらしい。おそらく沖縄やセブ島への旅行のために購入したんでしょう。着用した記憶がないけど。何のために購入したんだ。なんかここらへんにあったような気がするなと思って容れ物を漁ってみるとその真下の床にサングラスが落ちていた。落とすな。とにかく落ちていたサングラスを拾って外に出てみたところ……まぶしさが軽減されて目がつらくなくなった! いつもの景色が映画風のフィルターを掛けられたみたいにちょっとシャレオツになる。もう全体の色温度がぐっと下がって涼しさまで感じられるほど。色温度の使い方ってそれでよかったか? サングラス着用のデメリットも特に感じられない。日陰から日向に出てきた黒い服の人間を自転車で轢きそうになる程度。大問題だった。まぶしくて目を開けられないよりは轢き率も低いかもしれん。これからは積極的にサングラスをかけていく。自転車に乗るときはヘルメットとサングラスを着用して走る。朝6時に走っても平気そう。
先週はこのように世界二大不思議について悩んだのと「じゃらん」から貰った期間限定ポイント1000円分を使って「ベッセルイン心斎橋」の朝食バイキングを食べた程度。セルフで海鮮丼をつくることができる。カレーも食べることができる。カレーにトッピングできますとPOPに書かれているからあげはない。ない。存在が無のからあげはともかく食べられるものはだいたい食べた。たらふく食べた。たらふく食べ過ぎたせいなのか暑さでおかしくなったのかその後は異様にやる気がなくなってあとは何もしなかった。なんにも。その日にやったことを記録したメモを読みかえしたところ
【1日目】「燃えるごみを捨てた」
【2日目】「朝の散歩をした」「宝くじを購入した」
【3日目】(大谷翔平の発言にライターの持論を重ね合わせただけと思われる 著:大谷翔平の電子書籍を)「読了した」
しか書かれていない虚無の3日間があった。週って7日だよな? では8月の目標として完成させるつもりの2本の長編小説はまったく進んでいないのか? よく考えてみると無謀すぎる目標。いやじつはちょっと進んでいる。具体的には前回のよろずで書いた文の一部を殴り書きしたメモがすでに3万字ある
の3万字の部分が4万4千字に更新された。やったじゃん! やっていない可能性もある。というのも殴り書きしたメモの大半はキャラクターの会話を書いたもので地の文やその会話が始まるきっかけみたいなものは書いていない。ストーリーは頭のなかにある。その状態で実際に小説として書こうと思ったら文章量が2倍3倍と増えるのでほぼ会話だけで4万字を超えているようでは想定していた10万字の規模で収まらない可能性がむっちゃくっちゃ高い。ってかこの話もともと1~2万字程度の予定だったのに! 助けてくれと叫んでもだれも助けてくれないので声を倹約するために助けてくれと叫ばないことにした。天使と悪魔が我を挟んで「カアイソウ」と「文字も倹約しろよ」と左耳と右耳にASMRしてくる。マァこれは最悪9月末までに完成させればいいから8月末までに間に合わなくてもいいや。7日の時点で8月の目標を妥協しはじめた。そんなこんなで進んでいるけどよく考えると進んでいない。8月末が締切の長編については数ヶ月前に2万6千字を書いたっきり全然まったく手をつけていない。これに関してはプロットを用意しているのであとはアプリランチャーからショートカットをシングルクリックして毎日こつこつ書くだけの状態。朝食バイキングを食べ過ぎたぐらいで虚無の3日間を過ごしてしまう無職には困難すぎる。だがそれでも前を向いてがんばろう。空見タイガだって大谷翔平と同じ1994年生まれなのだから……同じ1994年生まれでもこっちは早生まれで学年が違うからがんばれなくてもノーカン。
これは2023年8月7日に書いた。
病院に行ったんすよ。前回あんなにわめいていた偏頭痛で? 偏頭痛ではない。正しくは「片頭痛」らしい。そこは正さんでいい。頭痛の表記の正しさと言えば前回のよろずを書いているときに「頭痛ではない頭痛って緊張性頭痛でよかったっけ」とインターネットで調べてみたら「緊張型頭痛」と出てきて悩んだもののWikipediaでは「緊張性頭痛」なので「緊張性頭痛」で書いておくかと思ったその翌朝にgoo辞書で調べてみたら「筋緊張性頭痛」と「緊張型頭痛」しかないので「緊張型頭痛」に置換した。こうやってよろずの文章はしれっと正されてゆくのです。もうややこしいから「緊張型頭痛」から「姿勢が悪くて運動してなくて風呂に入ってなくて座りっぱなしのだらしな頭痛」に変更しろよ。あいつら肩こりつらいとか言っているけど偏頭痛でも肩こりになることあるから。何なら前略だらしな頭痛も併発するから。痛みの種類とは相反する対処法をこなさないといつまでも癒えないタイプの頭痛になるから。前略だらしながよ。とにかく頭痛ではない件で病院に行った。というのも今年の1月に受けた健康診断で血尿が出たので再検査をしたら血尿の原因はわからなかったものの右の腎臓が腫れているので時間を置いて再々検査することになった。前略だらしなと違って生活習慣が原因ではないので個人の努力で改善できないし薬でも治療できないので再々検査の結果によっては手術になる。29歳なのに血尿が出るし無職だし手術が必要になるかもしれないなんてかわいそう。そして再々検査の結果……腎臓の腫れが完全になくなっていた。前に病名と説明を聞いたときには不可逆で進行していく感じだったのに! 先生もまさか腎臓の腫れが完全になくなるとは想定していなかったのか理由がわからないといった様子で「おしっこをためすぎると腎臓が腫れやすくなる体質なのかもしれないですね」とそれっぽく結論づけて「また健康診断で血尿が出たら来てくださいね」と診察を終了した。さらっと最初の誤診をごまかしてないか? 前回の検査では尿検査を控えたパンパンの膀胱をエコー検査したあとに腎エコーをしたので今回の診断には納得できる。でもその前回の検査で「おしっこをためすぎたから腫れているだけかも。尿検査のあとにまた検査しましょう」と言われて当日にもう1回エコーをやった結果が「手術が必要になるかも」だったンすけどね。納得できていない。というかおしっこをためすぎると右の腎臓だけ腫れやすくなる体質って何? そもそも血尿の原因も結局わからなかったからこのままだと次回以降の健康診断でも【血尿で再検査→再検査の膀胱のエコー検査で右の腎臓が腫れて再々検査→再々検査で問題なし】になりかねんぞ。29歳なのに血尿が出るし無職だしおしっこをためすぎると右の腎臓が腫れやすくなる体質かもしれないなんてかわいそう。
正しくは28歳のときの尿検査で血尿が出た。そこは正さんでいい。とにかく憤怒憤怒しながら「出入橋 きんつば屋」できんつばを1つ買って信号を待ちながら四角いきんつばを食べてカツ丼屋「祭太鼓」に向かって2倍チーズかつ丼を食べて帰った。きんつばって何? あとはそうっすねえ。大阪天満宮の「天神祭」に行った。正しくは天神祭で打ち上げられるらしい花火を「大阪城公園」から見に行った。天守閣周辺まで上ったら見えるかなと思ったらすでに人人人だったので帰ろうと即座に下っている途中で穴場を見つけた。ビルに遮られて見えない花火もあったが天守閣周辺の下手な場所よりはずっと見やすかったかもしれん。眺めているうちに穴場ではなくなってきたらしく自分の背後に人人人が増えてきて帰れなくなったので最後までしっかりと見た。天神祭の花火は初めて見たし自分もここ数年は花火を見ていなかったとはいえブランクを感じさせる花火だった。無職の分際でブランクとか言うな。大阪城公園で眺めていたやつらも「しょぼい」「打ち上げの間隔が長い」と言っていたから無料の立ち見客の総意であって無職ひとりの暴言ではない。この雑記は真実を伝えるメディアだ。だったら「偏頭痛」を「片頭痛」に直せよ。直さないし治らない。帰りは「ドミノ・ピザ」のお持ち帰り500円ピザを持ち帰って食べた。今年の夏はこれにて終了。
今年の夏はまだまだ終わらない。だが7月はもう終わる。そういうわけで7月の振り返りをしよう。
- 詩集『たまごサンド賛歌』の販売開始
- 詩集『でんとアウトデント』の販売開始
- 詩集4作をコンテストに応募
また虚無な1ヶ月を送ってしまった。振り返りのリストの行に「詩」の単語が含まれているとポイント数が0になるから今月は0ポイントで何もやっていないことになる。ポイント? 本当は「小説家になろう」で開催されていた「ネット小説大賞」に向けて短編小説を完成させたかったんスけどね。いや短編だけじゃなくて長編も書く予定だったよ。生涯学習の講義動画の視聴や試験やアドビの無料オンライン講座の動画視聴に追われたり頭痛で1週間ぐらい消滅したり0ポイントの詩集制作が長引いた結果として小説を書けなかったというわけでもなく書こうと思えば書ける時間はたくさんあったのに書かなかった。一太郎のファイルをダブルクリックして開く作業がだりいんでね。しかしさすがにそれでは永久に何も完成しないのでフリーソフト「CLaunch」を導入した。いわゆるアプリランチャーというやつ。好きなファイルやフォルダをウインドウに並べてパッと開ける。シングルクリックで開ける。それでどうなったか? シングルクリックして開く作業がだりくなった。でもランチャーを導入する前よりかは単純接触効果で一太郎のファイルに親近感を覚えてきたので次第にCTR(クリック率)も上がるかもしれん。なんだこいつ。
8月は前回のよろずで次こそは詩集ではないものをつくる
と書いていたとおり詩集以外のものをつくる。1文字の小説でも公開できたら目標達成。詩より短いじゃねえか。まず8月末にあるコンテストの締切に向けて新作の長編小説1を書く。これは11月までには結果が出るので年内になろうで公開できる。落選前提。でも内容がだいぶセンシティブなので電子書籍やPDFとして販売するかもしれん。そして小説家になろうにも新作の長編小説2を投稿する。前段でも言及したネット小説大賞に応募したかったやつね。もうエピソードは頭のなかにあるし文の一部を殴り書きしたメモがすでに3万字あるのでやる気さえあれば書けるはず。やる気はある。ほかにもやりたいと思っていることはあるけど8月の目標としてはこの2つだけにしておく。なぜならいくつもやりたいと思ってもひとつも「やらない」から。「やれない」のではない。やれないのもあるけど最初に「やらない」から「やれない」のフェーズすら達せない。とにかく長編小説を書くぞ。8月に振り返りをしたときに合計が0ポイントにならないようにがんばるぞ。ポイント?
これは2023年7月31日に書いた。
雲もあって程よく涼しい時間帯に公園でウォーキングをして頭痛で寝こんだせいか何も思い出せない。何も思い出せない。何も。天気が悪くなると頭痛になるやつって絶対に詐病だろ。そんなことない。だって偏頭痛ってお風呂に入るとドクッドクッドクッズキンズキンズキンってなるやつでしょ。温めるより冷やしたほうがいいやつでしょ。暗いところで待ちあわせていたほうがいいやつでしょ。だったら気温が低くて曇っている日のほうが頭痛にやさしいですよね? だから頭痛の原因は曇りなんかより日射だよNISSHA! 曇りの日より雨の日より嵐の日より晴れの日のほうが頭痛のチャンス大。気象病とか言っているやつらはただの気分症です。天気が悪くて気分が悪いことを体調が悪いと混同してしまう頭が悪いやつです。気圧がどうのこうので頭が痛くて学校に行きたくない? それってあなたの感想ですよね。ってかあれだろ。緊張型頭痛だろ。緊張型頭痛は頭痛じゃねえから。そんなことない。緊張型頭痛の対策について調べたらわかる。正しい姿勢と運動と風呂。脳が炎症を起こしているから痛いのではなく日々を怠惰に過ごしているから痛くなっている。頭痛erの風上にもおけない。晴れの日に運動したら頭が痛くなってそこからさらに運動しようものなら頭がもっと痛くなるのが本物の頭痛だから。健康的に生きようと努力することすら許されないのが偏頭痛だから。ちょっと天気が悪くてなんかアタマが重いような気がしないでもない程度で学校や会社を休むな。私はどんなに体調が悪くてもきちんと学校や会社に行って学校で倒れたり会社のトイレでコーヒー色の何かを吐いたりしていたぞ。迷惑な存在。
とにかく寝込みながら「頭痛持ちの人間が子どもをつくるのって犯罪だろ」と反出生主義をやっていたこと以外には何も思い出せない。メモによれば新作詩集2本の冊子版を販売サイトに委託したり文学館や図書館に寄贈したり4月に出した詩集2本と合わせて中原中也賞に応募したらしいです。へー。空見タイガって無職だし何もやってないって雑記でよく書いているけどなんだかんだやることやってんじゃん。でも詩集だからな。詩集ってほら……大きな壺のなかに最初に何を入れますかの話で言うところの砂利に相当するものだから。そんなことない。最初に砂利を入れたら大きな石を入れる隙間がなくなってしまうように限りある時間を費やして詩集ばっかりつくっていると超巨編3DアクションゲームをUnityでつくる隙間がなくなってしまう。超巨編3DアクションゲームをUnityでつくる予定はない。でもそういうことだから。次こそは詩集ではないものをつくる。いったい何を? それは……それは……来週のよろずをお楽しみに!
これは2023年7月24日に書いた。
なんか不安になってきた。7月19日に発売予定の詩集2本について全ストアへの販売申請が本日7月17日に完了したので本当に発売されるか不安になってはいない。なっていない。KindleとDLsiteとFANZAとデジケットでは確実に発売されるので心配していない。まだ審査が完了していない有象無象のストアのことは気にすんな。有象無象のストアと言うな。ではいったい何に不安になっているのか。健康のために毎朝ウォーキングしているやつって今日も歩いたの? というのも詩集の制作やありとあらゆる課題に追われて最近まったく外に出ていないので健康のためにも歩こうと思ったんスね。朝9時以降に起きているせいで目覚めたときから気温が30℃になっていて部屋から出られない。見るからに外が暑そうだから出られない。数分でアタマの片側がイタイイタイになるから出られない。インターネットで調べると今日の大阪市は朝8時の時点で29℃なんだってさ。犬の散歩とかどうなってんの? 犬の散歩がどうなっているのか不安になってきた。人間には靴があるし2本足だからまだいいけどワンコは靴もないし足が4本もあるから人間より激アツ。あと連休だからと激混みの観光地に連れていかれた子どもたちがどうなっているのかも不安になってきた。もう川とか行くな。暑くてフラついて流されるから。それとウォーキングを習慣化している存在も不安になってきた。真冬に散歩をすると胸がキュウキュウするし真夏には熱中症警戒アラートが出ているし雨や雪の日には歩けても靴がじめじめするしで人間にはコントロールできない天候や季節によって環境が左右されすぎるのにウォーキングを習慣化しようと思ったやつがこわい。こわすぎる。不安になるので近くに存在しないでほしい。どうせなら天候や季節に左右されない室内での筋トレを習慣にしろよ。ならおまえも室内での筋トレを習慣にしろよ。準備や最初の動作が必要だからやりたくない。マウスからペンを持ち替えられなくて液タブがあるのにマウスでイラストを描いてしまうやつの帰結。
この雑記を書き終えたら7月17日が終わってしまう! 書き終えることができなくても終わる。でもそんなことってあるのか。昨日は1月1日だったのに。そんなことはない。締切に追われると信じられない早さですべてが過ぎ去ってしまう。締切を守るたびに歳をとる。締切をギリギリ守れなくても歳をとる。マジで。アンチエイジングとして「締切をこの世から撤廃する」を提唱したい。締切がこの世からなくなったらだれもが永遠を生きることができる。明日までにやらなければないことがひとつもなかったら今日は今日のためになることしかやらなくてよいので命の長さにも意味がなくなる。未来の健康のためにウォーキングしなくてよくなる。ウォーキングを習慣化している存在のことをこわがらなくてもよくなる。1日しかなかったら習慣の概念もなくなる。最高じゃないか! 永久に若くありたい! 無職でありたい! しかし7月17日があと1分で終わるので妄想をここで終えることにする。
これは2023年7月17日に書いた。
詩集を印刷所に入稿できなかった。梅雨の気温と湿度のような最悪な冒頭。本当は先週の金曜日に予約していたのに間に合わなくて今週の月曜日に予約を取り直したけどそれすらも間に合わなかった。ぜんぶすべて私が悪いのです。ここでべつの人物が悪かったら逆に怖い。確かに今日については雷でやむなく作業を中断したので天気が悪かったと言ってもいいかもしれない。だが土日に作業をやればよかったわけだから私が悪い。あと雷で作業を中断しなかったとしても間に合っていない。おそろしかったよ。締切の直前に入稿の予約をし直して通信欄に「申し訳ありません。前の注文はキャンセルでお願いします」と書いて送信するときの「コロコロされるんじゃないだろうか……」という恐怖。印刷所は京都にあるので大阪市に住む空見タイガをコロコロしにいくことは容易だ。実際にコロコロされても仕方がない。月曜日に間に合わないなら最初から火曜日に予約しておけよ。金曜日の時点では間に合うと思ったんです。だって入稿予定の2本のうち1本はほぼ作業が終わっていたから。まさか土日で合わせて3時間しか作業しないと思わなかったんです。本当に本当に本当に申し訳ない。奈落に落とされても仕方がない。私が生まれてきたせいで少なくとも印刷所で働いている何人かに不快な思いをさせた。こんなことなら生まれなければよかった。反出生主義を訴えて世界の人口を減らすことでしかお役に立てそうにない。あやまって空見タイガみたいなものを産んでしまうと未来の印刷所の従業員に不快な思いをさせるので産まないように。射精もアキラメロン。あなたが我慢することで救われる命があります。そんなことより入稿データを完成させろ。
もうほぼ完成している。今回は2本の詩集を発行するつもりで1本目はPDFを出力したから見直しと結合をするだけ。2本目はまだPDFを出力する前。あと1時間あれば確実に終わる作業だから新しく予約し直した明日の火曜日には間に合う……土日で3時間しか作業しなかったやつには危険な締切すぎる。いや間に合う! 今度こそは絶対に間に合う。そもそも表紙や扉の挿絵を描くことがだりすぎて作業を開始できなかったから締切を超えてしまったわけで挿絵を描き終えたからには無敵の無っちゃんよ。無能の無っちゃんだろ。その挿絵は結局マウスで描いた。液タブが私の右ひじのすぐとなりにあるというのに。思ったんだよ。液タブはマウスからペンに持ち替えないといけないからダルい。ダブルクリックで開ける「一太郎」のショートカットですら開かないために小説を書かないやつがマウスからペンに持ち替えることは構造上できない。設計で想定されていない。訴訟対策で裏にも小さな文字できちんと注意書きされている。この製品ではダブルクリックもできないしマウスからペンに持ち替えることはできません。マジで。インターネットで見かける「何もできなくてつらい」と言っているすべてのうつ病患者が私より行動的に見える。あいつら絶対にダブルクリックはしているし。ダブルクリックしているくせに「何もできなくてつらい」とか言うな。ペンを持ち替えることがだりいという理由で右ひじのすぐとなりに液タブがあるのにマウスで挿絵を描いていた空見タイガの右手のほうがよっぽどつらいわボケ。虚無の無っちゃん。
まあ詩集の件は火曜日に入稿して来週の水曜日に電子書籍・PDF版を発売開始するのでご心配なく。どうなってんだそのスケジュール。入稿してすぐに2本分のEPUBとPDFとJPEG画像を用意して宣伝画像を作成して各販売ストアに申請などを行うスケジュール。これに生涯学習の試験も近づいてきているけど講義動画が8時間分もたまっているからもう大変。6月28日から始まったアドビの無料オンライン講座「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」の授業もすでに1本1時間で4本分たまっていて今週の水曜日には6本分になるのでもう大変。合計すると14時間分。1日の半分を超えているから1日で終わらないから1日もやらない可能性が大。だれか助けてくれ! 何もできなくてつらいとか言うなと言っているやつのことはだれも助けない。
そもそも入稿締切に間に合うように制作もしなければ講義動画も視聴せずに先週はいったい何をやっていたのか? 先週は「頭頸部外科月間」のキャンペーンで実施されている無料検診に行った程度。口腔がんがあるかどうかを医者に無料で診てもらえる。ここで医者ではない人物に診られたら逆に怖い。予約して受付に行ったら保険証などを出す必要もなく案内されて診てもらえる。待っているあいだに渡されたアンケートに目を通していると「どこで知りましたか?」と書かれていて通りかかった医者らしき存在に「どこで知りましたか?」と話しかけられて実際に口腔がんをチェックしてくれる医者からは「アンケート書いてくださいね。広告の出稿先を決めるのにどこで知ったかが重要らしいよ。どこで知りましたか?」と聞かれる。キャンペーンを実施している団体にはそりゃ重要なんだろうがチミたちにとってもそんなに重要なのか? 気になることはそれだけじゃない。なぜか医者やスタッフの対応が不気味なほどにていねいだった。無料検診で来ている客ですらない存在に対してやらなくてもいいほどやさしげな感じで話しかけてくる。助成金とかもらってるのか? 検診の終わりには「知り合いにも口腔がん検診を勧めてあげてね」と言われた。検診を受けた人数で助成金とかもらってるのか? どことなく怪しさを感じたものの結果的に何もなかったし無料で受けられたし暗に歯医者に定期的に通えよとほのめかされたのでよかった。大阪市では7月31日まで口腔がん検診が無料で受けられるからみんなで病院に押し寄せよう! と書こうと思ったが「口腔がん 無料検診 大阪」で調べても簡素な予約サイトが出てくるだけで詳細は書いていなかったので7月31日まで予約できるか断言できない。どこで知ったかを調べるよりやることが先にあるんじゃないか? とツッコむ暇があったら明日の入稿締切に備えてPDFを作成したほうがいいんじゃないか? そうする。
これは2023年7月10日に書いた。
2023年の下半期2日目に足をひねったのですべてのやる気を失った下半期3日目。足の親指がサア。よろけてぐねんってなってさあ。テーピングして冷やして寝たら治ったと思ったけど夜になったらやっぱり痛くなってきた。人生ってつらいことが多すぎる。スポーツをしていたわけでも散歩をしていたわけでもないのに部屋でぐねんで捻挫で頓挫。この世でもっとも不幸な人間のひとりだろ。うぐっうぐぐっううう。
昨日や今日に比べたら先週はまだ幸福だったよ。「ガスト」の半額クーポンでポテトもからあげもピザも食べた。数日にわたって。一皿の量が多いので一気に頼もうとしたら地獄を見てしまう。山盛りポテトフライなんか一人で食べるには絶望的に多い。子どものころに親と食べたポテトはこんなに山盛りだったっけ? そうやって懐かしんでいると真正面のテーブルに座っていた家族連れがスマホをポチポチしていて涙ぐんだ。この時代に生まれてきたすべての子どもがかわいそうだ。もしもスマホがない時代に生まれていたら親とたのしく会話しながら食べていたに違いないのに。たぶん外食だけではなく家でも親はポチポチしているだろう。成長した子どもは親を見ならってポチポチするだろう。その子どもが親になるときもポチポチするだろう。スマホが登場した瞬間に子どもと向き合わずにスマホをポチポチする習慣が生まれて以降ずっと脈々と続くことになるのだ。いずれ伝統になる日も近い。その次の日のガストでは真正面のテーブルで何かしらの集まりっぽい若い男性たちが食べ終わったあとで時間を潰すかのように全員スマホをポチポチしていた。何も言わず。黙って。ポチポチ。もしもスマホがない時代に生まれていたら! そんなことを考えてドリンクバーでジュースをジュージュー飲みながら涙目になっていた。幸福じゃなさそう。
あとは「市民公開講座 口腔がんをもっと知ろう」に行った。「頭頸部外科月間」のキャンペーンで無料講演と無料検診をやっているらしい。「頭頸部外科月間」ってすごいよな。「頭頸部外科」がまず何なのかピンと来ないのに勝手に月間になっている。あのコンビニエンスストアより身近にある知名度抜群の歯医者ですら「歯と口の健康週間」なのによく「頭頸部外科月間」で啓発しようと思ったな。ルビの多さで小さなお子さんが泣いてしまう。休憩なし2時間ぶっ続けなのもあって講演は聴き応えのある内容でよかった。聴き応えと啓発の代償に集まってきたご老体の寿命が縮まっちゃってないか? とにかく酒を飲まないように気をつけようと思った。もともと飲んでいない。でも飲み会でしぶしぶ飲んだことがあるし泊まったホテルでアルコールが飲み放題のときにちょろっと飲んだこともあるし旅行先で飲んだこともある。それらの瞬間に存在する空見タイガに向かって「おい! おまえが普段から見下しているとおり酒を飲んでいるやつは全員バカだ! 特別な機会でも酒なんて飲むな!」と説教してやりたいよ。酒とタバコは胃や肺に行くまでに通過するすべての器官に刺激を与えるので重複がんになりやすいらしい。これから酒とタバコに手を出す若者のすべてがアホすぎる。ちなみに酒を飲んで赤くなりやすい人ほどがんになりやすいらしい。じゃあ飲み会のときに赤くなっていたアイツやあの人は……すでに関わりのないやつの寿命は考えないでおこう。万人に次の瞬間に隕石が落ちてくる可能性がある。自分は顔色が変わらないと言われたことがあるから大丈夫なのかな。いやッでも飲まないでおこう。だいたい酒を飲まないと何かをできない存在は程度が低いンだ。程度の高い人間を目指そう。旅行先で居酒屋に入っても名産のレモンを絞っただけのジュースとかを飲もう。それはそれで体に悪そう。
そんなこんなで1日更新のときにお預けにしていた7月の目標を書こう。まず新作詩集を販売開始する。2本。もう印刷所に入稿予約を入れているので頑張るしかない。そして過去に書いた成人向け小説も1本は販売開始する。絶対する。いや絶対とは言えないけどする。したい。やりたい。気持ちでは販売したいなと思っている。る。あとゲーム制作もやるし小説の執筆もやるから。毎月言っているけど今月こそやるから。絶対にたぶんおそらくやるかもしれないから。期待しないでください。
これは2023年7月3日に書いた。
1日更新。あまりのムシムシさに除湿モードでエアコンを稼働させた。1010円の温湿度計によると現在27℃で湿度は65%らしい。65%ってダニが繁殖する湿度じゃないか? 設定温度を下げないと湿度は60%から下がらない。では下げたらいかが。26℃に設定すると内部で結露して水滴が飛んでくる。そそそんなに内と外で気温差ないと思いますけど? そもそも除湿モードで水滴が飛んでくるって欠陥製品だろ。とにかくそんなわけで眠い。ねむいよ。体温が下がると眠くなるゆえにエアコンをつけると眠くなる。教科書にも書いてある。ソクラテスも言っている。だから6月の反省と7月の目標をパパッと書いて今回の更新を終わろう。
- 2篇の新作詩をコンテストに応募(実質)
ゴミみたいな一ヶ月。本当にこいつは無職なのか? 月10000時間は労働してないか? していない。何もしていない。イエッ本当は短編小説を書いていたんです。頑張れば半日で終わる長さの短編小説を書こうとしていたんです。6月中に完成して長編小説の執筆やゲーム制作に取りかかるつもりだったんです。でも半分だけ書いてだりくて作業が止まって完成しなかったんです。いつものやつ。時間はかかるが優先度の高いBやCをやる前に即座に終わりそうな優先度の低いAを先に済ませようとしたら怠惰でAが終わらないのでBもCもできない。怠惰で。展開や表現に悩んでいるわけでもない。オチまできちんと決まっているよ。あとはファイルを開いて頭のなかにあるものを打ちこめばいいだけ。何なら断片をメモしているのでファイルに貼り付けて繋ぎあわせても完成する。だがファイルを開くことはもっともダルいことのひとつとされている。そしてパソコンの起動時にスタートアップで「一太郎」のファイルを開かせるとツールバー等の設定が吹っ飛んじゃうから自動で開くこともできない。欠陥製品だろ。そんなことない。手動で開かないし自動で開けないから詰んでいる。手動で開け。それでも6月は2篇の詩を書いて送ったのだからよいではないか。(実質)
の言葉に注目していただきたい。何が実質なのか? 6月末の23時過ぎに11月末締切のコンテストにメールで詩を送った。しかし私のメールボックスにメーラーデーモンが訪れた。なんでもGmailが真偽不明の独自ドメインからメールを受け付けない設定になっているらしく送信ドメイン認証の登録をしないと届かないらしい。その登録をレンタルサーバーでやってくれるそうなので問い合わせ中でまだ返事はない。というわけでまだ送っていない。なら6月は詩1篇しか応募できてねえじゃねえか。ゴミみたいな一ヶ月。
あまりにもやる気がないので6月中に済ませるはずだった『切っても切れない斧』『ティッピングポイント』の転載も今日になってようやく手をつけて終わらせた。これで「小説家になろう」に遷移しなくても個人サイトで小説を読める! べつに「小説家になろう」で読んでもよくないか? そんなことはない。個人サイト内のコンテンツが増える分だけ心がゆたかになるものだ。そんなこともない。と書いているうちに23時54分になってしまった。7月の目標は……ええいまた月曜日!
これは2023年7月1日に書いた。
ダニかゆうま。ダニ対策をしてから1週間でかゆくなった。まあ理由はわかっている。わかっているさ。部屋がじめっている。パラパラと雨に降られながら外から帰ってきたら室内が明らかにじめっている。助けてくれ! だれもおまえを助けない。とりあえず苦渋の決断で温湿度計を購入した。なんで苦渋の決断かというとヨドバシの通販で1010円もした。1010円の温湿度計を買うより梅雨で窓を開けられないときだけエアコンを除湿モードで働かせたほうが安く済むんじゃないか? でででも温湿度計を買っておけば恒久的に役立つかもしれないし。それで調べたんだけど温湿度計のセンサーって寿命があるらしい。温湿度計のセンサーごときに寿命があるの? そりゃ人間も寿命で死ぬわな。温湿度計より人間のほうが複雑なんだから。ざっと調べてみると2年から5年が寿命らしい。温湿度計のセンサーごときで5年しか持たないの? 思っていたより複雑なつくりなのかもしれん。それとも単純なかたちをして提供できる機能も少ないのに寿命だけ短いのか? もしそうだとしたら温湿度計が人間として生まれてこなくて本当によかった。それにしたって人間と同じぐらいの寿命ならよかったのに! 私は未成年のころから次の計算式を採用していた。金額を利用日数で割ったら何円になる? たとえば10万円そのものは高い。とても高い。高すぎる。毎日マクドナルドできる。だが10万円で購入したものを1年2年3年10年とずっと使い続ければ10万円より安くなる。だから人類は冷蔵庫や洗濯機やエアコンやパソコンを購入することができる。もしも冷蔵庫や洗濯機やエアコンやパソコンの寿命が1年だったらウン万円では買えなかっただろう。なるほどなるほど。その考えていけば1010円を寿命の5年まで使うとして1年間で202円の出費と思えば安い買い物だったじゃないか。でも温湿度計だぞ。しかも寿命の下限は2年だから1年間で505円の可能性もある。温湿度計のために505円/年を払う勇気がおまえにはあるのか? 私には最初なかったが最終的にあった。勇気を振り絞って温湿度計を購入した。勇気のカスみたいな用途。
だが価格や寿命のほかに温湿度計の購入をためらう理由があった。ヒントは私が先週やったことに関連している。ホットペッパーでもらった500円分のクーポンを使うために「スイーツパラダイス」に行ったものの最初の一皿に盛りまくったケーキを食べて満腹になって無の感情でポテトを口に運んでいたこと? ガストのクーポンを使ってドリンクバーとももから揚げ4個の「から好し定食」を合わせて625円で食べ飲みしたこと? シャトレーゼで購入した6個入り4袋のアイスを4日で平らげたこと? 1週間で食い過ぎだろ。正解は――先週「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」の電子マネーに10万円をチャージするとドンキで使えるポイント2万円分が還元されるキャンペーンに参加した。した。電子マネーのアプリをインストールして現金10万円を下ろしてドンキのレジでチャージしてもらった。これで7月中旬に2万円分のポイントが付与される。そしてチャージした10万円でamazonのギフト券を購入した……ならヨドバシじゃなくてamazonで温湿度計を購入しろよ。あのね。7月にすべてを過去にするamazonプライムデーがあるわけです。そのプライムデーに有料会員は早期アクセスできるわけです。プライムデーではなくても送料が無料になったり映画を無料で観られたりするわけです。加入してから1年間は特典が有効なわけです。しかし今は加入していないわけです。そして6月末はほかにやりたいことがあるし図書の返却期限も迫っているので急いで加入するよりはプライムデーの手前で加入したほうが特典を最大限に楽しめそうなわけです。つまり現時点ではamazonでものを買うと送料がかかる状態なわけです。だから10万円分のamazonギフト券を使わずに送料無料のヨドバシで1010円の温湿度計を購入したというわけ。さらっと書いているけど貯金で一人暮らしをしている無職の10万円だからな。貯金暮らしの無職が10万円分のギフト券を消費するチャンスを逃した。こんなことなら……こんなことなら……プライムデーを待って温湿度計を購入すればよかった。7月中旬までずっと温度も湿度もわからないまま生きていけばよかった。花や草に生まれたらよかった。後悔してもヨドバシはすぐに発送してくるのでキャンセルはできない。今日の夜に注文して明日に届く。本当は明日の早朝に注文しても明日中に届くらしかった。送料無料のくせに仕事が早すぎる。
そんなこんなで7月中旬以降はamazonのギフト券10万円分とドンキのポイント2万円分を使いきることに全集中して生きていく。就活とか創作とかしてらんねえよ。しろよ。あとはそうそう。なみだそうそう。先週というか一昨日ようやくTumblrを更新した。小説カキカキの進捗についての更新。本当は一昨日にでも小説を完成させたいと思っていた。Tumblrを更新してから1文字も進んでいない。なぜなら1秒も書こうとしなかったから。とりあえず今週こそはゲーム制作の進捗についてTumblrを更新したい。つまりゲーム制作をやり始めたい。たい。そして6月にほぼ皆無だった「やわらかよだつ」の更新として「小説家になろう」等で公開している『切っても切れない斧』と『ティッピングポイント』を転載してページを公開しようと思っている。小説一覧ページのファーストビューに小説家になろうへのリンクだけ並んでいて見苦しいんでね。本当は今日中に公開しようと思っていた。だけど出来なかった。1010円の温湿度計を購入するかどうか葛藤していて忙しかったからね。無職のくせに仕事が遅すぎる。
これは2023年6月26日に書いた。
緊急地震速報のライブ配信を眺めていたらもう23時だ! この世でいちばんむだな時間の使い方のひとつ。とりあえず先々週の振り返りと先週の振り返りと今週の抱負をミニッと書いて終わらせよう。
先々週の振り返り。「大阪城公園」でやっていた「ベトナムフェスティバル2023大阪」に行った。なんかベトナムのイベント。むっちゃくっちゃに人がいた。おまえら本当にそんなにベトナムに興味があるのかよ。出店に並んで人生で初めてブンチャーとバインミーを食べた。よくわからない食べ物。パンにモノを挟むだけのバインミーはまだわかる。ブンチャーはインターネットで調べて出てきた画像と実物が似ていなかったので本当にアレがブンチャーなのかわからない。客がベトナムに詳しくないからって違うものを食わせてないか? しかもそのブンチャーらしきものはすんげえ辛かった。辛さしか残らない辛さ。なんで金を払って辛いものを食べなきゃならないんだ。バインミーだけにしておけばよかったと思いつつ食べるとバインミーのほうは無味だった。なんで金を払って無味なものを食べなきゃならないんだ。ブンチャーのせいで味覚が麻痺していた可能性もある。翌日に腹を下した。それ以外のイベントなし。無の1週間。
先週の振り返り。ベッドにダニが発生してダニ対策に追われる。室内で人をかゆかゆさせるダニについて調べてみるとイエダニとツメダニの2種類がいるらしいのだが前者はネズミや鳥からやってきて後者はほかの無害なダニを食って生きるらしい。同じダニなのに前者と後者で存在の受容しやすさが違いすぎる。家にいるダニだからイエダニのような安直さで「イエダニが発生した~」と書いているやつを見かけたけどイエダニが居たら家にネズミもいることになるぞ。とりあえずツメダニであることを願ってシーツ等を洗ってダニアーススプレーをシューして掃除機を掛けた。その効果は……まだわからん。ツメダニの場合は噛まれた直後は何もなくて時間が経ってからカユくなるらしい。ダニの分際で意味不明な小細工をすんな。ダニと戦ったほかはコンテストに詩を応募したり「大阪城公園」で「R Baker」のパンを買って食べたりした程度。あとはプライバシーポリシーを地味に更新したよ。それ以外のイベントなし。無の1週間。
今週の抱負。たぶん……Tumblrを更新すると思う。進捗を公開する目的でアカウントを作成したはいいが進捗がないので更新できないあのTumblrね。なぜ「たぶん」なのか? 3週間前にやるつもりだったタスクだから。3週間前の手帳のToDoListに書いているよ。「ゲーム制作のTumblr更新」って。考えてみなさい。なぜ3週間前にやらなかったことを今週ならやれると思うのです。奇跡はそう起こらない。だから「たぶん」でごまかしておく。ちなみに「小説執筆のTumblr更新」のタスクもある。小説の執筆はやっているので更新しようと思えば今すぐできる。ならしろよ。もう23時58分なのでまた今度。
これは2023年6月19日に書いた。
今日で「KOBE観光スマートパスポート」旅行の話を終わらせるぞ! 2日間2950円で神戸市の観光スポットに入場できる無敵のパスポートを手に入れた空見タイガは旅行2日目に六甲山経由で有馬温泉街に行って六甲山に戻ってきたが――あらすじ終了。「六甲山頂駅」からバスに乗って「六甲高山植物園」に向かう。六甲の高山の植物園。名前で意味がわかるって最高だね! チケット売り場でスマートパスポートを提示すると「閉園まで残り40分ですが大丈夫ですか」と申し訳なさそうに言われる。いやいや……スマートパスで各施設に入場し放題のやつが40分しか楽しめなくてもべつに良くないか? 通常料金900円を払う客じゃねえんだぞ。どうでもいい客に申し訳なさを消費するな。早く入場させろ。そんなわけで40分で園内を回るべく東入口から西入口まで早足で進んでいく。クリンソウが「映え」ていたほかは特に印象に残るものもなく写真を撮影しながら35分程度で西入口に到着した。スマートパスで入場する客なんてこんなもん。通常料金900円を払う客だったらこうはいかないよ。お花の一輪一輪を愛でるし写真を撮るしベンチに座るし1時間や2時間は楽しむよ。でもスマートパスで入場する客はパスポート代を払ったら各施設に入場料を払わなくて良いので「たくさん行けたらお得」としかならない。900円分も楽しもうとは思わない。現代の若者は映画のシーンをスキップする? 倍速で観る? その若者だって1本の映画を観るのに2000円を払っていたらスキップしないし倍速で観ない。サブスクリプションは量をこなせばこなすほどお得になる。いっぱい見れば見るほど月額料金が安くなる気がする。気持ちが安くなる。サブスクにおける質はランキングやレビューで上位のコンテンツ……つまり供給側が提供するコンテンツのクオリティを指す。「注意深く鑑賞する」ような受け手の姿勢はクオリティとして問われない。量は自分でこなすもので質は相手が与えるもの。みんなに人気のものを大量に素早く見ることが量と質を最大化する手段になる。サブスクに染まればもう何も大事にできない。お花を育てている人たちの気持ちとかどうでもいい。スマートパスの対象というだけですべてフェリシモチョコレートミュージアムと等価値になる。すべてがFになる。
何文字でも書き放題の雑記もこのように腐敗する。もし2000字以内で雑記を終わらせるガイドラインがあったらもっと簡潔に書いたのに。何かをし放題は人類には早すぎる。閉園時間が来る前に西入口から出てバスを待っていた。もう帰ってもいい時間だ。しかしスマートパスは各施設に行き放題でバス乗り放題きっぷは各施設に向かうバスに乗り放題! というわけで「自然体感展望台 六甲枝垂れ」に向かう。自然を体感できる展望台 六甲の枝垂れ。どういうこと? 枝垂れ(し・だ・れ)をイメージした展望台らしい。どういうこと? シンプルに言えば「映え」施設である。展望台なんてただでさえ「映え」スポットなのに展望台そのものが「映え」になっている。通常料金1000円。スマートパスの対象なのでフリーで入れるFの同類。Fって言うな。パスで入れるとはいえ展望台で1000円はまあまあな料金じゃないか? そんなことはない。展望台内で開催中の「シダレミュージアム」がとてもよかった。アートの展示だけで500円は払う価値がある。映える展望台で映えな景色も見られると思ったら500円は安いので展示と展望で計1000円と思えば安い。少なくともFの一般料金1000円と同じ料金だと考えたら安すぎる。Fの公式サイトを見たら開館記念価格で1000円らしく本当は1500円らしい。1000円でもGoogleマップの評価が星3つなのに1500円にしたら宇宙の法則が乱れる。チョコレートミュージアム……じゃなかったシダレミュージアムでは遊び心があるアートでいっぱい遊べる。友だちやカップルで来たら楽しい施設に違いない。私はひとりなのでひとりでシャボン玉を飛ばしたり「人生」の文字にまたがってあっという間に滑るスライダーに乗ったりした。ひとりでも楽しい。平日の夕方だからかひとりで遊んでいる異常者がいるからか空いていて展示も景色もじっくり味わえた。18時から始まるライトアップとやらを待ったものの空が明るかったせいか思ったよりしょぼかったし寒くなってきたので夜を待たずに帰ることにした。無料で入れる「見晴らしの塔」に登って景色をちらっと眺めてからバスに乗って六甲山上駅に到着。片道600円の六甲ケーブルに乗って無事にスマートパス旅行は終了。お疲れ様でした。
しかし待っていただきたい。まだ終わっていない。先週のよろずから読んでいれば2日目の動きで気になる点がひとつあるはずだ。おわかりいただけただろうか? ジェラートとまんじゅうとせんべいしか食べていない。ケーブルカーとロープウェーとバスで移動していたとはいえ山での活動をなめているとしか思えない量。ふつうの山なら道中で行き倒れになるぞ! というわけでケーブル駅からバスに乗って駅まで行って洋食店「ボクのふらいぱん」に向かった。壁一面に漫画が並んでいるシャレオツな店。クチコミでハヤシライスがうまいとは知りつつも700円でいろいろ乗っているデラックスカレーを注文。どんな味だったか? おいおい5月22日の週の出来事だぜ。味なんて覚えているわけないだろ。5月22日の週の出来事をなんで6月12日の更新で書いているの? ……。いや独特な味がしたことは覚えている。まずいってことじゃあない。ない。満腹感もあった。でもハヤシライスにすればよかったとは思った。ってなわけで本当の本当にスマートパス旅行はこれにて終了。本当に本当にお疲れ様でした。
しかし雑記はまだまだ終わらない。疲れているけどお疲れできない。5月29日の更新に書いた次の文章は覚えているだろうか。神戸どうぶつ王国の通常料金が2200円なのでスマートパスの日割り計算の料金をすでに超えているという話に続く文である。ただしその単純計算は罠なのだが……
いったい何が罠なのか。だって事実として2日間2950円の日割りは1475円なので2200円で元は取れている。まあね。事実はそうです。でも次のことを忘れていないだろうか。これが大阪市から神戸市まで2日間連続でむだに往復している日帰り旅行ということに。そしてご存じだろうか。「神戸どうぶつ王国・阪神電車・ポートライナーセット券」を買えば大阪市から神戸市までの往復とポートライナーの往復に加えて神戸どうぶつ王国への入園が2800円で済むことに。または「神戸 街めぐり1dayクーポン」を買って大阪市から神戸市までの往復と電車1日乗り放題と利用料800円以下の施設に入場または800円分を減額できる施設利用券をもらって神戸布引ハーブ園に1650円+1000円の2650円で入場してもいい。ナイター営業ならもっと安くなる。「とはいっても1日で動物園とハーブ園とFに行ったんだから交通費は実費にしても十分に得をしているじゃないか」では2日目の例を考えてみよう。大阪駅を出発駅として今回の交通費を考えてみるとバスの乗り放題を合わせて1760円程度になる。安いルートで行くと1560円。そして「有馬・六甲周遊1dayパス」の阪神版2500円を利用した上でパスの対象外である施設の料金を実費で払った場合と2日目の旅程で掛かったスマートパスの日割りと交通費の合計額を比較してみると1dayパスから2315円しか浮いていない。有馬温泉で金の湯か銀の湯に入りたいだけなら1dayパスのほうが断然に安いのだ。「とはいっても玩具博物館や植物園や展望台に行けた上に2315円分とはいえ安くなって得しているじゃないか」ここで最後に思い出していただこう。私は2日間2950円で購入できただけで「KOBE観光スマートパスポート」プレミアムの本来の価格は2日間5900円である。ゾッッッ。
ようやく落ち着かないオチがついたところで先週の振り返りと今週の抱負を書こうと思ったのに23時58分になってしまった。今週ごときに「抱負」って単語を使うな。次の更新で先々週の振り返りと先週の振り返りと今週の抱負を書く。今週ごときに「抱負」って単語を使うな。
これは2023年6月12日に書いた。
やっすいレトルトカレーに懸賞で入手した賞味期限切れのスパイスをぶっかけてとろけるチーズをのせてはちみつを入れて食べるとおいちい! そんなことより前々回から連載している「KOBE観光スマートパスポート」旅行の続きを書こう。つなぎが雑。2日間2950円で神戸市の観光スポットに入場できる無敵のパスポートを手に入れた空見タイガは無事に1日目の旅行を終えて2日目に「え? 六甲山って神戸市なの?」の六甲山に向かおうとするが――あらすじ終了。片道600円の六甲ケーブルのきっぷをパスポートでゲットしてケーブルカーに乗車。ほかの客たちとともに入口に近いからと手前の車両に乗って椅子の向きが進行方向と逆だと気づいたがもう遅い! 平日に六甲山に行くような客層の肉体ではいちど座ったら立ち上がるのも一苦労だし空見タイガも前日の旅行ですでにくたくたなので車両を移動せずそのまま逆方向で出発進行。ケーブルカーの車窓から過ぎ去ってゆくこれまでの景色を眺めながら「六甲山上駅」へ。到着してすぐに「六甲山上バス1DAYチケット」を購入して500円でバスに乗り放題の権利を得る。そのまま「六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅」に向かう。なんとスマートパスのプレミアム版なら片道1030円の「六甲有馬ロープウェー」に往復で乗れてしまう。いい景色も見られる。車掌のガイドも聞ける。有馬温泉街にも行ける。しかしロープウェーの駅から温泉街までには坂を下らなければならない。行きで坂を下るということは帰りで坂を上らなければならないということ。人生の縮図を感じながら長い道のりを歩いて「有馬本温泉 金の湯」に直行。平日650円分をスマートパスでパスして入浴。平日の午前中に行ったからか混雑もなく湯に浸かれて疲れはとれない。アツゥイから疲れはとれない。浴室で死んでいる人間の数を思い出せ! アツゥイことは人体によくないが温泉には効能があるのでなんか許されている。温泉がただの湯だったらあんなにアツゥイことは許されない。許されると思うならポットで沸かした風呂に入るか? ただの拷問。
湯に入った疲れを癒やすために休憩ロビーで有馬サイダーを飲んでから次の場所へ。すぐ近くの「有馬玩具博物館」に入場。800円もパスでパス。チケットを見せればいつでも再入場可能らしい。展示は6階から4階まであって特に4階の展示ではオートマタの動きを眺められてたのしかった。押しボタンを押しているときだけ動くのでちょうどいいところで寸止めして遊べる。遊ぶな。ささっと見たあとで博物館から出てすぐに見える金の湯の足湯に浸かる。意外とぬるかったので長くいれば疲れも癒えそうだったがスマートパス旅行はまだまだ終わらない。アツゥイ湯から逃げる速さでぬるい足湯から逃げ出して有馬温泉に何の関係があるのかわからないが人気らしいジェラート屋さん「アリマジェラテリアスタジオーネ」で六甲ミルクと有馬サイダーのフレーバーのダブルに炭酸せんべいをトッピングに加えたジェラートを注文して食べる。有馬温泉に関係のあるフレーバーとトッピングだった。おいちかった。しかし考えてみるとジェラートっておいちいものだからな。しかもミルク味とサイダー味なんて外しようがない。思えばなんて無難な選択をしてしまったのか。旅行先でミルク味とサイダー味。旅行先に関係のありそうなものがミルク味とサイダー味だったとはいえミルク味とサイダー味! 釈然としない気持ちを抱えつつ妬泉源を「なにが……どういうことだ?」と眺めつつも通過して「炭酸泉源公園」へ。鉄っぽい臭いに顔をしかめつつも飲泉の実績を解除して「有馬温泉 銀の湯」に向かう。平日550円もパスでパス。アワアワな感じが金の湯より好みかもしれんと思ってゆっくり浸かっているうちにのぼせそうになる。アツゥイは虎視眈々と人間をあの世に送る隙を狙っているのです。なんとかお湯に勝利してロープウェー駅まで戻る……前に「三ツ森 本店」で蒸したての「よい湯まんじゅう」を食べて「湯の花堂本舗」で賞味期限5秒の「元祖なま炭酸せんべい」を食べる。どちらもむちゃくちゃアチかった。特にせんべいのほうは5秒で食感が変わってしまうので商品を渡されてすぐに口に入れなきゃならないのだが渡されてすぐに口に入れてはいけない温度をしていた。事件が起きてしまう。しかし100円でせんべいを2枚もらえたのですぐに食べたやわらかせんべいと固くなったせんべいで食べ比べできて良い体験だった。いずれ自作詩集の販売に活かしたい。どういうこと?
坂をなんとかのぼってロープウェーの駅にたどり着いたものの発車まで時間があったので「鼓ヶ滝公園」まで向かう。ついさっきも感じた気がする人生の縮図を思い出しつつも階段を降りまくって「鼓ヶ滝」をちらっと見たのち階段を急いで上りまくって駅に向かってギリギリ出発に間に合った。思ったより鼓ヶ滝公園が遠すぎるというか階段を降りすぎる。行きのロープウェーのガイドとそっくりそのまま逆向きに進行するガイドを聞きながら六甲有馬ロープウェー山頂駅に到着したところで23時57分になったから今週のよろずはおしまい。来週のよろずに続く。あああとちょっとだったのに! あとちょっとで終わりだったのに! あとちょ
これは2023年6月5日に書いた。
1日更新。先月について振り返る前に「KOBE観光スマートパスポート」旅行の続きを書こう。2日間2950円で神戸市の観光スポットに入場できる無敵のパスポートを手に入れた空見タイガは「神戸どうぶつ王国」に行って2200円分の体験をする。だが1日目のお出かけはまだ終わっていない。彼女は「神戸布引ハーブ園」まで向かおうとするが――あらすじ終了。神戸公式観光サイトによれば入園料込みで往復1800円のロープウェーに乗車した。がこんと落下しそうな恐怖を覚えつつも「布引の滝」を見下ろしながら絶景を楽しんでハーブ園山頂駅に到着。さして興味のない施設を歩き回ったあとで近くにあった店「HoneyDew」でハニーなホットドッグを食べる。この辺でとっとと神戸港に向かって通常料金1500円のお船に乗るか迷いながらも風の丘中間駅まで歩いて下ることに。なんだかんだ山頂駅と中間駅のあいだに咲いているお花がきれいきれいなので歩いてよかった。強調のために二つ重ねるとおててが殺菌および消毒されてしまう無二の単語。「ハーブの足湯」に入って左右で柄が異なるくつしたを履き直したり「風の丘芝生広場」のハンモックに乗って左右で柄が異なるくつしたの先にある美しい景色を眺めたりして満足したことだし中間駅のロープウェーで薄汚い下界に降りよう……と思ったら外国人の団体観光客がいたのでとんでもない行列ができていた。エレベーターでロープウェーの乗車階まで上ったと思ったら一階まで列がずらずら伸びている程度のとんでもなさ。そんなに団体で来日したら複数人で動くことによる効率の良さより不自由さが勝ってくるんじゃないか? たぶん社会経済学とかで計算されているやつ。
上の駅からやってきたロープウェーに相乗りしてこの腐敗した世界に堕とされた。スマートバンドに表示された時間を確認する。今すぐ電車とバスで乗り継ぐかレンタサイクルを使って神戸港まで向かえばお船でぷかぷかできるかも! まずはいちばん安くて楽そうなレンタサイクルの場所を調べて歩く。自転車が見つからない。神戸コミュニティサイクル「コベリン」が見つからない。なんか独自のシステムみたいな風を装っているけど使用するアプリは「ドコモバイクシェア」のコベリンのサイクルポートが見つからない。なら駅とバスの乗り継ぎに切り替えよう。駅が見つからない。なんとか駅を見つけてとりあえず三宮の駅へ。このときにはすでにギリギリ間に合いそうにない時間になっていたので切り替えて違うスポットに向かうことに。三宮周辺がごちゃごちゃしすぎて何もわからない。私が無能だからか? 私が無能だからすべて複雑な配線に見えてくるのか? 本当は赤と青しかないのにレインボーぐらい線があるように見えるのか? 赤の線を切りたくないと思ったらあと選択肢が6つもあって選びきれずに爆発して人生が終了してしまうのか? わからない。でも信号を待っているときにおばさんによくわからない施設への道を聞かれたから私以外の人間も三宮周辺で迷っている。迷いながらもサイクルポートを見つけて向かった先は通常料金1000円の「フェリシモ チョコレート ミュージアム」だった。よくわからない施設。たぶんフェリシモのやっているチョコレートのミュージアムであることは確かだ。チョコレートのパッケージとか写真撮影スポットとかアートとか凄まじい量のパッケージコレクションを見ることができる。フェリシモは……たぶんお金がたくさんあるんだろう。お金がたくさんなかったらこんなものはつくれない。Googleマップでも評価が星3つだったから折り紙付きである。だまし船を折って付けてやってもいい。なぜか自転車人口が少ない気がすると思いながらチャリで駅まで戻って「イスズベーカリー」のパンを買って帰って晩飯として食べてスマートパス旅行1日目終了。おつかれさまでした。
もう23時42分なので2日目のことは来週のよろずで書こう。2日間の日帰り旅行が3回に渡る連載コンテンツになるなんてお得すぎだろ。再生エネルギーのひとつとして利用できないかな。というわけで5月の振り返りをしよう。
- 新作小説『軋轢』を公開
- 4篇の新作詩をコンテストに応募
奇しくもフェリシモチョコレートミュージアムに対する感想とぴったり一致するような一ヶ月だった。充実はしていたように思う。フードフェスに行ったり詩集を図書館に寄贈したり展覧会に行ったり神戸旅行に行ったり生涯学習の中間課題を提出したり。でもやっぱりさあ。詩や短編小説しか完成しない一ヶ月は虚無なんだよ。長編小説を完成させたい。ゲームも制作したい。漫画も描きたい。やる気を出せばすぐに完成させられるものだけで人生を終えてはだめだ。やる気を継続しないと完成しないものを完成させることが1日1日を肯定して連続する日々の充実を証明してくれるんだッ! そういうわけで長編小説の執筆やゲーム制作をがんばりたい。大きなことをこつこつとやりたい。神戸旅行の話も次回のよろずだけではなく次々々々回のよろずまで連載したくない。
これは2023年6月1日に書いた。
台風2号の速度でタスクをこなしている。さすがに遅すぎだろ台風2号。30日の夕方までに生涯教育の課題を提出しないといけないのに29日23時の時点で2時間分の講義動画の視聴がまだ残っている空見タイガぐらい進みが遅い。ちなみに31日の消印有効締切のコンテストも残っている。よろずを書いている時間が惜しいよ。よろずなんて誰も読んでいない。読んでいたら逆に怖い。読まないでくれ! 先週のよろずも最悪だったしな。文章の質が良い日と悪い日があって原因がわからないので自分ではコントロールできない。睡眠時間と質が連動しているのかと思って調べてみたら先週の月曜日は7時間34分も寝ていたし夕方に仮眠を25分もとっていた。ぐっすり。
先週は創作を1秒もしなかったかわりに2日間の日帰り旅行をした。べつにかわりにしなくても旅行のない日に創作をやればよかったのではないか。正論はやめていただこう。世界は正しいことだけでは進んでいかない。汚職事件もあるしお食事券もある。そもそもなぜ生涯学習やコンテストの締切があるのに日帰り旅行をしたかといえば「KOBE観光スマートパスポート」の有効期限である5月31日が迫っていたからだった。この世には締切しかないのか? 神戸市の観光スポットをスマートフォンを用いて観光できるパスポート。2022年に2日間5900円のパスポートが2950円で購入できたので買った。買ったはいいけど機を逃しまくって有効期限の5月になってしまった! 早く行っておけば全国旅行支援を使って安いホテルに泊まってお得に旅行できただろうに5月中旬には全国旅行支援もほぼ終了していて2日間連続で大阪市から神戸市までの往復を繰りかえすムダの多い旅程に。善を急がないカスの末路。しかし交通費が余計に掛かるとしてもパスポートを使えば使うほど元が取れるはずだ。そう信じて1日目は「神戸どうぶつ王国」に行った。公式サイトによると通常料金2200円なので日割りしたパスポートの元はすでに取れていることになる。ただしその単純計算は罠なのだが……どうぶつ王国にはキャワワな動物が多かったものの今までいろいろな動物園や水族館に行ってきたせいか動物がたくさん存在している園に対する高揚みたいなものが微塵もなかった。かなちい人間。とは言いつつ「フリーフライトバードパフォーマンス」「ワーキングドッグパフォーマンス」を観たり「アルパカフェ」でアルパカシューを食べたりした。エンジョイしすぎている。鳥のパフォーマンスでは「掛川花鳥園で見た!」とまたもかなちい既視感に襲われた。大人になると初めてのことがどんどん減っていく。でもワオキツネザルが餌を食べるところを見られる「ワオワオトーク」では大量のワオキツネザルが客のすぐそばまでやってきて今までにない体験だったかもしれん。長すぎるしっぽの水に濡れた部分がほっそほそになっていた。そんなこんなで楽しかったが通常料金2200円分だけで1日目を終わるわけにはいかない。そこで三宮駅を起点に考えると王国とは正反対の方向にある「神戸布引ハーブ園」へ行くことに……行くことになるが……もう23時59分なので続きは1日の更新で書くとする。
これは2023年5月29日に書いた。
3月から読み始めたスーパーウルトラおもんな長編小説をようやく読み終えた。もうすぐ6月だぞ。上・中・下で未完。しかもただの上・中・下じゃない。600ページ・700ページ・400ページの上・中・下。amazonのページにそう書いてあった。電子書籍で読むとどれだけ長くてどこまで読んだかが可視化されにくいのでつまらなさが永久に終わらないような気がしてくる。でもなんとか終わった。奇抜と評価されている技法についてはもっと古い小説にも奇抜なものはあるはず。それより気になる点は海外の古典にしては感覚が現代にかなり近いこと。現代のヒネた日本人にぴったりとハマる暗いユーモアでみちみちに満たされている。今から書店に忍びこんで新刊コーナーに平積みしてもなんとかイケる。日本生まれの日本育ちなのになぜか海外を舞台にした小説を書きたがるタイプのアマチュア作家のおとなりのスペースで鈍器と呼ばれる厚さの同人誌として頒布したら書きたいものがなくて悪ふざけしかできないタイプのアマチュア作家たちがせまい仲間内で称えてくれる。それぐらい現代に近くてそれぐらい印象が悪い。そもそも暗いユーモアというより暗い現実逃避なんだよな。不幸な出来事がありました。奇人による面白エピソードです。不幸な出来事がありました。奇人による面白エピソードです。これのくりかえし。根の暗い人間がおふざけを試みたがどうにもならなかった悲愴感が漂っている。それ自体は作品の内容に合ってないこともない(出だしから反出生主義的なところがある)が600ページ・700ページ・400ページも空元気みたいなものを読まなきゃいけない苦しみこそ不幸なんスよね。私はユーモア小説と思って読み始めたんだ! 本当に悲しみと怒りと無しかない読書体験だった。ドストエフスキーから影響を受けたと聞いてわくわく読み始めた上・中・下で未完の長編小説を読んだときと同じ気持ちになった。今後は上・中・下で未完の小説に接近禁止命令を出したい。上・中・下で未完の小説は私の視界に入ってくんな。しっしっ。
先週はスーパーウルトラおもんな長編小説を読み終えた以外は何もしなかったのか? そんなことはない。「中之島美術館」で「佐伯祐三 自画像としての風景」を「国立国際美術館」で「ピカソとその時代」「コレクション2 特集展示:メル・ボックナー」の展示を見た。終わり。終わっちゃった。なかなか悪くない展示だったけど悪くない展示だと雑記に書くことがなくなる。展示が思ったより少なかったら「円安を感じる」と揶揄できるし上の段落のように長々と罵倒できるのに! 罵倒しなくていい。そして褒めるほど良かったという気持ちもない。だって入館料で1500円と1100円も取られたんだもん。生涯学習をする者なので学生料金なのだが学生料金にしたって高い。もしかして今の学生バイトの平均時給は1500円だったりするのか? 1500円では2時間半は展示室に滞在できないと満足できねえ。価格対満足度で言えば無料で見られたメル・ボックナーの展示は作品にクイズ要素があり(ない)作品名を確認することで答え合わせができて(できない)よかったかもしれん。では展覧会に行ったほかは何もしなかったのか? そんなことはない。詩のコンテストに詩を書いて応募した。終わり。終わっちゃった。詩のコンテストに応募した事実のほかは掘り下げることが何もない。本当にもう何もないのか? そんなことはない。「THE SECOND~漫才トーナメント~」を観た。終わり。終わっちゃった。テレビでもお笑いライブでもみんなが面白いと思っているはずのもので笑えないと「うつ病かもしれん」と思って悲しくなってくる。もしかしたら先述のスーパーウルトラおもんな長編小説も本当は面白かったのかもしれん。じつは私はうつ病なのかもしれん。うう。私は『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代(中)』とみずほ銀行の失態でしか笑えない悲しき存在だ。昨今では値上げや値上げや値上げなど暗いニュースばかりが聞こえてくる。今こそみずほ銀行は宝くじ関連で盛大にやらかしてほしい。たぶん丸1日は明るいユーモアでみちみちに満たされる。暗いユーモア。
これは2023年5月22日に書いた。
もう5月が折り返そうとしている! 5月ってほんとうに31日あるのか? じつは今年の5月はさかさまになった不器用な2月なのではないか。しかし28日を2で割ると14日で31日なら15日と半日だったからそんなに変わらなかった。半分の作用ってすごい。割引だとお得だけど日数の折り返しだと考えるとお得じゃなくなる。あと15日と半日の半日の価値のなさがすごい。半休をとっても休まらないようなもん。半休と半休をくっつけて全休にしたほうが最後までチョコたっぷり。とにかく5月も半分が終わろうとしている。怠惰な人間の生活においては半分を2倍にすると単純に全部になるので何もなかった半月が同じように繰り返されて1ヶ月が終わるだろう。半年と1年も同じ関係にある。1年と100年も同じ関係にある。人間は変わらない。かわりに年が替わってくれる。月日がなんでもしてくれる。人間のかわりにお年を召された人に席をゆずって替わってくれる。暮れる。
つまり先週も何もしとらん。尿検査の再検査に行った程度。1月の健康診断の尿検査で潜血があって再検査になった。その再検査で午前中が2回もまるまる潰れた。不健康は金も時間も損をする! コスパとタイパ重視の若者は健康に気をつけるように。そこでエコー検査があって腎臓の片方が腫れているということで人生で初めてガッツリした病名を医者から教えてもらった。こういう経験を重ねて大人になっていく。いらない経験。もちろん病名はここでは書かん。個人情報なんでね。とりあえず医者の説明とネットで調べた感じだと生活習慣の問題というより生まれつきの問題のようで私にできることはない。そのため時間を空けてまた再検査をすることになった。再検査だけで午前中が3回も潰れて計1日と半日もなくなる! もし症状が悪化したら手術になるらしいが私にできることはない。本当に私にできることはない。まず私にできることがあるなら医者も手術をしなくていい。処方箋を出して「みなさんはあちらのほうに行かれているみたいですね」と言えばいいだけ。それでは問題を解決できないので薬もないし私にできることはない。というわけでレントゲンとエコー検査と尿検査2回で調べた結果……血尿の原因はわかりませんでした! いかがでしたか? どういうこと?
ほかには「サクラアートミュージアム」で「巨匠たちが画いたクレパス画 後編」の展示を観たり「大阪城音楽堂」で「JAZZ & Heritage 2022 ~ジャズと豊臣の石垣~」でジャズっぽいものを聴いたりした。このジャズのイベントがすごかった。出演メンバーが? 知らん。だれひとり知らん。90を超えたじいさんが出てきて演奏し始めたときに観客たちがスマートフォンで動画を撮りまくっていたが知らん。あの人とあの人が共演? 知らん。だれひとり知らんから知らん。ジャズなんて知らん。会場の脇にあった屋台が? 確かに焼きそばが700円もしたけど屋台の焼きそばにしてはボリュームがあったから特段に高いわけでもない。では何がすごかったのか。入場無料のイベントなのに4時間ずっと演奏していた。無料だからちょろっとやって終わりなのかと思っていた。14時半から18時半までやっていた。その日は雨予報だった。しかも開始時間から急に降りはじめた。観客たちは雨のなかで4時間ずっとジャズみたいなものを聴いていた。私は服装を間違えて半袖を着ていたのでレインコートを上着代わりに震えながら焼きそばを雨から隠しながら食べていた。「ジャズってよく知らないけどこれってジャズなのか?」と思いつつもよく知らない人たちがよく知らない演奏や歌を披露しているステージを震えながら眺めていた。ジャズっぽいものは演奏技術の差が露骨に出るとわかった。そしてイベントが終わりに近づくころにいい感じに晴れてきた。なんか今まで出てきたよくわからない人たちが全員ステージに大集合して観客も大盛り上がりで大団円みたいに終わった。このころには私の肉体も終わっていてあまりの寒さから両手がしびれていた。家に帰って手にお湯をかけても手がしばらくしびれていた。これが無料だからと無学の無職がよく知らんイベントに入場してしまった罰というわけ! すべて自業自得だけどかわいそう。
空見タイガよ。おまえはいつもどおり創作を何もしなかったのか? いいえお父様。お父様? 私は少しだけ作業をしました。「デジケットコム」に詩集4冊分を一気に販売申請したのです。ふむ。しかしおまえはどうしてほかのストアの発売日にあわせて販売申請しなかったんだ。デジケットコムのこと忘れてた。存在は確実に知っていたけど忘れていた。今でもデジケットコムの名を思い出せなくてゲッチュコムを思い出しそうになる。それでデジケットコムにて詩集を販売開始したところ……すでに2本も売れた。あのKDPでもあのDLsiteでもあのFANZAでも販売本数が0本なのについ名前を忘れてしまうコムでは1週間も経たないうちに素人の詩集が2本も売れた。女の子のイラスト表紙のやつが1本ずつ……誤って購入したんじゃないか? 誤って購入された疑惑がある。でも許してくれ。サンプルも体験版も登録しているし紹介画像に詩集って書いているしダウンロード販売はその性質のために返品・返金が難しいし売上が3000円未満の場合は振込が翌月にくりこされるので私の手元にお金は半永久的に入ってこないんだ。売れないものを販売した私も悪いし性欲から女の子のイラストにつられて詩集を買ってしまったおまえも悪い。悪を半分こにして分かち合おう。半分自業自得だからかわいそうじゃない。全然かわいそうじゃない。
これは2023年5月15日に書いた。
金玉……金玉ウィークが終わった。直っていない。無職だからゴールデンウィークがゴールデンボールだろうが関係ないし。そもそもゴールデンボールはウイークポイントだからゴールデンウィークとほぼ近似。細かいことを気にしても仕方がない。仕方がないから先週のことも大まかに振り返ろう。
- フードフェスに行った
- 「NANIWANOMIYA WORLD KITCIN FEST」
- 「はらぺこCIRCUS」
- 「クラフト餃子フェス」
- 詩集を郵送した
- 国立国会図書館に寄贈
- 日本現代詩歌文学館に寄贈
- 委託販売のストアに発送
- その他
- 耳鼻咽喉科に行った
- 短編小説『軋轢』を公開した
小説の公開をその他に分類するなよ。やわらかよろずはべつに創作ブログではなくてよろずのことについて雑に記した雑記だから問題ない。とにかく先週はチンポよくやった。金玉ウィークだけに。フードフェスでは「古代米おにぎり」や「紫芋モンブラン」や「チーズあんトースト」や「宮崎牛コロッケ」や「手羽餃子」を食べた。商品名はだいたい想像。想像? 目の前に存在しないものはだいたい想像。そして今まで制作した詩集を納本および寄贈した。人生初の納本および寄贈。私の手元から離れて半永久的に残れ! しっかし納本や寄贈するのに申請書とか必要ないンすね。さすがに無名の何者か(不審者かもしれない)が書いたぺっらぺらのうっすい詩集のみを送付しても受領されなさそうなので目録やフリガナを書いた添え状をつけて郵送した。資源のムダの可能性もある。委託ストアにも発送したので新作詩集『A3かB4』『会話かいな』を通販で買うこともできる。買わないこともできる。また先々週に一瞬だけ右耳の痛みを感じて心当たりもあったので病院が連休に入る前に行くか行かないかチャレンジに勝利して病院に行ったら「外耳炎かもね」で薬を塗られるだけで帰った。900円ぐらい取られた。敗北。最後に『軋轢』を書いて公開した。4時間14分で書き終えていたのに推敲に5時間15分も掛かっていた。文章の調子が悪いときでも書こうと思えば書けるけど推敲のときに無窮に時間がかかるので調子が悪いときは書かないことが時短になる。古今東西に存在する時短テクニックの本にもそう書いてある。パソコンのショートカットを覚えると便利ですの次のページに書いてある。だいたい想像。
今週も作品を公開できたらいいなと思っている。土曜日か日曜日の空見タイガがどうにかしてくれないかなと願っている。「今週中にあれをやるぞ!」と宣言をすると締切が日曜日になるために日曜日や日をまたいだ月曜日に空見タイガがどうにかし出す傾向にある。私は私のことをよくわかっている。「寿司を描いたシールを見たことで刷りこまれて寿司を食いたくなってきたな」そんなことだってわかる。しかし土曜日か日曜日の空見タイガが頑張ることで月曜日の空見タイガにしわ寄せがきて頭が痛くなる。だから月曜日ってだいたい頭が痛くて月曜日更新のよろずに頭が痛いって書いてンだ! というわけで頭が痛いので早く寝る。現在23時57分。
これは2023年5月8日に書いた。
5月1日。ようやく月曜日に1日がやってきた。月曜日に1日が来ることで月の更新と週の更新をまとめてできる。毎月1日が月曜日であってほしい! 日数の都合で毎月1日がむずかしい場合は適当に一ヶ月の日数を減らしたり増やしたりしてほしい。たとえば31日が土曜日ならその月は32日まであっていい。来月の1日が月曜日になるためには仕方がない。犠牲が必要なときもある。だが今年の5月は1日が月曜日なので4月は犠牲にならずに済んだ。そんな4月の振り返りをしよう。
- 詩集『A3かB4』の販売開始
- 詩集『会話かいな』の販売開始
- 3篇の新作詩をコンテストに応募
- 1篇の新作詩をアンソロジーに投稿
なんかあんまりだな。やっぱり詩しか完成しないと充実度が下がるのかもしれん。人生の充実度が。詩を書いている人間ってもれなく人生の充実度が低そうだもんな。そんなことない。とにかく4月3日のよろずに書いていた「あれもこれも全部やるぞ」からは考えられないほどの低調だった。月初めのやる気が最後まで続けばいいのに! 月初めの自分をコピーしておいて次の日以降の自分に上書きペーストしたい。もう29歳にもなったら精神的成長とかないだろうし構わんだろ。科学の発展でどうにかなれ。ほんとうになんでこんなことになっちゃったんだろう。4月には五カ所の展覧会にまとめて行くはずだったのに先々週にナガノ展に行って先週に「渡仏から110年 藤田嗣治展」に行っただけ。藤田嗣治展は別フロアの常設展とあわせて1時間もせずに見終わった。一般料金1300円。私は生涯学習をする者なので800円。数年前に正社員として広島で8時間労働していたときの手取りが13万円。藤田嗣治展で1ヶ月に101回も一般料金を支払えばご飯を食べられなくなる計算になる。もう美術館で展示を観るのは宝石を買うようなもの。手取り13万の会社員からしたら1300円は宝石だから。手取り0円の無職からしたら1300円は月に無事に着陸するロケットだから。美術館は宝石やロケットを売ってはならない。すごい印刷にすごいオリジナルの番号がついているすごい複製画を売ってください。絶対に買わない。
4月は過ぎ去った。5月の目標について書こう。まず今週中に小説を公開すると思う。本当は本日1日に公開したかった。本当の本当は4月のコンテスト締切に間に合わせて書きたかった。でも書いているうちに「規定の枚数より前に完成してしまう」と思ったのでやめた。というわけで完成はもう見えている。それからゲーム制作もする。絶対にする。ゲーム制作をしなかったら私ではない人間がどうなってもいい。約束する。Tumblrで制作状況を報告する。約束しない。しろよ。あとは詩のコンテストに新作詩を投げる。イラストも描きたい。サーチエンジン「お絵描きJP」でサイトが本登録されたから。うれちすぎる。でもサーチの新着ページからやってきた人たちは「まともな絵が6枚しか掲載されてねえじゃないか」と怒っているかもしれない。だから新作イラストを公開する必要がある。また5月はちいさな旅行をするだろう。とにかく月初めだからやる気と希望に満ちあふれている。あれもこれも全部やるぞ! 科学館は月初めのすごいやる気が最後まですごく続くようにすごい精神のコピーアンド上書きペースト機能を開発してください。1300円までなら買う。
これは2023年5月1日に書いた。
図書の返却日がふたたび迫っている。こいついっつも図書の返却に追われているな。話題になっていたから即座に予約を入れて借りただけで興味が微塵もないジャンルの本2冊。読まなくてもいい。しかし森羅万象に興味がない人間としては今回の締め切りをいい機会と捉えて是非とも読んでおきたい。図書の返却日のことを締め切りと言うな。図書のことはおいといて先週は「ナガノ展」に行った。なんか小さくてかわいいやつを書いているやつの原画が見られるやつ。先生のことをやつと言うな。でも漫画家や作家を先生って呼ぶのイヤなんだよな。あいつらはわれわれの先生ではないだろ先生では。とにかくいろいろと見た。一発描きであの内容をまとめて漫画として描ける構成力が凄まじいと思ったよ。フォトスポットもクオリティが高かったし係の人に頼んだら撮影してもらえてサービスがよかった。動画以外すべて撮影OKのおかげで人がごみごみで画を見るのにも一苦労だったほかには満足度の高い展覧会だった。もう円高を感じたもん。? だけど自分へのお土産としてなんとなく会計に持っていったポストカードが1枚400円したのには戦慄した。400円もあったら食パンとミートソースで2日半はたのしく暮らせるぞ。ちいかわ世界の住人にいそう。かわいくないからだめ。
それから新作詩集『会話かいな』を印刷所に入稿して電子版も各ストアに販売申請をした。楽天Koboの電子書籍出版チームに「価格に対してコンテンツの内容が少なすぎじゃない? 文字数を説明文に書いておいたほうがいいよ」と申請を却下される程度にコンテンツの内容量が少ない880円の詩集。てめえがストア内に書けや! Kindleのストアはきちんとページ数を自動で算出して商品ページに出力しているぞ。というわけで「6000字程度」と追記して再申請した。6000字程度で880円の詩集。ウン。べつに550円で登録してもよかったよ。でもどうせ売れないなら550円も880円も変わらないんでね。ランチの定番メニューがいきなり550円から880円になったら大変だろうよ。「大将お~こんなに値上がりしちゃったら次から通えなくなっちゃうよお!」でも素人の書いた詩集が550円だろうと880円だろうと誰も困らないから。トイレットペーパーや卵の値段とは違う。1万円で売ってもだれも損をしないもの。それが素人の書いた詩集。でも収録作品のクオリティは今まで出した自作詩集のなかでも一段と高いとは思う。比較対象は「1日1篇ずつ書いてまとめたやつ」「いまいちなやつをまとめたやつ」「1日で書いたやつ」ね。そんなものを売るな。
『会話かいな』は4月30日に発売開始されるはず。他ストアが楽天Koboし始めたら知らん。次の自作詩集はたぶん7月あたりにまとめて出す予定。まとめて。とりあえず2作はだいたいページ数が決まっている。それに加えて2作を完成させたくて計4作を6月~7月で発売日をずらしながら発売したい。四肢が分離しちゃうんじゃないか? あまりの過酷さに四肢が分離するかもしれないので最終的に6~9月にブレる可能性もある。ブレブレ。だが8月には詩や長編小説のコンテストの締切があって忙しくなるから7月中に終わらせたい。人間の価値とは完成させた詩集の数ではなくて完成させた長編小説の数で決まるからな。和やかな価値観。長時間労働で苦しんでいるひとたちにも言ってやりたいよ。「人間の価値はこなした仕事の数で決まるんじゃない! 完成させた長編小説の数で決まるんだ!」長時間労働しながら徹夜で長編小説を書いて過労死しそう。とりあえずそんなスケジュールでいく。では5月は何をするのか? それは来週の5月1日(月)の更新をお楽しみに。
これは2023年4月24日に書いた。
図書の延滞と詩集の販売申請に板挟みになっていたけど解決した。本も返却したし詩集の電子版を16日に販売できた。やったね。しかし代償として挟まれすぎた私のからだがぺらぺらになってしまったので雑記を書く気力が残っていない。先週の出来事も造幣局の桜の通り抜けに行った程度。遅咲きの桜がずらずらいっぱい。予約制で見に行ったんだけど平日の午前中にもかかわらず人がわんさかいた。自分も無職になる前から有休や振休を利用して平日に外出する民だったとはいえ春休みも終わっているのに人がこんなに存在していいものか? こいつらが真面目に働かないせいで日本は衰退しているんじゃないのか? おまえらもっと必死に働けよ! おまえが働け。とにかく両脇に見える桜を大勢の人間にぶつからないように眺めて通り抜けるゲームが始まった。桜はきれいだったし天気もよかった。でも八重桜って桜に見えないよな。すぐに連想される桜のあの奥ゆかしさを知っていると八重桜が下品に見えてくる。桜に誹謗中傷で訴えられるぞ。というわけで桜の通り抜けした感がないまま桜の通り抜けを通り抜けた私はそのままとほとほ歩いて「藤田美術館」に行った。カフェらしきものが盛況な美術館。平日にもかかわらず人がわんさかいた。巷では平日に人間が存在するのが流行っているのか? 今は「装」「緑」「禅」の展示をやっているらしい。どういうこと? どういうことかはよくわからなかったが曜変天目茶碗を見られるとのことで展示室へ。なんか古いものがちょっとずつきれいに展示してあった。教養のない説明。撮影が許可されているのもあって肝心の曜変天目茶碗には全角度から張り付くカメラ小僧がいたのでじっくり眺めることはできなかった。で。ついさっき知ったんだけど館内にライブカメラが設置してあって展示室での様子がYoutubeで配信されているっぽい。じゃあ曜変天目茶碗に張り付いていたカメラ小僧に張り付いていた人間がいたかもしれないってことかよ。茶碗もカメラ小僧も価値は違えど撮影時には同じ被写体なんですね。このままいくと茶碗と人間の境界がなくなって茶碗に肖像権で訴えられるぞ。どういうこと?
次の詩集も印刷所に入稿できるレベルまで作業を終えた。たぶん4月30日に電子版を販売する予定。たぶん。未来の空見タイガのコンディションによる。詩のアンソロジーに寄稿する原稿も送ったし私は無敵の無っちゃんだ。とはいえ小説カキカキやゲーム制作の作業はまったく進んでいない。ぜんぜんまったくこれっぽっちも。タイムトラッキングでいうところの週0分。無作業の無っちゃんだった。だけど最近なぜか急にいつもよりアイディアがいっぱい出る出ちゃう出りゅうううので早急に形にしていきたいと思っている。思うだけならもれなくタダ! 無能の無っちゃん。
これは2023年4月17日に書いた。
詩集の電子書籍づくりがめんどすぎて目尻サイドの白目が赤くなっている。たぶん関係ない。イヤッ詩集の電子書籍づくりがめんどいのは事実。というかリフロー型めんどい。固定レイアウト型なら画像を並べて目次をつけるだけでいいのにリフロー型はxhtmlとかいう普通に生きていたら編集しない拡張子のファイルを編集しないといけない。あまりのめんどさに地球上の善と悪がひっくりかえる。一般的にクリエイティブは善いことだと捉えられがちだが詩集をリフロー型の電子書籍で発行する面倒さがクリエイティブを悪にする。それぐらいめんどい。新しいことに挑戦しようと思ったらさ! もう面倒なことしか残っていないんだ29歳は! 簡単なことはそれまでにやってきたからね。かつてやりたいと思って今までやっていなかったすべてのことは全部めんどい。3月にやった人生初の餃子づくりもそう。餃子の皮を指でぐにぐにして具をとじているときに自分で材料を買っておきながら何でこんなことをしているのか自分でもわからなかったもん。すげえ具があまったし。食パンに乗せて焼いて食べたわ。めんどい。人生で一度でいいから餃子をつくりたいという気持ちさえなければ絶対につくっていなかった。ほんとうに人生で一度でいい。いちいち調理する時間と電気代を考えたら冷凍食品の餃子のほうが安くて早くて安全なのに。自分でつくる場合は肉の取り扱いによって食中毒の危険もあるからな。高いし遅いし危険。話を戻すと詩集のPDF版とEPUB版は完成した。あとは販促の画像を制作して各販売ストアに商品を登録をするだけ! これも面倒なんだよな。各販売ストアで提出すべきファイルが違うから。まず楽天Koboの電子書籍はEPUBを別に作成しないといけない。奥付にURLやメールアドレスを掲載してはいけないから。楽天Koboの読者は購入した電子書籍に不備があっても奥付から連絡できないんですね。なぜなら電子書籍内に著者の連絡先を書いてはいけないから。不条理文学の題材になっている。たかが商品のサムネイルごときもDLsiteとFANZAではサイズが違う。ダウンロード販売の二大巨頭なんだからサイズカルテルしろよ。販売手数料は各社でだいたい揃えているくせによ。
本当は先週のうちに詩集の販売申請を終えなきゃいけなかった。BOOK☆WALKERが1週間前に申請しないと発売日を指定できないから。ほかの販売ストアは3日前までに申請すればイケそうな感があるというのに。BOOK☆WALKERを除いた販売ストアでは16日に販売開始できるように手続きする予定。BOOK☆WALKERは知らん。けっ。一丁前に名前のあいだに星を入れやがって。販売の申請そのものは半日あれば終わるだろう。でも左目の目尻サイドの白目が赤いのでつらい。そもそも先週のうちに作業が終わらなかったのも目に違和感があったからだった。目が痛んだら眼圧が上がっているかもしれないから眼科にゴーって話をよく聞くじゃん? 頭痛持ちだったら気づかなくない? 頭が痛いのと目が痛いの違いがつくと思えん。じつは先週に頭が痛いと思ったあの瞬間も本当は目が痛かったのかもしれん。とりあえず記録しておくと左目があまり開いていないような気がする。片目をつぶって視野が狭まる感じはない。でも片目がきちんと開いていなくて睫毛がつねに視界を邪魔している気がする。寝起きで目やにがあるときに似た違和感。鏡で見るとそうでもない。いっぱい寝てもだめ。いっぱい寝たらいっぱい寝過ぎたせいで頭が痛くなった。かわいそう。でも眼科に行ったところでまた「疲れ目ですね」とだけ言われて帰されるかもしれん。かわいそう。
そんなわけで先週は「極メロンパン」でメロンパンを買って食べたことしか思い出がない。どういうわけで。急にメロンパンを食べたくなってメロンパン専門店に行ってプレーンと紅茶のメロンパンを買って食べた。どちらもいいにおいがした。だが冷えていた。オーブンレンジでチンしたらびっくりするほどアツくなった。メロンパンの単語から想像できる範疇を超えた熱さだった。ホームベーカリーでつくった焼きたてのパンより瞬間風速がスゴかったかもしれん。最速の熱さだった。涙目で食べた。味はあんまり。後日メロンパンの食べたさから食パンに塗って焼けばメロンパンみたいになるらしいメロンパン風トーストスプレッドを勇気を出して買ってみた。全然まったくメロンパンじゃなかった。かぎりなく無に近い甘い味がする。376円もしたのに。376円もあれば2袋のパスタソースを8枚切りの食パン8枚に塗って2日は過ごすことができたのに! 体調の悪さ全般に関係ありそうな食習慣。
これは2023年4月10日に書いた。
もしかして! 自転車ヘルメットの着用努力義務って感染拡大防止の取り組みなのか? 違う。でも不要不急の外出自粛要請より絶対に効果があるぞ。国民がスーパーに行く回数が減って消費も減りそう。と思っていたけど大阪のママチャリーズは全員ヘルメットをつけてなかった。誰も被ってない。そういえば大阪には合法とはまるで思えないグッズで自転車に傘を取り付けて運転しているやつらしかいなかった。雨傘だけじゃないぞ。日傘もだぞ。合法とはまるで思えないグッズで自転車に日傘を取り付けて運転しているババアたちがヘルメットをつけるわけがない。ということで私だけスーパーに行く回数が減って消費も減りそう。自転車で行ける距離の外食もしなくなりそう。スーパーは心を無にすればヘルメットを被ったまま入店できるけど荷物の置き場がない狭いお店には自転車で行けないもん。かごに置きっぱなしにしていたら盗まれそうだし。大阪には合法とはまるで思えないグッズで自転車に日傘を取り付けて運転しているやつらしかいないからな。民度が低い。
左目の下がピクピクしているので4月1日の更新で書けなかった4月の目標を書いて終わろう。4月の目標は……「いろいろやる」。こうやって目標がアバウトで計画がチャランポランだから何もできないんスよね。イヤッそんなことはない。実際に私は4月に入ってから大きなタスクをひとつ終わらせた。というのも自作詩集の本文を2時間7分で完成させて入稿した。全19篇で本文24ページの詩集を本文作成から入稿・入金まで4時間8分で終わらせた。今日1日で。詩に対する冒涜だろ。進捗がないので更新されない進捗ブログ用のTumblrでも説明したけどキャンセルしたい入稿予約をシステム上からキャンセルできないことに気づいて急遽つくったという経緯がある。創作物を子どもに喩えるやつらがいるけどそんな経緯で生まれた子どもがいたら最悪すぎる。本当は入稿の締切を無視さえすればキャンセルにはなった。でも数年前に文芸系の同人イベントに参加しようと成人向け小説を書いたときに同じ印刷所で2回すでにやらかしていたから3回目は流石にヤバいぞと思ってギリギリ入稿した。合法とはまるで思えないグッズで自転車に日傘を取り付けて運転しているやつらと変わらないクズさ。
クズではなくグズである。勘違いしないでもらおう! グズを開き直るタイプのクズだった。とにかく4月はもう新作を販売できることが決定している。さらに3月に表紙絵を出した詩集も本文と表紙は完成しているから入稿などの作業を終わらせれば4月に販売できる。さらにさらにもうちょっと書けば完成する短編小説があるからコンテストの締切を利用して完成できそう。さらにさらにあれやこれもやる。前述の成人向け小説ズもずっと先送りしているけどやろうと思えばいつでも販売開始できるんだ。ならやれよ。……。創作とはまったく関係ないけど楽しみなイベントの予約をしたしな。展覧会にだって行く予定がある。でも貴様は3月末に大学の通信制を卒業したから学割はもう利用できないのでは? 疑ってはいけない。きちんと卒業しています。急にですます調になったからといって疑ってはいけない。4月からは大卒以上の求人に応募できるようになった。だけど展覧会は学割でチケットを買える。空見タイガは生涯学習の重要性をわかっている“大人”だからな。合法とはまるで思えないグッズで自転車に日傘を取り付けて運転しているやつらと変わらないクズさ。
きちんとまれに勉強する予定だからクズではない。4月からはゲーム制作もそろそろ頑張りたいっすね。前髪もはさみで切りたいし。本当に頑張りたいやつがやる列挙か? あれもこれも全部やるぞ。スーパーや外食や散歩に自転車で気軽に行けない分やってやるぞ。不要不急の外出自粛要請より絶対に効果がありすぎる。
これは2023年4月3日に書いた。
1日更新。さっそく3月の振り返りをしよう。
- 新作小説『せどりマンに奪われる』を公開
- イラスト「ひじひじ」を公開
- サーチエンジン「創作サーチ」「よろずりんく」に登録
- サーチエンジン「お絵描きJP」に仮登録
ようやっとる。いつも1日しかなかった一ヶ月が5日になってきたな。? 本当はコンテストに向けて新作小説を書いて応募するつもりだったんだけど締切当日の21時23分に書き始めたから間に合わなかった。せめて夕方から書き始めていれば間に合った気がするのに! 当日から書き始める以外の選択肢がない。間に合わなかった原稿は4月の締切に合わせて完成させよう……趣味の素人のアマチュアの書き物は「原稿」ではなくないか? 突然の問題提起。前にも書いたけど自分がやっているのは「執筆」ではなくて「お話カキカキ」だから。「原稿」も「誰に依頼されているわけでもないのに一太郎で勝手に作成したファイル」だから。べつに原稿を執筆しているわけではない。原稿を執筆しているとしか言えないだけで。つまり趣味の素人のアマチュアのやっていることを表現する単語がないんだよな。「人間」が基本的に男を指すようなもの。女優や女医がそうだろ。かつて趣味の素人のアマチュアが存在していなかったので趣味の素人のアマチュアの行為を意味する単語が必要なかった。かつて女が存在していなかったので女を意味する単語が必要なかったようなもの。女優や女医の例を参考にすると「アマ執筆」や「アマ原稿」などで対応できるかもしれない。アマ原稿をアマ執筆している。でも「このアマ!」が女に対して言われるイメージがあることからアマ執筆やアマ原稿は「女執筆」や「女原稿」と言えるかもしれない。要するに「人間」「原稿」「執筆」は男である。さらにこの「原稿」「執筆」はプロの行為なので「プロ」は男である。「プロ」ではない「アマ」は女である。つまり「プロアマ規定」は「男女規定」である。その割にプロアマ規定に女が関係なさそうに見えるのは野球が男のものだから女が無視されているだけ。男女平等になれば「人間」に女が参入してくるようにプロアマ平等になれば「原稿」「執筆」に「誰に依頼されているわけでもないのに一太郎で勝手に作成したファイル」「お話カキカキ」が参入してくるだろう。というかWEB小説の台頭のせいで実質もうそんな感じかもしれん。当たり前のようにひとの著作権を踏みにじっている同人“作家”どもが「原稿を執筆するためにかんづめ合宿をしました」と書いていても多くの人は違和感なく受け入れるんだろう。犯罪者風情がよ。このままだと獄中で半生カキカキした犯罪者が「原稿を執筆するためにかんづめ合宿をしました」と言い出すぞ。犯罪者風情がよ。
エイプリルフールだから何を書いても大丈夫。そんなルールはない。ううう。どうしよう。仮登録した「お絵描きJP」の運営にこの雑記を見られて「なんだこいつ」と本登録を断られたら。せっかくイラストが6枚そろって登録に必要な最低5枚の条件をクリアしたというのに! そもそも小説や詩の量に対してイラストの枚数が少なすぎる点もある。でも仕方がないだろ。描くのにめっちゃ時間が掛かるんだから。ただの逆ギレ。イェーイめっちゃホリディ時間が掛かる。たぶん印刷できる解像度で描いているせいだとは思う。マウスで描いていた期間が長すぎて大きな絵を塗るのに不慣れで時間が掛かる。線画はマウス時代より早くなっている。とにかく塗りの問題。マウス時代と比較して塗りのクオリティが向上したかというと違うしな。むしろ縮小を考えて大雑把に塗るようになったので質としては下がっているかもしれん。最初にきっちりと塗り分けしたはずなのに塗り残しが永遠に出てくる。延々ではない。永遠に出てくる。3月に公開したイラスト「ひじひじ」も永遠に塗りが終わらなかったけど「あまりにきれいに塗りすぎると流行のイラストAIと勘違いされてしまうかもしれない。ちょっとはみだしているくらいが人間の味だ」と完成したことにした。AIの進歩が人間を救う。いつかAIに粛清される存在。
4月の目標を書くつもりが23時54分だ。犯罪者をバカにしたせいで! 略して犯罪者のせいで! 次回の更新で書きます書きます。次回の更新はいつもと同じ月曜日。つまり4月3日。今は4月1日の23時54分。もうだいたい明日。
これは2023年4月1日に書いた。
スーパー=アタマガ・イタイッチなので雑記を手短に書くぞ。先週は怒濤の一週間だった。まずワールド・ベースボール・クラシックね。決勝戦はきちんとテレビで観たよ。勝ってよかったっスね~。では準決勝は? 「健活チャリティーウォーク2023」に参加したのでリアルタイムで観られなかった。大阪城公園スタートのウォーキングイベント。ファミリーコースに参加して5kmを歩いた。なんで準決勝を観ないで曇天のなかを参加費1000円も払って5kmも歩いているんだと思ったら涙が出てきたよ。歩き終えて大阪城公園から部屋に帰ろうとするくらいに周囲で「やったあ」と喜ぶ声が聞こえて「あっ」と思ったね。あっ。あとは日曜日に「大阪城漫才選集」を観に行った。漫才師19組が休憩を1回だけ挟んで3時間ぐらい立て続けに漫才を披露するお笑いライブ。月曜日の今日に頭が痛いッチになっている理由がわかるだろ? 休憩も施設に一箇所しかないトイレの列がトイレから最寄りの会場出口の反対側まで伸びていたから諦めて尿意を耐えることになった。トイレから最寄りの会場出口の反対側までだぞ。わかるか。ある出口から出てすぐに見えるトイレの列がその出口の正反対の出口まで伸びているんだぞ。よくわからない説明。あと座っていた席もちょうど中央だったので途中で立ってトイレに行くことも許されなかった。となりの席のひともトイレの列の長さに諦めて戻ってきていたので言葉はひとつも交わしていないが終演までとなりの席のひととともに尿意を耐えていた。戦友ってやつ。違う。それでトークもコーナーもなくひたすらに漫才を立て続けに見せられて気づいたんだけど歴戦の漫才師は視線が巧いんだな。というのも舞台にほどよく近くて傾斜もあるセンターの良い席から見たときに最初に出てきた何組かの漫才師は視線がこちらとぶつかって見づらかった。ものすごく目が合っている気がして気まずくて集中して見られなくなる。でも四組目からまったく視線が合わなくなって漫才に集中できるようになった。たぶんそれより前に出ていた漫才師たちは広めの会場に慣れてないために視線の位置が手前すぎたのではないだろうか。大きな会場で漫才をやるときは視線の高さに気をつけたいという教訓を得た良いライブだった。私にもっとも必要のない教訓。
それに先週は29歳になった。誕生日は言わん。誕生日は……個人情報だからな! 知りたい方は堆積してゆく雑記のログを照らし合わせて特定してくれ。しかし29歳。20代もこれで終わり。10代がファーストステージなら20代はセカンドステージといったところ。? 次でサードステージになると思うと身が引き締まる。このままだと40代でファイナルステージにならないか? まあたぶん私が40代になるころには地震・噴火・戦争のいずれかで日本も終わっているだろ。暗い未来。日本が終わろうと世界が終わろうと私には関係ない。だから20代のうちになんか大きなことをしたいッスね。何も思いつかないけど。20歳から28歳まであって何も出来なかったのに29歳の1年間で急にできる大きなことなんて犯罪しか思いつかないけど。暗い未来。
まあ地道にやれることをやっていく。たぶん今週中には自作詩集の表紙イラストを公開できるはず。詩集そのものは4月中旬以降に発売できるはず。スーパーずっと頭が痛いッチだったら何もできないはず。何はともあれ次回のよろずの更新は4月1日!
これは2023年3月27日に書いた。
世界ヤバくねえか? だーれも気にしていない。Twitterで情報を調べようとしたら「近親相姦」が話題になっていた。私が心配しすぎだとしても流石に「近親相姦」より話題にすることがあるだろ。ヤバいかもと騒いでいるアカウントを見つけたと思ったら予言を信じているタイプの陰謀論者だったから「じゃあ私の杞憂か」となる。インターネットに生息している陰謀論者のせいで国民の危機感が完全に失せている説あるぞ。とはいえ陰謀論者が騒いでいるうちは大丈夫かもしれん。そもそも彼らが陰謀論者になるのは有事が起こると真っ先に死ぬ側の人間だと自覚しているからなんでね。環境の大きな変化に耐えられない弱い個体が生存確率を上げるために予想によって準備を試みる過程で陰謀論にハマる。これがメンタリズムです。でも私は陰謀論者をばかにしないよ。私も食料と水の備蓄を買い足したからな。食料と水はいずれ消費するので破棄・紛失あるいは物価の下落でしか損をしない。私は賞味期限や個数をきちんと記録して管理しているから破棄・紛失することはない。物価が下落するときは不況でスーパーに行くまでの道にモヒカンの敵が現れている。とにかく食料と水を備えて損することはない。トイレットペーパーも買った。もしも未来の空見タイガがトイレットペーパーを使わなくてもよい生き物にならないかぎり無駄にならない。だが備えにも限界がある。置き場がないし無職なので備蓄に使えるお金もない。そう! 無職! 無職がいちばん恐れる状況とは何か? インフレである。インフレは貯金ぐらしや年金ぐらしをまとめて殺せる全体魔法である。もちろん教科書にはそう書いていない。物騒なことを書いたら教育に悪いから。“真実”を言おう。「インフレ」は月給をもらっていない弱者を一網打尽にする呪文である。あまり唱えないほうがいい。インフレを唱えると政府が家を特定してきて近所の物価だけ上昇させてくる。だから小声で言うけどインフレが加速すると無職としては非常に困るわけよ。スーパーまでの道にモヒカンが現れたほうがまだマシ。働くか? それとも本格的なインフレの前に備蓄をして耐え忍ぶか? 働けよ。きっと無職のコミュニティでは今後についてアツい議論が交わされているだろうな。「近親相姦」の話しかしてなさそう。
世界がヤバくても私は無力だ。というわけで新作の短編小説『せどりマンに奪われる』を「小説家になろう」に投稿した。先週中に公開するって話だったのに日曜日の夜から作業しはじめて月曜日の投稿になった。でも日曜日始まりのカレンダーでは日曜日も今週のカウントだから。どっちにしろだめだった。減らすつもりだった文字数も推敲で増えた。1万1000字ある。冗長。本当は「奪う」に関連して「塁を盗んでも本当に塁を盗めるわけではない。ダイヤモンドを一周すると点を奪うことができるがダイヤモンドは奪われない。愛もまた奪うが奪われない」みたいなギャグを書こうとしたけど話の内容と整合性をとろうと思ったら1万5000字を超えそうなのでやめた。進捗報告用のブログ(進捗がないので大して更新していない)のTumblrでは次のように書いた。完成できただけヨシ。これは深夜に更新したので眠くて適当にそう終わらせただけだ。本当は良いものを完成させないとだめなんだと思う。というより中途半端なものは公開しないほうが良いんだと思う。「完璧主義はいけない」「とりあえずやれ」「仮で完成させてからクオリティをアップさせればいい」世の成功者と呼ばれる人たちはそう言っている。確かにそう思わなくもない。まず「小説家になろう」の投稿済み小説一覧が全70作品と表示されていることから考えても私は間違いなく完璧主義者ではない。やわらかよろずもサーバーにアップロードしてから3回は誤字脱字の修正とアップロードをくりかえす。見直してからアップロードしろよ。しない。だから最初から完璧にやらなくてもいいってのは体感でわかっている。わかる。でもさあ……見ている側はがっかりするよね?
ここで「SUZURI」の話をしよう。「SUZURI」はアップロードしたデータからオリジナルグッズを作成して在庫を持たずに販売できるドロップシッピングサービスである。国内ではサービスの競合が少ないので芸能人から個人まで幅広く利用されている。そのSUZURIが2023年2月20日にデジタルコンテンツ販売の機能をリリースした。SUZURIに登録しているクリエイターからすれば2022年11月中旬から待ち望んでいた機能である。というのも「2023年2月からデジタルコンテンツの販売をできるようになるので事前に登録してみてね」と連絡が来ていたからである。私もいそいそと詩集のPDFを販売登録した。そしてデジタルコンテンツを事前に登録したクリエイターたちが待ち望んだ2023年2月1日。SUZURIに変化はない。2日3日4日5日。変化はない。それからようやく2月中旬になって「2月20日にデジタルコンテンツ販売をリリースします」とSNS上で投稿。なぜ11月から事前に告知していたのに2月20日から開始なんだろうと思いつつも20日の0時。変化はない。社員がおねむの時間だから当然だ。朝の9時。出社していないんだろう。昼12時。電車が大幅に遅延しているんだろう。昼15時。もしかしたら日本時間の話ではないのかもしれない。そして夕方。いつの間にかデジタルコンテンツ販売の機能がリリースされていた。しかしトップページにあるのはグッズへの導線だけ。販売されたデジタルコンテンツをユーザーが購入するためには各クリエイターの個別ページからリンクを遷移する必要があった。競合するだろう「BOOTH」が実装しているような検索・カテゴリ・タグによるリンクがない。ない。何が起きているんだと思ってTwitterで検索してみると衝撃の投稿がそこにあった。デジタルコンテンツ販売のリリースを記念して社内で4年ぶりにくす玉を割ったらしい。くくくくくす玉! 検索もカテゴリもタグも使えなくてクリエイターの個別ページからではないとダウンロード商品のページにアクセスできないのにくす玉! くす玉を割ったんだ。4年ぶりに! くくくくす玉! よくそんなことをネット上で全国に発信できたな。たぶん競合するデジタルコンテンツ販売サービスの開発者がそんな中途半端なサービスをリリースするはめになったら恥ずかしさから表を歩けないと思うぞ。そりゃ私はまだいいよ。あって当然の機能が最初から備わっていたところで素人の詩集なんて売れるわけねえし。もともとグッズがものすごく売れている公式系の人たちもいいだろうよ。グッズを買ってくれる人たちはダウンロード商品の一覧も見てくれるかもしれないからね。かわいそうなのは知ってもらえさえすれば買ってもらえるようなクオリティのコンテンツを販売している人たちだよ。本当にかわいそう。SUZURIがずいぶん前から告知していたんだから前々から楽しみにしていたんだろうな。SUZURIで生計を立てるぞとかお小遣いを稼ぐぞとかずっと考えていたんだろうな。そして告知の2月になってもいつまでたってもリリースされずに20日のなぜか夕方にようやくリリースされたと思ったら検索もカテゴリもタグ機能もなくてSUZURIのTwitterを見たらくす玉を割っている。こんなかわいそうなことがありますか? SUZURIの社員はくす玉を割っている投稿へのいいね数を見直してよく考えてください。ふつう芸能人から個人まで利用しているような国内のサービスがくす玉を割ったらもっといいねを貰えると思いませんか? それが答えです。くす玉をもっと大事にしてください。くす玉にも生きる権利がある。SDGs!
ゲームがじつは分割でリリースされるとわかったら。パッチやアップデートを待たないと完成しないとわかったら。多くの人はがっかりするだろう。読もうとしたWEB小説の作者が多くの長編小説を同時に連載しているが1作も完結させたことがないとわかったら。多くの人は読まなくなるだろう。だから思うんだけど「完璧じゃなくていい」と思っているのは供給者だけじゃないのか? 病気で新作が出ないクリエイターの新作がなんとか完成してうれしいと思った人でも実際にふれてみた新作が自分が好きだったころのクオリティを下回っていたら「まあ……新作を出してくれたことがうれしいです」と微妙な言い回しをするに違いない。誰も不完全なものなんて待っていない。下手くそなものなんていらない。いつか完成する日を待ちたくない。最初から完璧に完全に完成させたものをよこしてくれ! そりゃそうだ。大多数がそう思っているだろう。しかしなぜ供給者の立場に立ったら需要者がそう考えなくなると思えるのか。そして「仮で完成させてからクオリティアップをすればいい」にも反論がある。たとえば作品で考えよう。1000字の小説を10万字にはできるか。プロットや設定からして破綻している映画を傑作にできるか。書きこみ量が増えれば増えるほど漫画は面白くなるのか。無理だろう。あとで作りこもうとしても仮に完成させた地点から大きく飛躍することは難しい。そもそも「クオリティアップをする」とは「未完成」の婉曲表現である。「クオリティアップのために延期します」は「まだ完成していないので延期します」に過ぎない。だから仮につくって完成させた人もがっかりする。とりあえずやってみたけど……なんだかめちゃくちゃになっちゃった……しょんぼりして里に帰っていく。こうして全員がっかりしながらも成功者はインタビューと自己啓発本と講演で稼いだお金で高いレストランで高いお酒を飲むのでした。里?
努力している人間はかっこいい。尊敬している。自分も努力したいと思う。しかし「やったら自然とやる気がでる」「とりあえずやれ」「ひとまず一通り完成させろ」とえらそうに教えているやつは本当にいけ好かない。まず「やる気なんて脳科学的に存在しない」は余裕で論破できるからな。脳科学的て。たまたま成功したからよかったものの成功していなかったら特殊詐欺の受け子にされていたぞ。脳科学的て。あいつらの思想はこの世にがっかりを増やす。どうにかして経路にモヒカンを設置して倒したい。そのためにも世界をヤバくしていくぞ。世界をヤバくして物価を下落させるぞ。物価を下落させるために良い作品を完成させるぞ。物価を下落させる時点で悪い。
これは2023年3月20日に書いた。
本当に打ちのめされている。急性うつ病になりそうなぐらいショックを受けている。マジで。ある有名海外文学を読み始めた。私が好きな作家たちが影響を受けているらしい小説である。絶対に面白いに違いない。メモをする箇所も多いだろうと思って図書館では借りずに2882円を払って電子書籍で入手した。お風呂でリラックスしながら傑作を味わいつくしてやる。そして初日。「ん?」と思った。イイイヤでもでも訳者の前書きがウザっちいんで気分が萎えてしまっただけだろう。だから複数のタスクをこなして気分がいい夜のお風呂で続きを読もうとした。だめだおもんな。お風呂で泣いた。これを書いている途中も思い出して泣いている。絶対に面白いと思って買ったのに面白くなかった。まだ序盤も序盤だけど絶対にわかる。つまんない。もう絶対につまんない。読む前は「大好きなあの作品がこの作品のパロディに過ぎなかったらどうしよう」と恐れていた。杞憂だった。自分の大好きなあの作品はきちんと独自の魅力で面白かった。今年になって読んだ『白鯨』のような「もっと早く読めばもっと面白く読めた」パターンでもない。いつ読んでもつまんないパターンだ。かなり有名作品なのにamazonのレビュー数がビミョーに少ないことから察するべきだった。だってさ。あの作家とかあの作家とか絶対にこの作品から影響を受けているんだぞ。じゃあ面白いはずじゃん。面白くないんだな。悲しみから咆哮する。2882円! 2882円! 空見タイガの1週間分の食費を賄えるかもしれない2882円! 空見タイガちゃん基金をつくるべきだろ。空見タイガちゃんを救う会を発足するべき。茶化しているわけじゃない。真面目に言っている。空見タイガちゃんの2882円を集めるクラウドファンディングを開始すべき。クラウドファンディングの運営に支払う手数料を除いて支援金は空見タイガちゃんに全額支払われますべき。じゃなきゃ……そんな……人生って過酷すぎるだろ。つらすぎてヒットポイントが100から5ぐらいになった。著者はもう死んでいるから殺意を抱くこともできない。しかもこの2882円って上中下の3冊だからこのつまんないのが3巻も続く。そしてこの3巻を読んでも未完。約束された虚無。『約束された虚無』というタイトルでこのエピソードを映画化して未来の若者に語り継ぐべきだろ。
私が泣いたのは本当だし書きながら泣いているのも本当。読み始めた本がつまらないのも本当。この世は残酷なほど本当に満ちている。思えば初日から気づくべきだった。面白い小説は最初から面白いはずなんだ。『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』は最初の文章から笑えたぞ。ヴィルヘルムは、険しい山道が岩角を曲がると急に谷底へ下り落ちている、眺望に恵まれた、しかし、ぞっとするようなところの、大きな岩の陰に坐っていた。
私の感性はべつにおかしくない。おかしくない。小説を読んでいるやつは全員わかっているだろうけど情景描写を情景の描写として書くやつはほとんどいないから。ゲーテなんかはとりわけ無駄な文章を書かない……という前提で読むとハチャメチャに面白くなってくる。特に中巻の終わりらへんにある重要エピソードが象徴的なんだけど作家によるメタファーやほのめかしなどの作意のために登場人物がものすごく変な状況に置かれていてシュールさから笑えてくる。やっぱり感性がおかしくないか? 補足しておくとこのシュールさが作品内容にがっちりハマっているのでゲーテが下手とかやりすぎとかではない。作品の登場人物からしたら作者の作意は神秘だからね。やりすぎではないけどシュールすぎて面白いだけ。先ほど引用した冒頭の文章なんてジャブだから。中巻はもっと面白い。でもそんなオモシロ小説を書いたゲーテが影響を受けた作家の小説が2882円だったのになあ。2882円!
とにかく落ちこんでいたので無の1週間だった。バーガーキングの2コ得でチーズとバーベキュー味のハンバーガーを500円で食べたことしか思い出せない。入口からレジまでの広々とした奥行にセルフレジがドンと縦一列に間隔をあけて置いてあって奥のレジカウンターから「現金の方はこちらでお伺いします」と人間の声が聞こえてきたので技巧を凝らす作家のせいで異常なシチュエーションの当事者になってしまったのかと驚いたよ。ふつうセルフレジというか注文の機械って入店してすぐの壁沿いにあるだろ。なんで入ってすぐに見えるのがレジではなくて注文の機械なんだよ。しかもセルフレジが入口からレジのあいだで縦に3つ並んでいる。縦に。横じゃないよ。横に3つも並んだら入口からレジが見えなくなるからね。縦に並んでいる。そして客が入ってくるたびに人間が「現金の方は」と発声する。なんで空間の使い方は合理的な感じなのにレジの説明を毎回言うんだよ。肝心のハンバーガーも小さかった。これで2個500円。つまり1個250円! この250円で6枚切りの食パンとミートソースを購入したら1日もつのに。パンをへこませてミートソースをかけて焼くとおいちいからな。でもそうはならなかった。セルフレジが縦に3つ並んでいたしハンバーガーもおいしくなかった。『たて3つ』という題で絵本を描いて子どもたちの道徳感情を育てたほうがいいだろ。
執筆中の長編小説は? 正直あんまり進んでいない。進んでいないどころかミスリードで出したキャラクターが萌えキャラすぎて予定していたストーリーから真犯人が変わりそう。よく聞く「キャラクターが勝手に動いた」って単に「作者の性欲で動かした」だけだろ。キャラクターは勝手には動かん。でもなあ……もともと最後にストーリー全体のどんでん返しと構成のどんでん返しがあるのに真犯人を変えると手前に小どんでん返しが必要になるから流石に引っくりかえしすぎてウザすぎる。どんでん返しって基本的にウザいからな。どんでん返しってウザい。「ラスト1ページでひっくり返る!」みたいなミステリーも最後の最後に物語の意味をひっくり返すから面白いのであって最後らへんでちょこまかひっくり返していたらオチの鮮度が落ちちゃう!!! オチだけに!!! 落ち着け。しかし真犯人を変更すると後味は抜群に良くなる。ジャンルも当初予定していたサイコサスペンスではなくてサイコラブミステリーになる。ちなみにサイコの前に学園がつく。ちなちなちなみにラブの前にボーイズがつく。学園サイコボーイズラブミステリー。ジャンルが渋滞しすぎている。助けて! 2882円! だれもおまえを助けない。さらにボーイズの部分が「小さな男の子」という苦もあるので女の読み手すら喜ばない。女って小さな男の子がきらいだからな。あいつらが好きな男キャラクターって全員お金持ちで高身長で医者か弁護士か建築家か王家だろ。性根が寄生虫でもなかったら空想上のキャラクターにそんな要素を求めなくて済むだろうに。だれにも助けてもらえないやつの台詞。
だれにも助けてもらえないし萌えキャラは萌えるのでこのまま突き進むしかない。いちばん魅力的なキャラクターが主人公ないし重要人物であるべきなんだ。そのほうが面白くなる。うん。少なくとも自分が面白いと思える文章にはなっている。構成も凝っているし小説としても面白くなると思う。なにより私の書く小説の一番の欠点である一人称小説における語りの必然性のなさ……つまり「どうして主人公は語っているのか」が珍しく設定されていて話の根幹にも関わっているので物語としての強度も申し分ない。ないんだけど書いていて気が狂いそうなほど話の進みが遅い。たぶんこの小説を読むやつは気が狂いそうを通りこして狂ってしまう。なんでこんなに進みが遅いのか。おそらく伏線と暗喩とほのめかしが多すぎるんだと思う。読み手が2週目まで読んでくれたら感嘆してくれるかもしれないが間違いなく1週目の途中で読了を諦めるだろう。いやでもマジで自分が面白いと考える小説の要点をおさえている。完成したら少なくとも自分は面白いと思って読む。電子書籍で読んだら多くのハイライトを引く。読んだあとにamazonのレビュー欄と読書メーターで感想を調べる。空見タイガが空見タイガを作家買いする日も近いかもしれん。だからこのままでいく。おそらく登場人物が出揃ったらスピードアップするはず。今のところ23000字で8エピソードが終わって13人の名前が出ている。実際に出てきて話したのは9人ね。残り46エピソードあって登場人物も全23人の予定だから最低でもあと10人は名前が出てくるし登場してくる。そして今後のエピソードに必要な人数を考えるともっと増える。この小説もしかして完成しないんじゃないか? いやでも8月末が締切のメフィスト賞に応募するから間に合うはずだ。8月まで無限に時間がある。無限にはない。それに具体的な数字で考えてみると旧作『multiple』よりかはペースが速い気がしてきたな。『multiple』より地の文もぎゅっと詰まってキャラクターも立っているから強化版『multiple』として正式に認めてよいかもしれん。急におもんなさそうになる表現。
メフィスト賞といえば……「この雑記を書いている時間があったら創作しろよ」心の空見タイガが何か言っているけど無視。メフィスト賞といえば応募時に「人生で最も影響を受けた小説3作」を回答しなければならない。原稿が8月31日の23時に完成したときのことも考えて事前に3作を考えておいたほうがいいかもしれない。考える前に書け。しかし「人生で最も影響を受けた小説」ってアレだよな。フィクションごときに影響を受けるやつはバカだよ。現実を見ろ現実を。2882円! もちろん編集部が聞きたいのはそういうことではないとはわかっている。つまりどういう作家を目指しているのか作家になる上でどんな作風で展開していくつもりなのかを問いたくて3作を聞いているわけだ。イチから作家を育てる気なんてさらさらなくて最初からビジョンをしっかり持った優秀な作家を採用したいですという表明よ。暴言。あとは応募してきた作品を読解するのに影響を与えた3作の作風を材料にするんスかね。読んでいる小説と好きな小説と書きたい小説と書いている小説が一致しているとは限らないし完全に一致していたとしても先行作品の劣化コピーや二番煎じにしかならんだろうに。暴言。というわけで真剣に作家デビューを考えているやつは編集部の心理を透視して真剣に回答したほうがいいだろう。学園サイコボーイズラブミステリーを書いているやつは不真面目に回答してもかまわんだろう。とりあえず今のところはアラン・ロブ=グリエの3作品を並べるつもりでいる。小説ってアラン・ロブ=グリエの作品を指す単語だもんな。新明解国語辞典にそう載ってはない。
そうそう。新たに2つのサーチエンジンにサイトを登録した。サーチエンジンの数え方って2つでいいんスかね。セルフレジの数え方もたぶん台だろ。とにかく「創作サーチ」と「よろずりんく」に登録した。やったね。これで残すは「お絵かきJP」に登録するだけだ。お絵かきJPにサイトを登録してお絵かきJPになることは小学生のときから個人サイトやブログを運営していた私の積年の夢だ。大谷翔平の「8球団からドラ1指名されたい」と同じ用法の夢。大谷翔平と同じ構成要素でできた人間なのか不安になってきた。じつは私の脳の一部はグミかもしれん。お絵かきJPになりたいがお絵かきJPになるためには作品数が必要だ。せめて展示中のイラストが5枚はないといけない。できたら6枚はほしい。イラストページのサムネイルが3列だから6枚あれば2段で見栄えがいい。描くしかない。描くしかないのだが優先してやりたいことが山ほどある。こんもりとある。人生で初めての餃子づくりに挑戦するとか。とりあえず今週は新作の短編小説をやっと公開できると思う。1000字以内で書き終わるから。でも公開されても読まないでほしい。おもんないから。おもんないというか4000字で書けそうなネタなのに1万字ある。書きながら困惑するほど長い。驚きの冗長さ。いつものヘンなキャラクターがヘンなセリフを吐いて勢いだけでストーリーを進行させる地の文うすうすフィクションなのに。今まで完成させた作品でいちばん量に対する内容が薄いかもしれん。書き終えたら頑張って文字数を減らすつもりだけど限度があるからな。せめて8000字未満にしたい。希望は6000字未満。短編なんて短ければ短いほどいいからな。長編は長ければ長いほどいい。約束された虚無が上中下! 上中下2882円! 2882円!
これは2023年3月13日に書いた。
暖かくなってきたから胸痛はなくなったのに頭痛で寝こんでいた。この文章は「暖かくなってきたから(気温差にやられず)胸痛はなくなったのに」と「暖かくなってきたから(風呂の設定温度をミスして)頭痛で寝こんでいた」の二つの意味を持っている。ダブルミーニングってやつ。絶対に違う。空見タイガはもうわかっている。3月中に29歳になるから知っている。1時間45分以上の長風呂と設定温度を間違えた風呂と3日連続の寝不足と朝早く目覚めたときのガッツリ二度寝と外出中で1時間以上まともに水分補給できなかったときの脱水症状が頭痛を誘発する。もうすぐ29歳になるやつが風呂の温度設定を間違えるなよ。いつも間違ってしまう。「季節の変わり目に体調不良」があるあるネタとして長きにわたって頂点に君臨しているのは風呂の温度設定と服装の選択のせいである。季節の急激な変化にからだが追いついていないのではなく頭が追いついていない。わかっている。わかっているさ。でも風呂と睡眠に関してはなんとか出来ても水分補給はどうにもならんね。というのも先日「味園ユニバース」で開催の「日本語禁止 コントシアター」に行った。極力ノンバーバルでコントをやる1時間30分ほどのお笑いライブ。実際には2時間近くあった気がする。体感では気が遠くなりそうなほど長かった。幼少期は『アンパンマン』に比肩する存在として『Mr.ビーン』をくりかえし観ていたらしい自分でも「もういいから話してくれ!」と強く願うほどだった。時代考証あってるか? それで入場が開演の45分前にあって会場でだいぶ前から待機していた。待機中はトイレに行けるけどライブ中はトイレに行ける余裕がない。だから飲み物をガブガブ飲めない。そもそも観るやつ系って飲み物をガブガブしにくいじゃん。となりの席にいるやつが観劇中に2Lのペットボトルをひっくり返してごくごく水を飲んでいたらイヤだろ? それに熱中症対策として水を飲む分にはいいけど基本的には飲食禁止みたいなアナウンスをする会場も多いから大っぴらに飲みづらい。脱水症状誘発施設。だからライブが終わったときにはもう頭が痛くなっている。頭痛は痛みをうっすら感じている段階でコーヒーや紅茶を決めると治る。かる~い頭痛なら頭痛薬を飲むと大して長引かずに治すことができる。でも脱水症状で頭が痛くなったら絶対に治らない。すでに手遅れ。もう何もできない。気づいたときにはすべての部屋が燃え盛っていたような状況。あとは痛みが灰になるまで寝こんで待つだけ。
心の無い人間がこう言ってくるかもしれない。「頭痛がなくても何もしていないだろ」それはまぎれもない事実である。だが何もしていなくても私は何もしていないをしている。まずはひなたぼっこ。天気のいい冬はだいたい窓沿いにあるベッドでひなたぼっこをしている。きちんと窓を開けて太陽パワーを吸収している。そして昼寝する。次にアイディアのメモを整理している。雑記にて「アイディアリストにアイディアが○○○個ある」とたまに書いている。このアイディアとは作品タイトルのことである。要は「アイディアリストでアイディアが何百ある」とき「作品の企画が何百ある」と言っている。だから「○○」「△△が出てくる」「□□を使う」みたいな単発の思いつきはアイディアとして数えていない。数えたくない。数えるうちに人生が終わってしまう。ではそういう単発の思いつきをどうするのかというと一旦はメモにだらだらと書いておく。だいたい会話形式が多い。つまり企画が発生する以前にキャラクターはもう立っている。キャラクターは言動から構成されているからな。それで後になって同じようなトピックを集めて適当にストーリーを組み立てて一つのアイディアとして昇格させる。アイディアリストに1行追加する。そして後になってアイディアリストを見返した空見タイガが「あと何百タイトルもある!」と戦く。じゃあもうメモをまとめないほうがいいんじゃないか? とにかく大量のメモを時間があるときにまとめまくっている。でもメモを書くペースのほうが早すぎてまとまりきっていない。終わらない。それからスキャナーで書類をスキャンしてメモアプリに保管する地道な作業をしている。検索すれば必要な書類をすぐに取り出すことができる。セキュリティが突破された場合のことを考えて他人の黒歴史も保管している。私の個人情報は流出してしまうかもしれないが他人の黒歴史も流出する。あとは廊下をうろついている。さっき適当にストーリーを組み立てると書いたけど廊下をうろつくことでストーリーが自動生成されるので廊下をうろついている。あまりにも切なくて悲しいストーリーを思いついて泣きながら廊下をうろつくこともある。うろつくというよりひたすら直線的に歩いて直線的に戻って歩いて戻って歩いて戻っている。こうするとどんでん返しとかメッセージ性とかが沸いてくる。創造性のないやつらってたぶん家の廊下が短いんだと思う。ビジネス書だか創作講座だかで学ぶより廊下を長くしたほうがいい。ゴミみたいなアドバイス。
私が「何もしていない」と書くときはだいたい上記のことをしていると思いなさい。そして「寝こんでいた」と書くときは上記のことすらしていないと思いなさい。ひなたぼっこはしている。ひなたぼっこは天気のいいすべての日にしている。お散歩もしている。散歩していたらひなたぼっこの時間は必要ないのでは? そそそんなことはない。それに本当に頭が痛いときはひなたぼっこしかできないものだ。散歩したら悪化するし。動いたら悪化するし。風呂に入っても悪化するし。なんなら光で悪化するからひなたぼっこでも悪化する。ならやめろよ。やめない。とにかく頭が痛いときに何もしたくないのだ。具体的には創作をしたりインプットしたりしたくない。私は癒やしや安らぎのために創作に触れているわけではない。万全な体調で見たときに傑作だと思えるものを頭痛で苦しんでいるときに見つけて駄作と決めつけてしまったら悲しい。だから私が「駄作」と言うときはまず間違いなく万全な体調のときに「駄作」と思った作品である。私の判断を信じてもらってかまわない。私は「癒やされるから」「満たされたから」などのくだらない私情で作品の評価を上げることはない。面白い作品とは……面白い小説とは……前回のよろずで書いたので前回のよろずを読め。イヤッ前回のよろずに補足して書いておこう。と言うのも前回のよろずを読みかえしていて面白い小説を定義する簡潔な表現が思いついたのだ。それはいったい何か。次の段落を一息で読みなさい。さもなくば消えなさい。
面白い小説とは「サリーとアン課題を複雑にした長編小説」のことである。
サリーとアン課題についてはwikipediaとかで調べなさい。私も詳しくは知らん。何でも人に説明してもらおうと思うなよ。この課題は簡単なものなので健常者の大人は誰でも(……)正答できる。それでは複雑にしたらどうか。たとえば問題文を長くする。登場人物を20人に増やす。ビー玉やかごになるものを増やす。ビー玉やかごに関係ないものを増やす。窃盗や詐欺の概念を導入する。紆余曲折を経てから質問をする。このように課題を複雑にすると誤答するか正答に時間が掛かる存在が現れると思われる。そしてこの正答率が下がれば下がるほど課題は小説として最高にオモローになっていく。それが私の考える小説の面白さだ。ここで具体例を挙げよう。ドストエフスキーの『罪と罰』と『未成年』はどちらが面白いか。私の定義では圧倒的に後者である。ではカミュの『異邦人』と『ペスト』ではどうか。間違いなく後者のほうがオモローである。そこで思ったんだけど日本で超超超有名な海外小説って「サリーとアン課題を複雑にした長編小説」を読めないやつが読める作品じゃないか? 中学のときに『老人と海』『異邦人』『変身』を苦しみながら読んだときから思っていた。「これのいったい何が面白いんだ……」しかし高校生になって学校の図書室でたまたま『カラマーゾフの兄弟』と『ファウスト』を借りたら「海外文学って日本の小説を淘汰できるぐらい面白いじゃん!」と驚愕した。淘汰? なんか専門学校時代に読んだやつが混ざっている気もするけど後に読んだ『悪霊』も『アンナ・カレーニナ』も『嵐が丘』も『レ・ミゼラブル』も『虚栄の市』もめちゃくちゃ面白かった。すべて有名作品だな。私は何が言いたいのか。「サリーとアン課題を複雑にした長編小説」を読めないやつらが自分でも読める作品を薦めるせいで本当に面白い小説に出会う前に小説を嫌いになるところだった。前段はただの妄想。べつに『老人と海』などが駄作とは言わん。魅力がないと言わん。でも『老人と海』『異邦人』『変身』はないだろ。「ボクの大好きな小説ベスト3」で『老人と海』『異邦人』『変身』を挙げてくるやつがいたら察するぞ。何も察するな。
面白い小説のことは完全に“理解”した。生きていて何一つ理解できないまま死んでいくやつの台詞だ。あとは長編小説を書くだけ。ということで前回のよろずから長編小説を40行×40字×2枚も書いた。全然まったく書いていない。冒頭で説明したとおり寝こんでいたからね。想定していたより枚数が嵩みそうで震えているのもある。現時点で当初の想定の2倍の枚数。このままでは合計100枚も書かないといけない。100枚! 想像するだけで涙が出てくる。でもたぶん完成はできそうな気がしてきた。今のところは強化版『multiple』といった感じになっている。それつまらなくないか? 文章量に対する内容の詰め方は強化版「やわらかよろず」といったところ。やっぱりつまらなくないか? 総括すると『multiple』を「やわらかよろず」の濃さで書いた長編サイコサスペンスになりそう。絶対つまらなくないか? それでも前を向いて進む。
これは2023年3月6日に書いた。
1日更新。さっそく2月の振り返りをしよう。
- 1篇の新作詩をコンテストに応募
- 旧作の即興小説10本を転載
己の無能で目がうるうる年だったから2月が1日しかなかった。でも2月中に結果が出せなかっただけで1月よりは希望をもてる良い月だったように思う。レポートをきちんと提出したから大学の通信制を無事に卒業できそうだし。スマートフォンアプリ「おおさか健活マイレージ アスマイル」やスマートウォッチ「Mi Smart Band 5」を導入して健康維持を具体的に意識しはじめたし。確定申告も終わらせたし。長編小説をやっと書き始めたし。
そうなのだ。2月のよろずで「長編小説を1日で書こう!」と絶対にありえないことを考えて2月28日の締切に向けて25日から長編小説を書き始めたのだ。15時間で18000字を書いた。すべてが遅すぎる。原稿用紙の形式が40行×40字で応募するには最低50枚を書けばいいんだけど地の文をびっちり書いて13枚目に突入したところ。間に合うわけがない。でも1日5時間5枚のペースで書いていったら10日で50枚になると考えたら思ったより余裕な気がしてきた。10日で50枚を書いて10日で推敲すれば毎月投稿できるじゃん! しかもギチギチに書いてこのペースだからな。40行×40字×12枚の最大が19200字なのに18000字もあるわけだから。空見タイガがいつも書いているヘンなキャラクターがヘンなセリフを吐いて勢いだけでストーリーを進行させる地の文うすうすフィクションだったら5日で50枚に到達しちゃうだろ。だが空見タイガがいつも書いているうすうすフィクションはもう書かない。書くかもしれないけど書きたくない。私はようやく気づいたのだ。面白い小説とは「長編小説」のことであり「地の文がぎっちり書いてある小説」のことであり「テーマ性がある小説」のことであり「作者に何かしらの思想があることを窺わせる小説」のことであり「登場人物がたくさん出てくる小説」のことであり「脳のリソースをつねに使わせる小説」のことであり「例示/エピソードがたくさんある小説」のことであり「あらゆる描写が暗示や暗喩に満ちている小説」のことである。うすうす短編フィクションは面白くない。だいたい今まで読んでいて面白いと思った小説は分冊されている小説だった。書名に(中)や(5)と書いてある時点でその小説は面白いんだ! つまらなかったら分冊してまで出版されないだけかもしれん。わざわざ翻訳された海外小説は日本人の書いた小説より傑作の可能性が高い理論。でもやっぱりさ。やっぱりなんだよ。一つの物語にぎゅうぎゅうに詰めこむなら長編小説なんだよ。お弁当箱が小さかったらおかずも当たり障りのないものをちょびっとずつ入れるしかない。それではバリエーションも少なくなるし飽きてくる。でもおべんっとばこがものすんごく巨大だったら? 夢も希望も詰めることができる。
なぜ急に面白さについて語り始めたのか。やわらかよろずは「なんか頭痛いわ」「なんか何もしなかったわ」しか書かない虚無の雑記帳ではなかったのか? というのも2月中旬に作品の面白さについて考えさせられる機会があった。ある連載漫画があと数話で最終回を迎えるらしく全話無料公開キャンペーンを行っていた。読んでみた。ストーリーはなかなか凝っていたし調べて描いていることが伝わってきたしスクリーンショットで保存したくなるようなギャグセンスの光るシーンがたくさんあったしキャラクターも立ってはいるし一気読みしたくなるだけの面白さがあって「作品としてクオリティが高い」はずなのに絶対に単行本を買いたいとは思わなかった。全話が無料公開されていたから? そうかもしれん。でも私が最新刊を追っている『裏バイト:逃亡禁止』だって最新話を無料で読める。読んでいる。ではもうすぐ最終回とわかっているから? そうかもしれん。でもその漫画は前にも無料公開を行っており当時も無料公開で「おもしれー」と思ったはずなのに単行本を買うどころか無料で公開される最新話すら追わなかった。絵がそこまでうまくないから? 個人的な感想としては自分が最新刊を追っている漫画の全部よりその作品のほうが画力が高いと思う。私は画力で単行本を買うか決めているわけではない。全話無料公開を一回でもした時点で信頼を完全に失って二度とその漫画を購入したくないと思わされるから? そうかもしれん。私が20代前半のときは1作品1万円近くするPCゲームをよく購入していた。でも遊び放題のサービスができたりダウンロード版がセールで半額になったりするのに失望して新品を予約して購入することがなくなった。安売りや無料公開には顧客との信頼関係をぶち壊して購買意欲を失わせる力がある。しかしアプリ等でつねに無料公開されているウェブ漫画の電子書籍をわざわざ買っている実績を考慮すると買わない理由として弱い気がする……どうして面白いはずなのに購入して読みたいと思えるほど面白くないのか?
この気持ちを前にも抱いたことがあった。ある連載漫画があと数話で最終回を迎えるらしく全話無料公開キャンペーンを行っていた。買う気がなくなるからやめろよこのキャンペーン。それで今回の無料漫画(以下「漫画B」)の感想を調べてみると「あらゆるジャンルを横断している総合力の高い漫画」として前述のある連載漫画(以下「漫画A」)に似ていると賞賛されていた。確かに漫画Aもストーリーはなかなか凝っていたし調べて描いていることが伝わってきたしスクリーンショットを保存したくなるようなギャグセンスの光るシーンがたくさんあったしキャラクターも立ってはいるし一気読みしたくなるだけの面白さがあって「作品としてクオリティが高い」はずなのに絶対に単行本を買いたいとは思わなかった。それだけじゃない。無料公開された最終回を読んだらビックリするほどガッカリした。「無料で読んだ時間を返せ!」でも面白かったはずなのに。そして漫画Bも無料公開の最終日に更新された最新話を読んだら「ガッカリの黄金パターンに入ったな」と思ってガッカリした。どうして? どうしてこんな悲しいことが起こるの? 途中まで楽しんでいたのに? どうして?
ベッドに横たわってひなたぼっこをしながら考えた。まず漫画Aも漫画Bもジャンプ系列の漫画である。ジャンプ系列というか連載漫画に対して感じることは連載の「引き」が作品の品質を著しく下げていると思う。「引き」を強くするために大げさな展開にすることで肩透かしや不整合が発生する。また長期連載によって「決着」が何度も繰りかえされることでドラマチックな決着に慣れてきて相対的にオチがものすごく弱く見える。これが雑誌や新聞連載の小説で「あとでまとめて単行本にします」だったら全体を修正する余地が出てくるけど漫画の場合は連載中に単行本を発行していくので調整が難しい。難しいのだが自分が最新刊を追っている連載漫画たちはその問題をある方法でクリアしている。後述。それより漫画Aと漫画Bの特徴的な共通項である「主人公の目的と大まかな解決手段が最初に明示されており」「主人公は目的に向かってまったくブレずに突き進むが」「その目的の切実さが読者に伝わってこない」点のほうが問題なのかもしれない。どちらの作品も主人公がある女性を救うために金を得ようとする。もちろんストーリーが進むにしたがって目的は拡張される。夢が大きくなる。やりたいことが増える。いいことじゃないか。だが本来の目的がなくなるわけではない。増えた夢のために本来の目的を捨てることはない。それもいいことじゃないか。いやそれがよくないんだと思う。あらかじめ示された目的が放棄および解決されない状態で最終回を迎えてしまうとエンタメのために整合性を無視するイカレの作者でもないかぎり結末の幅が狭まる。そして結末の幅を狭めたわりにその目的を達することの切実さが具体的なエピソードで読者に伝わってこないと「主人公はこの女のために最後まで頑張ってきたんだよな。でもこの女に愛着を抱くようなエピソードがなかったから結局どうでもいい話だったな」になる。自分は読んだことがないけど『鬼滅の刃』は助ける対象の妹と主人公が一緒に過ごして共に戦っているじゃん。たぶん。だから読者も「妹かわいいな」「妹かわいそうだな」「妹を助けようとする主人公に共感するよ」となる。たぶん。あと妹は最後の戦いの前になんか助かるらしいじゃん。最初の目的が最終回より前に達成されたからこそ成長の過程で新たに生まれた夢を本気で叶えられるし「ここからどんでん返しでバッドエンドになるんじゃないか」と最後まで緊張感を保たせることができるワケ。たぶん。『鬼滅の刃』ってすごい! なら読めよ。読まない。
漫画Aと漫画Bの感想として挙げられる「テンポがいい」も読者が目的に共感できない一因だと思う。つまり「ああでこうだからああしなければならないんだ」をテンポよく流して具体的な目的と大まかな解決手段を最初に固定してしまったから「しなければならないんだ」に読者が興味や関心を持てない。決意そのものに説得力がない。「かわいくてかわいそうな妹が助かるかどうか気になるから」話を追うのではなく「冒険として面白いから」「ギャグの雰囲気が楽しいから」「最初に設定された目的が達成されるか気になるから」話を追うことになる。もっと掘り下げれば目的への共感が「かわいくてかわいそうだから助かってほしい妹を全力で助けようとする主人公やその仲間たちはえらくてかっこいい」とその目的を持つキャラクターらへの好感になって「えらくてかっこいい主人公やその仲間たちの目的が達成されてほしい」と目的に対する共感へと循環していく。漫画Aや漫画Bにはその循環がない。だから最終回で目的が達成されようが「よかったね」とならないし「あんな冒険をしてまで達成したい目的だったか?」とキャラクターに心理的な距離を抱くし物語全体が「そこまで達成したい目的だったか?」で終わる構成だと思うと作品への愛着もわかなくなる。そこまで言いたくなるほど酷い作品だったか? いや面白いんだよ。面白かったんだよ。最終回や最終回まであと何週のエピソードを読むまでは。最終回で描かれる目的の達成によって話の根幹にそもそも興味がないことに気づいてしまい「虚無みたいな物語だなあ」と思うまでは。『鬼滅の刃』ってすごい! なら読めよ。読まない。
自分が単行本を買っている連載漫画の多くはどうなのか。まずは読者を惹きつけるために矢継ぎ早に展開をくりだすような「引き」が少ない。連作短編が多いから。短いエピソードを何話かに分割するにしても分割すること自体が「引き」になる。各エピソードを破綻させずにまとめやすいし新規の読者も入りやすい。そして単話や数話では描けない規模のエピソードを長編として挿入することで緩急もつく。連作短編っていいことだらけ。では目的のほうはどう設定されているかというと初期のエピソードでは描かれていない。あるいは描かれているけど抽象的な気持ちのように描いて切実には見せない。後者ではのちのエピソードで事情が明かされて「あの目的はその人物にとってこんなに切実な願いだったんだ」と読者を感動させることになる。これを伏線回収と呼ぶのはやめろよ。だが後者はともかく前者のように主人公の目的が見えてこない物語もまた虚無ではないか? そんなことはない。主人公に目的がなくても作者がこんなシチュエーションや雰囲気で描きたいとあらかじめ決めておけば作品として十分にまとまる。ミステリーやホラーなどのストーリーものなら短編エピソードのパターンを積み重ねるときに何かしらの違和感や隠れたルールの存在をほのめかしてみる。「そもそも今のこの状態/状況はどうして引き起こされているのか」そこで謎を解決するという目的が登場人物らに発生してスリルやドラマが生まれる。最終的に短編エピソードのあつまりが短編のあつまりではなく一つの物語になる。一方で漫画Aや漫画Bはある程度の長さをもった一つの物語に見えて本質的には短編小説だと思う。短編漫画? 短編小説。
倒叙ミステリー以外のジャンルで物語にある程度の整合性を意識しているイカレではない著者の書く長編小説を思い出してほしい。最初の十数ページで目的を明かしているだろうか? 目的を達成する具体的な手段を説明しているだろうか? たとえば「お金持ちの女に言い寄って身分を高めるぞ!」なんて開始から十数ページで主人公が決意して本当にお金持ちの女に言い寄って身分を高めようとする長編小説を読んだことがあるだろうか? 読んだことがあるような気がするな。いや読んでいない! 長編小説では今後の展開の暗示こそ与えられても主人公が冒頭に「自分はこれこれこういう理由でこうするんだ」と決意しないし決意したとしても失敗してどんどん違う方向に行ってそんな話にはならない。考えてみなさい。最初に書かれたことを最後までやっている上・中・下の小説を読みたいか? 読者が家に火をつけにくるぞ。主人公がすでに決意を固めていてあとは試行錯誤して成果を出すだけ。それは短編小説の構成である。短編小説の構成で10巻や30巻も費やして表現しようとしたらどうなるか。漫画Aや漫画Bのように「あらゆるジャンルを横断」することで既に決まっている結論まで物語を引き延ばすようになる。雑学やオモシロギャグで間を持たせて長編としてのストーリーの強度のなさを必死に隠す。でも所詮は間を持たせるための賑やかしだから結論に達すると「なんか最初に思ったより道は長かったのに遠くまで行けなかったな」と失望する。一本の筋を通した巨編のように見えてじつは間に醤油や砂糖やあんこや海苔を乗っけて味付けしただけのビヨ~~~~ンと引き延ばされたひとつのお餅だった。だから買いたいと思えなかったんだ。そんなことを考えていた。そんなことを考えている暇があったら自分の創作をやれ。
ここまで5700字も書いている。5700字を書き終える時間で長編小説を書き進めればよかった。でも自分の気持ちを整理することで長編小説への想いをよりいっそう強くした。私は長編小説になりたい。長編小説を書きたいわけではない。書きたくはある。長編小説を書きたくあるけど長編小説になりたい。短編小説は虚無だ。目的が成功するか失敗するかの二択しかない。優れた短編小説の書き手はストーリー上に目的の成功や失敗の概念を持ちこまない。持ちこむとショートショートになっちゃう。20000字でもショートショートになっちゃう。あるいはショートコントになっちゃう。シチュエーション小説になっちゃう。ガジェットがあったらSFショートショートになっちゃう。なっちゃう。いずれAIか何かが短編小説を書いてくれるだろう。猿もAIのとなりでタイプライターを打って書いてくれるだろう。でも長編小説は書いてくれないだろう。目的が成功するか失敗するかの一本槍では面白い長編小説は書けない。私はAIでも猿でもなく人間としての成果を出したい。つまり長編小説になりたい。【空見タイガ】職業:長編小説 になりたい。
あらかじめ長編小説になるつもりの連作短編はいずれ長編小説になれるかもしれないが単なる短編小説はどう引き延ばしても増やしても横に並べても短編小説にしかならない。「小さな成功を積み上げてステップアップしていこう」には大きな罠がある。2月にとあるドロップシッピングサイトが開始したダウンロード販売サービスの無様すぎるスタートを例に説明するつもりだったけど長くなるので今回はやめておこう。とにかく2月は考えさせられることが多かった。悪くない月だった。雑記にきちんと記録していなかったけど「パン屋 Hee-moon」でプルコギサンドを買って食べたりローソンで「盛りすぎ! プレミアムロールケーキ」や「盛りすぎ! 生カスタードシュークリーム」を買って食べたり「松のや」のチキンかつワンコインセールでネギ味噌チキンかつ定食を500円で食べた。食べてばっかりだな。外出は「サクラアートミュージアム」で「巨匠たちが描いたクレパス画・前編」を観たぐらい。そういえば2月はアガサ・クリスティーの小説ばかり読んでいたんだけど『ナイルに死す』を風呂で2時間25分ほど読んでいたら頭痛になって大変だった。あほう。それぐらい熱中できる長編小説を書けるクリスティーですら短編集になると段違いにつまらなくなるので自分のような趣味のアマチュアのド素人こそ長編小説を書くべきなんだと思ったね。面白い短編小説を何作も書けるやつは一握り。自分がぱっと思いつくのは魯迅とカフカだけ。3月からはきちんと長編小説を書こう。毎日40行×40字×5枚を目指して書こう。長編小説になろう。人生が短編小説だったら書いたか書かなかったかの二択しかないけど人生が長編小説だったら途中で書かなくなっても大丈夫。がんばろう。
これは2023年3月1日に書いた。
もう2月の4週目だ。ついさっきまで1月1日だったような気がしない。しない。先週も何もしていない。無職かつ無収入のくせに確定申告はした。えらい。そして3月以降の予定をビシバシと入れていた。これは遊びなのでえらくない。ある手続きを調べて必要書類の送付依頼を済ませた。これは節約術なのでえらい。そして「Mi Smart Band 5」を入手した。心拍数や睡眠をモニタリングしてくれる活動量計。胸がバクバクしていて健康診断の結果もよくなかったので心拍計を購入して様子を見ようと「心拍計」のワードで検索したときに何故か腕時計がたくさん出てきて急に思い出したのだ。私はかつてスマートウォッチを欲しがっていた。いつのことかはわからない。前世から欲しがっていた可能性もある。とにかくかつて気にしていた気がする活動量計が3000円未満だったのですぐに購入した。左手につけてみた。ちょっと立ち上がって廊下を歩いて冷蔵庫の中にあるポットから冷水をコップに注いで椅子に座っただけで心拍数が100bpmを超えている。と思ったら座っているだけなのに48bpmになる。心臓が勝手に転調などをしている可能性がある。わからない。睡眠をモニタリングする機能もおかしくて起きてからのごろごろタイムも寝ている時間にカウントされるせいで睡眠時間が長くなっている。その日の私は5時間23分も寝ていないぞ。どうなってんだ無職。どうにかなってた無職。でもウォーキングのモニタリング機能があってウキウキで1日だけ8000歩も歩けたのでよかった。普段は散歩をしても5000歩すら到達しないのに。20分ほど歩けば脂肪が燃焼するとは前から聞いていたけど赤信号のときでもその場でうろうろとしながら待って足を止めることなく早歩きをしていたら本当に開始から20分ほどで汗をかいてきたからびっくりした。今までの散歩じゃ汗なんて出てこなかったぞ。じゃあ今までの散歩は何? ただのおさんぽ。
なんかもっと書くはずだったんだけどねむくなってきちゃった。スマートバンドが朝8時に震えて起こしてくるせいで眠れない。早く寝ろよ。早く寝るためにもう寝る。とりあえず創作は全然やってないよ。全然というかまったくやっていない。進捗ゼロ。なぜなら作業を1秒もしていないから。そのことについて気づいたことを書くつもりだったけどねむい。一袋683Kcalもある謎のビスケットを一気に平らげたらねむくなった。ねたらさいごおきられなさそう。
これは2023年2月20日に書いた。
2月中に絶対にやらないといけないタスクを2月中旬にして終わらせた。すごい! えらい! 信じられない! もう2月は自由だ。そう思ってずっと昼寝とネットサーフィンをしていた。だめだった。無職かつ無収入でも確定申告をすべきか調べていた。市民税の申告が必要なんだけどマイナンバーカードで医療費控除のデータを自動連携してe-taxで確定申告したほうがラクな気がしてきた。何にせよ無収入と申告しておけば4月から切り替える国民健康保険の保険料が自動的に安くなるはず。年金もどうにかできるはず。おそらく。3月にやっても間に合うけど2月中に試してみる。損得に関わる事務手続きだけは迅速にこなすやつ。退職金の計算も2ヶ月分の有給消化も完璧だったもんな。半年ぐらい遊びつつ失業保険も余すことなく貰ったし。仕事だって期日までにはきちんと対応していたし。新卒の就活のときも面接解禁月には内々定を貰っていたし。まともにやらないのは創作だけ。なぜなら創作をしてもしなくても収入は変わらないから。エンッ!
先週はタスクこそ終わらせたが創作はしなかった……私は“コツコツ”に憧れていた。ずっとずっとコツコツしたいと思っていた。コツコツやって成果を出している人間が好きだった。「やる気はやり始めたら出てくる」こいつはいけ好かないので嫌いだった。でも新年になって小説の執筆とゲーム制作を毎日コツコツ進めることに挑戦したのに「毎日」に1回でも失敗したら1日1秒もやらなくなったことから悟った。コツコツなんて無理。そもそも毎日5分しか作業しなかったぞ。やる気はやり始めたら出てくる派はカス。おまえがカス。今まで作品を完成させたときもコツコツしていなかった。創作に限らずにコツコツやっていなかった。コツコツできないからコツコツに憧れていたんだった。コツコツやることに向いてない。このままでは長編小説なんて二度と書けないだろう。そこで考えた。1日で長編小説を書こうとすればいい。たとえば分厚い本を読むときに「1日10ページずつ読もう」とは考えないわけです。考えないよな? その本が自分にとって最高に面白いものなら1日で読み切るわけです。ゆえに自分にとって最高に面白い長編小説を書こうとすれば1日で書き切れるわけです。フィジカルの問題を無視すれば。摩擦や空気抵抗を考えなければ。だから今週は1日で長編小説を書くことにチャレンジしてみようと思う……ハードルを極端にあげることでやらないことを前もって正当化していないか? そそそそんなことない。やる。やるぜ。やるってばよ。明日以降に。今日はやらない。胸が痛いから。
とてもとても胸が痛かった。健康診断の結果が返ってきて驚いた。初めて再検査になったのだ。しかも尿潜血で。はははずかちい。寒冷で陽性になることがあるらしく検査の日があの寒波の週だったので寒冷のせいかもしれん。わからない。再検査をして結果を待つしかない。問題はもともと微妙だった心電図の結果が悪くなって「軽度異常はあるけど心配ないよ」から「動悸・息切れや胸部不快感等の症状があれば循環器科を受診してね」になったこと。ウン。胸部に痛みを感じるという意味で胸が痛い。よくわからない科を受診しないといけないのか。何も悪いことをしていないのに。無職で何もせずにダラダラと過ごしていただけなのに。創作もしていないのに。ゲーム制作もしていないし長編小説なんて1文字も書いていないのに。そういえば母親があたちは心臓が弱いのとか何とか言っていた気がする。なら遺伝なのか? ゴミカス遺伝子の分際で親になりやがって。ストレートな差別発言。いやゴミカス遺伝子でも親になっていいけど子が巣立つ前に一族の病歴をきちんと伝えろよ。健康診断のときに家族の病歴を書く欄があるけど何もわからないから空欄にしているぞ。うっうっうっ。ゴミカス遺伝子のせいで早死にしちゃうんだ。父方の祖父はなんか声が出なくなってたし死んだし父の弟もなんか若くして死んだし私も早死にしちゃうんだ。酒もたばこもクスリもやっていなくてカフェインも控えているのに早死にしちゃうんだ。ゴミカス遺伝子のせいで! さめざめ泣きながらも他の項目でも判定が悪くなっていないか涙目でチェックしていたら血液検査の脂質がA判定からB判定になっていた。HDLコレステロールが基準値の100を超えたから。善玉なのに? 善玉でもよくないらしい。悪玉のLDLコレステロールは79だった。だがこの結果を見てどう生活を改善すればいいのか。健診結果の裏に書かれているHDLコレステロールを増やす方法の逆を考えると魚や納豆を食べずに肥満を予防せず運動もせず喫煙をしてHDLコレステロールを減らさないといけないのか? 心臓が止まりそう。
今もお風呂上がりで胸がキュウキュウしている。真面目に死を感じている。健康診断の結果が返ってきてから胸の痛みが悪化したような気がする。診断結果が悪いことのストレスでキュウキュウしているんじゃないか? でも冬っていつも胸が痛い気がするしな。暖かくなるのを待つ。あとは先週の土曜日に小説家になろうで即興小説を公開した。2019年に「即興小説トレーニング」で書いたやつ。いつの間にかサービス終了していたのでバックアップからコピーして転載した。本当はこのまま葬り去りたかったが読み直してみると誤りの多さはともかく「即興にしては」悪くない構成の作品もあったので薄目で誤字脱字を修正しつつ公開した。全10本を全5時間で書いて全1万字程度。つまり1時間に2000字のペースで書いていることになる。つまりつまり24時間あれば4万8000字も書けることになる。つまりつまりつまり8~10万字の長編小説は1日で書けないことになる。胸がつまって死にそう。フィジカルの問題。
これは2023年2月13日に書いた。
ハアハア……今日1日だけで5本の動画およびレポートをやっつけた。あとは試験のレポートを作成して提出するだけ。大学の通信制の話である。これがうまくいくかいかないかで応募できる求人が変わってくる。再就職先が変わる分岐点なのだ。求人の応募資格って大抵「高卒以上」か「大卒以上」のどちらかで「専門卒以上」はないからな。ハローワークで見た! まあレポートをきちんと提出できれば卒業できるだろう。ウェブ制作とPhotoshopを操作してつくる系のデザインの科目を受講したから。ただの得意分野。でも知らないことが多くて勉強になった。自分がまじめにHTMLの本を読んだのって小学生か中学生のときで基本的に独学だったもんな。そもそもHTMLの本というよりアフィリエイトに関する本だった気がする。Photoshopを使い始めたのもここ最近で今まではPhotoshopElementsを使っていたし。まったくべつもの。今回の学びを活かして趣味に活かしたい。そのためにも早く学習を終わらせてもう勉強しないぞ! 生涯学習しろよ。
べつに勉強しなくても学べることはいっぱいある。たとえば先週は無人パン屋さんに行った。初めての無人販売店である。本当はそこまで乗り気ではなかった。安かったら買ってもいいかなと思って店をちらっと覗いてみたら店員さんが現れたのだ。無人パン屋さんって人がいるんだ。私の存在を怪しんで現れたのか偶然かわからないがともかく店員に遭遇してしまったので渋々トレーとカチカチ(はしないトング)を手に取った。1個250円もした。2023年になってからダイソーで購入した「レシートが貼れる家計簿」でお金の管理をして節約していた無職には痛い出費だった。250円もあったら5枚切りの食パンが2袋も買えるのに! 5枚切りのパンを2袋も買ったら1日3食を2日も続けられるのに。ちっちゃいパンで250円! 絶望しながらも高そうで甘そうなパンを購入して家で食べた。そういう仕様のパンなのか口に含むたびにボロボロと崩れおちていった。無人パン屋には店員が現れる罠がある。そういう学びもある。
それから先週は人生初のオートミールに挑戦した。鳥の餌に似ていることでお馴染みのあれね。固めのやつに水を入れてチンして卵かけ納豆ご飯みたいにして食べた。感想は……おいしいけど柔らかすぎて脳が退化していきそう。お米のかわりになるやつは固いと聞いていたのに全然まったくこれっぽっちも固くない。やわやわ。こんなものばかり食べていたら頭がおかしくなる。離乳食とか介護食とか病人食だよこれは。赤ん坊も老人も病人もみんな頭がおかしいだろうが! そんなことない。
短いけど今週の雑記はこれで終わりにしよう。雑記で5000字や8000字も書いていた時期がおかしかったんだ。そんなに書くなら短編小説を書け。あるいは長編小説を書け。あるいはゲーム制作をしろ。あるいは全部をやれ。ううう……本当に創作したいと思っている。本当につくりたくてつくりたくて夜も眠れないわけでもなく普通に寝ているけどつくりたいよ! でも今は我慢してきちんと勉強をする。勉強が終わったらつくる。精力的につくる。いっぱいたくさんつくる。ほんとう? ……。
これは2023年2月6日に書いた。
1日更新。さっそく1月の振り返りをしよう。
- 1篇の新作詩をコンテストに応募
- 同盟「令和も個人サイト楽しみ隊!」の名簿にサイトを登録
1月が1日しかなかったのか? ずっと書いていた小説と作っていた詩集はどこにいったのか。わからない。無我夢中で「令和も個人サイト楽しみ隊!」の名簿に登録しようと足掻いていたから。登録フォームはじつに簡潔なものである。では何に足掻いていたのか。気になるあなたは「プロフィール」と「イラスト」「エッセイ」の一覧ページを見てみなさい。何も変わっていなかったらスーパーリロードを試しなさい。スーパーリロードの意味がわからないならインターネットで検索しなさい。そう。ページのデザインを調整するついでに不要なページや情報を削除してスッキリさせたのだ。これで新規の被リンクから流入した一見さんが「高校生のときに電子辞書で描いたイラストを展示するなよ」「懸賞の当選結果を記録したページに何の意味があるんだよ」とツッコまなくて済む。プロフィールの文章も頑張って短くしたので読みやすくなったに違いない。それでも長いので各項目に素早く遷移できるようにメニューを作成しておいた。その他とにかく細々とした修正作業に時間をとられて1月中に完成させたいものを完成できなかった。でも後悔していないよ。個人サイトはいつか必ず滅びる存在だけど人間だっていつか必ず死ぬから個人サイトは人間なんだ。? だからつねに善い方向を目指して更新してゆく。機会があるごとに洗練させていくぞ!
それに先週は検診を受けるのに忙しかった。健康診断と骨粗しょう症検診。前者は会社の保険の任意継続で安く受けられる基本検診で後者は大阪市がやっていて無料で受けられる検査。4月から国民健康保険に切り替えるつもりで「もしこのまま再就職しなかったら来年度の健康診断はどうすっかなー。半年に1回ぐらい献血に行って血液検査で凌ぐか」と考えていたけど検診で採血をしたら「お注射こわいから無理」となった。お注射こわいから無理。なんか神経ぶすっと刺して手が動かなくなったらこわいから無理。ジェットコースターがこわいのは高低差ではなくて木の枝やポールにぶつかって死にそうだから理論。そもそも再就職しない場合という仮定がこわい。こわすぎる。骨粗しょう症検診は機械に足をいれてすぐに結果が出た。骨密度「異常なし」で同年齢の平均らしい。測定結果の下には結果の値の読み方が書いてあって値が90%以上なら安全「異常なし」で80~90%未満だと注意「経過観察」らしいんだけど92%だったんだよな。あとちょっとで経過観察だった。牛乳をたまに飲んで日なたぼっこをしているのにこれ。やはり運動しないといけないのか。読書の秋ならぬ運動の冬だ。スポーツの秋って言葉なかったか?
読書といえば図書館から借りた本を返却するのにも忙しかったんだった。延滞していたやつね。ちゃんと読了した。『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』を。「短編小説はゴミだ」でお馴染みの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』の続編である。そんなことは書いていない。やはり続編は読まないといけないと思いつつも上・中・下の全3巻のうち上の上らへんで読む気力がなくなって延滞していたのだ。なぜ読む気がなくなったのか。それは「志の低い未熟な悪者に邪魔をされてしまう」伏線が明らかに張られていたからだ。もう絶対にそういう話になると思っていた。だって副題も「諦念のひとびと」だし。悪ガキが旅にひっついてくるし。全然そんな話じゃなかった。びっくりするぐらい関係なかった。悪ガキはすぐに消えた。まァ確かに修業時代で未熟なやつらのエピソードはやったしな……一つの物語として考えると修業時代(以下「前作」)より微妙なんだけど中巻だけやたらと面白い。マジで中巻はむちゃくちゃ面白い。描写がシュールで笑えるんだな。台詞ではむだな相づちなどを省いているから描写による不要なユーモアがなおさら目立つ。自分の息子と結婚させるつもりだった若い姪っ子が自分に惚れていることを知って若作りをしたおっさんがどっと老けこんだときの流れるような文章は並大抵の作家では書けない。笑いたいならM-1グランプリを観るより『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』の中巻を読め! たぶん笑うためだったら主人公が過去に演劇をやっていたことだけを押さえておけば前作を読まなくてもイケる。ゲーテの小説をそんな風に読むな。でも前作の続編として読むとがっかりすると思う。前作は構成とテーマと神秘と長編小説であることが合一している強度のある作品なんだけど本作は「伏線回収が褒められたからとりあえずラストに伏線回収をしよう」みたいな雑な終わり方をする。合一が良かったのであって伏線回収したら良いわけではない。そんなレベルで許されるのは日本人読者を抱えた日本人作家だけだ。だけどゲーテはたぶん構成で遊びたかったんだよな。上巻の上ぐらいは普通だったけど途中から構成の遊びたさが大爆発して中巻で完全にミスするぐらい遊びまくったもんな。「あれ。これ自分はまだ読んでないけどあの有名な小説の影響を受けてそう」と思ったもん。解説でもその有名な小説の著者について言及されていたし何なら作品内でも言及があった。今年の3月に29歳を迎える人間にもなると自分が読んだことのない作品の影響を構成から察することができるようになる。29歳を迎える人間なら早く傑作を読め。
このように先週は特に忙しかったので創作できなかった。長編小説も書けなかった。1月は1文字も書かなかった。絶望的である。せめて1文字でも書いておけば「やる気はあったけど思いつかなかったんだな」感がある。0文字だと一瞬もやらなかったことが丸わかり。いやだが2月は違う! 2月に絶対にやらないといけないことは二つだけ。「詩のコンテストに1篇を応募」「再就職を見越して編入学した通信大学のレポート試験にレポートを2つ提出」だから大丈夫。前者のコンテストに向けて書くテーマは決めたから大丈夫。まだ後者の試験前に視聴しないといけない講義(各回でレポート提出あり)が10時間分ほど残っているけど大丈夫。私はやるだろう。図書館の本を延滞していない自分は無敵だ。つねに図書館の本を延滞していたのか? ……つねに図書館の本を延滞していたな。もう終わりだよもうすぐ29歳。
これは2023年2月1日に書いた。
図書館から借りた本を延滞しているせいで力が出ない。恒例のやつね。恒例にするな。いや本当に何もできない。つねに活力に満ちて毎日インプットとアウトプットとアフィリエイトを欠かさないヤツも図書を延滞してみ? 何もできなくなるから。全国のいけ好かねえヤツらに図書の延滞を付与したいよ。急性うつ病になるぞ。そりゃ家庭環境の悪い子どもは成績が悪くなるよ。親が借金を抱えているときに子どもに教育支援をしても勉強なんてできない。自分の力では返せない図書をいっぱい延滞しているようなものだから。延滞の重みを考えろ! そこまで言うなら読まずに返却すればよいのではないか。でも読みたくて借りた本だから返却したくない。そこまで言うのなら読んで返却すればよいのではないか。でも今は読みたくない。図書館から借りた本を延滞する以前に力がない。
でも本を延滞していたおかげで視力が良くなってきた。そんなことあるのか? 説明しよう。先週のよろずで書いたように長い頭痛が終わったあとで視力が明らかに低下した。ふだんは掛けない(掛けたほうがいい)眼鏡なしではパソコンの画面を見られないほど。頭痛と目の違和感が10日間ほど続いたのもあって「病気の可能性もある」と思って頭痛外来か眼科か迷って眼科に行った。検査を受けて先生から一言。「疲れ目ですね」ほあー「何か聞きたいことはありますか?」ありません「お大事に」初診で2000円を払って終了。まさか眼科にも円安の影響が? 1ドル103円のときは2000円でも疲れ目のときの対処法を教えてもらえたけど1ドル130円のときの2000円では患者から質問しないかぎり「疲れ目」と言われて終わりなのか!? 病院に行ったことでさらに不安になりつつも一つだけ収穫があった。眼鏡を掛けなくてもパソコンが見える距離なら眼鏡を掛けずに見なくてもいいらしい。ふだんは掛けない(掛けたほうがいい(掛けなくていい))眼鏡らしい。眼鏡って見えるなら掛けなくていいらしい。いや私はずっと前からそう直感していたよ。でも眼鏡屋さんが「普段から掛けろ」って忠告してきたし職場でも大抵のやつが眼鏡を掛けたままパソコンやスマートフォンを見ていたから普段から掛けるものなのかなと思いながら忠告を無視していた。掛けなくていいらしい。そういうわけで今は眼鏡を掛けていない。「明日こそは朝から延滞している本を読むぞ!」と何度か決意したはいいものの延滞している本を読みたくなくて9時間や10時間ほど寝たら視力が完全に回復したから。眼科に行った翌日なんか朝の12時5分に起きた。それはもう昼だった。
「疲れ目ですね」としか言われなかったので憶測になるが連日の4時間睡眠が疲れ目の原因と考えられる。4時間しか寝なかったら1日20時間も目を使うことになるからな。これからはもっと目の健康に気を配っていきたい。目が急に悪くなって眼科に行っても「疲れ目ですね」と言われて2000円を取られるだけで終わるからな。自分の目は自分で守ろう。まあそんなわけです。そんなわけで何も進んでいないわけです。長編小説も書いていないわけです。1文字も書き進めていないのです。目を気遣ったり図書の本を読むか読まないかで葛藤したりするのに忙しくて。だが今週からは大丈夫。図書の本を読んで返却して自由になるから大丈夫。寒波が来るけど大丈夫。暖房を一回も使っていないのにオール電化で1万5千円も請求されたけど大丈夫。地道に活動的にやる。やりたいと言ったことはそのうちやれる。
これは2023年1月23日に書いた。
頭痛薬で治ったかと思ったら時間を空けて頭痛が復活した。父親が「頭痛薬を飲んでも鎮静しているだけで問題は解決していないよね」みたいな話を言っていたことを思い出す。父も母も頭痛持ちなのだ! マージで頭痛持ちが子どもをつくるなよな。生まれてくる子どもがかわいそう。というわけで先週はほぼ無だった。今は元気だけど睡眠時間がずれまくって朝4時に就寝で朝11時に起きるようになったので正気ではない。昼の時間が短すぎる。
といっても何もしなかったわけではない。6時間も勉強して通信大学の動画授業を1科目分やっつけたし詩のコンテストに応募したし執筆中の小説も想定の文字数を超過したせいで完成しなかったけど毎日しこしこ書いたし値上げ前に「マクドナルド」のチキンクリスプを買って食べたし「松のや」のセールで味噌カツ定食を500円で食べたし図書館から借りた本を返却せずに電子書籍で『白鯨』を読んだ。返却しろよ。『白鯨』はあの有名な『白鯨』ね。「はくげい」とわかっているけど「しろくじら」と読んじゃう。大半をお風呂で読んだけどお風呂で読むような長さではない。読んだ感想としては……もっと早く読んでおけばよかった。たぶんこの作品の面白さの8割って主人公の語りそのものの面白さと読み手にとってはどうでもいいことを真面目に掘り下げようとすることで見えてくる語り手の執着だと思うんだけど他の海外文学で語りが面白くて背景に神話やアイロニーが透けて見える長編小説をすでに何冊か読んでいたから新鮮味を感じなかった。その手の本たちを読む前に『白鯨』を読んでいたら「傑作だ!」と興奮したに違いないけど今の自分が読むと「長かった!」となる。語りが面白い作品はいくら読んでも苦痛ではないとはいえ長い。その長さそのものが意味を成しているとしても長い。長いものは長い。
でも長いものを読むとやっぱり長編小説はいいなと思えてくる。重量感と読み応え。脳のスペースにしっかりと物語が根付いて読み終わってもしばらく離れないあの感じ。短編小説なんて書いている場合じゃない。短編小説なんて書いている場合じゃないんだ! では先週は長編小説のためにどれだけ時間を割いたのか? ゼロ。ゼーロ。ゼロゼロゼロゼロゼロッ! 1分も長編小説の執筆に時間を費やさなかった。頭が痛かったから。目の奥がすごく痛かったから。ふだんは掛けない(掛けたほうがいい)眼鏡を掛けないとパソコンを直視できないほど目がショボショボしていたから。社会人になってからずっと考えている。目がだめになってしまったときにやることがない。私はそもそも頭の痛いときに何もインプットしたくないしアウトプットしたくないし創作なんてもってのほかなのだが寝過ぎても頭が痛くなるし散歩しても頭が痛くなるしで何もやることがない。スピーカーでも置いてクラシックでも聴きながら天井をだまって見つめる案も浮上したが本当にそんなことしかできないのか? 頭痛持ちの人間は? 反出生主義になるぞ! そもそも頭痛がなくてもパソコンやスマートフォンで我々の目は慢性的に酷使されているのだ。数十年後には全員失明しているんじゃないか? みんなでスピーカーを置いてクラシックでも聴きながら天井をだまって見つめることになるのか? 恐ろしい時代だ。スマートフォンの依存性について多くの人が声をあげるがパソコンについては誰も何も言わない。今さらパソコンなしで仕事をするなんて考えられないから。資本主義と経済成長のために言わないようにしている。でもパソコンにも何かしらの害はあると思う。野生の勘が牙をむき出しにしてそう言っている。今年になって再就職先について重い腰をあげて検討し始めたのだがパソコンは使いたくない。工場にも行きたくない。目を酷使するすべての職につきたくない。あと冬も働きたくない。寒いから。春か夏か秋に外で働きたい。接客もしたくない。暴力をふるいそうだから。軽く体を動かすような肉体労働をしつつ趣味でパソコンを使うことがもっとも健康的で理想的に思える。でもそんな仕事は知らん。思いつかん。どうにか理想の仕事を見つけたい。頭が痛いときにやれることも見つけたい。天井を見つめたくない。
あとは何かの本で「劇を観ると脳が活性化されるよ。動画は意味がないよ」みたいなことを書いてあった気がするので(脳が活性化される前だからメモしていなかった)観劇してみようと思ってチケット代を調べた結果「森ノ宮よしもと漫才劇場」でやっていた「コントの森」に行った。演劇を観ようと思ったら1万円以上するけどコントなら手数料込1698円で観られるから……感想としては前の席に男グループが座っていて見づらかったので配信動画で観たほうがよかった。動画は意味がないかもしれないが意味はある。とはいえ動画で観るよりかは観に行ったほうが脳に良いことは直感でわかる。狭い画面内で遷移しつづける平べったい情報を凝視する時間の長さだけ頭のなかにある物質が死んでいく感覚がある。世には子どもをあやすためにスマートフォンで動画を見せている親が存在するらしいが己の一時のラクのために子どもの頭や目がおかしくなったらどうするんだ! てめえのツケを社会や第三者にだけは払わせるなよ。スマートフォンの画面より狭い心。
それにしても頭痛が消えてから目が一段と悪くなった気がする。健康診断の予約を入れたけど頭痛外来か眼科を受診してもいいかもしらん。己の体調の細かな変化について気を配っていきたい。健康に生きられないなら仕事や趣味について頑張る意義もなくなるからな。どっちも普段から頑張っていなかった。いや2023年は頑張っていく。大草原に就く仕事を探すし創作もしていく。サクサクしていく。今週は(先週のよろずで予告したけど出来なかった)短編小説の公開と新作詩集の情報公開を目標に活動したい。最良の1週間にするぞ!
これは2023年1月16日に書いた。
毎朝「頭痛の気配がする」と感じとって少量のコーヒーを水や牛乳で割って頭痛をキャンセルしていたら睡眠時間が4時間になってきて最終的に頭が痛くなった。新年1週目から寓話している。そこまで頭が痛くないときにカフェインを摂ると頭痛の悪化を回避できるけどカフェインを摂り過ぎると睡眠時間が信じられないほど短くなるんスよね。しぶしぶと頭痛薬を飲む。とりあえず今は安静にしている。頭痛があるときに運動をすると涙が出ちゃうからな。かわいそう。
頭が本格的に痛くなる前は運動をしていた。電子書籍の読み放題サービスKindleUnlimitedで対象だからと乱雑に読んだビジネス書・自己啓発本のすべてに「運動しろ」と書いてあった気がするので2023年から散歩の時間を長めにとりはじめた。2021年~2022年の冬に散歩したときはあまりの寒さに心臓が痛くなっていたけど今年は大丈夫っぽい。おひさまぽかぽかであたたか。「大阪城公園」で小鳥の鳴き声を聴いたりサンドイッチ屋「イートボタン」の厚焼きたまごサンドイッチを食べたりした。厚焼きたまごは思ったよりひんやりしていた。思ったよりひんやりしている食べ物の与える悲しさがすごい2023。思ったよりあたたかかったら誰もが幸せになれるのに。運動したからか新年の効果かわからないが創作も捗りだして作業を少しずつやり始めた。今は短編小説の執筆とゲーム制作の作業を「毎日」やっている。これは快挙である。私は毎日コツコツと継続して何かをやることを苦手とする生き物なのだ! さらに自作詩集の本文も完成させた。1篇を書き足しただけ。でも1篇を書き足して全10篇にしたもんね。さらにさらに勉強もやっている。前に書いた3単位を残して留年した通信大学の勉強ね。今までまったく手をつけていなかった。先週は7時間も勉強をした。あまりにもえらい! えらすぎる! えらみタイガに改名しても良いぐらいの偉さ。こんなに効果があるなら毎日運動をして毎日新年になったほうがいいだろ。?
執筆中の短編小説は今週中に公開する。たぶん。自作詩集のほうも表紙をなんとか完成させて情報を公開したい。ゲームのほうはまったく目処が立っていない。2022年中につくっていた(全然つくっていなかった)ゲームは放棄したからな。放棄というか放置。カフェインでクールになって必要な立ち絵の枚数を考えたら絶望しはじめたので必要枚数が少ない企画からやり始めた。まあなんとかする。このように2023年の滑り出しは上々なのだが長編小説は一文字も書いていない。一文字も! 長編小説を書き始めない体質をどうにかしたい。そこで来週のよろずから長編小説をどれだけ書いたかを報告することにした。作業時間と文字数を記す。えらみタイガは来週もえらいはずである。がんばるぞ! でも今日は頭が痛いから安静にする。
これは2023年1月9日に書いた。
あけおめこうしん。あけおめことよろにはならない。今年もよろしくではない。なぜなら私は一年ごとに生まれ変わるからだ。何なら一ヶ月ごとに生まれ変わっている。一ヶ月ごとに振り返りを行うから。何なら一週間ごとに生まれ変わっている。一週間ごとに振り返りを行うから。2022年は毎回同じフォルムに生まれかわったので大した成果が出なかっただけ。2023年はちょっとずつ違うフォルムに生まれ変わる。去年とは違うのだ。だから今年こそよろしく。略してことよろ。あけおめことよろ。
そう書いているうちに12月の振り返りを忘れていることに気づいた。書いておくか。
- 7篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- 落選詩集『ありありて詩』を完結
こんなことなら書かなければよかった。なあんにもやる気なかったっすね。寒波のときは寒くて動けないし。お日様がぽかぽかのときは日なたぼっこをして動けないし。生き物として弱すぎる。よく7年も正社員として働けたな。というか冬に会社に出勤していた記憶がない。もしかしたら冬のときだけ出社拒否していた可能性もある。ちなみにエッセイの「詩人を目指す」でも書いたけど2023年は詩の投稿を減らして大きな詩のコンテストへの応募と詩集の制作に集中する。なんか昨年は詩の投稿に忙しすぎて自分にとって本当に大事なことができなかった感があるから。こうやって節目節目に不要だなと思ったことを切り捨てなければならない。人生は有限だ。同じ一年を繰り返さない! ここで2022年の新年の抱負を振り返ろう。
たぶん30時間も作業していない。25時間あるかも怪しい。さすがに20時間はあってくれ! 作っていない。もちろん完成していない。詩の投稿と詩集の制作と失業保険をもらうことに集中しすぎて作っていない。抱負とはまったく違うことをやっていた。だから大事なことができなかった感がつきまとう。大事なことを優先しなければ! なぜなら大事なことは大事なのだから。というわけで同じ一年を繰り返さないためにも2022年と同じ抱負にしよう。今年はゲーム制作の年にする。2023年はゲームを作るぞ。絶対に作る! 作ることができなかったら誰かが死んでもいい。私は死なん。趣味がうまくいかないぐらいで死ぬやつはバカだ。できなくても胸を張って生きていく。できても胸を張って生きていく。私が何をしようと何をしなくても誰かは勝手に死んでいく。1月1日に書いていい雑記か?
ゲーム制作もするけど小説も書きたい。長編小説を書きたい! 短編小説なんて書きたくない! 誰も短編小説なんて求めていない。そんなことはない。だけど人生で一番よかった小説を聞かれて短編をあげる人間はいない。本当にいない。『カラマーゾフの兄弟』を読んだあとで短編小説を一番にあげるやつは頭がおかしいから人間ではない。とはいえ短編小説のアイディアも溜まっているから消化しないといけない。2022年の最後に読んだ本に「高利息の負債から手をつけようとしても先が見えないのでつらくなるよ。小さな負債から片付けていくことで自分でもやればできるんだと思って頑張ることができるんだよ」みたいな話が書いてあった。小さな目標を達成することで自己効力感を得ようってことね。これは創作にも言えるのではないだろうか。つまり作りたいものをリストアップして目安の制作時間が少ないものから着手して完成させていくことで頑張っていけるのではないか。アイディアリストに273タイトル並んでいるのに? きちんと記録していないから本当はもっとあるのに? 短編を完成させるだけで人生が終わるだろ。だから短編小説の執筆はほどほどにする。長編小説に力を入れる。1文字ずつ1行ずつ1文ずつ進めて完成させる。今日から書く。いや年始のお笑い番組を見たいから4日以降から書く。1月1日からやる気ゼロ。
これは2023年1月1日に書いた。
2022
月末締切のコンテストを諦めたので予定外の大晦日更新。締切の当日に23分だけ書いて諦めた。ショボ。とりあえず2022年の振り返りをしよう。
- 小説
-
- 短編小説を4本公開する
- 童話を1本公開する
- イラスト
- イラストを2枚描く
- 詩
-
- 『詩と思想詩人集2022』に参加する
- 「第58回岐阜市文芸祭」で入選する
- 「第30回可児市文芸祭」で入選する
- 「第21回土岐市文芸祭」で優秀賞を受賞する
- 「第49回沼津市芸術祭」で教育長賞を受賞する
- 「第15回島崎藤村記念文芸祭」で三席を受賞する
- 詩102篇を雑誌やコンテストに投稿する
- 同人詩集を2本販売する
- 落選詩集『ありありて詩』をWEB公開する
- サイト
-
- Tumblrのアカウントを作成する
- Ci-enのアカウントを作成する
- 私生活
-
- 就職活動に励んで失業保険を貰う
- 依然無職である
こうやってまとめてみると「悪くない」気もする。だが無職だ。無職だったら小説を10本ぐらい完成できるかと思っていた。詩集も10本ぐらい完成できるかと思っていた。漫画も1本ぐらい完成できるかと思っていた。ゲームも1本ぐらい完成できると思っていた。思うことって儚い。努力しないと結果が出ない。どうして? どうして努力しないと何も完成しないのか? それに2022年は本を94冊しか読まなかった。またしても100冊未満! 終わっている! だが原因はわかっている。愛用のKindlePWが故障してお風呂での読書が4ヶ月ほど出来なかった。来年はもっと読める。これは問題ではない。1年で完成したイラストが「2枚」。なんで? 逆にどうして1年に2枚しか完成しないことが起こりうる? この世にお絵かきが趣味の人間で1年に2枚しか完成させないやつが存在するのか? いや存在しない! 怖い! 存在しないものがここに存在しているから怖い!
詩集を完成できたことだけはよかったと思う。でももっとたくさん完成させてよかった。詩集がもっとたくさん完成させてよいものかは置いといて頑張ればもっとたくさん完成させられる可能性があった。だが消えた。可能性は時間の経過にしたがって消えちゃうものなのだ。いや消えない。なぜなら1年が終わっても人生は続くからだ。2022年に抱いていた夢や希望は2023年に持ち越すことができる。もっと先に先に先に先延ばしにできる。だからやらなかった。だめじゃないか。だめだった。どうしよう? いや来年こそはどうにかする。2023年こそはどうにかしてどうにかなる。就職とかする。する? とにかく来年の抱負は予告どおりに1日に更新する。1日の更新に先延ばしする。
これは2022年12月31日に書いた。
シャトレーゼの半額ケーキを食べながら書いている。モンブランケーキ。ホール1800円。高。もう2週間ぐらい外食に行けない。というか冬のあいだはどこにも行けない。寒いから。誰がこんな冬にした? 恐竜が絶滅しちゃう。空見タイガも絶滅する。一匹しかいないのに。指寒しもやけ共和国。
寒いから先週は何もしていない。何も。ここに書くことはない。何も。いや何かはあったな。クリスマスにプレゼントが届いた。「第15回島崎藤村記念文芸祭」の表彰式で持ち帰り拒否をして郵送してもらった表彰状と冊子の入ったA3かB4の封筒が3週間の時を経てやってきたのである。ピンポーンとインターホンが鳴って「ちょっと入らなくて」と配達人が申し訳なさそうに言っていたからすぐにA3かB4の封筒が来たのだとわかった。A3かB4の封筒のせいで配達人にも迷惑をかけている! それで実際に受け取ったときに私は「あのときの自分の怒りは正当だったんだ」と思った。信じられない大きさ。部屋のあらゆるものより大きい。巻き尺でサイズを測ったらA3の封筒だとわかった。もちろんA3の封筒はA3の用紙が入るものだからA3より大きい。A3より大きい封筒をあいつらは電車や新幹線や飛行機で持ち帰らせようとしたのだ! そういえば表彰式を終えて中津川駅に向かう途中でA3の封筒を真っ二つに折って持って帰っている少女を見かけたような気がした。無垢な少女の無垢な表彰状に折り目がついたのだ。表彰状を入れる筒を用意しないせいで! また用途不明だった謎の記念写真についてご希望でしたら送りますと同封の手紙に書かれていたのでメールで請求した。届いた写真を見ると「無」という表情をしていた。無ッ(怒)。
ケーキを食べていたら気絶しそうになってきたから今回の雑記はここまで。次回のよろずは1日に更新。年内に作品を公開できるように頑張るぞ。目指せ新作8作! 絶対に無理。
これは2022年12月26日に書いた。
こんなに寒いのに冬に生きているやつってアホか? 冬はいったん仮死状態になって春に備えるべき。ぐう寒。右手も右足もシモヤケ。カタカナにすると急にシモネタみたいになってくる。もう寒いという事実だけで笑っていたよ。「M-1グランプリ2022」より笑った。うん。敗者復活戦から見たよ。見たけど先々週の旅行の話が書き終わっていないので冒頭では書かない。この段落では書かないのだ。
カレンダーを見たら先々々週の話だった。あらすじは書かない。前回のよろずを遡ってから次の文章を読みなさい。ちなみに先週は23時59分に更新したけど文章があまりにも拙かったので45分ほどかけて修正した。本当に信じられないほど酷かった。今もちょっと読みづらい箇所がある。でも直さない。直そうとするとキリがないから。というわけで名古屋旅行2日目。名古屋の観光名所といえば名古屋城……はもう1日目に行ったのでさっそく詰んだ。行きたいところがまったくない。あと朝の3時に起きてそのままFIFAワールドカップの日本戦を見てからホテルの朝食を摂ったので眠い。ベッドに横になりながら「このまま明日の表彰式まで寝ていたい」と思ったけど全国旅行支援でもらえる愛知県の地域クーポンは連泊でも1日毎に発行で1日目にもらった分の期限が2日目までなのだ。2泊3日なのに。3日目まで旅行があるのに! だが仕方がない。愛知県の全国旅行支援の担当者は愛知県なんかに2泊以上する旅行者がいるとは思わなかったんだろう。しぶしぶとホテルを出て「犬山城」に向かうことに。いろいろとお得になる「犬山城下町きっぷ」を買って電車でGO。しかし犬山に行くなら岐阜駅の近くに泊まればよかったと思いつつもGoogleMapで経路を調べてみたら確かに金山~犬山よりは安く行けるけど時間はそう変わらなかった。中津川は遠いし犬山もそこまで近くない岐阜駅。いったい何が近いんだ岐阜駅。
城下町きっぷで犬山城の入場券をもらう。犬山城に行くまでに階段を上ったし天守閣の急すぎる階段も上ったしで眺めは最高だった。最高だったけど正面から天守を見たときに空が曇っていた! お空が曇っているとすべてのものが醜く見える。逆に晴れてさえいれば枯れた木の枝ですら美しく見える。写真のテクニックとは天候を操作できるかどうかなのだ。違う。というわけでもう少し待てば晴れそうだと思いつつも昼から雨が降るという天気予報を信じて退場して城下町で食べ歩きをすることに。城下町きっぷについてくる「名鉄クーポン」を使って「山田五平餅店」の五平餅や「犬山よあけや」の和チーズケーキを割引で購入して食べたほか「犬山井上邸」で醤油おこげ串を買った特典の福引で大吉になって30円のキャッシュバックを貰った。やったね。こうして食べ歩きをエンジョイしているうちに空が晴れてきた。こんなことなら先に食べ歩きをしてから犬山城に行けばよかった。天気予報なんて信じるんじゃなかった。天気予報なんて全部でたらめだというのに。後悔しても遅い。せっかく晴れたことだし雨になるからと諦めていた「有楽苑」に向かう。たかが庭だろうに1200円もする高級施設なのだが城下町きっぷを使うと840円で入場できる。できる。でき……この文章を書いている途中でふと気になって「岡山後楽園」の入場料を調べたら410円だった。「岡山城」との共通券は640円。さらにさらに気になって犬山城の入場料を調べると550円だった。有楽苑とのセット券で1450円。愛知県なんかに2泊以上する旅行者がいないからって一度にボリすぎてないか? とはいえ840円で入場したことを忘却すれば美しい庭園だった。雰囲気はよかったよ。ボランティアスタッフみたいな存在がほかの客に延々と説明していて全然よく見られなかったけど国宝茶室とかもあるらしいし。きれいだったよ。晴れてさえいれば枯れた木の枝ですら美しく見えるから。ボリすぎてないか?
食べ歩きと有楽苑の入場料で地域クーポンを1000円分ほど消費できたところで「熱田神宮」に行く。GoogleMapを見ると前にも行ったことがあるような気がしてくるけどたぶん行ったことのない有名スポット。冬だからか時間が遅かったからか異様に暗くて縁起が悪かった。そそくさと拝んで「こころの小径」だかなんだかを歩いたのち「あつた蓬莱軒」へ。行列のできるひつまぶしのお店。夕方の営業前に行ったら最初の1人目だった。待っているうちにぞくぞくと人が並び始めた。もうぞくぞく。平日の夕方からこんなに並ぶなら休日のランチになったら道路を突き抜けちゃうんじゃないか? 休日に並ぶやつと冬に生きているやつはアホ。平日と春以降と冬より前までしか生きるな。というわけで最初に案内されてひつまぶしを注文する。ひつまぶし自体は前にも名古屋で食べたことがあった。Evernoteの記録によると「ジャズドリーム長島」のフードコートで「稲生」のひつまぶしを食べたらしい。三重県。だが稲生のひつまぶしは当時2650円だったのに対して蓬莱軒のひつまぶしは4400円もする。しかも! そもそも「ひつまぶし」は「あつた蓬莱軒」の登録商標なのだ。なら稲生のひつまぶしは何なんだよ。何かはよくわからないままとにかく食べる。おいちい。ウルトラおいちい。稲生のやつもおいちかったんだよな。期待どおりに価格どおりにおいちい。「あなごめしうえの」の穴子飯は「あっ……ナゴッッー」って感じだったのに。ひつまぶしを平らげたあとは他のテーブルでおいちいと聞こえてきた「肝焼き」を注文して特に感想もなく食べ終わって精算。ちょうど5000円の請求を地域クーポンの残りと現金で払おうとする。ところで愛知県の地域クーポンは紙のカードに印刷されたQRコードをレジで読みこんで決済する中途半端な仕様になっており精算時に店員に教えてもらえる残額を覚えておく必要があるのだが先々週か先々々週かもわからなくなる私にそんなことは覚えられない。というわけで最終的に現金をいくら出せばいいのかドキドキしながらレジに向かった。10円玉1枚で済んだ。無心(「意志・感情などの働きがないこと。」【出典】デジタル大辞泉/小学館)で拝んだ効果が出たな。しょぼすぎる効果。
3日目。2日目までに地域クーポンを使い切ったことだし愛知県に未練はない。未練があったとしても「第15回島崎藤村記念文芸祭」の表彰式に出席にするために中津川に直行しなければならない。というわけでホテルの朝食を摂ってから中津川駅へ。簡単に「中津川駅へ」と書いてあるけど電車で1時間以上かかる。思ったより僻地感のない駅前に驚きつつ「栗きんとん発祥の地」というスゴいのかそうでもないのかよくわからない謎の石碑を眺めてから向かった「川上屋本店」の栗きんとんをすでに荷物でパンパンのリュックサックになんとか詰めて表彰式へ。受付を済ませて胸にお花をつけた私は会場でとんでもないものを目撃することになる。椅子にA3かB4の封筒が置いてある。A3かB4かわからないけどA4ではないことだけは確かなドでかい封筒だけが各椅子に置いてある。紙袋も筒もない。もっといえば椅子がぎゅうぎゅうに並べられているので荷物を置く場所もない。ただA3かB4の封筒だけが存在している。私はこの時点でキレていた。いやだがしかしまだキレるのは早いかもしれない。荷物を椅子の下に押しこんで封筒の中身を見る。賞状や副賞などが入っている。私は表彰式が始まる前にA3かB4の封筒を持って案内のババア(ここでは敬意をこめずにババアと呼ぶ)に「この封筒って郵送してもらうことはできますか」と聞く。「いやそれは難しいと思います」「そうですか」席に戻ってさらに私は内心キレキレキレキレキレている。A3かB4の封筒を大阪まで持って帰らせるのか?
表彰式の誰かの話によると東北から来た受賞者もいるらしい。A3かB4の封筒を飛行機に持ち込ませるのか? 遠方の人間なんて来なくてよかったんだという話にしてもA3かB4の封筒を徒歩で持って帰らせるのか? またはA3かB4の封筒を電車で持って帰らせるのか? というか封筒のなかに表彰状がすでに入っているということは……表彰式の案内状では新型コロナ対策で表彰式後の審査員による講評会を中止すると書いてあるのに式のプログラムに講評の時間が設けられていることや表彰式後に朗読劇――関係者の説明では表彰式後に「レクリエーション」があると強調されていた――の予定が控えていることに無限の怪しさを感じつつも内心ブチ切れて右隣に座っている罪のない中学生だかなんだかを左隣にあるA3かB4の封筒が置かれているだけの欠席者の椅子で殴ってやろうかと思って泣きながら座っていた。マジで泣きながら座っていた。置き場のないA3かB4の封筒をひざに置いて涙を流していた。表彰式の運営側が他者への思いやりや敬意というものを少しでも持ち合わせていればA3かB4の封筒を渡さないから。面倒くさいから怠惰だから間違えたからではない。性格やミスの問題ではない。すべての出席者が車で会場に向かうわけがないのにA3かB4の封筒を椅子にぽんと置いて終わりというのは「そういう」問題ではない。話せばわかりあえるとかお互いによく知れば仲良くなれるとかその手の薄っぺらいフィクションを見るたびに私は作者と編集と出版社をコロコロしたくなるよ。現実を見ろ。A3かB4の封筒が置かれているだけの椅子を見ろ。断絶とはこういうものだから。A3かB4の封筒が置かれているだけの椅子を見たことがないくせに話し合えば仲良くできるとかフィクションでも言うな。バーーーーーーーーーーーーーーカ。
とにかく怒りで震えながらそのときを待っていた。ちなみに私は特選・一席・二席・三席・特別賞・佳作のうちの三席で受賞したはずだった。そして表彰。特選と上位の受賞者1名が賞状を手渡しされることに。現代詩の部門では一席の受賞者が出席していたので三席の私は表彰すらされない。その場で立たされるだけ。置き場のないA3かB4の封筒を床に投げ出してその場に立つだけ。その場に立たせてA3かB4の封筒を持って帰らせるためだけに私を大阪から呼んだのか? 帰ったあとに手元にある表彰式のご案内を見直しても「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から特選と上位受賞者1名のみを表彰します」とは一言も書いていない。「表彰式を執り行いますので」「ご出席くださいますようお願い申し上げます」としか書いていない。それでその簡略化された表彰が終わったあとで各部門ごとの講評が各審査員から行われようとしていたが時間が予定より遅れている! 新型コロナ対策で表彰式後の審査員による講評会を中止しているので表彰式後の「レクリエーション」の開始時間が遅れないように表彰式のわずかな時間で審査員は早口で簡潔にセカセカと講評を述べる! 「レクリエーション」は遠方からやってきた三席の表彰や審査員の講評より貴重で大事で必要なのだ! というわけで無事に予定を30分オーバーして表彰式が終わった。何に使うかの説明もないまま表彰式で表彰もされていない三席を含む受賞者の集合写真の撮影。この後は表彰や講評や感染対策より価値のある「レクリエーション」が始まるのだが立たされるだけの三席が出席するのもおこがましいので退出することにした。運営側と思わしき人間に「封筒を郵送してほしい」と頼んで一度断られるものの「大阪だから」「賞金はすでに抜き取ったから」と伝えてなんとか郵送してもらえることになった。ほっ。
そういうわけで楽しい楽しい「レクリエーション」の中身を知ることもないまま私は中津川駅のバスの待合室で頭痛に苦しみながらコーラでカフェインをインして待っていた。何を待っていたのか。「苗木城跡」に行くためのバスを待っていた。表彰式は最悪だった。金山~中津川まで片道1340円は掛かっている。往復で2680円。2680円! 2680円も払ったんだから中津川まで来てよかったと思える思い出がほしい。でも表彰式が時間どおりに終わらなかったのもあって早くて15時半のバスしかない。もしかしたら城跡につくころには暗くなっているかもしれない。悩んだ。悩みながらもじっと待ってバスに乗って行った。バス停から苗木城跡までは丁寧な道案内があった。私は急ぎ足で進んだ。そして最初のビュースポットまで来たときにすうっと頭痛が引いた。まだ明るい。そして素晴らしい。遠くから見た景色も近くで見上げた景色も上っている最中の景色もそして頂上で見る景色も美しい。それは晴れているからではない。いや確かに晴れてはいる。でも世の中には晴れていなくても美しく輝くものがある。表彰式は最悪だったけど中津川まで来てよかった。名古屋もつまらなかったけど2泊3日で名古屋に泊まって表彰式に参加して中津川まで来てよかった。そう思った。
でも頭痛が引いたのは苗木城跡の景色に感動したからではなくてカフェインのおかげだった。そしてこれから起こることはカフェインのせいである。名古屋に向かう電車で震えと吐き気と鈍い頭痛に襲われながら苦しんでいた。うっかり空腹時にカフェインを摂取すると胃が荒れてこうなる。名古屋駅についても症状が治まらなかったので「マクドナルド」でチーズバーガーとホットのレモンティーを飲んでじっとしていたら落ち着いてきた。新幹線でもとにかく目をつむって体を休めることに専念した。部屋に帰るころには頭痛は完全になくなっていた。私は悪霊を祓ったような爽やかな気持ちで2泊3日の旅行のエンディングを迎えることができた。だがA3かB4の封筒はまだ届いていない。(了)
これでやっと先々々週の出来事が書き終わってない。書き終わってない。この名古屋旅行・表彰式が終わった次の日に「大阪城音楽堂」で開催の食べ放題を楽しめる音楽イベント「ミライイニ」に行ってきた。音楽も聴けるし大食いタレントの大食い大会も見られるしダンスも見られるし豚丼やラーメンのほかご当地グルメも食べ放題……という話には間違いないのだが豚丼もハンバーガーも揚げ物も屋台には長蛇の列ができるしご当地料理は提供時間がバラバラで数量制限もあるのでやはり長蛇の列ができて食べ放題というほど好き放題には食べられない。みんな音楽を聴く余裕もなく並びまくっていたので実質は音楽を楽しめるフードイベントになっていた。しかしラーメンだけは提供が早いのと島崎藤村記念文芸祭の表彰式のような味がするので空いていた。私も当然のように並びまくってフードを食べていた。豚丼ラーメン揚げ物ハンバーガーにご当地料理は青森バラ焼きに高知カツオたたきに中津からあげに沖縄サーターアンダギーに静岡おでんに名古屋手羽先に博多もつ鍋に十勝ぜんざい。とにかく不思議なイベントだった。知らないアーティストの生演奏と生歌をBGMにして並んで満腹になることなくつねにさっきとは違うものを食べているうちに何もかも終わっていた。あまりにも混沌としていたし白昼夢だったかもしれん。
先々週と先週の話も書いてしまおう。まず先々週は「横手の雪まつりin大阪城公園」に行った。横手の雪を大阪城公園の広場に持ってきて横手をPRするイベント(追記:調べたら人工雪だった)。たぶん。よくわからないまま行った。横手の焼きそばを食べたあとでかまくらの列に並んで写真を撮影してもらった。写真と無料でつくったミャクミャクの缶バッチが手元にあるけど大阪城公園に雪を持ってくる意味がわからないから白昼夢だったかもしれん。先週は「あべのハルカス美術館」の「特別展アリス」と「山王美術館」の「ベストコレクション展」と「大阪中之島美術館」の「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」に行った。1週間に3美術館。特別展アリスは円安みたいな展示だなと思いつつも「まあアリスなんだしお土産コーナーだけは充実しているのかな」と思ったらそんなことはなかった。アリスなのに? 山王美術館のベストコレクション展は(1)近代日本画(2)近代フランス絵画(3)近代日本洋画の構成になっていたけど(2)の後に(3)を見るのはちょっと残酷な感じがした。あとボナールの画で色が一目でわかるほど浮いている箇所があって修復したのか元からそうなのか気になった。どれぐらい浮いているかというとポストカードでも色が浮いている。縮小しても潰れない色の浮きっぷり。ロートレックとミュシャは「パリ時代の10年」とはいえ途中で終わったな感が後を引いた。ロートレックの年表の横に書かれたミュシャの途中で終わっている年表の後味の悪さ。文句ばっかり! それで美術館から帰る途中に「中之島ウエスト冬ものがたり2022」に行った。なんか音楽に合わせて水を飛ばしてライトで色をつけてショーをする。私の説明が下手だからしょうもない感じになっているのではない。実際にしょうもないから私の説明が下手になっている。ショーのすぐ近くではラバーダックが浮いていた。写真とラバーダックのグッズ列に並んで購入したアクリルスタンドが手元にあるけどあんなに巨大なアヒルが川にいると思えないので白昼夢だったかもしれん。
あとはサッカーね。W杯のときだけ「WINNER」で賭けていた。おそるおそる計算してみたところ3600円を投票して1800円プラスになっていた。ショボすぎる。でも賭けたおかげで試合の中継を楽しんで見ることができてよかった。冬とかも1日生存するごとに100円を貰えるようにしたら楽しんで過ごすことができるんじゃないか。復興税を転用してやってくれ! それから雑記が停滞しているうちに「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」があったんだった。THE Wを見たときは「うつ病かもしれん」と思ったものだが先週のM-1を見てから「うつ病じゃないかもしれん」となった。例年は事前にネタを見てしまうから笑えないのかもしれんと思って今年はライブ配信等も買わずにM-1に臨んだ。その結果どうなったか? 今年のM-1を見て笑った瞬間ベスト3位を発表しよう。
- 「くりぃむナンタラ」のマジメニマフィン
- マジメニマフィンに厳しい上田に「でも上田さん笑っていましたよね」
- マジメニマフィンのネタに「爆笑レッドカーペットが好きなだけ」
マジメニマフィンに漫才を塗り替えられてしまったので過去のことは何も思い出せない。M-1はマジメニマフィンが1位グランプリのことだった。本当に腹を抱えて涙を流して笑った。番組が終わったあとでYouTubeでマジメニマフィンを調べたらクールポコの動画が出てきてまた涙が出た。漫才グランプリのほうのMに関しては2020年のよろずに今回優勝したコンビのネタについて何かを書いていた気がするなと思って読み返したらガチガチのマジマジにうつうつな文章を書いていた。もう何も面白くないんだという感じ。ガチガチのマジマジにうつ病だったかもしれん。でも2021年も2022年もくりぃむナンタラでいちばん笑っていたから関係ないかもしれん。塗り替えられる前にあったことはすべて白昼夢だったかもしれん。
今週のよろずに書くべきことは書けた。白昼夢を終えて現実に帰る時間だ。ここまで本当に長かった。本当に長かった。だって8000字も書いたし。小説を書けてしまう。というか本当に小説を書けばよかった。2022年が終わるまで2週間を切っている! しかも次は2023年だ。2023年。2022年。明らかに美しいのは後者だろう。2022年が塗り替えられてしまう前に小説を書こう・完成させよう・公開しよう。頑張ろう。真面目にやろう。真面目に……マジメニ……。
これは2022年12月20日に書いた。
雑記の更新をしたくなくて火曜の夜まで逃げていた。マァ新作小説を2本も公開したからいいだろ。夏に書いてコンテストに応募して落選したやつね。面白くないんじゃないでしょうか。うん。面白くない。4000字以内の短編はもう書かない。書かないんだから。書かないぞ。そして今から先週のよろずで予告していた「雑記を書いておいたほうがいい理由」を書く。書くんだから。ココナッツサブレおいちいで今回の雑記を終わっていいか?
終了できない。雑記を書いたほうがいいから。先々週の名古屋旅行で痛感した。そう。名古屋に行った。関西まで巡回しない展覧会に行くために何度かよろずに登場しているあの名古屋ね。そもそもなぜ名古屋に行ったのかといえば岐阜県の中津川市で行われる「第15回島崎藤村記念文芸祭」の表彰式に出席するためだった。記念文芸祭とか言って開催地が僻地なのを隠すの罠だろ。僻地って言うな。あとで知ったけど中津川市に岐阜県駅ができてリニアが止まるらしいので本当に僻地ではなかった。とにかくその僻地ではない僻地まで「ご出席くださいますようお願い申し上げます」に応えて大阪から出席することにした。とはいえ岐阜県で行われるのだから岐阜市にでも泊まって参加すればよいのではないか? そう思うあなたは僻地の位置がわかっていない。なぜか名古屋のほうが近い。岐阜駅から行くとわざわざ名古屋方面に行ってから中津川駅に行くことになる。ということで名古屋市の金山駅の近くにあるホテルに2泊して土曜日の表彰式に出席することにした。全国支援の旅行割を使って新大阪~名古屋/ホテル2泊/「ずらし旅 選べる体験」付きで13800円+地域クーポン6000円分。表彰式で賞金1万円を貰えるので追加で掛かる金山駅から中津川駅までの交通費を考えても許容できる出費だ。いや無収入の無職に許容できる出費などひとつもない。ないのだが凡庸なザコには表彰式で表彰される機会などそう訪れない。この機会を逃したらもう二度と表彰されないかもしれない。まあ自分は子どものころからたまに表彰されていたので凡庸なザコのグループのなかでは表彰されているほうかもしれん。だが賞状の受け取り方にはまだ慣れていない。慣れるためには回数を重ねるしかない。だから行くしかないのだ! この段落は全部「フリ」だから覚えておけよ。
しかし名古屋に泊まって表彰式まで2日間のヒマがあるとはいえ行くところがない。そもそも自分が前に名古屋観光をしたときにどこに行ったかを覚えていない。GoogleMapで有名な観光地を調べてみると何だかものすごく前にも調べたような気がしてくる。よろずの過去ログを検索しても書いていない。動作が不安定すぎて自壊しつつあるEvernoteで検索してみても記録がほとんど残っていない。エクスポート機能がないことでおなじみの「note」で書いたと思われる名古屋旅行のエッセイを読めば、
と書いてあった。会社員のときに出張ついでに休みを使って旅行をしたらしい。ブレジャーってやつね。ブラジャーに近すぎるから止めた方がいい造語。当時の写真を探してみると確かに1日目や2日目は遊園地や水族館に行っているのだが3日目は東山動植物園にしか行かなかったらしい。子連れやカップルがプレジャーしそうな旅程。いったい何があったのか? わからない。Evernoteに残されたメモが途中で終わっているから。もしかしたら当時は「名古屋城」が工事で見られなかったのかもしれない。そう思って「名古屋城」について調べてみると当時もそうだが今も何らかの工事をやっているらしかった。名古屋から名古屋城を抜いたら何もないんだから早く工事を終わらせろよ。暴言。
1日目。名古屋駅から徒歩で「名古屋城」まで行って「西の丸御蔵城宝館」や「本丸御殿」を見たのち曇り空にがっかりしつつ閉鎖中の「天守閣」を撮影してから徒歩で喫茶店「ボンボン」まで行って卒倒しそうなほど甘いケーキを2つ食べて徒歩で「名古屋城」まで戻ってちょっと晴れた空をバックに天守閣を撮影して徒歩で「ノリタケの森」まで行って無料で入場できる「ノリタケの森ギャラリー」の展示をちょろっと見てから徒歩で名古屋駅まで戻ったときに前回の旅行でなぜ予定通りにできなかったのかわかった。名古屋の地図の縮尺おかしすぎる。大阪の地図で見たら20分でいけそうなところが平気で30分かかる。広い。広すぎる。「徳川園」なんか調べてみたら「名古屋城」から徒歩で40分近くかかる。徒歩で40分近くかかる距離の施設と抱き合わせた共通券を売るな。いや本当に地図で見るより距離がある。「えー。30分も掛からないでしょ」30分も掛かる。たぶん前回の名古屋旅行も思っていたより広かった東山動植物園でくたくたになって次の予定を断念したのだろう。インターネットで検索したところ動植物園は東京ドームの約13個分の広さらしい。広すぎる。もしも前回の旅行のときに「名古屋って観光地の少なさのわりに広すぎる」程度の暴言でもいいから書き残しておけばもっと旅程を練ることができたのに。そこで雑記を書いたほうがいいと痛感したのである。これ先週から引っ張るような話か?
次のスポットに行く時間も体力もないので名古屋駅周辺で「ずらし旅 選べる体験」を消化することにした。「なごやめしオールスターズ夢の競演【矢場とん編】」を選んで「矢場とん」で「わらじとんかつ定食」に引き換える。本来なら1800円もするおいちいとんかつ定食をパクパクできるだけではなくお土産にマグカップまでもらえる。いらない。徒歩徒歩しすぎて足がガクガクなのでそのまま金山駅まで電車で行ってホテルに直行。だれも使っていない宿泊者無料のライブラリーカフェで飲み放題のレモンウォーターをがぶがぶしつつ並べられている本を物色する。「なんで中日ドラゴンズなんかの本が並んでいるんだ!」だがすぐにここが名古屋であることを思い出した。とはいえ名古屋のホテルに宿泊する人間の多くは他の地方の人間だろうから中日ドラゴンズなんかの本なんて興味がないのではないか。と思いつつ現中日ドラゴンズ監督の本と子ども向けのSDGsの本を読んで激激激狭の部屋に戻って寝た。1日目終了。
もう23時34分だから今回の雑記を終わっていいか? いや2日目の朝までは書こう。なぜか朝の3時に起きた。日本が4点を入れてスペインに勝つという恐ろしい夢を見て飛び起きた。そう。この日は日本戦のある日だったのだ。といっても私はある理由からリアルタイムで日本戦を観るつもりがなかった。だがせっかく悪夢で目覚めたことだし試合を見ることにした。おかげであの奇跡的なゴールを見ることができたし日本とコスタリカがグループリーグを突破しそうになる数分間もエンジョイできた。エンジョイできたけど勝ち予想だったのに「WINNER」で賭けるのを忘れていた。「朝4時開始だしギリギリに賭ければいいかな」と思っていたら確か前日の23時まで受付終了で絶望してふて寝して朝の3時に起きたのだった。そう考えると全然まったく寝ていないな。睡眠不足もあって私は信じられないほど悔しがった。日本は勝ったけど私は買っていないので負けた。このときの悔しがりようはTwitterに投稿した実況メモでわかる。そんなものをTwitterに投稿するな。悔しさのあまり日本戦以外でも賭けようと思って3日の韓国1-0ポルトガルを買ったけど2-1だったので韓国は勝ったけど私は負けた。旅行中にこんな悔しい思いをしなきゃいけないことってある?
もう火曜日の23時50分だ。まだ名古屋旅行2泊3日の1日目の話が終わったばかりだが続きは次回のよろずで書こう。というわけで「フリ」の回収は来週にお預け。フリのスパンが長すぎる
これは2022年12月13日に書いた。
人生がいやになってきた。やわらかよろずの更新が億劫すぎて。おっくうおっくうおっくうわ。本当に億劫。私とうつ病患者の違いは「病院に行け」と言ってくれる人間が周囲に存在するかどうかでしかない。うつ病は甘え(られる人がいる)。はあ。書かないといけないことが多いと書きたくなくなる。創作にも言える。頭のなかにあるものを書き出すことが面倒なので頭のなかにしっかり書くべきものがある話ほど書かなくなる。意外と何も考えていない話のほうがすぐに書き始められるしすぐに書き終えられる。雑記で言うなら「あったことをどうして書かないといけないのか」「あったことはすでにあったのだから文章にする必要ないのではないか」という怠惰な言い訳が出てくる。まあ雑記を書いておいたほうがいい理由は後述するとして書くのは面倒だ。しかしこれで雑記の更新をやめてしまうと緑色の下痢が止まらずに「いきなり苦しいケツ末」と抜かしているクソみたいな雑記が遺作になってしまうので続けなくてはならない。人体から緑色のものが出てくるところを見たいやつはミックスナッツを食べすぎろ! 本当にこの雑記必要か?
【先々週のあらすじ】沼津市芸術祭の表彰式に行くついでに2泊3日の静岡旅行を計画する空見タイガだったが無計画と予約ミスとおでん屋の常連さんによって大荷物を背負ったまま観光を敢行することに。体をバキバキさせながらもチェックインした劣悪なホテルで身も心も休まらぬまま旅行の最終日を迎えようとしていた……。 3日目の朝。ホテルの朝食を食べすぎて動けなくなった私は自分の身体を壁に立てかけて目をつむっていた。チェックアウト時間ギリギリまでホテルで無の時間を過ごした後で「さわやか」に向かう。待ちが長いことで有名なレストラン。直近の食べすぎもあってまったくさわやかな気持ちではなかったがランチタイムに行きたかったので暗澹たる気持ちでさわやかすることにした。待ち時間はたぶん30分か40分ぐらい。ショッピングモール内の店舗だったためエスカレーター前のふかふかした椅子でぐったりしながら待つことができた。あとで調べたら同じフロアに書店があったけど食べすぎと疲労でどのみち動けなかったから無意味な情報だよ。ウェブで確認できる案内時間がだいたいぴったりで驚いた。今まで客を待たせすぎたデータの蓄積がこの精確さを生んでいるのだと思うと静岡県民がかわいそうすぎる。げんこつハンバーグランチとカンパイドリンクを注文する。かなり手際のいい店員さんがかなり手際よく品を運んで大きなかたまりのハンバーグをパカッと割ってソースをかけてくれる。食べる。あれ? パクパク。そこまでおいしくない。おいしくないって言うな。いやでもおいしくない。知名度と評判のわりにそこまでおいしくない。というか思ったより固い。じゅわっと口のなかで消えるタイプのハンバーグじゃない。沖縄だか石垣だかどっかで食べたハンバーグよりおいしくない。何なら大阪の有名店で食べたハンバーグよりもおいしくない。え? うっかりデミグラスソースで注文したから駄目だったのか? え? この店舗を選んだのが悪かったのか? ええ? 食べるころには満腹から回復してきたとはいえあんまりお腹が空いていなかったからか? でもおいしいものってお腹がいっぱいでもおいしくないか? え? え? え? 円安?
まずくはないけどハンバーグはおいしいものだからおいしくなかったらまずくはないけどまずいんだよね。静岡県民にハンバーグにされてしまう。でもレストランの評価が高いのはわかるよ。店員さんの動きがかなりよかった。ほかのテーブルではカンパイドリンクで客に乾杯を促していたしハンバーグの提供の仕方も演出が光っていて雰囲気は悪くなかったっすよ。でも本当においしいか? もしかしてハンバーグの中身が赤いことで有名なだけで味はおいしくないのかと思って評判を調べてみたら味もおいしいらしかった。うん。ハンバーグの中は本当に赤かった。断面めっちゃ赤。しかし赤いからといって私は静岡県民のようには喜ばない。そもそも注文のときに店員がもんんんんんのすごく遠回しにレアで焼くけどいいかって聞いてきたけど脱法じゃないのか。大丈夫なのか。大丈夫ならストレートに聞けよ。この世には婉曲表現を理解できない存在だっているんだぞ。わかりやすい表現を心がけろ。この段落ぜんぶさわやかへの文句。
おいしくないハンバーグでお腹いっぱいになったのでランチセットでついてきたパンを持ち帰って「駿府城公園」に向かう。広くて見所もある良い公園。だが大阪城公園には負けるだろう。何だこいつ。観光で他県の公園に行くたびに大阪市民になってよかったと感動するのでよい。何だこいつ。まずこの公園は県庁か何か高い建物が目の前にあって景観がよくないんスよね。大阪城公園から見えるクリスタルタワーはあんなに美しいというのに。大阪城公園を見習え。何だこいつ。それと複数ある有料施設が端と端と端に散らばっているので「無料で入場させておいて細かく金を取るんだな」という気持ちになってくる。しかし私には「しずおか満喫パス」があるので問題ない。詳しい説明は先週のよろずを遡ってくれ! このパスを使うと駿府城公園の三つの有料施設「東御門・巽櫓」「紅葉山庭園」「坤櫓」に入場できる共通券をもらえるのだ。ちなみに共通券の一般料金は360円。本当に細かい金。ほかに利用した5施設の料金と合算すると満喫パスを使って4000円分の施設を回った計算になる。旅行会社のプラン経由で入手したパスだが元値は1600円らしいので余裕で元は取れている。やったね。それで共通券で入場した三施設の感想だが書かん。世の中にはわざわざ書く必要もないこともある。さわやかへの文句は書く必要があったのか?
くたくたになりながら公園内にある「おでんや おばちゃん」で黒はんぺんと卵だけ食べてグラグラ歩きながら「ななや」に向かった。濃い抹茶ジェラートが食べられる。番号が1から7まで振られており7番のジェラートがいちばん濃くてプレミアムらしい。ふつう1番がいちばん濃くてプレミアムなんじゃないのか。いや「なな」やだから7番がいちばん濃くていいのか。とにかくNo7プレミアムの抹茶ジェラートを店のおしゃれな内装の二階でイートインした。おいちかったけど抹茶が濃いかはよくわからなかった。たぶんNo7より安いNo6を頼んでいても同じ感じでおいちいと言っていたような気がする。店を出てふらふらとしながら「静岡市美術館」へ。大阪でいう「あべのハルカス美術館」のようにビルの一フロアに美術館があるタイプ。しかしあべのハルカスはわかるが市の美術館がビルの一フロアにあっていいのか。気にはなるが内装はシャレオツだし展覧会「杉浦非水 時代をひらくデザイン」をやっているし無料ロッカーがあるので気にしないことにした。「なんかだいたい愛媛県美術館のやつだな」と思いながらも久々に円安を感じさせない充実した展示内容で満足した。図録も買っちゃった。リュックサックには2泊3日の荷物とノートパソコンと読書用タブレットと筒に入った賞状とシステム手帳と掛川花鳥園で買ったおみやげのぬいぐるみが入っているというのに。背負うものが多すぎる。
新幹線の出発時間まで時間を潰すため――また旅行支援で手に入れた静岡の地域クーポンを使うために静岡駅周辺をうろつくことに。荷物の重さでもう何も考えられねえとなりながらGoogleMapで評価が高かった気がする居酒屋「海ぼうず」に入って「秘密の静岡緑茶」「バカうま優勝セット」「黒はんべ醤油焼き」といういかにも魅力的な名前のメニューを注文した。バカうま優勝セットはただのおでんセット。感想としては……私は店内でGoogleMapをもう一度確認してみた。口コミが200件以上あるけど星が3.6しかない。やっぱり。疲労のあまりレビュー件数だけを見ていい店だと勘違いしてしまったのだろうか。その答えは会計のときにわかった。ここ「ずらし旅 選べる体験」の対象施設だ! 最終的に「しずおか満喫パス」に引き換えた「選べる体験」の選ばれなかった体験の一つがここだった。きっと複数ある体験の候補から何を選ぼうかと眺めているうちに「海ぼうず」の存在が脳に刷りこまれて「見覚えがあるということは名店に違いない」と勘違いして直行してしまったのかもしれない。今回の勘違いは完全に疲れていた私に非があるのだが世に蔓延っている気がするステルスマーケティングはやっぱり悪だなと思った。日々の仕事に疲れながら飲酒してソシャゲぽちぽちたのちいで一日が終わるような脳の萎縮した社会人なんてステマによる刷りこみで簡単にあやつれるだろうな。一時的に疲れているだけで酒も飲まなければソシャゲぽちぽちしない無職ですら刷りこみにあやつられるのだし。しかし店の外を出たあとにさらなる衝撃が待っていた。この店の対面に口コミが200件近くあって星評価が3.8以上の居酒屋があったのだ。そしてその店を前にも調べたような気もする。つまり(1)GoogleMapで評判のよさそうな店を調べて場所をなんとなく把握する(2)居酒屋に向かうときにGoogleMapで「なんかこの辺にいい店があったよな」と思って調べる(3)ずらし旅で体験を選ぶときに刷りこまれた店の名前がほとんど同じ場所にある(4)よし行こう! このなめらかなプロセスによって私は今この瞬間に本当に行きたかった店を目の前にして立っているのだと悟って運命の過酷さに足がガクガクしてきた。ただの疲れのせい。
お土産にお茶とお茶チョコとおみかんを買って無事にクーポンを使い終わった。疲労のあまり待合室を見逃したのでプラットホームの椅子で震えながら新幹線を待って乗って帰った。これで先々週のエピソード終わり……ではない。終わりではないから書くことがいやで人生がいやになるんだ。何があったのか。何でもない。フェリーさんふらわあの弾丸フェリーで別府に行った。大阪から別府までを結ぶ夜行フェリー。来年から値上げするとか今なら全国旅行支援の割引が適用になって料金が割引になるだけではなく平日なら往路(大分)と復路(大阪)の地域クーポンを各3000円分もらえるとかで昔からやってみたかった弾丸フェリー旅をすることにした。というわけで静岡旅行旅から中一日でさんふらわあの船に乗ることに。どうなってんだこのスケジュール。
さんふらわあのことについては深く言わぬ。文章が長くなっちゃうからな。ちなみに全国支援割の適用がツーリストベッドからなのでツーリストベッドでごろごろ。圏外だし船内のWifiは1日30分×3回しか使えないので脳と目にやさしい。大浴場に入ったり受付のときにもらった大分の地域クーポン券を1000円分消費して1500円の「お試しスモールバイキング」を食べたり充実した船旅だった。バイキングは本来2000円らしいけど期間限定で品数を変更して安く提供している模様。わりと妥当な料金だと思う。けっこうだいぶおいちい。サラダにかけられるチーズソースおいちい。ちい。
ドデカい放送がなる前に起床。船内で朝食バイキングを食べていざ別府旅行へ。私は福岡市出身だが大分県には行ったことはない。たぶん。おそらく。ハウステンボスやスペースワールドには親に連れていかれたような気がするけどうみたまごはCMでしか知らない気がする。比較対象に差がありすぎる。親に連れていかれたという表現からわかるように私は昔から外出が好きじゃなかったからな。うん。好きじゃない。身体の健康のために外出しているだけで本当のところ城だか神社だか行っても何にも思わない。いや思うことはあるけど一生のうちに思わなくていいことしか思わない。運動量を増やすためと英気を養っている感のためだけに外出している。あとおいちいごはんを食べたいので外出している。そんなわけで行きたいところもないので最も定番と思われる「べっぷ地獄めぐり」をすることに。フェリーの極悪通信状況で調べたところによると「海地獄」と「血の池地獄」だけは見たほうがいいらしい。そういうわけで購入したバスの1日乗車券を使って「海地獄」へ。地獄めぐりの共通券を購入して地域クーポンの2000円分を使い切る。フェリー経由で早い時間に向かえたおかげで人が少なくて空気も澄んでいる感じで気持ちよく見られた。気持ちよく見られはしたけど池が青いだけじゃん。え? あのブログを書いていたやつは池が青いだけでオススメしてきたのか? これなら「登別地獄谷」のほうがよっぽど地獄だったぞ。だが海地獄は国指定名勝らしいから私の認知がゆがんでいるだけなのかもしれない。さわやかのハンバーグは本当はおいしかったし海地獄は池が青いだけではなかったのかもしれない。しれない。確かに池が青いだけではなくて足湯があった。足湯をぽかぽかひとりじめできたのでそれはよかった。でも池が青いだけじゃん。
期待していた海地獄がこれじゃあ後は地獄だな。暗い微笑で向かった次の「鬼石坊主地獄」はなかなか面白い地獄でよかった。泥がとぷとぷしている。熱くて青い池より熱くて灰色でとぷとぷしている池のほうが楽しい。楽しいんだ! しかもこちらでも足湯をひとりじめできたので完全に海地獄の負け。海地獄さんお疲れ様でした。次に「かまど地獄」に行ったんだけどここが一番いいじゃん。一番内容が充実しているじゃん。10円払って紙コップで温泉を飲めるし煙の実験を見せてくれるし青い池があるし足の岩盤浴あるし足湯もあるし海地獄が勝っているところって国指定名勝なことだけじゃん。お疲れ様でした。次の「鬼山地獄」ではワニがいっぱいいるだけなんだけどワニがほかのワニの胴体にあごを乗せて眠っている様子が可愛かったので海地獄の負けです。お疲れ様でした。さらに次の「白池地獄」では池が白っぽいだけなので流石に海地獄も勝てるかなと思ったら「熱帯魚館」があったのでだめでした。お疲れ様でした。次の地獄までは距離がある。最下層の地獄決定戦の決着をつける前に地獄蒸しプリンを食べたい。バスに乗ってまずは「明礬地獄」へ。地獄めぐりの共通券を使えない場所のため端金を払って足湯に入って展望を眺めて終わり。わざわざ行かなくてもいい場所。だが私の本命はここではない。地獄の目の前にある「岡本屋売店」に向かう。地獄蒸しプリンとたまごサンド(!)を食べて「この店を地獄とセットとして考えると海地獄が一番だめだな」と思いながらブログで海地獄と並んでおすすめされていた「血の池地獄」に向かう。池が赤いだけじゃん。静岡県民しか喜ばない。一応この池が赤いだけの地獄も国指定名勝らしい。池が青いだけと白っぽいだけと赤いだけの国指定名勝。だが血の池地獄という名前にふさわしい赤さではあるので海地獄よりは見栄えがよくていい気もしてきた。足湯もあったし。というわけで海地獄が最下位のまま「龍巻地獄」へ。間欠泉を見られる地獄で待ち時間が長いために椅子がたくさん用意されている。つつじの花も見られるらしいが季節が季節なので見所はない。間欠泉をただ待つだけの空間が広がっている。「血の池ぷりん」を食べつつ間欠泉を待った結果……なんか噴き上げたけどそれほどのもんでもない! だけど存在自体はすごいから海地獄の全負け確定。お疲れ様でした。
この「龍巻地獄」も国指定名勝だった。もしかして見栄えしかないスポットを国がお情けで名勝扱いしているのか? そんなことはない。とにかく共通券で回れる地獄をすべて巡ったところで別府駅周辺へ。「竹瓦温泉」の砂風呂に入る。砂にからだをがっつり埋めてもらう。生き埋めってやつ。違う。店員さんに聞いてスマホを持ちこみすると撮影してくれるそうなので埋めてもらったところを撮ってもらった。ものすんごい顔になっていた。確かにものすんごい状況ではあった。ぽかぽかというよりアツい。暑いではなく熱い。熱い! さらに耳に汗が流れて悶絶する。助けて! たぶんそう声を掛けたら助けてもらえるけど助けてと言えなかった。本当に苦しいときに我慢してしまうから世には自殺者が絶えないんスよね。砂風呂は社会の縮図。そんな感じで砂風呂を出てすぐにあるお湯でぽかぽかした。砂風呂にあるお風呂とはべつのお風呂にも入れたけど店員さんに聞いたところ泉質は同じらしいとのことで別の場所に移動することに。てくてくと歩いて「友永パン屋」に向かう。クチコミの数と評価の高さに圧倒されるパン屋さん。平日のへんな時間にもかかわらず行列ができている。ふつうのパン屋さんのような店内で各々がパンを選ぶシステムではなく紙にパンの個数を記入してレジに渡すシステム。そんな変なシステムだから列ができているだけではないのか。疑心暗鬼になりつつもこしあんぱんとつぶあんぱんとバターロールパンを頼んでみた。すぐに食べるか後で食べるかで包装が違うらしい。とりあえず後で食べることにすると冷めたらビニール袋に詰め替えてくださいと言われる。そのほうがパンが固くならないんだってさ。味のほうはまあおいしかったよ。さわやかのハンバーグよりおいしかった。比較対象に差がありすぎる。
パンを買ったあとでもう一風呂入ろうと思って「不老泉」に行った。蛇口から出てくるのは水で備え付けのシャンプー等はもちろんない。当然のようにないのだ。だから湯のまわりに椅子を置いて持ちこみの石けん等でからだを洗うシステムになっている。さっきの竹瓦温泉で洗ったから湯を掛けるだけでも良い気がしたけど近くで体をせっせと洗っている常連さんの多さにきまずくなってすぐに上がって出た。パン屋さんに並んでいるあいだにボディソープでないと洗い流せないタイプの脂がにじみでている可能性だってなくもないからな。ない。それで常連さんが少なそうで備え付けもきちんとあるタイプの温泉を探してみようかなと思ったところで「ふーん。これ以上動き回ったらおまえ死ぬけどいいの?」と肉体が語りかけてきた。肉体の忠告には素直に従ったほうがいい。「別府駅前手湯」で手湯手湯してバスに乗ってフェリー乗り場近くまで直行。「ポッポおじさんの大分からあげ」で注文した「とり天弁当」と塩からあげを帰りのフェリーのラウンジで食べて寝た。朝早く起きてすぐに大浴場に入って曇天の大阪に降り立つ。これで弾丸フェリー旅おしまい。お疲れ様でした。
というわけで先々週は静岡旅行と別府旅行をしていた。これが本来先週のよろずで書くはずだったブン(ダブルミーニング)。そして今週のよろずに書くブン……の前に大阪の地域クーポン3000円分を消費しようとして購入した「りくろーおじさんの店」のチーズケーキと「産直市場よってって」でいくつか買った商品のうちのひとつであるミックスナッツを食いまくったことで体内から緑色の何かを出して書けなかった11月の振り返りを行おう。
- 6篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- 詩集『30日30詩』をコンテストに応募
- 詩集『いまいちばんいまいち』の販売開始
- イラスト「愛玩動物」を公開
ようやっとるけどようやっとらん。新作小説を公開したかったのに。でももう大丈夫。12月からは外に出ない。つい数日前に外出しちゃったけど大丈夫。春になるまでずっと引きこもる。たんぽぽのように。? とにかく会期がある展覧会や数日限定のフードフェス以外は外に出ないから。金だって使わない。先日のamazonセールでいっぱい使っちゃったしな。12月から3月までは創作に専念する。就職活動しろよ。まあぼちぼち就職活動のことも頭の隅に置いておきながら創作する。これから創作の春がやってくるから。今からやってくるのは現実の冬だが。この雑記を書いている手も絶賛ひんやり中。窓を開けて換気しているせいで。換気するな。いやしろ。というわけで来週のよろずから書くことが何もなくなるので今週のよろずに書くはずだった無の名古屋旅行と悔恨の日本戦勝利と奇怪な表彰式と謎の音楽イベントについてはまた次回のよろずに書くことにしよう。「雑記を書いておいたほうがいい理由」の後述も来週にお預け。後述のスパンが長すぎる。
これは2022年12月06日に書いた。
月末更新。前回のよろずのヤベエ文章を直しまくるところから始まった。いきなり苦しい導入。まだすべて直っていない気がする。雑記の文章を読み直すと「眠かったんだな」「疲れていたんだな」とわかるのでよい。よくない。それで前回のよろずでは気力が尽きて話が途中で終わっていたのだった。今から続きを書こう……と思っていたんだけど緑色の下痢が止まらないので来週の月曜日に更新する。いきなり苦しいケツ末。
これは2022年11月30日に書いた。
無事に帰ってきたはいいけど先週のことを書こうとすると1万字を超えてしまうので帰ってこなかったほうがよかったっちね。目指せ6000字以内。それでも多い。1週間の雑記で6000字やら9000字やら書いていたら自分の仕事というものができない。無職だからべつにいいか。いやよくない。とにかく6000字以内に抑えるぞ。現時点で150字。
スポーツくじ「WINNER」でギャンブルをエンジョイしたくて「FIFAワールドカップカタール2022」の試合を見ていた。ゴミみたいな理由。ドイツ戦では前半で日本のキーパーが相手選手にいきなり暴力をふるってPKを入れられた時点でテレビをブチッと切った。ドイツ0ー2日本の2口しか買っていなかったから。前半で外れた。でもまあ一応見てみようと思ってテレビをつけたらまだ1-0なので「こりゃイケるかもな(くじはイケなかったがな)」と見ていたら2ゴールの瞬間も見られてイケイケでしたわ(くじはイケなかったがな)。ドイツ戦の反省を活かしてコスタリカ戦では1点を入れられても試合が楽しめるように本命1口とはべつにその他ホーム勝利を1口購入しておいた。これで乱打戦の末に日本が勝利するという面白そうな展開もカバーできる。そしてコスタリカ戦。後半でいきなりミスをしてゴールを入れられた時点でテレビをブチッと切った。その結果……2口400円が2240円に化けた。うん。本命の1口は日本0ー1コスタリカで外れてほしくないから中継を最後まで見なかった。ゴミみたいな理由。
そのワールドカップの開会式を私はホテルのテレビで眺めていた。免震が自慢のホテルである。ほかに自慢するところがないから免震を自慢しているのではない。たぶん。そのホテルは静岡市にあった。そう。先々週の日曜日に私は静岡市にいた。人混みでごみごみしているのに土日祝に外出するやつはバカとほざいていた空見タイガがなぜ日曜日に静岡市にいたのか。私だって本当はヤなのだった。ヤーなのだった。だが仕方がない。日曜日に沼津市で表彰式があったから。
遠方の表彰式に出席するにあたって当日の新幹線で向かうには大きなリスクがある。たとえば人身事故等で遅れが出るとリカバリーが難しい。しかし私には日曜日に大阪を出発して静岡駅から乗り継いで沼津駅に行って大荷物を背負ったまま雨の中「沼津港深海水族館」で30分ほど入場までに並んでメンダコ(撮影禁止)のお尻を見たり「沼津バーガー」でテイクアウトした深海魚バーガーを沼津駅の北口(構内で通り抜けできない)に早歩きで向かいながら食べたりして表彰式に参加するだけの理由があった。全国旅行支援でもらえる地域クーポンは土曜日の宿泊だと3000円から1000円に減額されてしまうのだ。ただの金目当て。あと土曜日の宿泊はホテル代も高いからね。追記の理由も金目当て。おかげでタイトでタフなスケジュールだった。7時36分発の新幹線で行ったんだもん。ふだん9時10時11時起きだというのに。ちなみに大阪~静岡の2泊3日で交通費・宿泊費は21308円だった。さらに旅行会社のプランで「ふじのくに家康公きっぷ(中部)」と「ずらし旅 選べる体験」がついている。地域クーポンは6000円。詩集のダウンロード販売の登録で疲れきっていた時期に適当に予約したせいで交通付プランの宿泊を1泊にしてしまったから本当はもうちょっと安くなるはずだった。宿泊・交通プランでは40%割引の上限が1泊につき8000円までなので旅行代が2万円より高い場合は1泊だと損になる。変更しようにもキャンセル料が発生するので泣く泣く2泊目は違うホテルを別のサイトから予約した。だが予約した当時の私は疲れていた。後述しよう。くたくたになりながら表彰式で文芸祭の冊子と賞状とシステム手帳(!?)を貰って静岡市の免震ホテルに荷物を置いてそば屋なのにラーメンが有名な「清見そば」でカツ丼を食べてホテルのテレビで開会式を見ながら「カタールの伝統ってふわふわしたものをお空に浮かべることなのかな?」と思って寝た。1日目終了。
2日目。朝食がわりに「杉乃屋」で静岡おでんを食べようとしたところで絡んできた常連さんの怒濤のトークに相づちしながら隙を見て冷え冷えになったおでんを口に運んで掛川へ逃亡する。「ふじのくに家康公きっぷ」を使うと2日間にわたり掛川から富士まで乗り放題なのだ! 1日目は富士~沼津の切符と併用して静岡~富士の区間をタダにした程度だったので元値1600円分に届いていなかった。乗り放題は元を取れるくらいノリノリに乗らなければならない。そうやって旅行プランに勝手についてきた乗り放題チケットにあやつられながら「掛川花鳥園」に行った。私は花や鳥が好きなのか? そんなことはない。旅行プランに勝手についてきた「ずらし旅 選べる体験」で入手した「しずおか満喫パス」にあやつられていた。参画施設のうち6箇所に入場できるパス。だがパスの利用できるエリアに偏りがあって掛川や三島に行かないと6箇所も施設を利用できそうになかった。静岡エリアなんて参画施設が3箇所しかないからな。というわけでパスの対象である「掛川花鳥園」でバードショーを見たり300円を払ってフクロウを手に乗せて写真を撮ってもらったりしたあとでメンフクロウに微塵も似ていないメンフクロウのぬいぐるみをお土産に買った。花鳥園の真反対にある「掛川城」に向かう前に「これっしか処」でメロンパンとカットメロンを買って駅前のベンチでぱくぱくと食べる。朝のおしゃべりな常連さんが「検査メロンが安いよ」と言っていて確かに安かったのだが流石にホテルまで持ち帰れそうになかったのでカットメロンに妥協した。私はその常連さんに絡まれたせいで静岡駅のロッカーに荷物を預ける余裕がなかったのだ。だから衣服も折りたたみ傘もタブレットもノートパソコンも表彰状も冊子もシステム手帳(!?)も表彰式用の服や靴も一身に背負っており手には花鳥園のおみやげを持っていた。常連さんに絡まれたせいで! ホテルを連泊で予約しなかったせい。
だがここまで来たら数百円のロッカーに頼るわけにはいかない。? 私はとぼとぼと歩きながら「掛川城」に向かった。しかし天守閣は工事中なので見られない。これは「しずおか満喫パス」について調べたときに書いてあったのでがっかりしない。たぶん調べないで行った人が見たら即死するほどがっかりする。大鳥居が工事中の厳島神社ぐらいがっかりする。とりあえずパスの対象である「二の丸茶室」でお茶を頂いて「掛川城御殿」でフンフンしながら歩いて「掛川市ステンドグラス美術館」に行った。この美術館はなかなか良かったっスね。天気がよかったので外の光をうけてキラキラしていた。旅行プランに勝手についてきたものにあやつられてよかった。だがあやつられて動くのは考えなくていいから楽のように思われてじつに過酷だ。フィジカルに過酷だ。私は掛川から清水まで移動して無料のシャトルバスに乗った。どこにシャトルするのか? なんと「ふじのくに家康公きっぷ」を使うと片道2300円の「駿河湾フェリー」にも乗れてしまうのだ! というわけで清水港までバスって16時15分の便に乗って土肥港までむだに往復することにした。行きのフェリーでは「栗田屋」のたこ焼きを食べたり500円で特別室を使う権利を手に入れて雲がかかりつつも先っぽが雪で白くなっている富士山や夕焼けを見たりした。帰りのフェリーは真っ暗なので無になっていた。そして無料のシャトルバスでイルミネーションでキラピカしている「エスパルスドリームプラザ」の周辺に下ろしてもらって「ちびまる子ちゃんランド」に向かった。もう説明しなくてもいいだろう。いや説明しておこう。静岡エリアでパスを利用できる施設の3箇所のうちの1箇所。3箇所のうちの1箇所が「ちびまる子ちゃんランド」なのはどうなのかと思いつつ全身フォトスポットみたいなランドにひとりきりでいた。うん。ひとりきりでいた。フェリー帰りで閉店時間が近づいていた上に平日だったので客が自分以外だれもいなかった。全身フォトスポットでいたるところから聞こえてくるちびまる子ちゃんたちの華やかな音声や音楽のなかでひとりきりで大荷物を背負いながらぼとぼと進んだ。そういう自分の状況は抜きにしてパスで無料で入る分にはいい施設だったッスよ。大人1000円? ……。
無料のシャトルバスに感謝しつつ清水駅から静岡駅まで戻ってホテルに向かう。詩集のダウンロード販売でくたくたになっていた頃の空見タイガが焦りながら選んだだけあって駅から異様に距離がある。くるちいと思いながらも早歩きで進む。大浴場が男女入れ替え制だからだ。愛想のないフロントにめげずにチェックインを済ませて急いで大浴場に向かう。時間がない。でもそのおかげか自分以外は誰もいない。館内にうっすらと流れているなんかキッショいBGMを背景に高速でからだと頭を洗って湯に浸かって部屋に戻る。まあここまではゆるそう。そもそも大浴場に行く前から気になっていたことがあった。部屋がくさい。トイレに入るともっとくさい。下水の臭いがする。各フロアに無料貸し出しの空気清浄機が3台あるらしいのだが1台も残っていなかった。たぶんほかの部屋もくさかったんだ。絶望しながらも「味の店乃だや」で静岡おでんをテイクアウトしてホテルの無料ドリンクバーでジュースをゲットする。ホテルの口コミではドリンクバーの存在がやたらと褒められており確かにドリンクをいつでも飲めたら自動販売機やコンビニでジュースを調達しなくていいから楽だよなあと思いながら見るとまあまあな数が売り切れになっていた。ドリンクバーはフロントの斜め前にあるがたぶん補充はされないだろう。フロントには愛想の悪い男が一人いるだけなのだ。ジュースとおでんを持ってくさい部屋でテレビをつけてサッカーをちょびっとだけ見ていたけど温度調節もできないザコの客どもに代わってホテルサイドで全室調整くださっているエアコンの温度が寒いので寝た。起きた。朝食会場に向かう。このホテルの口コミは全体的にあまりよくないがドリンクバーと朝食は褒められていた。確かにまずくはなかった。なんかいい感じのものがたくさんあったのでいっぱい食べておなかいっぱいになった。しかしフロントの態度の悪さと部屋のにおいと寒さを覆せるほどの味ではなかった。ホテルを出て次の目的地に歩きながら思った。ドリンクバーの存在がやたらと褒められているというのはドリンクバーの存在以外に優れているところがまったくないからなのだ。いい教訓になった。
そして3日目……の話も書きたいが23時30分を超えたし4000字だしやめておこう。2泊3日で4000字なら残り30分かつ6000字以内で終わらせられるのではないか。確かに終わらせられるかもしれん。だがまだ私は先々週の日曜日から先週の月曜日の2日間のことしか語っていない。そして先週に行ったのは静岡県だけではない。ないのだ。さらに……さらに今週末もイベントがあるのだ。空見タイガがハムスターだったらストレスで死んじゃっているぞ。ハムスターではないので今のところ生還しているが今日のところは気力が尽きた。とりあえず今回の話の続きは月末30日のよろずで書くとする。
これは2022年11月28日に書いた。
マジで考えているすべてのことがタイムリーになる。現実がどんどん制作中の作品とリンクしていく。自分がこりゃ駄目だなと思ってネタにしようと考えていた潜在的な問題が芽吹いて問題として大きく取り上げられる。本当に困った。弁解したい。私は時事を揶揄しているのではなく時事になる前から揶揄したかっただけなんだと。ここで弁解しても誰もこの雑記読んでねえぞ! 自作シナリオというか漫才ネタの『相互作用』を2022年に書いていたら絶対にアレだと思われただろうな。絶対にアレだと思われていた。だが私は2019年に書いた。そういう風に現実より先手をとっていきたい。後手後手になりたくない。作品を早く完成させて公開したい。たい。
だが11月の予定はもうほぼ埋まってしまった。何もできない。何かが出来る時間があったとしても体調不良で寝込んでいる未来が見える。特に来週は信じられないほど忙しい。少なくともよろずの更新を土曜日に前倒しする程度に忙しい。マジでマジマジどうしよう。本当は雑記を書いている暇もない。今から詩集入稿チャレンジをする。まだ全然まったく完成していない。あと明日は早起きしないといけないから時間もない。とにかく今週の振り返りをざっとして終わろう。今週は行列のできるパン屋「naoto.pan」でパンを買って「大阪城公園」で食べてサンドイッチ屋「vege eats」でたまごサンドイッチを買って食べた。食べただけ。前者のパン屋に行くのは2回目だったけど前回より明らかに値段が上がっていた。たぶん。前回はよろずにこんなことを書いていた。
今回はパンを3個選んで820円だった。何で3個のパンに820円も払わないといけないんだ? というか1個は110円でそのうち2個が710円だった。高級品じゃん。そもそも1個370円や340円もするパンを自分が本当に選んで買ったのか怪しい。トングでパンをつかんでレジの方向を向いた瞬間に値上げしてないか? いやあ信じられん。そんなにボリューミーなパンというわけでもないしよ。物価高。ぶっかだかではない。ぶっかたかっ。本気でこれからはパン屋に行くのをやめよう。パンに820円も払うなら定食ランチを食べたほうがいい。思い出になる。パンを食べても思い出にならないから。どうせいっつも大阪城公園のベンチで食べているし。自分のせい。
余計なことにツッコミを入れていたせいで雑記が微妙に長くなってしまった。次回のよろずは再来週の月曜日になる予定。たぶん。県を跨ぐ移動が2回あるから不安だ。移動とは死に近づくことだ。20代の人間においては何の前触れもなく病死するより何の前触れもなく事故に遭って死ぬ確率のほうが高いのだ。統計は知らん。ただの印象。でもたぶん真実だろう。隕石が部屋をめがけて降ってくることを恐れるより外出中の事故を恐れたほうがいい。だから再来週の更新がなかったらこの言葉を遺言にしてくれ。「パンを食べても思い出にならない」ただの営業妨害。
これは2022年11月19日に書いた。
前回のよろずで円安のことを書いていたら円高になった。ドル/円がやわらかよろずを読んでいる。? たぶんみずほ銀行の担当者も読んでいる。みずほ銀行に久しぶりにやらかしてくれと書いたら次の週にやらかしたことがあったから。もしくは私に予知能力があるのかもしれん。だいぶ前からステルスマーケティングをバカにした小説を書いていたけど完成する前に現実で規制されそうだ。制作中のフリーゲーム『身長170cm未満のサディスト』だってタイトルを思いついたのは今年の1月だからな。2月に話題になったあるニュースが元になっているわけではない。マジマジ。よろずを読み返すと「被った」みたいなことを嘆いているはずだから。読み直しなさい。そして私を予言者と称えなさい。無職の自称予言者って存在が最悪だな。
先週はその制作中ゲームについて進捗をTwitterに投稿できたのでよかった。TwitterかTumblrを見よ。毎月あるとされている進捗を投稿するデーの当日に6時間ぐらい掛けてつくったアニメーション。立ち絵の腕を動かしただけ。投稿してから見直してみると制作に6時間もかかるクオリティではない。4コマで6時間もかかったら一生完成しないだろ。というか本当はタイトル画面として投稿したかったんだけど時間がなかった。だいたい当日17時ぐらいにやり始めたから。この理屈でいくと寿命が80年として70歳から頑張りはじめるんじゃないか? その歳に頑張りはじめても遅いぞ。今のうちやれることは全部やれ。やらない。目も頭も胸も腰も腹も痛くなったし。6時間ちょっと頑張っただけで全身がこなごなになった。1時間に1回は椅子から立って気をつけていたのに。おかげで日曜日と本日月曜日は無になっていた。1日があっっっっっという間に終わった。48時間は5時間の間違いかもしれん。ずっと体調不良。世の休業系ニュースでは「体調不良」が精神疾患あるいは不祥事の暗示として使われているが私の「体調不良」は痛みで床にうずくまって動けなくなったりゲロったりして寝こむ正真正銘の「体調不良」である。精神が病んでいるやつは「精神が病んでいるので休みます」ってストレートに言え。不祥事なら「不祥事したので休みます」って言え。そうでないと本物の体調不良がぼやけてしまう。もう本当に体調の不良。これでも高校生3年生から社会人2年目までより体調が良好だと思うと涙が出てくる。紅茶飲料とコーラの飲み過ぎで睡眠時間4時間がデフォルトだと勘違いしていた時期ね。自分はショートスリーパーなんだと思っていた。カフェインで浅く短くなっていただけだった。今は頭痛を鎮めるときだけ紅茶飲料とコーラを飲んでいたけど健康を考えると習慣を変えたほうがいいのかもしれない。享楽にふけって健康寿命を縮めて苦しむのは愚かだ。ということで今は緑茶を飲んでいる。緑茶にもカフェインが含まれているからな。これからは頭痛薬として緑茶を飲む。本物の頭痛薬も飲むけど耐性がつかないように控えている。先週と先々週で合わせて8錠ぐらい飲んだ気がするけど気にしない。今週から健康に生きられたらよい。月曜日から無だけど明日から頑張れたらよい。70歳から健康に生きられたらよい。よくない。
バタバタしていた週末はともかく先週は「大阪城公園」で「高松市民は有料で玉藻公園を歩くんだよな」と思いながらお散歩したり皆既月食の撮影に失敗したり「心斎橋PARCO」で開催の「イグ・ノーベル賞の世界展 2022」を見に行くなど平和な時を過ごした。イグ・ノーベル賞展は思っていたより展示が充実していたけど退場した瞬間にすべての内容を忘れた。退場した瞬間にすべての内容を忘れるってありなのか? 体調不良の一種じゃないのか? 退場した瞬間にすべての内容を忘れたので休業しますと言うべきじゃないのか? 言わんでいい。たぶん思い出そうとすれば展示の順番も含めてまあまあ思い出せるけど思い出してもどうにもならない。何の感想も感慨もなかったから忘れたのだ。wikipediaか何かでいつでも調べられそうな内容だったしな。自分が忘れっぽいだけなのに酷い言いよう。
今週のよろずはこれぐらいにして前回のよろずへの補足と次回のよろずの予告を書こう。まず前回のよろずで美術館に併設している「Cafe de 505」で生パスタのランチを食べたことや「手作りパンの店 TORIGO トリーゴ」でパンを買って食べたことをうっかり書き忘れた。どうでもいい。どうでもよくない。私はよろずで文章検索をすることで行った店や食べたものを調べる。覚えていなくても同じ店より違う店に行きたくて同じランチより違うランチを食べたいから。乙女心ってやつ。違う。とにかく未来の自分のために書いておく。後者のパン屋はGoogleMapの口コミによると24時間営業らしい。どういうこと? わからん。ちんまりとした店で24時間もやっていそうな雰囲気に見えなかった。あと場所も商店街にある。深夜3時とかに商店街に行くやつって全員不審者じゃないのか? 周囲に居酒屋が多かったからその辺の客を狙っているのかもしれん。それに不審者でもお菓子がないのでパンを食べたいときがある。買ったパンはどれも安くておいしくて幸せになれた。大量のパンの耳を無料でもらえたし。卵液に浸してフレンチパンの耳トーストを3回か4回ぐらいつくって食べた。パンの耳と卵と牛乳と砂糖だけで1食分になるわけだから安いもんよ。70歳まで生きられなさそう。
次回のよろずについて。いつもは月曜日更新だけど来週は予定つめつめなので水曜日か木曜日の更新になると思われる。でもそれだと流石に間が空きすぎるので今週の土曜日に前倒しで更新するのではなかろうか。そして次々回は再来週の月曜日に更新されるのではなかろうか。知らん。とにかく何かがある。津波が来たら数分で死が確定しそうな場所に行く……地震が起きちゃったらどうしよう。積極的に危機を予言していくな。でも過去の南海トラフとかって寒い時期に地震が起きているから。冬にこたつで丸くなるのはリスク管理として当然の行動というわけ。庭を駆け回る犬はバカ。いや犬小屋ってすぐに倒壊しそうだから危機管理としては悪くないのかもしれない。とりあえずハザードマップを見ているけど逃げる余地がまるでない。ここに逃げて的な建物を見てもそこまで階が高くなくて安全ではない気がする。市民は「自分たちは津波で死ぬんだ」と意気込んで住んでいるのかもしれないが用事があって赴く人間は死にたくないからなんとかしてほしい。そういうわけでたぶん土曜日に「最期」になるかもしれないよろずを更新する。大地震が起きて再来週の月曜日に更新がなかったら察するように。いやな予告。
これは2022年11月14日に書いた。
雑記を9000字も書く気力がない。9000字はべつにノルマではない。でも2000字も書く気力もない。先週の日曜日……つまり昨日(さ・く・じ・つ)に詩集『いまいちばんいまいち』の販売申請を行ったから。そして今日は『いまいちばんいまいち』の紹介ページを作成したから。一時間の寝過ぎによって発生した3日間の頭痛の痛みにも耐えてよく頑張った! 感動した! 誰もそんなことを言ってくれないし何なら誰も買わない。私は私になぜこんな無意味な重荷を課すのか。カミュが私を題材になんか文章を書いているだろ。ううう。でも作業から解放されてよかった。残りの作業は「紹介ページのURLをTwitterに投稿する」「発売日当日に販売先のリンクを紹介ページに張る」の2つだけだ。宣伝しろよ。いや宣伝している。まず個人サイトで紹介ページを作成すること自体がかなりの宣伝である。わざわざ独自ドメインの個人サイトで自作品の紹介ページをつくって公開しているやつがこの世に何人いるというのか? 私は頑張っている。私は頑張っている!!! 地方の文芸祭の結果がまたひとつ返ってきて入賞してたしな。入賞だけど式典での表彰はないので安心して賞状と作品集を郵送してもらいますわ! ああああああ! ちんぽまんこあわせてこども!!!!!! 感嘆符のあとに空白をいれる余裕があるから大丈夫っぽい。
いや大丈夫ではない。先週はとにかく大変な一週間だった。9000文字のよろずを書いたのもそうだし御堂筋に行ってオリックスの優勝パレードを野次馬しにいこうと思ったけど人がごみごみですごすご撤退したり眼鏡を買い換えにいって「0.1なら日頃から掛けたほうがいいですよ」と店員に窘められたのを無視しておにゅーの眼鏡をかけて1日に展覧会を5つも行ったりした。頭痛の原因は寝過ぎではなくて眼精疲労じゃないのか? その可能性は高いかもしれん。頭痛の1日目はなんか目が開かなかったからな。目薬をさしながら詩集の制作をしていた。私の眼鏡の使い方については『いまいちばんいまいち』に収録されている詩に書かれているので君の目で確かめてくれ! 誰も買わないからここに書いておこう。私は展覧会および外出先で景色を見たいときにしか眼鏡をかけない。デスクライトを購入してからパソコンを使うときも裸眼になった。視力が悪いのに眼鏡をかけないことによるデメリットについてはわかっていないがわかっている。インターネットに情報がたくさん出てくる。でも眼鏡をかけない。なんかだりいから。頭悪ッ! いやでも思いかえせば高校時代のときに授業を聞かずに電子辞書で小説を読んでいたのも視力が悪くて黒板の文字が読みにくかったからだった気がするな。記憶がないので知らん。とりあえず初めての眼鏡は社会人になってから買った。日頃からかけていないおかげで4年ぐらい無傷だったけど壊れてパカパカになった眼鏡ケースを惰性で使い続けていたら鞄のなかでこぼれたからか違う理由かコーティング剥がれみたいになっちゃった。ばか。目が悪いということは頭が悪いということで頭が悪いということは眼鏡をかけないということだ。カミュの書く題材にはならない。とはいえ本当にだりくない? 部屋でパソコンデスクの前に座っていて遠くの本棚にピントを合わせるために眼鏡をかけて何になるのか。椅子から立ち上がって本棚の前に行けばいいだろ。というか本棚の中身を全部書き出してnotionとかに記録しておけばいいだろ。表計算ソフトで条件付き書式を使って読了のときだけタイトルに色をつけるとかやっとけ。口も悪い。
5つの展覧会は京都で開催されていた。展覧会の数え方が5つでいいのかはわからない。5箇所が正しい気もするが5箇所は正しくない。なぜなら展覧会のうち3つが1箇所の「京都市京セラ美術館」に集中していたから。「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」「ボテロ展 ふくよかな魔法」「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」に行った。それから「京都国立近代美術館」の「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」と「美術館「えき」KYOTO」の「シダネルとマルタン展」に行った。京セラ美術館と近代美術館は真向かいであることを考えると展覧会が1箇所に集まりすぎている。感想は……円安。円が安いとしか言えん。社会人学生(無職)でよかった。平日に学割で鑑賞できるから。土日祝の一般2200円とか払っていたら憤死していた。そもそも場所がほぼ1箇所とはいえ4つも展覧会を回ることができるか? できてしまったのである。当日はほぼ11時スタートで昼休憩をいれても16時半ぐらいには京都駅に向かっていた。私が早足で済ませたわけではない。気に入った展示は順路を戻ってでも何度も見た。撮影していい画をパシャパシャ撮った。とっくりと眺めた。サンリオ展はあまり興味がなかったのでぼんやりと眺めた。でも16時半には「美術館「えき」KYOTO」に向かおうとしていた。これが事実。これが円安。
うとうとしながら円安について書いていたら火曜日になってしまった。展覧会の話じゃなかったのか? とにかく円安で疲れているので今回の雑記はこれぐらいで終わろう。詩集『いまいちばんいまいち』は今週の日曜日に発売開始。「ウェブにも掲載したくない」レベルのいまいちな詩を集めている。そんなものを売るな。価格は税抜800円。税込880円。外食が値上がりしているのでランチ価格よりは安い。これが円安。
これは2022年11月8日に書いた。
チンポコンテンツデイ。11月だから下ネタ始まり。そんなルールはない。頭になぜか謎のチンポコンテンツデイが巡っている。理由はわからない。本当はべつの言葉があっていつの間にかチンポコンテンツデイに変化した可能性が高いのだがチンポコンテンツデイの語感のよさで思考停止してしまう。インデペンデンスデイ? でもそれならインポコンテンツデイだしな……ちなみにチンポ・コンテンツ・デイである。チンポコ・ンテンツ・デイではない。大事なことだ。
過度の疲労はこのように人間の脳を破壊する。何があったのか。しっかり書こうとすると長くなる。もっちり書くとしよう。先週はサイコロきっぷを使って2泊3日の旅行をした。ランダムで行き先が決まる企画きっぷ。今回は大阪市から倉敷までの往復きっぷを5000円でゲットできた。新幹線にも指定席で乗ることができる。通常なら往復1万円ぐらいだからお得ではある。お得ではあるけど大阪発でこの手の切符を買いそうなやつは倉敷に行ったことがあるだろ。少なくとも私はもう何度も行った。がっかりしながら計画を考えた末に岡山で途中下車をして「瀬戸内国際芸術祭2022」を回ることにした。略してセトゲイ。いや知らん。セトコクかもしれない。なんか3年1度に行われる現代アートの祭典らしいよ。船で島を巡ってアートを鑑賞できる。先週「貧乏人および旅程を決められない無能を排除したいとしか思えない選民的なイベント」と書いたイベントである。侮辱罪とかで縛り首にされないか? でも本当に誰でも歓迎している感じは皆無なんだって。鑑賞パスポート/チケットからして4種類ある。
- 3シーズンパスポート 5000円(販売終了)
- 会期限定パスポート 4200円
- デイチケット 1800円
- デイチケット2日 3200円
まずお金持ちは何も考えずにパスポートを買えばいい。春・夏・秋の3会期に行くなら5000円。1会期だけなら4200円。考えるだけ無駄。時給が1万円以上の人間はもっと有意義なことを考えてください。次。お金持ち以外のつまり我々はどれを買えばいいのかというと場合による。その場合とは1泊2日か2泊3日か3泊4日かではない。ない。「島巡りをできるのは2日間だけだからデイチケット2日を買えばいいか」は罠である。というのもデイチケットを提示しても鑑賞できない有料施設がある。たとえば直島の施設ではまずデイチケットを使えない。だから島巡り2日のうち1日を直島で過ごす場合はデイチケット2日を買うべきではない。また「3日間で島を巡るから会期限定パスポートを買えばいいか」も罠である。というのも会期限定パスポートを提示しても鑑賞できない有料施設がある。……。なんで? 「地中美術館」「豊島美術館」などの施設はデイチケットもパスポートも使えない。しかも事前に予約しなければならない。だからもしも島巡り3日のうち2日で「地中美術館」「豊島美術館」をメインに直島と豊島を巡るのなら会期限定パスポートも損になってくる。すでに行ったことがあるならともかく「地中美術館」「豊島美術館」を外して他の施設を見に行くのは非常にもったいないことなので初めて瀬戸内の島を巡る初心者ほどパスポートの必要性がない。そういう罠が仕掛けられている。なんで?
それからフェリーに3日間乗り放題の共通乗船券が2600円で販売されている。6航路で宇野・高松・直島・豊島・小豆島・女木島・男木島に行ける。これはフルに巡る分にはかなりお得。と思う。たぶん。各フェリーのサイトで料金を調べないといけないから計算が面倒だ。宇野から直島に行くだけなら買う必要はない。往復570円だから。宇野から直島経由で高松まで渡るのも片道820円で行ける。往復割引の有効期限2日以内なら往復1560円。問題は本当に「フェリー」にしか乗れないことで高速船や旅客船には使えない。また宇野ー直島と高松ー小豆島の便は多いものの他の航路では便が少ない。そこで高速船や旅客船を利用あるいは別の船に乗って6航路以外の島に行こうと計画すると本当にお得かわからなくなってくる。そういう罠が仕掛けられている。ちなみにsetowaの岡山香川ワイドパス3500円を使うと岡山駅から高松駅まで電車で行けるし新岡山港から船で小豆島を巡ってから高松港にも行けるので小豆島やら西部の島やらを巡る場合はこのパスに各船代を足したほうが安く済むと思われる。そういう罠が仕掛けられている。なんで?
ということを誰も無料で説明してくれない。どこにも集約されていない。島単位のモデルコースの情報はあるけどデイチケットおよび鑑賞パスポートを利用した島巡りのモデルコースはほとんどない。公式のモデルコースは2パターンしかないし公式の無料アプリはそこまで使い勝手がよくない。有料の公式ガイドブックに情報が掲載されている可能性はある。買っていないので知らん。とにかく「瀬戸内国際芸術祭」の情報をネットで収集しようとすると空見タイガのように泣いちゃうことになる。泣いちゃう。しかし泣いてばかりもいられない。私はどの島も行ったことがなかったので共通乗船券を使い倒す方向でひとまず直島・豊島・小豆島・女木島・男木島の東部の島に行くと決めた。そしておそらく金・土・日あるいは土・日・月で混むことを考えて火・水・木でホテルと切符を押さえたところで自動的に島を回る順番も決まった。まず宇野港から近い直島と豊島のうち後者の施設は火曜日が定休日なので1日目は直島。2日目は豊島と小豆島。そして3日目に女木島・男木島。よく考えると2日目と3日目は高松泊および宇野港へ帰ることを考慮すると逆のほうがベストである。しかし深く考えることから逃れるために豊島美術館の予約を入れてしまったのでこうなった。3日目から天気が少しだけ悪かったので結果的に問題なかった。豊島と小豆島は天気がよいほうが楽しい。行く島が決まったところで絶対に行きたい施設だけを決めて予約をとったあとはもう何も考えなかった。何も。当日になって共通乗船券に書いてあるフェリーの時刻表とにらめっこしながらザクッと行って帰った。結局パスポート・チケットはどうなったのかというと……。
- 1日目:有料施設1050円(A)
- 2日目:有料施設300円(B)
- 3日目:デイチケット1800円
上記はパスポート・デイチケット共に対象外の有料施設を除いて芸術祭の参加作品に支払った金額である。(A)はデイチケットのみ対象外で(B)はデイチケットも対象。合計3150円。パスポートとデイチケット2日を購入したときのパターンと比較すると……。
- 会期限定パスポート:4200円
- デイチケット2日:3200円+1050円(A)=4250円
- 実際の支払い:3150円
罠をかいくぐるとこうなる。3日目は女木島・男木島と宇野港周辺の有料施設を5610円分ぐらい見たのでデイチケットの元は取れている。そして満足度も高かった。いや本当にいい旅行だった。3日間でいろいろなものを鑑賞できたし経験できた。やわらかよろずの紙面では書ききれないほどの! 紙面? とりあえず抜粋して施設等の感想を書いておこう。
李禹煥美術館(直島)
地中美術館の予約時間より1時間前に到着したので「時間を潰すところありますか」と係員に聞いて教えてもらったところ。前述の(A)にあたる施設。正直な感想としてはパスポート持ちのヒューマンがパスポートの対象だからついでに行くような施設……だったんだけど1個だけ「おお!」となる展示があったのでよかった。
地中美術館(直島)
建物から展示まで雰囲気最高でよかったッスね。現代アートとかアートとかなんとかよくわからなくてもスゴ~と思える内容。たぶん直島はこれと無料の赤かぼちゃ・黄かぼちゃを見たら帰って大丈夫。そんなことはない。「地中カフェ」でライスバーガーを食べたので心もお腹も満たされた。ちなみに芸術祭中はバスがまあまあ来るので直島を1周したい人以外はバスを使ったほうがいい。どこまで乗っても100円だし。ある区間では無料シャトルバスも動いているとかいないとか。自転車屋には列ができるし宮浦港から美術館に直行しようとするとトンデモナイ坂が待っているし走行禁止エリアもあるから思ったより自由には回れない。そういう罠が仕掛けられている。今回は上記の施設と港やつつじ荘近くの無料展示を見たかっただけだったので全部バスで回った。計300円なのでレンタサイクルより安く済んだ。罠をかいくぐるとこうなる。
直島銭湯「I♥U」(直島)
地中美術館と同様にパスポートもデイチケットも無効の施設。ド派手な外装の銭湯で中もそこそこ派手派手なことになっている。よく調べていなかったけど時間帯によって見学会があるっぽい? 今回は見学会終了後に到着したので普通に銭湯でお湯お湯した。タオルのレンタルはなし。タオルをお土産として買っている人もいたのであえて持ち込まずに買ってもいいのかもしれない。私は無計画にも計画的にタオルを持参してしまったので買わなかった。ふつうの湯。入浴後は港まで歩いてお土産屋で買った直島アイスを食べながらフェリーの到着を待った。風がそこそこ強くて日中から半袖のTシャツを着ていたのもあって銭湯でのぽかぽかが一瞬で失せるほど寒かった。自分の管理のせい。
豊島美術館(豊島)
高松港~小豆島~豊島とフェリーで乗り継いで港から美術館まで歩いた。まあまあな坂があるけどつらくないレベル。入館まで時間があったので棚田プロジェクトだか何だかいい感じの景色を見て回った。豊島美術館もなかなか雰囲気最高で永遠に見ていられるんじゃないかってほど。たぶん豊島はこれと無料展示のバスケットボールゴールを見たら帰っても大丈夫。そんなことはない。ショップで買った豊島棚田の栗かぼちゃジェラートと豊島レモンサイダーを屋外のテーブルに置いて良い景色を眺めながらパクパクごくごく出来たのもよかったっスね。いい気分のままフェリーで小豆島に戻る。ちなみに港には何もないのでフェリーが来る時間ギリギリまで周辺を観光したほうがよい。○分前にご乗船をお済ませくださいタイプのフェリーではない。5分前ならふつうに乗船できるがときどき予定の数分前に出発している感もある。そういう罠が仕掛けられている。
迷路のまち~変幻自在の路地空間~(小豆島)
迷路のまちにあるびっくりハウス。前述の(B)にあたる施設。この施設こそ有料だが小豆島のアートはだいたい無料で見られるので鑑賞パスポートやデイチケットがそこまで役に立たない。そういう罠が仕掛けられている。土庄港からここまで歩いたときに「自転車を借りたほうがよかった」と思った。土庄港から迷路のまちやエンジェルロードまで平坦なので港を出てすぐ急な坂がある直島や豊島よりは自転車で回りやすいかも。といっても歩いていけない距離ではない。びっくりハウスは鑑賞するというより体験する施設で子どもでもわいわい喜びそうな空間なのだが油断をすると頭をいっぱいぶつける。ぶつけた。
エンジェルロード(小豆島)
もはや芸術祭には関係ないけど有名らしいので行ってみた。干潮時に砂の道が現れて渡れるとかなんとかの景勝地。到着したときには微妙に道ができている程度だったので30分ほど待ってから靴と靴下を脱いで渡った。石がめちゃくちゃ痛かった。そういう罠が仕掛けられている。少しでも痛みを軽減しようと砂の道の横っちょをざぶざぶと歩いていた。帰るころには靴で渡れる道になっていた。たのちい経験をできてよかった。でも石は本当に痛かった。痛かった。
男木島
もうやる気がなくなって島全体の感想になっちゃった! デイチケットを買ってたぶん有料・無料すべての施設を回ったはず。フェリーの時間があったのでだいぶ駆け足になったけど坂道を下ったり上ったり大変で楽しかったッスね。「部屋の中の部屋」「アキノリウム」「瀬戸で舞う」が特に印象に残った。あと「No.105」という体験型の施設でスタッフさんが写真を撮ってくれた。なんかこう……ぼわっとした空間の中に入ることができる。「人が少ないときに声を掛けてくれたらスタッフが撮影しますよ」とスタッフさんに教えてもらった。後で知ったことだがこの芸術祭のスタッフさんたちはボランティアの可能性がある。事情はよくわからないが平日に離島で行われている芸術祭のボランティアスタッフをしてくださる方々なだけあって親切な人たちばかりだ。貧民窟で行われる炊き出しのボランティアスタッフだったらこんなに親切じゃなかっただろう。わけのわからない対比。
女木島
デイチケットで大半の施設を回った。「UMIYADO鬼旬」でのんきにハモ天丼を食べて時間を失ったせいで見られない施設がいくつかあったけど行きたいところには行けたのでヨシ。見た中だと「ナビゲーションルーム」「不在の存在」「女根 / めこん」が特によかった。無料で見られる「段々の風」もいい感じの撮影スポットでよき。鬼ヶ島大洞窟は興味がないから行かなかったけど行くならバスを使うことになるだろう。おそらくフェリーに接続しているだろうバスが運行していた。たぶんかなりの坂道になる。大洞窟に行かないなら自転車で回ってもいいかもしれない規模感だった。あと前述の島のなかでいちばん道が複雑かもしれん。近くの施設への案内を見失うと住宅地だから立ち入り禁止の行き止まりばかりが現れて戻れなくなる。そういう罠が仕掛けられている。
史跡高松城跡・玉藻公園
宇野港に帰る前に寄っておこうと思って行ったスポット。愕然とした。「この規模の公園で有料なのか!」大阪城公園でいつも健やかにお散歩をしている大阪市民としては信じられなかった。公園に入るだけでお金を取られるとは。高松駅の近くでいかにも市民に親しまれそうな位置にあるのに! でもお金が返ってくるコインロッカーがあったから荷物を預けてぷらぷらと歩いて時間を潰せると思えば旅行者には安いのかもしれない。高松市民には高いかもしれない。
宇野港周辺
直島から乗り換えて宇野港に戻ってきた。わりと遅くまで開いている有料の施設3つを回る。ここでボランティアのチラシをもらって「この人たちってボランティアスタッフだったんだ」と知ることになる。話は変わるけど先日とあるイベントのクラウドファンディングで「イベント当日のボランティアをできます」的なリターンを見かけた。そもそもクラウドファンディングのプロジェクトの多くが金持ちに金を貢ぐような構造とはいえ「本当にそれでいいのか?」と思う。もちろん儲けが出なくて赤字で仕方なくという理由で目的を同じとするボランティアを集める分には……まあ…………でもやっぱり入場者から金を取るようなイベントで大っぴらにボランティアを使うのは賛同できないッスね。貧民窟で行われる炊き出しのボランティアスタッフにしか賛同できない。余裕のある人間が余裕のあるところに集まって自分よりさらに余裕な人間たちに余裕を売っている場合じゃないよ。そういうことを考えさせられる旅行だった。本当にいい旅行だったか?
本当にいい旅行だったが話はこれで終わらない。早く終わらせたい。チンポコンテンツデイからもう6千字ぐらい書いているから。短編小説が書けてしまう。経緯を説明するために旅行割のことから話そう。香川県の全国旅行割では平日に1泊すると3000円分のクーポンをもらえる。今回は平日に2泊したので6000円分のクーポンをもらった。1000円×6枚の金券でおつりは出ない。そして香川県の対象施設でしか利用できない。私はそのうち1000円を豊島美術館のショップで使用して2000円をデイチケットとパスポートケースの購入に使用した。それでは残りの3000円のクーポンはどうしたか。その前に私が高松市内でイヤな思いをしまくった話をしよう。まず1日目の夕食として「武内食堂」で食べた「かしわバター丼」がむちゃくちゃ辛かった。むっちゃくっちゃ辛かった。味が濃いを通り越して辛い。バターという言葉から連想する甘さは微塵もない。濃い辛い。これが高松の人間が親しんでいるグルメなのか。高松の人間と親しみたくねえ。次に2日目の夕食として訪ねた「香川の食堂 まいしょく家」で合計1000円ちょっとになるように食べて支払いにクーポンを使おうとしたら「使えません」と言われた。クーポンに宿泊施設が押すべき印がついていなかったからだ。ホテルの印が必要なことすら指摘されるまで知らなかった私に追い打ちを掛けるように「ほかの支払い方法はどうなさいますか」と急かしてくる店員。慌ててクレジットカード払いをしたあとに店の外に出てべつのクーポンを確かめてみると他のクーポンには印がきちんとあった。他のクーポンを出していれば1000円分を無難に1枚消費できたというのに。もちろんすべてはクーポンに印を押さなかったホテルが悪い。悪いのだがレジに人が並んでいるわけでもないのになぜ会計を急かすのか。客に他のクーポンを確認させるだけの余裕を与えたっていいじゃん。狭量! ショボい公園が有料! 主食がかしわバター飯! いや主食はうどんか。とにかく無理して1000円分も食べる価値があるほどの店でもなかったので最悪な気分でトボトボと諸悪の根源に帰ってクーポンに印を押してもらった。
そして最終日。女木島から高松に帰ってきて「セルフ釜あげうどん 岡じま」に行ったときに「小」で頼んだはずのうどんが「中」で渡されて私のストレスは極限までに高まった。「もう香川には一円も金を使いたくない」つまりお土産や地元の飲食店では使わずにスーパーやコンビニで残り3000円のクーポンを使おうと決めた。そこで私はあるものを港近くのスーパーで2000円分購入した。あるものとは何か。私の大好きなものである。そして自動販売機などで何度も見かけては「こんなの買えない」と驚いてしまうものである。そう。ジュースを買った。2Lのお茶2本を含めて24本のジュースを購入した。そして24本のジュースを袋に入れてリュックサックにも詰めて持ち帰った。高松から大阪まで持ち帰った。あと持ち帰る途中で寄った直島のコンビニで手袋や晩飯を残り1000円分のクーポンで購入したり宇野港近くの有料施設を3件回った。チンポコンテンツデイの原因である脳の破壊の原因である過度の疲労の原因。
つまり私は頭がおかしかった。せめて缶詰にしておけばよかった。だが自動販売機で値上げの刷り込みがあったのと自分の普段使いのスーパーより数十円近く安かったのでペットボトルに手が伸びてしまった。普段使いのスーパーだと500mlが1本100円以上するんだもん。2L2本を含めて24本も買ったら3000円を超える。クーポンを使った店はレジで「(余計に1本を買ってしまったな……)」と思ったから2080円ぐらい。レシートなくした。フェリーの時間に間に合うかギリギリで選ぶ暇がなくて焦っていたのもある。焦ると正常な判断能力を失って24本のペットボトルを旅行のお土産にしてしまう。本当に後悔した。「こんなのamazonで買えばいいじゃん」両腕が引きちぎれそうになりながら帰った。このまま気を失ってしまいたいとすら思った。大阪に搬送するついでに部屋にペットボトルを届けておいてくれと思った。思った。でも買ってしまったものはどうにもならない。部屋に帰って服を脱いだら腕があざだらけになっていた。そして次の日。上半身筋肉痛で起きられない。起き上がって少しひねるだけで痛い。肩が信じられないぐらいカチカチになっている。首を寝違えたやつの上半身拡大バージョンになっている。2日後3日後と筋肉痛が続いて生きとし生けるものを憎むようになる。筋トレをしているやつとか全員バカだろと思う。窓のそばでひなたぼっこしかできない人間になる。でも芸術祭で養った英気で詩を4篇も書いてコンテストに応募する。そして旅行から4日後の月曜日。ようやく自転車に乗って郵便局やスーパーに行けるまでに回復する。スーパーで100円を超えているジュースを見ながら「あのとき買ってよかったかもしれない」と正当化をし始める。そして本日火曜日。こうやって先週の話を振り返りながら改めて思う。つまり私は頭がおかしかった。
健康体になったところで11月だ。抱負を書く前に10月のまとめを書こう。
- 13篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
私はいったい何をしていたんだ? 覚えていない。脳と筋肉を破壊されてしまったから思い出せない。でもなんかいろいろとお出かけしたおかげかやる気がものすごく出てきた。勉強リストを作成したし。本をぼけーっと10回読んで11回目に真剣に取り組むとなぜだか内容を簡単に理解できるという不思議な勉強法をインターネットのどこかで読んだ。私にも心当たりがある。絵の練習をしたわけではないのに中高生のときより明らかにイラストが巧くなっている。中高生のときに作ったゲームなんて公開できないからな。シナリオも虚無だけどイラストが酷すぎて。たぶん他人の描いたイラストを見ることで無意識のうちに学習して巧くなったんだろう。だから本を10回読むだけで理解できるというのもありえる気がする。だが1回読んで理解できない本を10回も読めるような人間はそりゃ10回も読めば理解できるだろうと思わなくもない。そもそも勉強のできないやつは1回目の途中か終わりで挫折するだろ。それでもこの勉強法を信じて勉強リストの本を1冊10回ずつ読むことにした。たとえば今まではお絵かきの教本で人体の勉強をしようと思って数ページ描いてみては挫折してきた。だがこれからは違う。まずお絵かきの教本を10回読んでみる。そして11回目に描いてみる。完璧な計画だ。私の決意は固い。準備万端だ。いつでも10回読む用意はできている。あとは……あとは……絶好のタイミングを待つだけだ。今はまだそのときじゃない。一生勉強しなさそう。
今日のよろずが9000文字を超えちゃう! マジでよろずを書く時間で短編小説を書けばよかった。とりあえず詩の投稿が落ち着いたので11月こそはいろいろと作品を公開できると思う。まず制作中の詩集の表紙がほぼできたので今週中に情報を公開する。表紙のイラストも公開する。小説も今週か来週には公開する。同時に制作を進行している詩集もたぶん11月中になんとかする。ゲーム制作も進捗というか……なんというか……なんかある。? まあとにかく11月は何かをやる。何もやらなかった場合はこの9000字を超える雑記を私の新作とする。
これは2022年11月1日に書いた。
友だちが欲しくなってきた。旅行の日程を考えたくないから。すべて誰かに決めてほしい。もうわけがわからん。というのも泊まりで選民的なイベントに行くことにした。貧乏人および旅程を決められない無能を排除したいとしか思えない選民的なイベント。フォトジェニックな感じで若い女の子が喜びそうなのに「いかがでしたか?」で締められるモデルルートの記事がそんなに出てこないイベント。おそらく「いかがでしたか?」で話を締めるレベルのライターには理想の旅程を組めないのだ。それぐらいもうよくわからない。全然わからない。それぞれべつのPDFやサイトに記載されている各移動手段の時間をExcelにまとめたらようやくわかってきた程度。でもわからない。まず「なんかお得なチケットあるけど行く場所によってはお得じゃなくない?」という葛藤から始まることがわからない。お得なチケットはよく考えなくてもお得なチケットであるべきだろ。しかもお得なチケットの種類が複数ある。なんか移動手段も複数あるしお得な乗り放題チケットもあるけど場合によってはそこまでお得でもない気がするし。乗り放題チケットは場合によらずお得なチケットであるべきだろ。わからない。何も。何にもわからない。もうわからないから詩集の制作とかもほっぽり出したよ。もし来週以降よろずの更新が止まっていたらわからなさとわからなさの狭間に落っこちてしまったと思ってくれ。いやあ本当にわからん。
次の段落でもわからない。だが何もかもわからなくなる前にわかることを書いておこう。先週はお散歩ウィークだった。とにかくとてとて歩きまくった。月曜日が雨だった以外はだいたい快晴で気持ちのよい散歩ができた。だが頭のなかには先述のわからないことがぎゅうぎゅうにつまっていたし別の悩みもあった。10月になってから見つけたコンテストでは最低5篇の詩を応募しなければならなかった。1回のコンテストで最低5篇。たぶんこのコンテストの要項を考えた人は1日1篇を書くタイプの存在なんだろう。私は一般人なので1日1篇も書けない。それに8月9月と連続で10篇以上の新作を応募してきたのに1回のコンテストに5篇も書くなんて……しかし詩のコンテストを視界に入れてしまった以上は挑戦しなければならない。というわけで詩のネタ探しに奔走していた。奔走していたというか歩いていた。というか散歩していた。ここでお散歩ウィークの話に戻るわけである。わからないことと詩のネタがないことの板挟みになりながら歩いたり自転車を走らせたりカフェ「ごろごろスープとトーストのお店SCOOP」でものすごくおいちいトーストモーニングを食べたり「まん福ベーカリー」で買ったパンを「大阪城公園」で食べたり「MIYABI'S バウムクーヘン」で買ったバウムクーヘンを公園で食べたりサンドイッチ専門店「ポケット」で鯖サンドを買って食べたり定食屋でチーズカツ丼を食べたりした。食べているだけ。しかしそのおかげで無事にネタが浮かんで5篇を書き上げて応募できた。結局ね28年も生きているからね。出来事さえあれば無限に作品は生成できるわけよ。価値観というフレームで日常を切り取るだけでいいんだから。応募できただけなのにえらそう。あとは今週中に7篇を書いて各投稿先に送るだけ。・・・・・・。
詩を投稿するために必死に散歩していた以外は「大阪城公園」で行われていた「大名行列パレード」を観覧した。なんか無料で応募できたので応募したら当選してしまったので行った。ジャニーズかなんかが行列でやってくるのを脇から観覧するというジャニーズかなんかのファンなら垂涎のイベントであるが私はファンでも何でもない。太陽がギンギラリンのなかで1時間半ぐらい立ったまま待たされた結果3分もなさそうな短い寸劇?のあと脇にずらっと並んでいるファンたちに手を振りながら早々と進むジャニーズかなんかの姿を見て終わった。何だこの苦行。でも解散してゆるい列をなして帰っているときに「よかった~」という感想が聞こえてきたからファンはこれでよかったんだろう。ちなみに短い寸劇は私の位置からまったく見えなかったので私より奥にいた人たちもろくに見えていないと思うけどよかったんだろう。本心を押し殺していないか?
ニュースで話題になっている小室圭がニューヨーク州の司法試験に合格したとかで感動したのも先週だった。本当に涙が出た。失敗しても実るまで努力し続けられる人はかっこいい。世の中は「天才」や「サイコパス」を持て囃すけど前者は生まれつきなだけだし後者はただの犯罪者だし全然まったくこれっぽっちもかっこよくない。私は努力ができない。怠惰で面倒くさがりでだらしがないからだ。だいたい同義語。高校3年生のときに受験勉強をしようとして勉強の仕方がわからないことに愕然とした。単語集や参考書を買っても読んでいるふりをするだけで何をすればいいのかわからなかった。今もわからん。高校生になってから電子辞書で青空文庫を読むことに夢中で授業も聞かなくなったので勉強しなければいけないところもわからない。定期試験もろくに勉強していた思い出がない。たぶん本番前日の夜か当日の早朝になんかして祈っていた。それで母親に「なんで勉強しろと言わなかったんだ」と聞いたら「母さんが通っていた進学校で同級生が勉強しすぎで発狂したから」と言われたけど今でも釈然としない。たぶん「勉強しろ」と親に言われてもしなかったと思うけど釈然としない。たとえば小学生のころから塾に通わされて競争させられて高偏差値の私立中学に入学する過程で性格が悪くなって認知のゆがみや傲りからちょっとした軋轢で精神障害になって死ぬまで明日をウキウキ待ち望むことができない脳に変質したとしても努力する習慣が身についているんだから立て直せるじゃん。努力できないやつは下降するしかないから。易きに流れるだけだから。しかも生きているかぎり勉強以外の理由で発狂することだってあるだろ。現に私は旅行の段取りを考えるだけで発狂しそうになっている。でも勉強しすぎて発狂した人は少なくとも勉強はできるはずだから旅行の段取りだって丹念に調べて決めることができる。ああ! すべて勉強ができるやつに決めてほしい! 政治的無関心。
次の段落でも努力できる人間が本当に羨ましい。スケッチブックを何十冊も部屋の片隅に積んでいるやつが羨ましい。ボロボロの単語帳に付箋がびっしりになっているやつが羨ましい。ピカソの作品数が羨ましい。そう。ピカソの作品数がいちばんカッコいい。それから長編小説を書けるやつが二番目にカッコいい。『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』は教えてくれた。小説とは長編小説のことであり短編小説は――こつこつと努力ができないカスの戯言に過ぎないと。そんなことは書いていない。でも小説は書いていないことを読み取るものだから。拡大解釈。まあ先に述べたように私は「かつて」努力をできなかった。だが「今は」詩の投稿によって少しずつ努力できはじめていると思う。もちろん他人の詩集を読んで勉強するとか詩の雑誌を通読して勉強するとかの努力はできていない。私は勉強でもお絵かきでも参考書を数ページも読めたためしがないので仕方がない。それは努力の最後のステージに到達しないとできない。でも新作詩を投稿する習慣は継続できている。先週だって1コンテストに5篇も書いたのだから。そして小室圭のニュースで努力の素晴らしさを再認識した。これからはもっと努力できるように努力するだろう。ピカソの作品数ぐらい長編小説を書くだろう。努力ができないやつ特有の無理な目標設定。
これは2022年10月24日に書いた。
やわらかよろずを分割した。2週間ぶりにサーバーにアクセス禁止されたから。自分が管理しているサイトにアクセスできない悲劇。しかしサーバー側に尋ねても「弊社のフィルタリングに貴様のIPアドレスがあったから除外したよ」のテンプレメールしか返ってこないので原因はわからない。ただし2週間前と違ってサイトへのアクセスを控えていたからダウンロードではなくアップロードに問題があると判断した。そこで気になってくるのが2020年1月1日から2022年の現在までの雑記をひたすら1ページに詰めこんでいる本ページである。というわけで2020年~2021年/2022年(現在)と2ページに分割した。580KBと350KB。これで解決するかは……わからん。しかし解決してほしい。こっちはイヤイヤ分割したのだから。本当にイヤ。ページを分けると検索や管理が面倒になる。偉人もこのような言葉を残している。「情報は1冊のノートにまとめなさい」べつに偉人でもないか。最近よく使っているメモアプリ「Obsidian」に利用日に対応したテキストファイルをワンクリックで作成できる「デイリーノート」機能があって日記を書くのに重宝しているんだけど冷静に考えると1日毎にファイルが作成される事実に頭がイカれてくる。もし1年コツコツと続けたら365ファイルも作成される。10年で3650ファイル。頭がイカれてくる。
「Obsidian」のせいではないが先週は何かへんな気持ちになっていた。今はみずほ銀行がやらかしたニュースを読んだのでニコニコしている。前回のよろずでみずほ銀行の変革を問うた甲斐があったな! へんな気持ちの話に戻ろう。先週あるお知らせが郵便受けに舞いこんだ。地方の文芸祭に応募した現代詩が受賞したのだ。受賞すると思わなかったのでびっくり。うれちい。でも地方の文芸祭の授賞式って絶対に交通費出ないだろ。そう思うと気が重くなってきた。私は遠方の会場でも授賞式は出席すべきだと考えている。その辺の話はたぶん2020年の12月ぐらいに書いているからページを遷移して読んでくれ! め・ん・ど・う。地方がわざわざ全国から募集してくれたのに遠いことを理由に欠席するのはマナー違反みたいな考えね。要は。でもなあ。物価がぐんぐん上がっているのになあ。なあなあなあ。こういう葛藤があったので先週はしばらく呆然としていた。そして本日月曜日。あるお知らせが郵便受けに舞いこんだ。地方の文芸祭に応募した現代詩が受賞したのだ。でも地方の文芸祭の授賞式って絶対に交通費出ないだろ。たたたたすけて!
だれもおまえを助けない。ちなみにべつの文芸祭に投稿した現代詩も「入選」していて授賞式がないので郵送してくれと依頼している。×2。もちろん郵送も自費や着払いね。地方のコンテストは……受賞してしまったときのリスクが高すぎる。何言ってんだこいつ。いやというか東京開催だとしても大阪から授賞式に行こうとしたらウン万円かかっちゃうからな。東京の世田谷区に住んでいないと詩人を目指せないだろ。何言ってんだこいつ。えーんえーん。というか地方の文芸祭に入選と受賞をしすぎて混乱してきた。プロフィールのページに空見タイガ名義の受賞歴を記録しているけど公式発表がまだで追記できていないものが2つある。場合によっては地方の文芸祭とはべつに1つ増える。当たり前のことだけど全部べつの新作詩。数撃ちゃ当たるの使用例に空見タイガを使うべきだろ。
詩といえば詩集の表紙に使うキャラクターイラストをほぼ描き終わった。扉絵に使用するエッチな差分を描いたら完全に終わり。エッチな差分は本当は必要ないので実際はもう終わり。終わり。早く完成させようと思ってデフォルメ感のつよい線画にしたのにいつもと変わらないぐらいの時間がかかった気がする。まあこれで今月中に販売できるだろう。たぶん。おそらく。販売するといっていた小説の作業はちっとも進んでいない。ちっともまったく。まず(1)表紙イラストをちょっと描き直し(2)追加の立ち絵イラストを描き(3)本文を直すという作業の多さから気持ちが折れている。空見タイガは1つ以上の作業があると気持ちが折れるのだ。1つ以上だから1つだけでもボキボキ。弱者。一度だめだこりゃと思ったお絵かきAIの動向をちらちらと窺って(1)と(2)の作業をどうにかできないかと祈っていたけどだめだこりゃ。巧いイラストが一瞬で生成されること以外のメリットがない。下手でもオリジナルを目指して自力で1枚ずつ描いて積み上げたほうがいいと思う。そこには連続性があって連続性こそが人間性だから。マァどんなに努力し続けても連続性を感じられないほど下手くそなままのやつはいる。そして彼らはお絵かきAIで似たようなイラストをSNSで連投してしまう存在でもある。またこうした存在が人を欺こうとする悪意を持ち合わせているとお絵かきAIの生成物を自作発言してしまう。彼らは連続性がわからないから自作発言によって何が起こるのか予期できないし他者が当たり前のように連続性を認識できることも知らないから過去の作品と見比べられて「おまえの実力じゃないだろ」と指摘されるとはつゆほども思わない。信頼を失うというデメリットが彼らには見えない。信頼とは連続性の中にあるもので彼らは瞬間に生きているから。現時点でのお絵かきAI関連の治安の悪さの背景はだいたいこんなところだろう。連続性がわからない存在ほど依存のデメリットを考えられないので問題は規制でも行われないかぎり永劫に続くと考えられる。だから我関せずもくもくとオリジナル作品をつくって連続性を保つのみ。もくもくと……作品を……つくって……つくって……。
表紙を描いていた他は気分転換に外出していた。いつも気分転換していないか? 「大阪城公園」でお散歩したりサンドイッチ専門店の「ポケット」でだし巻きたまごサンドイッチのモーニングを食べたりした。このモーニングは600円とモーニング相場ではまあまあ高めなんだけどたまごサンド+ドリンク+ポテトと考えるとだいぶお得だった。まず大阪市のカフェで厚焼きのたまごサンド+ドリンクを注文するとモーニングでもないかぎり最低でも700円はかかる。値上げで今は最低800円になっていてもおかしくない。あと厚焼きたまごサンドをモーニングで扱っている店はそんなにない。だから600円の時点でお得なのにそのたまごサンドのボリュームがスゴい。朝に食わせるなという量を出してくる。褒めていない。褒めろ。「思ったより大きくてお得感があるなあ」と思える分厚いたまごサンドが2枚組で出てきた。2枚組? 味はポテトの塩がしみるタイプのやつね。おなかがはち切れそうだった。はち切れなかったので週末は無事に「大阪城公園」に行くことができた。天守閣復興の90周年を記念したイベント「大阪城夢祭」が開催中で10月とは思えない炎天下でお笑いライブや音楽ライブをやっていた。無料で見られる。出演者が違ったので土曜日も日曜日も行った。もっとほかにやることがあるだろ。ない。お笑いライブを見ていると自分が心を失ってしまったのかと不安になるが今日みずほ銀行が思い出させてくれたので安心してヨシ。音楽ライブには「SCANDAL」「flumpool」がやってきた。どっちも知らない。うそ。後者は1日にあったアベテンで初めて聴いた。前者はどこかで聴いたことがある曲が多い気がした。後者はどれも初めて聴いた。本当か? 自己の連続性の危うさを感じる。ライブを待つために「サイゼリヤ」でドリンクバーとドリアを頼んで粘ったり暑い中ライブを観たりしたことを称えるために締めは「ヒステリックジャム」で並んでクレープを買って食べた。1クレープで700円以上した。クレープを注文するために並んでいる列に貧困層が突撃してモヒカン刈りを始めてもおかしくないだろ。世も末。連続性を感じられないほど前回と同じオチ。
これは2022年10月17日に書いた。
物価が高すぎて何のやる気も起きない。物価の問題ではない。物価の問題ではないにしても値上げがひどすぎる。500mlのペットボトル飲料が100円近くするんだが。スーパーで。スーパーで! とはいえ外出時に自動販売機で買うともっと高いのでプライベートブランドらしきお茶を買うしかない。ごくごく。まあ良い味だろう。家でペットボトルのお茶を飲むな。しかし本当にパネくなってきた。パネえよ。冷蔵ピザを買ったら紙のケースに対して明らかにピッザがちっさになっている。みんな餓死するんじゃないか。私も飢餓モードに突入した。何も食べる気にならない。とはいえ食べないと死んでしまうので最低限の栄養を摂りつつ安く済ませる方法を模索していた。たとえば先週は人生で初めてサラダチキンを食べた。108円。おいちい。そして冷凍かぼちゃに砂糖と醤油とオリーブオイルをかけて温めたものを食べた。冷凍かぼちゃだけなら108円。おいちい。これに300円未満の冷凍食品を合わせて3食で1日500円未満を目指したとしても食費は1万5000円ぐらいかかる。安いな。安かった。あとは100円未満の納豆と100円台の卵をたびたび食べて200円前後の牛乳を1週間かけて飲んで毎日ビタミンのサプリメントを摂っておけばどうにかなるだろ。あと米ね。夏は米を炊くとよくない気がしたから炊かなかった。よく説明できないのだが夏は米を炊くとよくない気がしたのだ。夏に米を炊くのはよくない。でもこれからは秋だ。米を炊けば1日3食も食べなくても2食で足りる。貧困。だけど本当に餓死者が続出しそうなほど全体的に値上がりしている。電気代とガス代がこれから値上げだろうから食材費を抑えて自炊するにしても高くつく。SNSに料理の写真をアップロードしたら「マウントだ」と棒で殴られる時代がやってくるぞ。外食なんか店から出た瞬間にリンチ開始。みんな頭をモヒカンにするし。頭をモヒカンにするのも値上げしているから「マウントだ」ってモヒカンが非モヒカンに囲まれて殴られる。いやな時代。
これからの冬を暗示するように先週は天気は悪かった。うつうつ。パンを買って大阪城公園でパクパクくってベンチでリラックスしていたときも蚊にバクバクくわれた。なんか散歩で公園に行くたびに蚊に刺されるのでどこにも行けない気がしている。私は・どこにも・行けない。これからの私の実績を暗示するようにスーパーゲ制デーにもゲーム制作の進捗を投稿できなかったし。何のデーかはもう説明しないぞ。べつに「そこまで進められたわけではないから投稿できない」とか「大したことのない進捗だから投稿できない」とかではない。私は完璧主義ではない。進捗がゼロだから進捗を投稿できない。私がゼロとか何もやっていないとか言うときはゼロで何もやっていないときなのだ。嘘はつかない。私は記憶力が悪いので嘘をついてしまうと未来の私が「つまり……本当はどうなんだ?」と真相がわからなくなって混乱してしまう。私が嘘をつくときは結果的に嘘をつくことになるときだけだ。つまり「記憶がなくてよくわからないので何となく答えて間違えたとき」か「(進捗を報告すると)約束したけど(進捗がないので)約束を破ることになったとき」だけだ。あとは社交辞令ね。つねに社交辞令をすると決めておけば一貫性は保たれるので記憶が保持されなくてもなんとかなる。そういうわけで私が進捗がないというときは進捗がない。そもそも何かを完成させたら絶対に自慢するので自慢しないということは進捗がないということだ。ない。ないんだ。ここに書くことは何も。
ゲーム制作は進まなかったが出来たこともある。たとえば先週はiPhoneで撮影した写真の一部をAmazonPhotos経由でWindowsPCにダウンロードした。これは布石であり伏線であるから覚えておいてくれ! いや覚えなくていい。しかしいずれ何かが起こることは保証しておこう。あとは未公開作品を集めた詩集の表紙を描いていた。猫耳の女の子のイラスト。線画はもうほぼ出来ていて塗りもポップな感じにするので時間は掛からないと思われる。かなり良い感じのイラストになった。まだ完成していないけど。もうじっと見ている。あまりにも良いイラストなのでじいっと見ている。完成していないけど。線画の途中で塗り始めてさらにその途中でエロ差分を作成し始めたけど食い入るように見つめている。本当に完成するのか? 自動でお絵かきをするAIが流行っているみたいだけど手動でお絵かきをしている人間たちが焦る理由がわからない。自分で描く女の子以上にカワイイものはない。というかAIに女の子を描かせるやつってアホだろ。背景とか動物とか男とかオッサンとかジジイとか需要もなければ性的魅力もない無価値なものを描かせろよ。どうして女の子を描くという楽しみをAIに任せるのか。AIにはつらい仕事やくだらない仕事を押しつければいい。そう思って前回とてもつらかった詩集の挿絵作成をお絵かきAIに任せられるか試してみた。みたけど……いやあ……「この箇所は絶対に元ネタの写真があるだろ」「見たことのある画風だ」が出てくる出てくる。生成する過程はコラージュではないらしいけど生成物がコラージュやパクリっぽかったらもうそれはコラージュやパクリなんだよ。お絵かきAIを絶賛する人間の唱える「過程ではなく結果が大事」ってそういう意味だろ。そもそもAIで偶然に既存の著作物に似通ってしまったことを数年後とかになって証明しろと言われたらどうするんだ。「おまえが手動でやったトレースやパクリをAIの自動生成のせいにしているだけだろう」に反論できなかったら自分のせいになるぞ。というわけで私はお絵かきAIに関わらないことにした。まあ著作権の問題もあるけど試してみて最も危惧したところはべつにある。お絵かきAIの射幸性ヤバすぎる。集中力が無な私ですら1時間ほど夢中でAIのデモを回していた。好きなことに過剰に集中するタイプの異常者に与えたら人生が破滅するだろ。君子なので危うきには近づかない。だから詩集の挿絵も男キャラクターも自分で描くしかない。うっうっうっ。
あとは「キングオブコント2022」をリアルタイムで観た程度。進捗を投稿しなかったスーパーゲ制デー当日の番組をリアルタイムで観ていることの是非はおいておくとして私は非常に落ちこんだ。イラストで生計を立てている絵師たちがお絵かきAIの台頭で落ちこむぐらい落ちこんだ。いやあそこまで落ちこんではいないが。絵師たちもあそこまで落ちこむ必要はない気がするが。とにかくお笑い番組を見ていると「私はうつ病かもしれん」と涙が出てくる。大げさに表現しているのではなく本当にうっすら涙が出た。今も思い出して涙が出ている。うつ病かもしれん。どうしてこんなに心が動かないのか。みずほ銀行が障害を起こすたびに私はケラケラ笑っていたものだが最近ではみずほ銀行が障害を起こさなくなったのかみずほ銀行の障害は当たり前だから報道する必要がなくなったのか話をあまり聞かなくなった。戦争もあって物価も上がって暗い時代だ。今こそみずほ銀行は大きな障害を起こすべきじゃないのか。みずほ銀行の変革が問われている。障害を起こすのが当たり前だから障害を起こしても変革にはならないか。とにかく女装したおっさんが動き回ることに無感動な自分に精神の死を感じる。みんなは女装したおっさんが動き回って変なセリフを言うことをあんなに面白がっているというのに。私は障害を起こしたみずほ銀行のATMにキレた非モヒカンたちがモヒカン狩りを始めてモヒカンたちを坊主にしていく光景でも目の当たりにしないと笑えそうにない。世も末。
これは2022年10月10日に書いた。
やわらかよろず継続の危機かもしれん。しれん。順を追って話そう。いや結論から話そう。1ページの文章量が多すぎてアップロードするたびにレンタルサーバーからアク禁を食らいそう。おそらく。一応サーバーの説明では「10MBから事前に相談してアップロードしてね」とあって本ファイルは1MBもいかないぐらいなので容量だけ見れば大丈夫に思われる。思っていた。しかし土曜日(ほぼ日曜日)によろずを更新してから月曜日の午前2時ぐらいに気づいた。アクセスできない。あれぇ。いやいや単にサーバーが落ちている可能性もある。すぐさまWifiをオフにしたiPhoneでアクセスする。開く。あっこれサバ落ちじゃなくてアクセス禁止されているじゃん。IPアドレスが変わったらどうにかなるかもと思いつつルーターとONUの電源を切って寝た。起きてアクセスした。だめだった。半泣きになりながらレンタルサーバーに問い合わせたところ「フィルタリングにてめえのIPアドレスが入っていたから除外したよ」と回答が返ってきた。というわけで今こうやってよろずを更新できている。しかし何故フィルタリングに私のIPアドレスが入っていたのかは不明だ。問い合わせ時に「アク禁なら対策するから理由を教えて」と書いたけど教えてくれくれちゃんに世界はやさしくなかった。だから最近の行動を思い出して反省するしかない。そうなってくると心当たりが「よろずの更新」と「自分のサイトが好きすぎて何度もアクセスする」の二つしかないわけだ。後者はいつもどおりのことなので前者が怪しいと思っている。イヤ前者と後者の合わせ技なのかもしれない。文章を書き連ねることで肥大化したページの更新とその肥大化したページを何度も開いて読む行為が自分が管理している個人サイトにアクセス禁止されるという悲劇を生んだのかもしれない。というわけで1ページの容量を減らすためにも執筆年でよろずを分割したほうがいいかもしれない。ふつうはそうする。かつて存在していたとされるテキストサイトとやらもだいたいそんな感じだった。でもなあ。分割したらリンクを押下して遷移する手間が増えるしなあ。検索だって1ページなら1回で済むのに複数ページだったら複数回になるしなあ。なあ。なあああ。
ひとまずページのアップロードと閲覧を慎重に行うようにして様子を見る。再発したら素直にページを分割するしかない。私は素直だ。初めて行ったサンドイッチ屋「かえるスタンド」のたまごカツサンドを平日の11時前に買い損ねたときも機嫌を損ねなかった。心中は発狂していた。店員さんに何時ぐらいに売り切れるのかを聞いて2回目は素直に前回より早めに行った。無事に購入できたので「大阪城公園」でパクパクと食べた。おいちかった。あとお絵かきをしているときにやたらと時間を長く感じるのでインターネットで「時間 長く 感じる 理由」みたいな感じで調べて出てきた記事に「ライブに行くと充実で時間を長く感じるよ」と書いてあったから週末は素直に「ABETEN STREET BUTTERFLY2022」に行った。天王寺あたりでストリートミュージシャンか誰かが同時多発的にライブしているサーキットイベント。たぶん。よく知らないので知らない。午前中からステージを回って昼食に「うどん松屋」でとっても安い定食でおなかがいっぱいになりつつも最終的に10人分のステージを見たあとでなんか特別ゲスト扱いっぽい「flumpool」って人たちの曲を聴いて551蓬莱の豚まんを買って帰って食べた。知らないミュージシャンの知らない曲をほぼ半日ぶっ通しで聴きながら思ったことは歌詞がストレートだと知らないミュージシャンの知らない曲感がすごい。つまり誰が何を歌っていたのかまったく思い出せない。なんか人に曲をつくってもらってそうな女の人のステージにやけに人が集まっていたんだけど人に曲をつくってもらってそうなだけあって歌詞も特徴的だった。というか自分が知らないだけでタイアップ曲だった。これは現代詩を書く上でも参考になる教訓だろう。誰が書いても誰が歌ってもよさそうな詞がある。それは普遍的なメッセージとして広く愛される可能性を秘める一方でよく知らない人が抜群に優れているわけでもないメロディや声で歌うと陳腐に聞こえてしまう。だから共感の可能性を捨ててでも詞に個性を出したほうがいい場合もあるかもしれない。1日にたくさんの曲を聴いて唯一いいなと思った曲がヒビナオヒロの『AZURE』でこれはサビに入る前に「ガガーリン」が出てくるのね。やっぱり愛とか日々より「ガガーリン」だよ。日々の愛おしさより「ガガーリン」のほうが脳に残留するもん。というわけで学びのある充実した1日を過ごした。そもそもの発端であるお絵かきの時間がやたらと長く感じる理由はわからなかった。
どうでもいいことを書いていたらもう今日が終わりそうだ。先週のよろずでなんか続きを書くとか何とか書いていたけどそんなことはどうでもいいからどうでもいいだろ。というわけで今週のよろずはこれでおしまい。息をひそめてアップロードする。来たる土曜日はスーパーゲ制デー。今回もTwitterでのゲーム制作の進捗報告に期待しないでいただきたい。素直に弱気。
これは2022年10月3日に書いた。
9月が終わった。10月1日。今年は残り3ヶ月である。ゾッッ。何もしないで1年が終わる。いや待て。本当に何もしなかったのだろうか。とりあえず9月の実績を振り返ろう。
- 12篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- イラスト「柔軟のびのび」の公開
私はもしかしてフルタイムで働いているのか? じつは隠れてフルタイムで働いている気がしてきた。貯金が猛スピードで減っているが給料が支払われていないだけで会社に拘束されているんだろう。そう思わないとこの実績の少なさは信じられない。まあ12篇も詩を書いているのは自分でもえらいと思うが。でもヤバいやつらは毎日のように詩を書くらしいからな。いったい何をそんなに書くことがあるんだ。世の中の大半のことはだいたい五文字で集約できるだろ。「どうでもよか」六文字だった。まあ毎月まあまあのペースで詩を書いているおかげで『詩と思想』の投稿欄に2ヶ月連続で入選できた。数打ちゃ当たるってやつよ。しかし投稿欄を見て「へえ! 空見タイガか! 調べてみよう」と思った第三者がたまたま個人サイトに行き着いて前回のよろずを読んでしまったらどうしよう。気象庁アンチで/人を裁くためにガイドラインを遵守して/漫画の影響でドカコーラを飲み/展覧会に出品されている画の格差を暗にほのめかして/文芸同人誌即売会に行きながら「よく考えるとアマチュアの文芸同人誌って読みたくないわ」と何も買わないで/異常者の心理を考察しはじめるカスの文章をうっかり読んでしまったらどうしよう。どうでもよか。
一ヶ月の成果としては挙げられないが一応いろいろとやろうとはしている。水面下で泳いでいる。息継ぎのために進捗報告用のTumblrを設置しているけどろくに更新していない。潜水がうまくなったというわけ。うそうそ面倒になっただけ。前回のよろずで割愛した分も含めて何をしているか以下に書いておこう。
詩集の制作
全10篇の詩集を制作中。残り4篇を書いたら本文は終わり。内容はもう考えているのであとは書き始めるだけ。でも書き始めないんだよなあ。そして表紙も描いている。今は塗り塗りしている途中。やる気を出せば10月中に発行できると思う。でもやる気を出さないんだよなあ。その詩集より先に未公開の作品を集めた詩集を販売する。これは30篇。本文はもうできているので誤字がないか確認して表紙をつくってPDFを発行したら終わり。でも誤字がないか確認するのだるいんだよなあ。あと当初の予定では第3詩集になるはずだった――いや本当は第2詩集の予定だったが話が複雑になるので数ヶ月後にまた事情を書くとしよう――第4詩集のほうはまったく進んでいない。これはけっこう骨がボキボキする作業があって理性の空見タイガが「骨をボキボキしたくない」と抵抗をしているので作業ファイルすら開けない。あと本文も完成していない。書く内容はやはり決まっているので理性の空見タイガをどうにか倒すしかない。でも倒れないんだよなあ。酒を常飲しているやつなんて全員あほだと思っているけど(カスの文章!)理性を飛ばす必要がある人間には不可欠なのかもしれないッスね。私は理性を失うほどお酒を飲んだことがないというか理性の空見タイガがその段階に行く前にストップをかけてしまうのでどうにもならない。だから「理性的だから酒に頼るんだ」って言い訳するやつは怠惰な嘘つきだなと思う。理性があるなら理性を失うほど飲まないもん。私はもっとスマートに理性を倒す……理性が諦めるまで寝て待つ。怠惰な嘘つきの言い訳。
成人向け小説の販売
すでに完成している成人向け小説『week-end』『砂糖菓子の自由意志』『stuffed boy』『後置修飾』『隠された奥さん』についてPDFの単品販売をするつもりでいる。すでに完成しているとはいうけどすべて一夜漬けで書いているから現段階では品質に問題がある。めんどくさがる理性を倒す方法として締切当日の睡眠不足を選んだパターンね。本当は単品販売ではなくて上のタイトルに執筆中の『回転生命』を含めた短編集として男性向けで販売したかったんだけど「5作品を大幅に修正する」+「1作品を完成させる」タスクの大きさを考えたときに「困難は分割せよ」の天声が聞こえてきたので素直に従うことにした。10月中に1作か2作は販売開始したいッスね。修正が必要とはいえ本文は完成しているからイケるだろう……たぶん。
お絵かき
先日デフォルメイラストを公開したことで「お絵かきJP」に登録する夢に一歩近づくことができた。あと2枚を公開したらサーチエンジン「お絵かきJP」に個人サイトを登録する。デフォルメイラストは印刷所の無料キャンペーンに応募するために2時間半ぐらいで描いたもの……あとの2枚もデフォルメで描けばすぐに「お絵かきJP」に登録できるのでは? いやっ私は簡単なことに逃げない。今までは逃げてきたけど今回は逃げないぞ。とりあえず前から描いているイラストがそろそろ完成しそうなので公開したいところ。残りの1枚は……いやっ逃げないぞ!
・・・
あと漫画を描き始めたり(まだ表紙だけど)なんかいろいろ企画を考え始めたりしているし小説も完成させるつもりだけど本日1日があと数分で終わるので詳細は割愛する。また割愛した。月曜日に週の振り返りをするのでそのときにまたいろいろと続きを書く。というわけで次のよろずは明後日!(ほぼ明日)
これは2022年10月1日に書いた。
私は……気象庁だ。私は気象庁ではない。だが気象庁のように進歩がなく代わり映えのない1週間を送った。3日後の天気もわからない。先々週はあんなに充実していたのに! そうそう。先週のよろずで先々週の重大なエピソードを2つ書き忘れていた。さっくり書いておこう。
「サンエックス」のガイドラインによると二次創作をインターネット上で公開してはいけないらしい。二次創作をやらない自分にはまったく関係な……専門学校時代につくった3D画像のコーナーで黄色い鳥のようなものを描写していたことを思い出した。モザイクをかけた。何らかのキャラクターを連想させるものすべてにモザイクをかけた。もともと精巧に似せているわけでもないのでモザイクで粗くしておけば何を描写したかわからなくなる……かはわからない。わからないが著作権やガイドラインを遵守する意識はだいじだ。「やわらかよだつ」でも後々の活動のために二次創作ガイドラインを作成しようと考えている。ずっと考えている。個人的には一枚絵や3Dは全然つくってもらっていいけど(今あるコンテンツ小説と詩しかないが?)漫画や小説はつくられたらマジ不快なんスよね。怖。二次創作は公式への愛あってこそとか言うけどそこにボクの考えた最萌のストーリーがついたら「公式が気に食わない」って公にアピールしているようなもんだから。怖。この件はちょっと違うところで描くので割愛する。とりあえずガイドラインをつくる前にガイドラインを守ることがだいじだ。正しく生きることで初めて人を裁くことができる。怖。(了)
ふだん漫画を読まない私がめずらしく最新話を追って単行本(電子)まで買っている『裏バイト:逃亡禁止』でかの有名なドカコーラが出てきたことに触発されてコンビニでロックな氷とコーラとミルクアイスとカフェオレを購入した。今年一番のムダ遣い。その行動力を就活に活かせよ。活かさない。氷の袋に買ってきたものをすべてぶちこむ。袋が意外と自立するので片手で頬杖をついてもう片方の手はマウスを動かしてネットサーフィンをしながらストローでちゅーちゅー飲む。おいちかった。鳥肌が異常に立った。飲み終わっても氷がまったく溶けなかった。ドカコーラし終わった氷って何に使えばいいの? 氷たちは今も冷蔵庫のなかで眠っている。(了)
先々週の重大エピソード終わり。ゴミみたいなエピソード。無職はゴミだからゴミみたいなことしかしない。では先週はどうだったのか。とりあえず詩をコンテストや雑誌に6篇投稿した。えらい! ふだん褒めるところがないから褒めるところは大げさに褒めておく。えらすぎる。あとかなり前に送った詩について結果通知と通過通知が届いた。前者は入選で後者は第三次選考通過。やったね。しかし後者のほうはインターネットで検索してみるとものすごい数の人間が第三次選考に通過しているっぽい。ものすごい数。誇張表現ではなくて。「この応募数でこんなに通過するのか」ってぐらい通過している。というか三次選考までの通過者を掲載する雑誌が9月末に発売されるのに現段階で通過したことをインターネットで公開しても大丈夫なのか。本当にものすごい数の人間が公開しているぞ。実際に雑誌を見たらトンデモない数の人間が三次選考に通過しているんじゃないだろうな。そうそう。一匹見たら百匹いると思えでお馴染みのゴキブリの赤ちゃんが壁に這っているのを見つけた。最悪な話の繋ぎ。速攻で潰した。たぶん8月に現れたゴキブリの卵から生まれたに違いない。ミニゴキそのものは怖くないが見えないだけで大量にいるかもしれないと考えると怖い。夕方と夜しか眠れない。ゴキブリの活動時間外に寝るヒューマン。だから先週はとにかく掃除をした。ムエンダーという無煙でゴキブリと無縁になれるスプレーも噴射した。今のところ潰した一匹以外は見ていない。それはそれでどうなっているんだ。本棚の後ろで大量に死んでいたらどうしよう。というか本の隙間とかにいたらどうしよう。怖い。空見タイガなんかより絶対に怖い。大きくなったらもっと怖くなるので小さいうちに倒したい。全員倒したい。入選したい。願望の時点で全員倒せていない。
それから先週は「テオ・ヤンセン展」と「絵師100人展12大阪展」に行った。どちらも大阪南港ATCで開催していたのではしごした。前者では風を受けて動く作品を見た。ストランドビースト。自分の手で動かしてみたり「リアニメーション」という実演も見られたりしてたのちかった。お土産にストランドビーストのミニチュアキットを買った。本当につくるのか? 後者は絵師のイラストをたぶん100枚ぐらい観た。数えてないからわからないけど絵師100人展だからたぶん100枚ぐらいあるだろ。今回のテーマは「道」。有名な絵師はやっぱりテーマを汲むのが巧いかテーマを汲んでいるように見えなくても画の「「「圧」」」があると思った。デジタルとはいえふつうはここまで描き込めないぞという迫力。あと性欲に応えなくても仕事をもらえるレベルの絵師とそうではない絵師のなんか……こう……なんかこうあった。道徳を学んだ私の口からは説明できん。展覧会の途中でなぜか専門学校生たちのイラストも飾られており……なんかこうあった。今まで行ったあらゆる展覧会のなかでいちばん残酷だったかもしれん。いやな感想。
そして先週の日曜日。行きたかったカフェのモーニングにぎりぎり間に合わずにふて腐れながら「トラジャコーヒー」でハムチーズトーストのモーニングを食べて「第十回文学フリマ大阪」に行った。文芸同人誌が集まる同人誌即売会。調べてみたらわりと近所でやっていると気づいて暇つぶしに行くことにしたのだ。自分の創作をしろよ。あまりの人混みにドン引きして無料配布のものをちょろっと貰っただけで帰った。人が少なかったとしてもストランドビーストのミニチュアキットを買ったから同人誌を買う金はない。モーニングの予算しかない。というか随分前に文芸同人誌を何冊か通販で購入したことがあったんだけど「自分はアマチュアの文芸同人誌を一文字も読みたくない」と内なる欲求に気づいてから買わなくなった。アマチュアのつくるゲームはプレイしたいけど小説と漫画はプロのほうがいい。ゲームはアマチュアとプロで競合していないけど小説と漫画は競合しているから。? とにかく自分の気持ちに素直になったので何も買わずにまっすぐ帰った。ああいうイベントに一度だけ販売側として直接参加してみたいという気持ちもなくはないが客として行くたびに「やめておこう」という気持ちになる。自転車を漕ぎながら「無差別で大量に人を殺したい異常者の心理に立ってみると多くの人が集まる場所で計画を実行することが合理的だからこういう誰でも入場できるイベントに参加するときは自分が燃え死んでもかまわないという覚悟で臨まないといけないんだな」と考えて帰った。帰れ帰れ。帰った。
月曜日に更新したかったのにもう火曜日の0時を過ぎている! 頭イタイイタイなので散漫になっていた。たぶん夕方寝か脱水症状のせい。唇がパサパサしている。先週はほかに第二詩集の表紙を描き始めたり収録内容がだいたい決まったりイラストを塗っていたり数年前に完成させた成人向け小説の単品ダウンロード販売を考え始めたりしたけど詳細は割愛しておこう。異常者の心理の考察に負けた先週の創作実績。次のよろずはたぶん1日の土曜日!
これは2022年9月27日に書いた。
気象庁って頭どうかしているんじゃないか。いきなりの中傷。史上最強の台風(笑)の勢力が当然のように衰えてきた。ニュースを見ると今は関西に最接近しているらしい。養生テープで固定したカーテンをぺらりとめくって外を見る。何も揺れていない。愚民は言う。大げさに煽っておけば本当だとしたら助かるし嘘になっても被害が予想より少なくなるんだから良いジャン。串刺しにしてやろうか。怖。結果論でどちらに転んでもセーフで妥協することが賞賛される行政機関って何すか。そんな機関がある国もその民も全員あほだろあほあほ。過去の惨憺たる実績でおてんきうらないを信じなくなった人間がまぐれで的中した大災害に無対策で巻きこまれたら「こっちは忠告したから対策しなかったやつの自己責任だ」で済ませるのか。済ませるんだろうな。それでうらないを盲目に信じて運良く生き残った愚昧が賢しらに擁護するわけだ。とんだ自己責任社会だよ。だいたい外れてもセーフじゃないよね。正しい予報ができていれば開催や営業できたイベントやお店の利益が吹っ飛んでいるよね。災害で経済損失が起こるのは仕方がないけど当たらない予報で経済損失が起こるのは予報そのものが災害なんだよ。気象庁が災害予測を外すかどうかを予報する機関が必要だろ。ナァニが「命に関わることだから大げさでいい」だ。「命に関わることだから精確にやれ」だ。だいたい「大げさにやらないと伝わらない」というのも今まで予測をまともに的中させた実績がなくて信頼度がゼロだからだろあほんだら。おわびとして養生テープの代金を補填しろ(110円)。
気象庁と日本郵政のアンチだから文章が長くなってしまった。気象庁がおてんきうらないを外すのは当たり前のことで言及する必要なんてないのに。そう。わかりきったことは書くべきではない。私が先週もろくに創作をしなかったなんて事実はもはや言及する必要もない。つねに新鮮なことを書くべきだ。その点において先週は書くことがたくさんある。たくさんあるけど短く書こう。短く。スマートに……。
「ドミノ・ピザ」のエビマヨネーズMサイズをお持ち帰りで食べた。キャンペーンで700円。初めて食べた味だけどふつうにおいちかった。(了)
今週の伏線のためにチケットを購入した帰り道に「祭太鼓」でチーズかつ丼を食べた。ふつうにおいちかった。(了)
「マクドナルド」の月見パイをお持ち帰りで食べた。前にも食べたような記憶はあるけどもしかしたら初めて食べたかもしれん。よろずで本文を検索したら去年も食べていた。私の記憶は夏模様。? なんか思ったより餡っぽくて餡っぽくない感じだった。?(了)
「大阪城公園」で開催していた「YATAIフェス」に行った。広場に屋台が大集合。「天草海まる」でうにコロッケ「高円寺アボカド食堂」でアボカドコロッケ「クンテープ」でマンゴーかき氷「中村惣菜製作所」でコロッケを買って食べた。どれもおいちかったけどアボカドコロッケがいちばんおいちかった。振り返ってみると接近する台風に意識をハックされて頭コロッケになっていた。腹もコロッケ。(了)
映画を観るために天王寺に行った。まず朝食として「蜜家珈琲店」でパンケーキのモーニングを食べた。そこそこ安価で満足いく感じだった。それから(宣伝が過剰で)話題の『ONEPIECE FILMRED』を観にいった。公式がYouTubeで公開していた関連エピソードを予習で視聴したときに「映画本編がこのテンポだったら発狂して気を失うかもしれん」と思ったけどまったくの杞憂だった。何なら短い時間にチャゴチャゴ動いていて「オリジナルストーリーなのにきちんと原作漫画みたいだなあ」と感動した。帰りに「てんしば」で行われていたビールフェスを見物したあと(すべてのメニューが高い!)「プロムナードカフェ」でパンプキンサンドを食べた。ここでサンド系を頼んだのは2回目なのに価格のわりに量が多いことを忘れていた。次回のために書いておく。なんとかサンドは価格のわりに量が多い。(了)
「岸和田だんじり祭」を初めて見物した。祭りには気象庁の予報を信じていない多くの無辜の民が集まっており人生で一番トイレに並んだ。屋台ではかしみん焼きとハムチーズ(だった気がする)たい焼きを食べた。どちらもへちょへちょと一見グロい見た目をしていたが味はおいしかった。湿度が高くて熱中症で倒れそうだったので早めに帰ろうとしていたときに「思ったより迫力なかったな」「観る場所が悪かったのかな」と聞こえてきた。近くを歩いていた男二人の会話の一部だった気がするが疲れ果てた私の脳が勝手につくりだした総括の幻聴かもしれなかった。帰りに「デリカKYK」で男爵コロッケを買って食べた。頭コロ腹コロ。(了)
という感じの1週間だった……。長くなったけど気象庁アンチの文章の2倍程度で収まった。何だその比較対象。いやでも良い1週間だった。年間ベストウィークに選出されなくもない。岸和田だんじりから帰宅する途中で大きな駅構内を歩いていて多幸感で涙目になってきたほど。新しいことをたくさんできた。私はもう28歳だ。しかし28歳でも新しいことがまだできる。ついさっき人生で初めてフライパンでゆで卵を作った。電子レンジでは何回か作ったことがある。そのゆで卵を使って味付け卵にチャレンジすることにした。2時間ぐらい漬けて食べた。味があまり感じられなかった。3時間ぐらい浸けて食べた。味があまり感じられなかった。希望は袋の底に一つしか残っていない。逆に言うと希望が一つもある。新しいことをたくさんしよう。新しいものもたくさん作ろう。希望をたくさん作ろう。そう思っている。本当に願っている。けっして嘘じゃない。しかし気象庁が予報を外したいと思って予報を外しているわけではないように現実は思い描いたようにはいかないものだ。だが! 私は気象庁に負けない。これからも気象庁は災害情報でデタラメを言い続けるだろうが私は違う。私は改める。私は理想を実現する。表計算ソフトに並べている作りたい創作タイトルリスト数百タイトルをすべて完成させる……つもりで……勢いで……気持ちでやる。来週のよろずはいつもと違うことを書けるように頑張るぞ。
これは2022年9月19日に書いた。
インフレがヤバい2022。たぶんインフレがヤバい2022。根拠はない。とりあえず今週は消耗品を買いだめするつもりでいる。あとコクヨの配当が前年は2150円だったのに今年は2800円で危機感を持って株の注文もちょこちょこ再開し始めた。インフレになったら株価が上がって配当は増えるけど現金の価値は減ってゆく。知らんけど。本当に知らない。でも外国の影響で株価が下がる可能性もある。そのときはそのときでいっぱい買う。どかっと買う。感染症の流行を見越して2020年2月に口座を作って3月に株を買い始めた私の嗅覚を信じて買う。まあ一番いいのは過度なインフレが起こらないことである。「高くなっているのは食料品と電気・ガス代だけだからインフレは気にしなくても大丈夫だよ~」という声を聞かなくもないが正直何を言っているのかよくわからない。食料品と電気・ガス代が高くなってしまったら貯金ぐらしの無職が死んでしまう! 働け。
ところで先日の土曜日はスーパーゲ制デーだった。スーパーゲー制デーの説明はこの雑記に書いているので検索しなさい。先週cssを修正して雑記をちょっと見やすくしておいたから。簡単に説明するとガッタガタになっていた文章の右端を一列に揃えた。均等割り付け。もしも右端がガッタガタのままならcssのスーパーリロードをしなさい。cssのキャッシュが貴様の端末に残っているだけだから。スーパーリロードって? インターネットで調べろ。「スーパー」ってついているやつはすべて検索しろ。そうそう。それでスーパーゲ制デー当日に進捗をなんとかあげようとしたけど駄目だったっちね。やる気でねえんだもん。ゲーム制作に限らず創作に関するすべてのことにやる気がでない。延滞している図書の本も4冊しか返却できなかった。それは関係ないだろ。ただただRSSリーダーで最適化したはずのネットサーフィンをむにむにやって無になっている。おかげでうっかり見逃していた詩の募集を見つけられたので良い面もあった。ネットサーフィンをするとお得な情報を無料でいっぱい得られる。こういう「得をした!」「知ることができてよかった!」の喜びが脳の回路を走って私にネットサーフィンをさせてしまう。おしまう。
でもネットサーフィンをしなければ創作をしていたのかというとしていないとも思う。とにかく先週はやる気が微塵もでなかった。元気だったのに。インターネットで「元気なのにやる気がでない」と検索したら「虚脱感」という単語が出てきた。虚脱感。記事に「目的や喜びのなさを感じているのでは?」と書いてあって「確かに私の創作は冷静に考えてみると何の目的もなければ喜びもない気がするが」となった。でも「ガラス越しに世界を見ている気がしない?」と書いてあって「違う」となった。離人症とか頭にもやがかかった感じとかは説明を読んでもまったく理解できない。「何言ってんだこいつ」となる。何言ってんだこいつ。後者は頭が痛くてコーヒーをドカドカ飲んだり頭痛薬を飲んだりしたときや夕方寝をしたときにちょっと感じなくもない程度。たぶんまったく違う現象。イマジナリーフレンドとかもわからない。現実において幻視したことがない。幻想文学が好きなのに。私はただそこに私として明瞭に存在しているが何もやる気がない。日曜日なんて12時間ぐらい寝た気がする。心当たりといえば最近サボり気味だった朝の散歩を再開したことぐらいしかない。朝の散歩は体に悪いのか? この疑問を雑記に何度も書いた気がする。いや健康ではある。今はちょっと頭が痛いけどおそらく寝過ぎと脱水症状のせいだから散歩のせいではない。でもやる気の減退につながりそうなことが散歩とサバの味噌煮込みうどんを自作して食べてからずっとお腹が張っていて意識すると苦しいことしか思いつかない。サバは心に悪いのか?
というわけで先週はなあんにもせずに終わった。なあんにも。「Moulins et Cafe gout」でパンを買って「大阪城公園」で食べたり「光洋軒」で人生初の高井田ラーメンを食べたりした程度。高井田ラーメンは麺が太いと聞いて気になって行った。最近サバの味噌煮込みうどんにハマっているから麺の太いものに興味がある。狭い興味。でも思ったほど麺は太くなかった。そして太い麺にスープがしみこむ系でもなかった。さらにスープもこってりしていなかった。つまりサバの味噌煮込みうどんではなかった。麺をずるずる食べて久々にスープを残して帰った。
とはいえやる気は復調しつつある。さっき書いたとおり今はちょっと頭痛がするので「体調が良いとやる気を失う説」が有力になってきている。最悪な説。今週末と来週はお出かけの予定があるので平日中に作品をなんか完成させたり公開したりなんだりしたりしたい。その前に図書の本を返却しろ。
これは2022年9月12日に書いた。
書くことはない。29日と1日に更新したからな。それにしても5日。もう5日。1日から4日経過。時の流れって残酷すぎる。この4日間にできたことは2つのコンテストに詩を1篇ずつ応募して雑誌に1篇を投稿したぐらいだ。十分じゃねえか。十分だった。あとは「喫茶シロイヌ」で醤油ラーメンを食べた程度。喫茶? そして不具合が出ていたメモリを購入店に交換してもらって増設し直した程度。そう。あの1枚ずつなら問題がないのに2枚になるとネットサーフィンをしているだけでファイルがじわじわと壊れてWindowsが動かなくなる魔法のメモリを無償交換してもらった。今は何事もなく動いている。もっと早く交換してもらえばよかった。amazonの無償交換がこんなにも無条件だとは思わなかった。とはいえ油断はできない。前のメモリも最初はうまく動いていたような。そこでメモを読み直すと「メモリを増設した(失敗……?)」と書いてあったので最初から挙動が怪しかったと思われる。メモだいじ。でもこの雑記を読み直したら「今のところ問題はなさそう」と書いてあった。なんだこいつ。とりあえず様子を見る。現時点では「SearchApp」が落ちた以外は問題なし。←不具合が起きたらこの文章を読んでくれ未来の空見タイガ! 特に役に立ちそうにない情報。
今週末にはゲーム制作の進捗をあげるDAYがやってくる。今のところ進捗はゼロ。あとやる気もゼロ。先週は体調が悪いなりにやる気に満ちあふれていたんだけど体調が戻ってくるとやる気がなくなった。なんだこいつ。たぶん「生にんにくチューブをひねり倒した翌日に腹痛で昏倒して床で寝たけど出来ることを頑張るぞ!」は出来ることが少ないから迷わなくていいけど「元気だから出来ることを頑張るぞ!」は出来ることが多すぎて迷って何も出来ないのかもしれない。そんなばかな。ほどよく不元気なほうが元気よく創作できるというのか? いやでも健康なほうがいいに決まっている。ファンがいるわけでも金を稼げるわけでもないのに創作のために健康を損なうとかアホだろ。何ならファンがいても金を稼げても創作のために健康を損なうやつはアホだよ。元気がいいので暴言も元気。この元気を維持しながらも体力ゴリ押しパワーでタスクを終わらせて進捗を公開するぞ。まずは延滞している図書11冊の返却からだ。今週もだめそう。
これは2022年9月5日に書いた。
無職1周年を迎えた。これほど記念しないべき日はない。前回のよろずで書いたとおり失業手当の支給も終わった。貯金はこの1年で200万円ぐらい使った。投資は戦争のせいか米国株が大変なことに……と思ったら円安とXOMやHPの株価が上がっていたので問題なかった。配当をぽつぽつ再投資して着実に資産を増やしたいので売らない。日本株は東京個別と丸運だけマイナスになっている。全体で39万ほどプラス。たぶん2年ほどで購入額から62%ほど増えている。ほどほど。計算が合っているかは知らん。株の本は何冊か読んだけどよくわからないので調べずになんとなく買っている。今は株価の値上がりが激しいので積極的に買えずにNISA口座の持ち腐れになっている。何もわからない。ただ今まで貰った配当金を記録していて一回の配当額がこの2年で増えているから無職に関係のないところで企業ズがグングン成長していることはわかる。とりあえず無職生活の生命線として投資口座を守りつつ育てておきたい。企業は私のために勝手に成長しておいてくれ。給料が上がったところで再就職を目指すから。無職生活による財産の変動についてはまあそんなところだ。
イヤまだ金の話を続けよう。最近になって外食の値上がりが激アツになってきた。もう個人店で700円未満のランチは食べられない。値上がりの前に好きなだけ外食に行きまくってよかった。いやよくない。私はもっと外食したい。でも高い。高いわりに数百円の冷凍食品と比較して格別においしいわけでもない。そもそも原材料が高騰したから価格が上がったわけで質は以前と変わらないのだから値上げ後に外食をした人は値下げ前に外食をした人より明確に損をしている。何なら変わらないどころか質も量も落ちている可能性がある。もっともっと損をしている。だから今後は700円以上の外食を週1回を限度に控える。たぶん。守れなさそうでも文章として書いて意識しておくことが大事だ。外食ゼロは目指さない。外食でしか摂れない栄養がある。料理しろよ。料理しない。冷凍食品やチルド食品にスパイスやらチーズやら缶詰なんかをちょい足しして楽して食べてく。これが貯金だけで一人暮らしをできる無職の節約術よ。節約料理しろよ。節約料理しない。
1年の無職生活でやったことをまとめる……前に8月のまとめを書こう。
- 16篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- 2本の新作小説をコンテストに投稿
- 新作『ティッピングポイント』の公開
ようやっとる。毎月この調子だったら1年で192篇の詩と36本の小説を完成できるのに。絶対無理。でもメモリ増設失敗や頭痛で2週間ぐらいムダにして面接や歯医者に何回か行っていたことを考えると来月以降もこれぐらいはできそうな気がしてきた。メモリの問題はまだ解決していない。今週中に問い合わせをする。今週中に問い合わせをするんだあああ。それはさておき無職1年目の総括をしよう。たぶんおそらくこんな感じ。
- サイト
- 個人サイトを改装
- 創作
-
- 絵
- 1枚
- 詩
- 113篇
- 詩集
- 1冊(30篇)
- 短歌
- 3首
- 小説
- 8本
- 読書
- 105冊
- 映画鑑賞
- 8本
- ゲーム
- 1本
- 漫画
- 最小で91巻分(実数不明)
比較として社会人4年目で正社員として毎日8時間働いていた2018年のデータを見てみよう。
- サイト
- 個人サイトを公開
- 創作
-
- 小説
- 12本
- 読書
- 180冊
- 映画鑑賞
- 90本
- ゲーム
- 37本
無職が正社員に負けている。ただでさえ無職は正社員に負けているのに無職が正社員に負けたらだめだろうが。敗因はわかっている。2018年は会社から徒歩5分の社宅に住んでいた年でその社宅は広島市にあった。広島市ではあるが広島市民の言う「市内」ではない。「市内」に行こうとすると片道30分はかかる。2022年現在は大阪市内に住んでいる。この差である。詳しい説明は憚られるが。この差である。まあ無職1年目のお出かけ実績を見ればわかる。
- 旅行
-
- 三重
- 1泊2日(近鉄全線3日フリーきっぷ)
- 四国
- 3泊6日(バースデイきっぷ)
- 奄美
- 2泊3日
- 札幌等
- 3泊4日
- 北海道
- 7泊8日
- お出かけ
-
- 大阪
- 1泊×2回(大阪いらっしゃい)
- 京都
- 瑠璃光院
- 奈良
- 近鉄1dayおでかけきっぷ
- 鳥取・姫路・岡山・和歌山
- 関西どこでもきっぷ
- 展覧会
-
- 特別展
- 16回
- 美術館
- 4回
だいぶ抜けがありそうだけどたぶんこんな感じ。どれも広島にいたら出来ないだろう。そんなことはない。というわけで2018年に勝てない項目があるのは仕方がない。旅行先で映画なんて観ないんだから。ゲームのプレイ数が激減しているのも自分でゲームを1本完成させてから積みゲーを崩すと心に誓ったからだ。完成できなかったからプレイできなかった。1本は誓いを破ってプレイしたウェブブラウザゲーム。本当はその1本とはべつにいつもソリティアで遊んでいる。でもソリティアは呼吸なので勘定しない。問題は読書である。さすがに100冊は読んだものの積んでいた本はそこまで減っていない。その原因は内訳を見ると一目瞭然である。
- 読書内訳
-
- 図書館
- 14冊
- KindleUnlimited
- 49冊
- 書籍
- 3冊
- 電子
- 39冊
原因:読んだ本の半分以上が図書館とサブスクリプションだったから。読んでいるけど積ん読は読めていない状態。こんな激長エッセイを書いている暇があったら積ん読を崩せばいい。愚者はそう提案するかもしれない。しかし振り返りより大事な積ん読などない。なぜなら本当に自分にとって有意義で必要性があると切実に感じられる本なら購入してすぐに読み終えているからである。無意義で必要性がないと感じている積ん読を急いで読むよりは今までの振り返りを行って新しい目標の設定や問題点の洗い出し及び解決案を考えたほうが未来がある。というわけで無職2周年に向けて抱負を書いておこう。今年の9月から来年の8月までにやりたいことだ。
- 本を200冊読む
- 映画を50本観る
- 長編小説を完成させる
- 自作ゲームを完成させる
- 大学の通信制を3月に卒業する(前回のよろず参照)
守れなさそうでも文章として書いて意識しておくことが大事だ。特に長編小説の完成は頑張りたい。ずっと言っている。短編小説はカスなのだと。ずっと言うな。8月末にメフィスト賞の締切があったけど1文字も書かなかったから応募できなかったっちね。メフィスト賞は募集枚数が40×40で50枚以上で自分にも書けそうな感があってよい。これが「原稿用紙200枚以上」や「8万字以上」となると絶対に無理な気がしてくる。同じだぞ。次の締切は2月。ぜひ応募したい。9月から応募したい。毎月1タイトル完成させたい。前もそう言っていたな。短編小説はカスなのだと。ずっと言うな。
これは2022年9月1日に書いた。
ヤバイヤバイヤバイ。末日の応募締切がヤバイ2022。先週は頭痛のずっちゃんがずっと続いてちゃんちゃんと終わった。今も気を抜くと痛い。ちょっと元気を出して外に出ようものなら頭が痛くなる。いつもはなるべく控えている頭痛薬を先週だけで6錠も飲んだ。紅茶もコーヒー牛乳もガブガブ飲んだ。こうなってくるとカフェインの離脱症状が心配だ。数年間1.5Lの紅茶飲料を1日1本は飲んでコーヒーやコーヒー牛乳をおやつ代わりに飲んでいたときにカフェイン絶ちしたら1週間ほど尋常でない眠気に襲われて仕事中にもかかわらず「今すぐ床に倒れて寝たい」と衝動に駆られたものだった。それでも頭痛がなくなったらしばらくはカフェインを絶とう。カフェインを摂取すると気持ちが落ち着かなくなって注意力が散漫になるせいかアイディアがたくさん出る。詩ではなくて小説とゲームのアイディアね。先々週の日曜日から今日に至るまで6タイトルも出た。8月だけで8タイトル。一生完成しないものがまた増えた。おいしいこと以外にカフェインのメリットがない。だから頭痛が消えたらもう飲まない。あんまり飲まない。ちょっとしか飲まない。ときどきしか飲まないぞ。おいしいことに甘すぎる。
そういうわけで先週は高校野球を観たり詩を投稿したり「大阪トンテキ」でトンテキを食べたり初めてフライパンで生米を炊いたり延滞していた図書の本を返却したり面接に行ったり最後の失業認定日に行ったりしたぐらいで終わった。うん。雑記に書いていなかったけど失業手当を貰うために真剣に就職活動をしていた。本当に真面目にやっていた。ハローワークの就職相談で勧められた求人に積極的に応募したし。マジマジ。失業手当は最低月2回の活動実績でいいのに月4回もハローワークに行くこともあったからね。再就職の意思がきちんとあったというわけ。その就職が決まらなかっただけで私には働く意思があった。あったんだああああ。それで給付が8月で終了になった。自己都合で退職した場合は90日分の手当しか貰えないから。待機期間も含めて逆算していただければ今年の3月中旬からハローワークにハローしていたことがわかる。しかし昨年の8月末で退職したのに今年の3月まで就職活動をしなかった理由とは? 考えてみよう。答えはこの後すぐ!
答えは「学歴:大卒以上の求人に応募できるように大卒の資格を手に入れてから就活に臨みたかったから」。うん。雑記に書いていなかったけど昨年の4月から大卒の資格を取るために大学の通信制に編入していた。専門学校のゲーム学科3年コースに通っていた経歴を活かして大学に編入した。専門学校に3年いると短大卒業とだいたい同様の効力を得られて大学の3年次4年次に編入できる。それで4年次に入学した。3単位足りなくて留年した。今年の2月14日に書いた雑記を読んでいただくと「履修登録で何か失敗したんだな」「一気に単位を取ろうとしたんだな」とわかる。ちなみに2月の試験だけで17単位を取った。それまでどれだけ勉強してなかったんだ
無職のくせに何故か月額料金が高額なAdobeのソフトウェアを使っていたり展覧会に行きまくったりしていたのも学割で料金が安くなったからという伏線よ。雑記で伏線を張るな。とにかく雑記に書いていなかっただけで就職活動をしていたし学生をやっていた。後者については今もやっている。未だ残り3単位である。ちっとも勉強していないからね。勉強しろよ。しない。それと就活中に販売を開始した詩集『30日30詩』は入金がゼロだったので手当の支給金額も減額されなかった。仮に入金が発生していたとしても作業期間が長いので多少の入金では減額はない見込みだったが。全然まったくこれっぽっちも売れなくてよかった! よくない。
というわけで失業手当の支給期間が終わった。あとは生きているだけでお金が減ってゆくばかりだ。現時点で200万円ほど貯金がなくなった。これから200万円ずつ減っていくにしてもあと4年は暮らせるが……投資口座と高値で売れる物品があるので最悪もっと延命できるが……流石に30を超えてから再就職するのは絶望的だと思うので20代のうちになんとかしたい。まあのんびりとやっていくよ。いろいろと案はある。それより8月末の応募締切が急務だ。詩をあと4篇は応募するつもりだけど小説もできたら応募したい。8月の振り返りと無職生活の振り返りと今後の抱負をたぶん9月1日か来週の月曜日に行う予定。8月も残りわずか。ときどきしか飲まないぞ!
これは2022年8月29日に書いた。
メモリを増設してからブルースクリーンと謎のエラーが多発しまくって1週間を失った。失った。あまりの失いっぷりに先週予定していたすべてのタスクが今週降りかかることになった。激しい偏頭痛。とりあえず16GB2枚を同時に差しているとおかしくなることがわかったので1枚だけ差して様子を見ている。今まで8GBのシングルチャネルで運用していたからデュアルチャネルに問題があるのか2枚の相性に問題があるのか判断できない。前者だったらサポートに頼んで取り替えてもらっても何も解決できない。「Memtest86+」という有名なメモリのチェックツールを2周しても異常が出なかった。でも死ぬ。一見ふつうに立ち上がっても裏でエラーが増えていって最終的に動かなくなる。いきなりブルースクリーンにもなる。メモリを差しているだけでパソコンがじわじわと壊れてゆく感じ。もはやホラー。
本当に先週はメモリのことで悪戦苦闘していた記憶しかない。月曜日まではちょっと気になる程度の不具合だったのに。その月曜日はコンテストに久しぶりに新作小説を応募できたのでよかった。私は偉い。偉すぎる。えらえらエンペラー。? あとは用事を済ませて「とんかつカフェコスモス」で日替わり定食を食べたり「ゴジュウニチョウメベーカリー」でパンを買って食べたりした程度。暑くて自炊する気にもなれないが暑くて外食する気にもなれない。うう頭が痛い。何だかダウナーな感じだ。先週は本当にいいことがなかったけど何曜日かは最悪だった。メモリを1枚ずつ1スロットずつ組み合わせを試して最後に再びメモリ2枚を差してWindowsメモリ診断を行ってエラーが検出されなかったのでやった~と思って動かしていたら案の定エラーになるしブルースクリーンになるしインターネットが切断しまくるしいつの間にか指を怪我しているしゴキブリが現れるしブリタのカートリッジの使用期限を迎えた。実家暮らしで人生が辛いやつって嘘だろと思ったよ。何だ急に。介護や病気等の問題があるならともかく親にパンツを洗ってもらっていて人生が辛くなるわけがないだろ。何なら良い歳した子どもに寄生されて人生設計をぶち壊されている親のほうが辛い。いや勝手に生み出した親に全責任があるから子は何歳になっても寄生していいとは思う。よくない。でもいいと思う。私も何かやらかしたら寄生するつもりだからな。とはいえ辛くはないだろ。「ママにご飯を作ってもらっているけど死にたいです!」「今から仕事を辞めても実家で暮らしているから路頭に迷うことはないけど死にたいです!」ってゴキジェットプロを噴射されてもなかなか死ななくて死ぬまでもがき続けているゴキブリに言ってみろよ。殺している側まで鬱々としてくる死に方だぞ。とりあえず見つけたその日のうちにやっつけられたが侵入経路がわからない。前回はエアコンからやってきたと思って色々と対策をとった。今回も夕方からエアコンをつけ始めたので可能性としてはなくはない。でもエアコンよりは窓から侵入したような気がする。メモリ問題があって通常なら夕方5時までには閉める窓を暗くなるまで開けていた。網戸はあるが隙間から侵入したのかもしれない。そう思ってゴキブリを最初に見つけた地点の窓を見てみた。引くぐらい隙間がなかった。こんなに隙間がないのは逆に罠なのではないかというほど隙間がない。何なら別の窓のほうが隙間がある。でも立て付けが良くないのでうっかり微妙に開けていたのかもしれない。何もわからない。メモリのこともゴキブリの侵入経路のことも。実家暮らしだったら何もわからなくても家族がなんとかしてくれるから生きていけるだろうけど一人暮らしなので自分がわかっていないといけない。辛いってのはそういうもんだから。麦茶を親に補充してもらっているやつの辛さは甘え。率先して麦茶を補充してから辛いって言え。私がSNSをやらない理由が凝縮されたエッセイ。
SNSも煙草も酒もギャンブルもソシャゲもテレビ視聴もやらない分だけ創作をできたらいいのにそうはならない。いったい何に時間が消えているというのか? とりあえず今日は新作小説を公開してウェブ詩集も更新してはみた。当社比で重労働だ。この重労働のせいで頭痛になった気がしなくもないが先が思いやられるので深く考えないでおこう。考える暇はない。前述のとおり今週はやることがたくさんある。信じられないほどたくさんある。第二詩集を8月中に完成させたいと思っていたがそんな場合じゃない。もうすぐで無職一周年。気持ちよく祝えるように今週は頑張るぞ。祝わんでいい。
これは2022年8月22日に書いた。
先週はスーパーゲ制デーの週だった。ゲーム制作の進捗を報告するツイッターのハッシュタグ。毎月第2土曜日に開催されている。説明ご苦労。そして今月は報告をすっぽかした。というか先月に引き続いてすっぽかした。2ヶ月連続で進捗報告ゼロ。なぜなら進捗がゼロだから。私の言う「ゼロ」は本当にゼロである。作業時間ゼロ秒のゼロである。「勉強していない」教科書すら家で開かなかった。「練習していない」遊んでいた。嘘はつかない。嘘をついてもメリットがない。だって何もかもゼロなんだから。ゼーロ。
一応ゲーム制作のために8月は先週だけスケジュールを空けていたが……。
- 7日のうち2日は外出の予定が入っていた
- 創作とは別にやらなければならないタスクがあった
- 人生初のメモリの増設で手間取った
- 小説の投稿締切がちょうど第2土曜日と被っていた
の4つの理由で動けなかった。全然スケジュール空いてねえじゃん。今週からはやること詰め詰めよ。あと(4)の小説は締切に間に合わなかった。締切ギリギリになって書き終えたはいいけど字数制限8000字に対して1万字も書いてしまったから。あほあほあほ。短編の2000字を削ろうと思ったら構成を組み替えないといけない。こんなことならゲーム制作をすればよかった。この小説はよろずを更新したあとに見直して明日には「小説家になろう」で公開する。(1)では用事を終えたあとに「膳や」や「しゃぶ葉」に行った。前者は普通の定食屋。後者はしゃぶしゃぶできる店でお肉もカレーもアイスも食べ放題。プリンを自分で作ったりワッフルをセルフで焼いたりできる。いわゆるスイーツパラダイスってやつね。? 食べすぎでその日は動けなかったでぶね。(3)は物理メモリを8GBから32GBに増設した。今のところ問題はなさそう。増設してからグラフィック系のソフトを立ち上げていないので実感はまだない。何の説明もなしに機能を停止していたEvernoteが落ちなくなった程度。メモリ不足ならメモリ不足って言えよ。これでようやく作業に集中できる。その環境は整った。はずだが……。
仮に用事があって忙しいとしても無職の忙しさなど無に等しいのだから作業をやろうと思えばやれた。たとえ物理メモリが8GBでソフトがまともに動かないとしても先月はそれでPhotoshopを起動して詩集を制作していた。だから作業時間ゼロには上記に挙げた理由とは違う原因があるはずだ。いったい何なのか? 私はテレビを見ない。ゲームもしない。本もそこまで気合いを入れて読まない。映画も観ない。SNSもやっていない。動画も見ていない。では何に時間を使っているのか。私はタイムトラッキングサービスであらゆる時間を計測しているので理由を知っている。数年前から知っている。「ネットサーフィン」である。
無限に情報収集をしてしまう。なぜなら無限に情報があるから。たぶん情報が有限だと知っていたら無限に収集しないだろう。私は貴重な魚を乱獲するほど残酷じゃない。しかしリアルタイムに増加していく情報は貴重とは言えない。魚とも言えない。情報が呼び水になって新たな情報が現れる。ライフハックやセールやお得情報を知らないでいると何も失われていないのに損をした気になる。といっても情報弱者だと実際に損をするケースがあるので私の想像も完全に間違えているとは言えないが。このままだと私はネットサーフィンだけで人生を終えてしまう。酒も煙草もギャンブルもソシャゲもスパチャも関係ない生き方をしているのに! これらの例に他意はない。どうにかしないといけない。このままではゲーム制作も小説の執筆も詩集の制作もお絵かきもできない。そう焦りながら図書館で借りて読んだ本にも「無限の泉をどうにかしろ」と書いてある。何だかんだ本に書いてあることには素直な人間である。有限の人生に無限の泉なんて必要ないよね! というわけでネットサーフィン抑制のために以下の対策を行った。
- ブログでの情報収集
- RSSリーダー(以下RSS)に登録した
- RSSで巡回するブログの数を減らした
- 更新量の多いブログへの関心を失った
- Twitter検索での情報収集
- いいね数でフィルタリングした検索結果をRSSに登録した
- 個人への関心を完全に失った
- (連載中のツイッター漫画など)個人への関心を失うことができない場合は必要な情報のみ抽出した検索結果をRSSに登録した
- アドオンでトレンド等の不要な情報を消した
- アドオンでヘッダー等を消して見やすくした
- アドオンで単語によるブロックを行ってツイッターの検索結果から余計な情報を除外した
- RSSが使えないサイトでの情報収集
- 関心を完全に失った
- 関心を失うことができない場合はアドオンで不要なリンクを削除して回遊を行えなくした
- ブラウザを使いやすくするために
- 垂直タブバーを導入した
- タイトルバーを消した
- お気に入りバーを整理して表示した
- ※SNSや作品の投稿を気楽にする
- アドオンで他者の存在を暗示する数字を見えなくした
だいたいこんな感じ。関心の失い方? あらゆる物事への関心を秒で失う天才だから凡人に教えることはできない。ゴミみたいな才能。振り返ってみるとメモリを増設した効果が出ている。音楽を聴きながら文章を書くだけで8GB中6GBを使っていたときはアドオンの導入を躊躇していた。※の項目は私がフォロー機能やいいね機能によって他人に見られていることを意識すると「誰かが見とる!」と思って萎縮してしまうことの対策でSNSや投稿サイトのあらゆる数字をアドオンで消している。なろうに投稿した小説のPV数をうっかり見て「不審なアクセスがある! もしかして晒された!?」と怯える必要もこれでなくなった。アクセス解析へのリンクを消したから。詳しくはTumblrで記事として画像付きでまとめておく。ライフハックを発信するぞ!
対策の大半を日曜日に講じて2日目。今のところネットサーフィンの時間は激減している。先述の小説とは別の新作を日曜日から書いて本日月曜日に郵送できた程度に順調である。このようにネットサーフィンを減らせば相当な創作時間を捻出できるはずだ。この文章を読んでいる人で無限の泉にハマって鬱屈している人はぜひ個人への関心を完全に失ってみることから始めてみよう! ……まずはこの雑記を読むことをやめよう!
これは2022年8月15日に書いた。
1日1ターン人間になっている。なっている。理由はよくわからない。冷房のせいかと思って冷房のせいでおなじみの「冷房病」について調べてみても何かしっくりこない。手足は冷えていないし肩が凝っているわけでもない。それに室内と屋外の気温差を3~4℃以内にすると冷房病に罹りにくいと書いてある。屋外が34℃だったら冷房30℃にするのか? もともと窓を開けられない夜中が暑いと思ってつけはじめた冷房26℃が昼間だとかなり低い設定になってしまう。そもそも昼間は冷房をつけなくても窓を開けて扇風機を回せばイケそうな気もしなくもない。だが! 突然の雨が降る。そうすると湿度が気になってくるので冷房をつける。ねむくなる。強制的に眠るときの体温にさせられている気がする。もううっすらずっとねむい。生きているだけでねむい。今までの夏はどうだったのかと考えてみると今までの夏は学校や会社があったし休みはだいたい部屋に引きこもっていたし条件がいろいろと違うために比較が難しい。有休消化中の去年8月は引越し準備であれやこれやしていたしよ。ぐう。
そういうわけで先週の創作は文芸祭に5篇と雑誌に1篇の新作詩を送るだけだった。ようやっとる。8月は全16篇の完成を目指しているので1週目で目標の37%を終えたことになる。なんかあんまり終わっていないな。今週はスーパーゲ制デーのために時間を空けたいので来週以降にまたジクジクやってく。あとは500円でうどん付きのマグロの漬け丼を食べたり(よかった!)「マクドナルド」の新作バーガーを食べたり(辛かった!)たぶん初めて行った「くら寿司」でセール中の寿司を食べる(まずかった!)などした。もうこの外食でほぼ1ターンを消費しているからね。おねむだから。あとは「関東煮きくや」で玉子と大根とすじを食べた。有名らしいおでん屋さん。ほっこりする味だった。ひんやりするおでんを食べたことがないのでコンビニのそれと比べてどうなのかは知らん。そして「神戸市立博物館」でやっている「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」に行った。土曜日の17時半からスーパー撮影OKタイムになるので時間を合わせて入場。近くで見たときに「うおおおおお」となる画が多かったのでスーパー撮影OKタイムの1時間前ぐらいに行くともっとよかったかもしれん。でもそこまで人もいないので人の気配に怯えながら画を間近で見ることも可能である。最近のゲームのグラフィックみたいな背景とか手の甲の血管とかを見られる。「デダムの谷」を近くで見たときの圧もすごかった。画に実存を食われそう。そのあと「ご縁家」で「鶏ちーず」を食べた。おいちかった。並盛で注文したところ基本大盛りめらしく声の大きい店主さんがご飯の盛り量をこちらに見せて減らしてくれたし。ちょうどいい量で食べられた。行けたらまた行こう。行かないやつの言葉。
私は食べることしかできないのか? それだから画に負けるんだ。画に勝ちたい。画より存在したいよ。うーん。なんか雑記に書かなくてもいいことをチマチマやってはいる。「何もやっていない」という週でも何かしらはやっているけど書かなくていいことだから書いていない。まあ今週はオムニバス的に書かなくていいことを書いてみよう。
Evernote公開事件
事件自体は7月に起きた。「Evernote」で過去に書いたノートを読んでいたら数年前の非公開ノートのひとつが公開設定になっていた。うおおおおおおおお。しかも即座に公開設定を解除したせいで何のノートが公開されていたかわからなくなった。たぶん一ヶ月分のまとめメモが公開されていた。作品のアイディアとかタイトルとかを誰にも読まれないものと思って書いていたのに。インターネット上で数年間公開されていたであろう私の素晴らしいアイディアを読まれて先に使われてしまったらどうしよう。やべーナルシズム。調べたところ公開されているノートはリンクを共有しないと見られない仕様らしいけどグーグル検索でも見ようと思ったら見られるらしい。悶絶。私はなんてばか・あほ・まぬけなんだ。過去の私が「sharedate:*で検索したら公開中のノートを調べられるよ」みたいなノートを残していたというのに。あああああ。いやあああ。あああああああ。ニフラムニフラム! レベル5デス! ハア……ハア……今後の対策として「sharedate:*」での検索を毎月1回はやるTODOとして設定することにした。現在は使用していないアプリでノートを編集したときに勝手に共有されたと思われるから再発はないと思うが。人生は何が起こるかわからない。こんなしょうもないエピソードに使う警句ではない。
といった経緯があって先週は一ヶ月分のまとめメモを作品タイトル毎にまとめるという作業を行っていた。今のところ今年の8月分から5月分までを終えた。メモが多すぎるのと長すぎるのと作品タイトルが多すぎるので進捗が悪すぎる。今回の事件は非公開設定が公開設定になっていたという話だがインターネット上のサービスである「Evernote」を利用している時点で情報流出のリスクはつねにあるわけで一番よい流出対策は「早く完成させて公開する」ことしかない。しかも公開することはバックアップにもなる。だからメモをきちんと整理してすぐに使えるようにしていきたい。たとえば前の段落の文章(事件自体は7月に~警句ではない)はメモをコピペして手直ししたものである。こうやってアウトプットすれば「Evernote」から消せるしウェブで公開されているからパソコンのデータが消えても安心だしバックアップだってページを保存するだけで簡単に済むというわけ。こんなろくでもない話を保存しようとするな。
サイコロきっぷの購入
「サイコロきっぷ」を購入した。アプリ上でサイコロを回して往復5000円でどこかに行けるトクトクきっぷ。割引率で見たアタリは一応博多らしいのだが福岡市出身からすると大ハズレ。ほかに尾道や倉敷や白浜も行けるがすでに行ったことがある。芦原温泉は行ったことはないが福井はもう行っている。というわけで残りの餘部と東舞鶴が当たったら良いなあ! 海に行きたいから白浜でも嬉しいなあ! という気持ちでサイコロをコロコロした。外れた。個人的に博多と同じぐらいやることがないかもしれん……と思ったけど前々からやりたいなと思っていたことを実現できそうなのでヨシとしておく。でもホテルを取れなさそうなので秋に使うかもしれない。何もできずに夏が終わる!
ジャンピングティーポット
先月のプライムデーセールで購入していたジャンピングティーポットを最近になって使い始めた。飲み物は飲めさえすればいいのでお紅茶もおペットボトル派だったが無職は清く正しく美しく貧相に生きなければならない。というわけでティーバッグを買って飲むことにした。ティーポットに入れて1袋で大きめのティーカップで2回飲む。最初の一杯だけでも牛乳で割ると3回は飲める。頭痛になったときはコーラやコーヒー牛乳や紅茶飲料に頼らずともティーバッグで格安に癒やせるというわけ! まあコーラもコーヒー牛乳も紅茶飲料も大好きだから飲んじゃうが……あと本格的な頭痛のときはお湯を沸かす余裕もないが……ふだん使用を抑制しているおかげか軽めなら1錠で効くので素直に頭痛薬を飲んだほうが節約になる気もするが……とにかく安く済ませられるのでよい。何から何まで安い人間。
メモリが足りない説
やる気が出ないのメモリが足りないから説。私の頭のメモリではない。私の問題はやり始めようとすらしないことであって処理の速度が遅いわけではない。でもパソコンの処理速度は遅い。遅すぎる。じつは第一詩集を制作しているときにも思っていた。「これではまともに作業ができない」Windows7のパソコンを使用していたときは快適だった。ソフトウェアを何個も立ち上げるのは当たり前。おかげで文章を書いたり絵を描いたりBGMを作ったりゲームを制作したりなどの「次の作業」にスムーズに移行できた。今はもうだめ。「Photoshop」を起動させるとすぐに死ぬ。「OpenCanvas」ですらすぐに死ぬ。何なら「一太郎」ですら死ぬ。このようにソフトウェアの動作が遅かったりすぐに画面が固まったりすることを今まで「Windows10がカスだから」だと思っていた。当時のWindows10は本当にカスだった気もする。でも今はたぶん安定している。最近インターネットにつながりにくいけどそれもまた別問題の要問い合わせだろう。純粋にメモリが足りない。音楽を聴きながらこの文章をAtomで書いているだけで6GBを使っている。メモリは8GBというのに。こういう道具のスペックの低さが作業を始めるまでの意欲を削いでいた可能性は十分にありえる気がしてきた。今さらすぎる結論。ここ4年ぐらいの時間を返してほしい。そう。もう4年ぐらい今のパソコンを使っている。もう買い換えたほうが早い気もするが無職はモノを最後まで大切にしないといけない。ただでさえ地球上において存在が大切ではない無職がモノを大切にしなかったら大変だ。ただでさえモノは有用で無職は無用というのに。画に負ける!
というわけで先週はメモリの増設について調べていた。小学三年生のころから自室にパソコンがあったし基本情報処理試験から今は亡き情報セキュリティスペシャリストまで合格しているがパソコンには詳しくない。今はメモリのスロットが2つあって1つのスロットに8GBが挿してある(なんかメモリって挿すものらしい)状態なので8GBをもう1枚挿して全体16GBにする/16GB1枚に取り替える/16GB2枚に取り替えて全体32GBにする……のどれかにすると良いらしい。8GBとべつに16GBを挿して24GBにしたいのだがデュアルチャネルがどうのこうので同じGBのものを挿したほうがいいとのこと。もともと1枚しか挿していないのにデュアルと言われても困る。とりあえず今のパソコンは最高32GBまでメモリを使えるらしいので16GB2枚の方向でいく。おそらく次のパソコンには使い回せないけど思ったよりメモリが安かったので必要な投資と考えることにする。うん。メモリって思ったより安い。2万円や3万円ぐらいするかと思っていた。調べたら1万5千円未満で買える。型落ちで安いのか元から安いのかわからない。後者だった場合に失った4年間のことを考えると気を失うので前者だと思うことにする。ちょうどよいタイミングで買って人生初のメモリ増設をするぞ!
シール作成と「できたことノート」
先月プリンターのインクを純正インクに取り替えた。詰め替えインクの限界が来たからだ。そういうわけで週1回はプリンターを使って調子を保っておきたいところだが使い道1位の詩の投稿で思いのほかオンライン応募ができるために使う機会がない。だから100円ショップでシール紙を購入してUSBの用途を書いたシールを作成することにした。しょうもない話。話はまだ続く。USBに貼る分だけでは用紙が余ってしまうので詩集『30日30詩』で描いた挿絵もシールにしてみた。そして「できたことノート」の表紙に貼った。写真を入れる透明の袋を切り取って上からコーティングしたから水をこぼしても大丈夫。こぼすな。おかげで「できたことノート」はとんでもなくかわいい仕上がりになった。中身を開かないといけないのに表紙を延々に眺めてニヤニヤしてしまう。「できたことノート」?
「できたことノート」はこの雑記でも初出のワードである。何を隠そう「できたことノート」は方眼罫15ミリのマス目に目標を達成した分だけ直径15ミリのポイントシールを貼る自作ノートである。隠しておけ。たとえば7月30日から始めて「コンテストに応募した」のページは6枚のかわいいシールを貼った。詩の応募の分。一度に数篇を応募できる場合が多いので一度に数枚のシールを貼ることができる。このノートの作成によってやる気の向上を狙ったが大してやる気は出ていない。表紙を延々に眺めているしメモリが足りないのでやる気は出ていない。だめだこりゃ。
・・・
雑記が長すぎる。この雑記を書いている時間で作業中の小説・イラスト・詩集の本文を完成できる。理屈ではそうかもしれないがメモリが足りない。すべてメモリが足りないせいなんだあああああああ。いや本当に。A4のシール用紙に印刷しようと思って画を並べているときにOpenCanvasが3回落ちてPhotoshopが5回ぐらい落ちて気づいた。「パソコンが使えなさすぎてすべてのやる気を失う」と。家で初めて使用したパソコンのOSがMeだったので何でもできるはずのパソコンで何もできないことに慣れていた。さすがに強制終了のコマンドはもう使わなくなったが……今の状況の何がだめって同時にソフトウェアを立ち上げてスムーズに作業を並行するような真似ができなくなってシングルタスクでしか動けないけどシングルタスクでもソフトの起動は遅いしソフトの動作は遅いし何なら勝手に落ちるしで嫌になってくることなんだよ! 前々からちょっと思っていた。「以前はマルチタスクだった気がするのにいつの間にかシングルタスクになっているな。自己啓発本だかビジネス書だかでマルチタスクは逆に効率が落ちると書いてあったから影響されたのかな? でも自分にはシングルよりマルチのほうが向いている気がするな……」パソコンのメモリ不足に脳が適応していただけだった。パソコンのせいで頭が悪くなる! というわけでメモリを絶対に増設するぞ。でもAmazonのポイント還元セールを待ったほうがいい気もするぞ。でも急いだほうがいい気がするぞ。でも数週間セールを待っても作業の予定的には耐えられる気がするぞ。でもでもでもでもでも(メモリ不足のため強制終了)
これは2022年8月8日に書いた。
福岡市で生まれ育った人間が1週間で4つも展覧会に行くと驚きと発見に包まれて何もできなくなってしまう。福岡市には文化がないからな。女と安い飯とアクセスのよさで満足した出張民しか評価しない都市。それが福岡市。というわけで先週は展覧会ウィークだった。まず「特別展 ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行って次に「出版120周年ピーターラビット展」に行ってさらに「中村佑介20周年展」に行って別日に「展覧会岡本太郎」に行った。そうそうたる……そうそうたるってわけ! そもそも1週間で4つというより2日で4つね。1日で3つハシゴしているから。福岡市の烙印を額に押された人間にとってはおびただしい量の情報が頭に入ってきて疲労はあっても学ぶことが多かった。今まで画なんて観て感心するだけでいいやと思っていたけど詳しく知りたいという気持ちにもなって図書館に本の予約を入れる始末。またいつもみたいに延滞して動けなくなるんだからやめろ。やめない。買うだけ買って読んでいなかった図録も読むぞ。額の烙印を薄くするぞ。
それに加えて先週は「ONEPIECE」の無料公開を読んでいて色々と思うところがあった。この1週間に思ったことを雑に箇条書きにしておこう。
- 描写が細かくてリアルというだけで満足する
- 量が少ないとがっかりする
- 雰囲気に適した飾りつけが細部まで施されていると満足する
- 濃い色で塗りつぶしたり色の数を抑えたりしても線画が細かいことは(描写が細かいことは)直感的にわかる
- わかっていても実際に均一な線で細かく描かれているのを目の当たりにするとドン引きする
- 画の大きさはそれだけで正義である
- 似たようなものが一列に並んでいると流し見される
- 似たようなものを一面に並べると迫力がある
- 迫力はあるが一作品への意識は薄れる
- 面ではなく線の量が割合として多いと画が見づらくなる
- 画が見づらいと満足度が下がる
- 満足度が下がっても細かくて多いと損をした気にはならない
展覧会や漫画の絵の話だけではなくて展示の仕方……つまり空間の使い方についても言及している。これらの話を総括すると「ミシェル・ウエルベックの本は定価で買っても損をしない」理論につながると思われる。そんな理論は存在しない。でもミシェル・ウエルベックの本は定価で買っても損をしない。諸説ある。これは「アゴタ・クリストフの三部作は『悪童日記』がダントツで人気がある」説にも言える。諸説ある。私がいつも考えていることは満足度や損得勘定の結果は明確な数値や割合で表せる項目によってコントロールできる。その分析が進んだ未来には「何を選択しても満足できる」時代になると思う。というかすでにそうなってきている。でも製品として品質が高いからといって作品として優れているわけではない。予算で決めた外注のイラスト枚数に合わせてシナリオの規模も決まる商業エロゲより予算度外視でやりたいことに合わせて作者がイラストを描く同人エロゲのほうがエロいように。諸説ある。
展覧会の楽しみは展覧会を超える。? フェルメール(略)の展覧会の半券を見せると特典で安くなるからと「プロムナードカフェ」でたまごサンドを食べて「心斎橋ミツヤ」で大阪ミックスジュースフロートを飲んだ。この半券でピタラビの展覧会チケットも安くなった。変な略。なんでも神戸の展覧会でも割引してもらえるらしい。最強の半券。岡本太郎展の後は「キッチンジロー」でハンバーグと帆立コロッケを食べた。岡本太郎展の半券を見せたら食後のアイスクリームと大きなポストカードを貰えた。恐るべき半券。何でもお得になる半券。半券ビジネスとかで裏取引されてもおかしくねえぞ。そういうわけで美術を楽しんで食も楽しんで充実した1週間を過ごした。ここで先週のよろずに書いた「今週中にやりたいこと」を振り返ろう。
- ◎できた
- 詩を雑誌・コンテストに投稿する
- 展覧会に行く
- △作業はした
- 第二詩集の本文を完成させる
- ×作業しなかった
- イラストを公開する
- 小説を公開する
- 小説の募集に応募する
- ゲーム制作を進める(画面を作る)
展覧会に行って完全に燃え尽きとる。それと詩を応募用に6篇を書いて新作詩集用に1篇を書き下ろしたのでお絵かきやお話カキカキをする余裕がなかった。1週間に7篇も書いてしまったら実質1日に1篇の詩を書いている異常者と同じになる。しかもこんなに暑い中! アツい! アツいけど冷房をつけると眠くなって何もできない! 冷房をつけないとアツくて何もできない! 私の人生ぐらい詰んでいる。日常はいつだって縮図である。だから先月のまとめも先週のまとめとさして変わらない達成度になっている。
- 9篇の新作詩を雑誌などに投稿
- 詩集『30日30詩』の販売開始
- Ci-enのブログを公開
……いや十分にようやっとるな。ようやっとる。とりあえず詩の活動はこの調子でいこう。コンテスト等の募集要項を確認して計算したところ8月は最高で16篇の詩をコンテストや雑誌等に送ることができる。16篇。人によっては一生に書ける詩の篇数を今年の夏だけで超える可能性がある。さすがに16篇はきびちい。2日に1篇のペースで書かないといけない。せっかくの夏なのに! そのせっかくの夏もサル痘で色あせていきそうだ。清掃の行き届いていない安いホテルに泊まったら感染しそう。温泉だめそう。トイレ使えなさそう。ウーーーン。しかし「本格的に流行する前に行っておいたほうがいい」説もある。諸説ある。とりあえず8月はストレスで免疫力を下げないように適度に外出して適度に創作して適度に詩を投稿して適度に第二詩集を完成させて適度に図書の本を読んで返していこう。病気になりそう。
これは2022年8月1日に書いた。
百合~
百合~~
百合ゲームを作りたいなァ!
20日に発売を開始した詩集の電子版がたぶん一冊も売れていないせいで頭がおかしくなってしまった。というのは関係なくて夜が暑くてダウンしている。昨日は寝る前に冷房をつけて今日は夕方からリモコンをピッとした。すずちい。しかし冷房をつけると異様に眠くなってきて何もできなくなる。無限のあくび。あをちに変えると無限のちくび。もうそんなことしか考えられない。早く風呂に入って眠りたい。先週は特に振り返るべき出来事もなかったし今週中にやりたいことでも書いておこう。
- イラストを公開する
- 小説を公開する
- 詩を雑誌・コンテストに投稿する
- 第二詩集の本文を完成させる
- 小説の募集に応募する
- 展覧会に行く
- ゲーム制作を進める(画面を作る)
ゲーム制作は先述の百合ゲームじゃなくて前から作っているやつね。8月の第二土曜日にツイッターのハッシュタグで制作の進捗を報告できるように大まかに画面を作っておきたい。百合ゲーは詩集の電子書籍を制作中に思いついたアイディアで「ゲーム」らしいゲームではないけど……ゆるく作り始めるとするよ。詩集を完成させたおかげで今の自分は完成させようと思えば何でも完成できる気がしてきた。というのも“““真理”””がわかったからだ。完成に必要なのはモチベーションではなくて時間と体力。心が虚無でも体力だけで作業を続ければ完成する。「やりたくないなあ」と思っても体力に身を委ねればいつの間にか完成する。無職にはすでに時間がたくさんある。だからあとは体力だけだ。体力をつけよう。ストレスになることは避けよう。暑かったら我慢せずに冷房をつけよう。いっぱいアイスを食べていっぱい寝よう。ただのぐうたら無職。
これは2022年7月25日に書いた。
火曜日の更新になっちゃった。いやあ。先週はもう……先週はもう……詩集の電子書籍やPDFを作成して各ストアで販売登録をした。むっっちゃくっちゃぐっちゃ大変だった。先週のよろずでは「まあもう作業はほぼ終わりみたいなもんっしょ」とお気楽な感じだったのに。販売用の電子データを作成したところですでに印刷所に入稿していた本文のミスを見つけるし電子書籍もPDFも再作成になるし楽天KOBOはなぜか奥付に著者のサイトのURLやメールアドレスを記載したらだめだし作品をJPEGで登録しないといけないストアもあるし要求されている画像のサイズが各ストアでちょっとずつ違っているししししししし死。特に印刷版でミスしたのにはがっくりきたよ。あるべきところに閉じ括弧がない。このしょうもないミスの発覚により自己肯定感がぐんと下がって本来700円(税抜)で販売予定のところを500円(税抜)に設定した。奇跡的に電子版が計10冊売れたとしても手元に入るのは2000円ぐらい。計10冊も売れないだろうから2000円も貰えない。気象庁の天気予報ぐらい頭がおかしくなる。
まったくお金をもらえる見込みがないのにamazonプライムデーでは4万円以上使っちまうしよ。うん。4万円ぐらい使った。もしかしたら5万円だったかもしれない。どちらにせよ無職が2日間で使ってはいけない額のお金を使った。まあ大半は消耗品なので今後の出費を抑えられると思えば悪い買い物ではない。あとはアガサ・クリスティーやフィリップ・K・ディックの電子書籍も買った。どっちも有名なタイトルはだいたい読んでいるけど作品数が多すぎてすべて網羅できる気がしない。セールでこつこつ買ってこつこつ読んでいく。タイトルだけ聞いたことがある有名なSF小説も買ったしKindleUnlimitedも3ヶ月99円で再加入したから読む本がなくなることはない。まだ加入していないけどAudibleも3ヶ月無料らしいしな。それ以前に200冊を超える積ん読もあるから安心だ。なあにが安心じゃ。消耗品と本以外は現在の生活をよくするかもしれないグッズとしてデスクライトとタイムタイマーを買った。デスクライトは晴れているけどまだ部屋が暗い朝などに使おうと思っていた。まあ気象庁のお言葉とは裏腹にぐずついた天気が続いているからイマイチ活用できていないが。タイムタイマーは「2時間は経ったと思ったら1時間しか経っていなかった!」と感じることが最近よくあったから経過時間を可視化できるタイマーとして買った。中央につまみがあって手でくるっと回した分だけ色がつく。そして経過に従って時計回りで色のついたところが減っていく。わりかし高価なことで有名らしいけどプライムデーでは2227円で買えた。まあタイムタイマーの偽物みたいなやつはセールじゃなくても2000円以下で買える。使ってみた感想としては大量のタスクがあるときに時間を決めて一気に片付けるのには良い感じだけど一つのタスクを集中してやるときに使うと時間の見積もりの甘さを視覚と聴覚に訴えて指摘してくるツールになって自己肯定感が下がり700円(税抜)が500円(税抜)になる。頭がおかしくなる。
自己肯定感が下がるといえば……いよいよ自己肯定感が下がることを前フリにし始めたぞ。先週「ポミエ」という喫茶店に行った。大盛りで有名。もう書かなくていいだろう。まあ書くか。カツ丼を注文した。ごはん小はまったくごはん小ではなかった。そして苦しいからとベッドで横になると地獄を見るとわかった。起きたことを物語るには雄弁さなんて必要ないんスよね。つらい一週間だった。でもつらいだけではない。カラオケで歌ったり詩を書いて投稿したりした。それに近所のお祭りらしきものにも行った。並んでいる屋台を見ながら「どれにしようかな」と悩んで「元祖ジョンノハットグ」でモッツァレラハットグを食べた。屋台はどこに行ったのか? そしてせっかく祭りに来たんだしかき氷を食べようと思って「ブルーシールアイスクリーム」でアイスを食べた。屋台はどこに行ったのか? ほかにも町中を練り歩く山車を追いかけて歩き回っていたせいか帰るころには頭が痛くなってきて自己肯定感が下がり700円(税抜)が500円(税抜)になる。頭がおかしくなる。
明日7月20日に電子版発売の詩集『30日30詩』の価格を500円(税抜)に設定したことは本当によくなかったと思う。PRのために宣伝を無理矢理ねじこんだような一文。いやマジでよくなかった。というのもさっそく第二詩集の制作に取りかかったはいいものの
- 『30日30詩』は30篇│第二詩集は10篇あるかないか
- 『30日30詩』は挿絵が30枚以上│第二詩集は挿絵なしの予定
というわけで『30日30詩』の500円より高値をつけにくくなってしまった。だが
- 『30日30詩』全篇の文字数<第二詩集の5篇の文字数
- 『30日30詩』は1篇5分ほどの執筆時間│第二詩集はどれもそこそこの執筆時間
だから純粋に詩集として考えると第二詩集のほうが読み応えがあると思う。けど仮に同じ500円として両者を並べたときに『30日30詩』のほうが気合いが入っているように見えるはずだ。何なら「2作目は手を抜いたな」と見られてしまうかもしれん。まず1作目を買うやつがいるのか? うっうっうっ。第二詩集こそ700円で売りたいよ。770円で。フルカラー挿絵あり20篇予定の第三詩集は1300円で。1430円。500円なんて物売るっていうレベルじゃねえよ。コンビニの粗末な弁当だって500円を超えているのに。コンビニオーナーの自己肯定感を下げたら唐揚げ弁当を300円ぐらいで販売してくれないかな? みんなであらゆる商品について毎日チクチク文句を言って価格を下げさせれば年収100万円でも豊かな暮らしを実現できるかもしれん。そんな暮らしを実現できたところで年収0万円の無職に救いはない。私の心は(気象庁が外した)夏模様。
これは2022年7月19日に書いた。
ゲーム制作の進捗の公開を犠牲にして詩集を完成させた。うん。完成した。というか印刷所に入稿した。本日(11日)の15時ぐらいに。それで20時に「データチェック完了したよ」と印刷所からメールがあった。だからこのまま順調にいけば20日に自宅に発送される予定。一生完成しないかと思っていた。一太郎で作成した本文データを諦めてPhotoshopで40個のPSDファイルを新規に作成しているときは「急性ストレス症候群とかなんとかで死んでしまうのではないか」と震えたがピンピンしていた。むしろこの1週間は超健康体だった。抜歯した親知らずの経過も先生に診てもらって問題ないと言われたしよ。抜糸するのかなと思ったらしなかった。鏡で見たときに細長い傷跡が黒い糸に見えたのだ……本当に細長い傷跡だよな? とにかく荒廃した精神に不相応なほど健康だった。おかげで投票にも行けたし「丸福珈琲店」で信じられないほどリッチな値段のハンバーグサンドセットを食べられたし「クックハウス」のパンも買って食べられたし「R Baker」で買ったパンを平日の大阪城公園のベンチで食べられた。食べるだけ。もう食べることしかできないよ。一太郎でつくったデータを破棄することがあまりにも苦痛で一睡もしない日すらあったもん。しかも起きている時間に作業したわけでもない。ただ「どうして……どうしてこんなことに」と苦しみ悶えていた。それでも健康体だった。体だけは元気だったので死んでいるメンタルを無視して原稿データを完成させた。体力さえあれば何でもどうにかなっちゃうんスよね。
本当にここまで長かった。まだ作業は残っている。でも入稿まで完了したからほぼ終わりのようなものだ。長かった。ここ数週間は詩集の制作で何一つやる気にならなかったもん。散歩しない本も読まない絵も描かない小説も書かないゲーム制作もしない。散歩と本はともかく後のことはいつもしていない。だがいつも以上にやる気にならなかったのだ。いつまで経っても完成しない詩集はまるで延滞中の図書館の本のように心に重くのしかかっていた。詩集の制作時期が実際に図書を延滞していた時期と被っていたときはダブルに詩集が完成せずダブルに延滞しているような気分で人生に絶望していた。でもまあもうほぼ終わりだから安心だ。今は延滞している図書の本をすべて読み終えて明日の朝に返しにいこうとぼんやり考えている夜の気分だ。まだ自由ではないがもはや自由だ。詩集の制作が長引いていたせいで出来なかったことを全部やるぞ。そして第二詩集と第三詩集の制作も始める。これらは8月25日以降の発売を目指して制作する。なんで地獄から這い上がったあとにまた地獄に? 転がり落ちるとわかっていても岩を頂上まで持ち上げなければならない人生がある。今回のノウハウを活かして次はもっと効率よく作るぞ。とりあえず明日には残った作業を終わらせて電子書籍・PDF版を20日に発売できるように手配する。本はショップで委託販売するつもりで最短で22日以降の発売になると思う。たぶん。ショップに委託したことがないのでわからない。もっと掛かるのかもしれない。販売開始したところで1冊も売れないだろうけどな。悲観ではない。最悪のケースを考えているのではなく順当と思うケースを考えているので悲観には該当しない。むしろこれが10冊や20冊も売れたら怖い。特に実績のない人間の詩集がそんなに売れる世界なら森林伐採による森林破壊で地球が丸裸になってしまう。どうして売れないとわかっていて苦しみながら作るのか。それは人生だからだ。1冊も売れないとわかっていても泣きながら作って販売しなければならない人生がある。来世は岩になるぞ。
これは2022年7月11日に書いた。
挿絵の解像度を間違えて死にそうになっている。急展開。詩集の挿絵を描き終わって1枚ずつ保存して一太郎に取りこんで配置して「あとは表紙と裏表紙を描くだけ!」となったところで念のために異なる方法で保存した画像を取りこんでみたら表示が異なっていたので「保存時にミスったな」と気づいた。簡単な話である。モノクロ600dpiで各レイヤーに描いたイラストを画像ファイルとして保存するのに画面全体をコピーしてクリップボードから新規に作成したページで切り抜きおよび保存を行っていた。クリップボードで新規に作成したページの解像度が350dpiだった。死にそうになっている。一太郎に画像を貼り付けたときに「描いたサイズより大きいような」と思っていたけど思った時点で調べておけばよかった。これから30枚以上の挿絵を新たに保存し直して再配置しないいけない。希死念慮ってこういうことですかね? しかも描いた時点で微妙に小さい挿絵があって600dpiで保存し直したときに思ったサイズにならない可能性があるので拡大しなければならない。ラスタ形式で描いているから拡大すると当然のようにボワボワぼやけるよ。だから描き直しも必要になる。まあ試しにシャープを掛けたら目視で気にならない感じにはなった。でも私は神経質だからな……あと「一太郎でPDFを出力したときの解像度によっては今やっていることはすべて意味がなくなるのではないか」という疑念もある。と思って出力したPDFをチェックしてみた。拡大して見てみると画質が明らかに劣化している。た……たすけて!
だれも助けない。うっうっうっ。こんなことになるとは。先週の木曜日にやった抜歯の予後は痛くもかゆくもなかったというのに。そう。今のところ歯はまったく痛くない。頭痛がちょっとあった程度でその頭痛もおそらく寝過ぎと水を控えたゆえの脱水症状が原因と思われるので抜歯は直接関係ない。早く寝るようにしたのと血餅が流れないように水分を控えたという点では間接的に関係がある。お口事情はとりあえず平和だ。7月はいっぱい楽しく過ごせそう! と思った矢先の雨予報である。本当に台風のせいだろうな気象庁。戻り梅雨という美しい言葉でごまかすんじゃないぞ気象庁。すべての人のミスには寛容でありたいが気象庁の誤報と日本郵便のサービス低下には年中文句をつけていく。気象情報の誤りで人は死ぬかもしれん。また届かなかった手紙で死ぬ人もいるかもしれん。通信事業や銀行がミスって誰かが死んでも通信事業や銀行は複数あって選択の自由があるからリスク分散しなかった利用者サイドのミスでもある。気象庁は気象庁だし日本郵便は信書やら定額小為替やらで実質サービスを独占しているので民営化でどうのうこうの言おうが許せない。許さないからな。だれにも助けてもらえない人間にふさわしい狭量さ。
先週は前述の詩集の制作と親知らずの抜歯のほかに「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」で「バリタワーホテル天王寺」に泊まった。宿泊者へのサービスが充実している普通の(……)シティホテル。宿泊費6500円で3000円割引からの主に飲食店で使えるクーポン2000円をもらえて実質1500円で24時間無料ドリンクバーにプリンやケーキなどのミニスイーツ食べ放題にアフタヌーンティーセットに1時間アルコール飲み放題にラーメン一杯無料に入浴剤等を最高5個もらえるアメニティバイキングやカラオケ1時間無料が楽しめるというアゲアゲな宿泊体験だったのだが今回は別のところで大きく感心した。というのも予算と日程の都合で喫煙ルームに泊まったのだが普通のビジネスホテルよりデスクがしっかりとしていた。デスクが横に大きくて高さも手回しで調節できる。椅子もオフィスチェア。ビジホよりビジネスマンに優しい。ビジホよりラブホのほうが部屋が広くてサービスが良いような原理で世界はくるくる回っている。そんなわけでリュックに詰めて持ってきたノートパソコンをデスクに広げて小説を書かなかった。環境がよくてもやらないもんはやらないんスよね。ホテルを出たあとは電子クーポンで「551蓬莱」であつあつの豚まんを購入して「てんしば」のベンチで食って帰った。ホテルのドリンクバーから持ち出したメロンソーダが一瞬でぬるくなる夏の日のことだった。
7月1日の更新では忘れていたが6月の終わりは2022年上半期の終わりを意味する。さらに上半期が終わるということは下半期が始まる。そこで下半期の展望を書いておこう。まず9月1日に無職1周年になることを記念して何かをすることはない。無職1周年に祝う要素はない。でも無職になってからやったことを一度整理するだろう。ここで整理しておくと年末に1年の振り返りをしやすくなるからな。だから8月末までになんかこう……もうちょっとこう……実績っぽいものを作っておこうと思う。現在制作中の詩集だって実績のひとつだからな。本当に完成するのか? あと12月までになんかもっとこう「あっ」と驚くような企画をやりたいと思っているけどファンがいないからだれも驚かないな。驚くってのは期待と実際のギャップの言い換えですからね。それとは別に旅行とか展覧会巡りとかで無邪気に遊んでおこう。無職の数少ないメリットである平日の自由を謳歌していく。まあ展覧会巡りのほうはまた違う事情がある。この辺は9月1日のよろずの更新までに報告できるようにしておきたい。いろいろある。とにかく直近の目標として詩集をどうにか完成させる。よし! 一部のイラストを大きくする修正をして30枚以上の挿絵を600dpiで保存して一太郎あるいは別の方法で挿絵を本文に配置して表紙と裏表紙を描いて印刷用の原稿データと電子書籍のデータとPDFデータを作成して印刷所と委託販売ストアと電子書籍ストアとダウンロード販売ストアにデータ等を登録して個人サイトで作品の紹介ページを公開するぞ! 本当に完成するのか?
これは2022年7月4日に書いた。
親知らずを抜歯して30時間が経過した。急展開。前回「ちょっとわかんないです。大丈夫に見えますけどね(笑)」と抜かしたカスとは別の先生に「たぶん成長した親知らずだと思うんですけど歯茎の内側に突き出てきたんです」と説明して見てもらったら「本当ですね~内側にありますね~」とようやく承認してもらえた。ほっ。これが承認欲求というものか。承認されてうれしい。無限に承認されたい。事実を事実として認めてもらいたい。わからないのに大丈夫に見えると言うな。それはそれとして気になるなら抜歯しかないと言われて当日の抜歯になった。世界ってのは目まぐるしく進んでいくものなんスね。6月の空見タイガの実績なんてこの程度だというのに。
- 7篇の新作詩を雑誌などに投稿
- 制作中のフリーゲームの情報をツイッターに投稿
- ブログ「やわらかよなぐ」を公開
図書館の本を延滞したり歯痛で苦しんだりしたせいで実りのない一ヶ月となった。べつに図書の本を延滞したり歯痛で苦しんだりしなくても毎月こんな感じだった気もする。なんなら毎年そう。なんなん? いやだがしかし着実に何かはしているのである。その証拠に6月には次のいいことがあった。
- FP3級の完全合格がわかる
- 雑誌に詩+写真が掲載されたとわかる
- コンペで採用された詩が載っている冊子が届く
結実は一朝一夕にはできない。いい知らせは遅れてやってくるというわけ。当日漬けでFP3級に臨んだやつがいうと説得力が違うな。だからちぽちぽやることがだいじ。ちぽちぽ。あいだに「ん」を挿入すると卑猥になることがだいじ。あいだに挿入するというのがすでに卑猥なことも肝心。堪忍してぇ堪忍してぇ……親知らずをいきなり抜くと人間はこうなる。今のところ歯は痛くないが朝は頭が痛かった。痛み止めとコーヒー牛乳で危機は脱した。なんでもドライソケットになると抜歯の3日~5日後から激痛が起きて2週間から1ヶ月は痛い状態が続くらしい。怖すぎる。歯茎からちょっと歯の一部がはみ出ている程度で抜かなきゃよかったと後悔してきた。そのドライソケットは抜歯であいた穴にたまる血のかたまりを流してしまうとなる状態らしいのだが1日に水4L飲むのは大丈夫なんだろうか。ぶくぶくうがいをしてはいけないとか激しい運動をしてはいけないとか書いてあるけど1日に水を4L飲んではいけないとはどこのサイトにも書いていない。でも1日に水を4L飲む人間の存在が想定されていない気もする。そもそも1日に水を4Lも飲むのは大丈夫なんだろうか。わからない。何もわからない。強いてわかることといえばドライソケットとやらになったら7月は何もできなくなるということ。だから今は祈りながら安静にしているしかない。体調を整えるためにも冷房をつけないといけないだろう。以前エアコンからゴキブリが出てきた気もしなくもなかったのでずっとつけていなかった冷房。卓上扇風機でも意外とどうにかなるが無理をして夏を失いたくない。今年の夏を守るためにもゴキブリの存在可能性と闘う必要がある。もしも闘いに勝利してさらに抜歯の予後も悪くなければ7月は次のことをやるぞ。
- 詩集を販売する
- 小説を公開する
- ゲーム制作の進捗を公開する
毎月同じようなことを言っている気がするが毎月同じようなことを願い続けることがだいじだ。願い続けていたらいつの日か未来の空見タイガが叶えてくれる。詩集については6月末の時点で挿絵が完成した。本文と挿絵が完成している状態。これで7月中に発行できなかったら一生発行できないだろ。でもちょっと初めてのことが多いので難航するかもしれん。1回やったら学習できるはずなので一度にたくさんのことをやろうとしている。そして詩集1作目が完成したらさっそく2作目3作目も作るつもりだ。落選して未公開の詩をぺっと貼り付けただけの詩集と全書き下ろしの詩集。本文が完成している前者のほうがすぐに完成しそうだが挿絵を入れるか悩む。挿絵を描くのは……つらいからな。歯の痛み>ズキズキする頭痛>空腹時にカフェインの入った飲料を飲んだときのおなかの痛み>もわもわする頭痛>挿絵を描く>図書館の本を延滞するの順でつらいからな。あと現在入手手段がない成人向け小説もまとめて販売することも前から考えている。未完成の小説を完成させて追加するのとキャラクターイラストを描きたいので時間がかかる。集中して作ったらいいんスけどね。集中するってことを知らないですからね。たぶん先の話になる。ウェブで公開する小説も書く。ちぽちぽやってく。ドライソケットになったら終わる。
これは2022年7月1日に書いた。
歯が痛くて人生への希望を失っている。たぶん世の中の自殺者のすべては根管治療後の歯がズキズキすることに絶望して死に至ったに違いない。それぐらいつらい。人間関係でイライラしたら縁を切ることできれいさっぱり解決できる。でも治療中の歯が痛いことは鎮痛剤でしか解決できない。しかも次回の根管治療は一ヶ月後。絶対に成功しないだろこの治療。それと歯茎を突き破ってでてきた謎の骨について正体が判明しなかった。しなかった。先生に訴えたら「ちょっとわかんないです。大丈夫に見えますけどね(笑)」と言われて隣の歯の根管治療になったから。たぶん世の中のうつ病患者のすべては歯茎から生えた謎の骨について医者からの理解を得られなかったためにうつになったに違いない。それぐらいつらい。まあ医者の反応を受けて仮説はできた。おそらく中途半端に生えていた親知らずが何らかの理由でいきなり再成長をして歯茎を突き破ったのだろう。だから医者から見ると単なる親知らずにしか見えない。私からすると舌で触っても指で触っても目で見ても歯茎を突き破って出てきた謎の骨にしか見えないが医者には単なる親知らずにしか見えないから「大丈夫に見えますけどね(笑)」で終わりなのだ。もはや相互理解とか平和とか不可能なんスよね。相互理解とか平和とか言っているやつは今まで痛みを感じたことがないカスだろう。痛みを感じていたら痛みを他者に伝えられないことが容易に理解できるだろうからな。あーあ。自分が痛みを感じないことを根拠にへらへらと生きて実際には存在するだけで他者に苦痛を与えてきたんだろうなおまえは。「大丈夫に見えますけどね(笑)」とか苦しんでいる他者に向けて平気で言ったことがあるだろうよ。おまえは周りから単刀直入に死ねと思われているよ。カスがよ……。まあこれは穏当な仮説である。もしかしたら謎の骨は本当に謎の骨かもしれない。担当医のカスの曇りしかない眼が見逃しただけで重大なサインなのかもしれない。こわい。何もできない今はただ親知らずの一部だと信じたい。信じるしかない。でも仮に親知らずの一部なら抜歯になるのだろうか。歯を抜くことは怖い。歯茎から明らかに突き出ていることだけが気になるので削るだけで治るなら削ってほしい。でもこういう切なる願いを書いたところで現実は「大丈夫に見えますけどね(笑)」なんだ。歯の痛みや違和感を相手に移植させる技術とかないのか?
それにしても根管治療が始まる前に今月の用事をつめつめしておいてよかった。先週はまず「愛知県美術館」で開催中の「ミロ展──日本を夢みて」に行くために名古屋に遠征した。3月もゴッホ展目当てで名古屋に行っている。そのときは「近鉄全線3日間フリーきっぷ」が発売されていて3日間3000円で行けたからよかったものの今の時期は発売していない。後述するが京都にも行きたかったので「近鉄週末フリーパス」を買って4200円で名古屋や京都を往復してもよかった……しかし人の多い週末に展覧会に行きたくないという思いからべつの安いルートを探すことにした。というわけで金券ショップで近鉄の株主優待券を2枚購入して大阪~名古屋を3500円で往復した。人生初の金券ショップ利用。無職とはいえここまで堕ちたかという感慨がある。金券ショップ堕ち。とはいえ対面ではなく自動販売機で購入したのでまだ人間としての形状を保つことができた。だけどこのまま行くといずれ青春18きっぷで大阪~東京堕ちしそうで不安だ。のりのりでんちゃ乗りになってしまう。とにかく片道3時間ほどかけて電車で名古屋へ。「コンパル」でエビフライサンドを食べたあとでミロ展に行った。思いがけないところで刺激を受けたので行ってよかったと思った。というのも展示に詩画集があって「詩と画ってこんな感じで組み合わせていいのか!」と気づいたからだ。詩人を目指しているのに詩集を読んだことがほとんどなかったから知らなかった。読めよ。この気づきによって制作中の詩集でも挿絵をたくさん描こうという気になって最終的に30篇の詩に30枚の挿絵を描くことになった。気づかないほうがよかったな。美術館を出たあとは名古屋で行きたいところもないので雨のなか「オアシス21」の水の宇宙船を歩いたあとに駅で「藤田屋」のチーズあんまきを買って帰った。往路が3時間ほどなら復路も3時間ほどである。背中がガチガチになって人間の形状を保てている気がしかなかった。
その次の日は「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」で大阪市内のホテルに泊まった。キャンペーン中とはいえ無職が近所のホテルに宿泊している場合ではない。だが考えてみよう。1泊6100円のうち3000円が割り引かれて実際の支払いは3100円。さらに外食などに使える2000円の紙あるいは電子クーポンがついてくる。そう考えれば実質1100円でホテルに宿泊できることになる。だから「1000円のランチで使う分を宿泊で使う」と考えるとお得すぎることがわかる。しかもドリンク・アルコール飲み放題でアイスも食べ放題で夜食のラーメン付きで大浴場もあってマッサージ椅子も無料で朝食のバイキングには海鮮丼までついてくるとなったらそこらの店で1100円分のランチをするより最高に最強なのだ。そんなわけでホテルでアイスを食いまくり炭酸水と酒にアイスを混ぜて飲みまくり浸かりまくり揉まれまくりの1日を過ごした。ホテルだらだら堕ち。夕食は「恵美須屋」でかすうどんを食べた。天かすうどん……ではないことは確かだ。調べると油かすうどんとかなんとか出てくる。よくわからないが今まで痛みを感じたことがないカスのうどんではないことは確かだ。
先週の予定はまだ終わらない。「京都市京セラ美術館」の「ポンペイ展」に行ってついでに「京都国立近代美術館」の「没後50年 鏑木清方展」にも行った。ポンペイ展はツッコミどころのある展示物がいくつかあっておもしろかったが平日にもかかわらず人の群れでつめつめなのと写真撮影OKなのもあって近くでねっとりと眺められなかった。かなし。写真なんておプロが撮影してネットなり図録なり何なりで発表しているわけで美術館や博物館では実物を近くで見ることに集中したほうがいいと思うんスけどね。その点でいうと鏑木清方展のほうはまったりと見られてよかった。描きこみが細かくて「細かい!」となる。あとは「この大きさでこの細かさ!」など。そして同時に開催している企画展「MONDO 映画ポスターアートの最前線」も見てから「お食事処 明日香」でふつうのカツ丼を食べて帰った。京都の個人経営の店に入ってカツ丼を食べるな。
こんなわけで先週は当社比で忙しい1週間だった。歯医者もそうだし「Cafe Dining Crocus」でピザランチを食べたり「MOMO-DINING」でネパール風チキンカレーを食べたりもした。唯一追っているライトノベルの新刊も読んだ。詩集の挿絵の進捗もちょびっと前進した。30枚の挿絵を描くことに決めたせいで後退した感もあるが。口内がダメダメなこと以外はなにもくやしいことがない。でもやっぱり歯茎を突き抜けてあらわれた謎の骨をあしらわれたことがくやしい。あの日の夜は嗚咽を漏らして冷蔵庫前の廊下で暴れていた。「なんで……なんでなんだよ!」目の前に人間がいたら殴っていたと思う。もちろん今も納得していない。今も歯茎から謎の骨が飛び出ているからな。私はリアルの話をしているんだ。カスは目の前にしか患者がいないからヘラヘラしてやがるが患者は治療が終わるまでずっと今現在にその病状を抱えて生きているんだッ。だから根管治療の前に謎の骨をどうにかしてもらえるようにまた歯医者に行くつもりだ。といっても最終的に歯を抜くことになったら今以上の苦しみが待っているだろうから先に用事を済ませなければならない。今週の予定も華麗にこなして詩集も完成させて満を持して歯医者に行くぞ! 次回のよろずの更新は7月1日!
これは2022年6月27日に書いた。
今週の予定がヤバい2022。今週の予定がヤバい。何なら来週の予定もヤバい。だから何も予定がない先週のうちに創作を進めればよかったのに進めなかったので進まなかった。この世には寝ているあいだに靴を作ってくれるこびとさんがいるんじゃないのかよ。努力しないと何も起きないだなんて信じられない。というわけで何も起きない無の1週間を送った。ごろごろしているだけで人生が楽しい派閥の一員だから無限にごろごろしてしまう。おかげでゲームの新しいアイディアがストーリーの最初から最後まで浮かんだ。もうやめてくれ! 脳は動いているけど体がついていかない状況。岩に染みこんだこのやる気のなさをどうすればよいのか。そこで参照したものが日記をつければ日記に書くために行動する理論である。日々の進捗を公開できる場所があれば進捗を公開するために作業をするのではないか?
人生初のTumblr。テーマをカスタマイズしてなるべく個人サイトのデザインに近づけている。アプリで閲覧したときのデザインは知らん。なんでもかんでもアプリをインストールさせやがるワールドに喝。そもそも個人サイトがあるのになぜTumblrなのか。Twitterのアカウントもあるのに。そう疑問に思う人間は私しかいないかもしれないが後に空見タイガの生態を研究する人たちのために説明しておく。まず個人サイトでは未完成の作品を公開しない。未完成のものをサーバーにアップロードしたくないから。未完成のもので限られたサーバーの容量を減らしたくないから。いや確か容量は無制限だった気もするけど……むやみやたらにサーバーにアップロードするものではない。バックアップや移転の作業が煩雑になる。だから個人サイトはだめ。Twitterは現状「更新履歴」として利用している。小説家になろうやpixivに公開した完成作品のリンクをぺっと貼り付ける程度。そこに細かな進捗の投稿を投げてしまうと完成作品の履歴として見づらくなるからだめ。別にアカウントを作成するという案はない。断じてない。ないのだ。
空見タイガが無職のくせにあまりにも活動しないので「別名義があるのではないか」「二次創作でもしているのではないか」という疑念も生まれてきそうだが今後の予期できるトラブルを避けるためにも明記しておく。名義は分けない。そして二次創作をしない。前者はあらゆる操作が煩雑になるわりに得られる効果が今のところ皆無なのでやらない。後者はやりたいと思わないからやらない。そもそもほとんど二次創作をしたことがない。小学3年生のときにタイピング練習でポケモンのSSを書いたことはある。またゲームなどのファンアートを描いたことがある。初心者がよくやる左向きのバストアップのやつね。この程度。最新の二次創作はたぶん専門学校時代に3Dの授業でつくったメカ沢新一だと思う。彼はふつうの男子高校生のはずなのに3Dで作るのラクすぎるんスよね。それ以降はまったくしていないはず。たぶん。私はずっとオリジナルを作ってきたし他人のオリジナル作品に対してもリスペクトがある。だから二次創作はそこまで好きではない。二次創作には各自の欲望を本編で満たさなかったオリジナルへの否定と憎悪がある。あと私の二次創作の経験が子どものころに偏っているので「二次創作が好きなやつって遅滞しているんじゃないのか」という偏見もあって彼らのコミュニティに積極的に参加しなかったのもある。とにかく二次創作はしない。ファンアートなら描くかもしれないが名義は分けない。名義を分ける必要のあるリスペクトのないファンアートは描かない。そもそも自分のオリジナル作品の制作が滞っているのにファンアートなんて描かない。考えが変わったらよろずで説明する。説明がないときはこの方針のままということだ。と明記しておくことで悪意のあるなりすましなどの被害を避けることができる。もしも空見タイガの別名義を装ったアカウントがSNSで暴れることがあっても「私は一名義しか持たない」「雑記で他者を侮辱をするから別名義で暴れる必要はない」と反論できるというわけ。遅滞しているとか書くな。
そんなわけでTumblrに創作の進捗を随時公開していく。所詮は進捗なので完成作品だけを見たければ個人サイトかTwitterをチェックすればヨロシ。今は詩集の挿絵を描いている。とりあえずTumblrを開設してから+4枚を描いた。なんかすべての詩に挿絵を描く流れになってきたので描いたのに完成が遠くなってきた。うう。ううう。予定をこなしつつ6月中の完成を目指してがんばるぞ。
これは2022年6月20日に書いた。
延滞していた図書の本を返却したので人生バラ色な気分になってきた。チョロすぎる。でも本当にいい気分だ。気分のよくない人は延滞している図書を返却してみてはいかがだろうか。延滞している図書がない? まさか。借りた事実がないだけで延滞しているはずだ。延滞している図書がないのに気分が悪いなんてありえない。おまえはイカレだ。そんなこんなで先週は図書の本を返却するだけで終わった。1週間の長さが人より短いもんで。あとは人生初となる大阪市の市民税の支払いをした。なんでも頭に人生初をつけると挑戦をしたことになる。初挑戦だからというわけではないが支払うのに1時間ほど使った。大時間持ちか? まあ聞きなさい。支払い方法を変えるだけで最終的な支払い額が変わってくるのだ。
- クレジットカードで支払った場合
- カードのポイントが貯まる(+)
- カードの年間使用額に加算されて最終的にポイントが貰える(+)
- 手数料が掛かる(-)
- クレジットカードでチャージしてキャッシュレス決済した場合
- カードのポイントが貯まる(+)
- カードの年間使用額に加算されて最終的にポイントが貰える(+)
- Payに連携しているカードのポイントが貯まる(+)
カード払いだけだと手数料がかかるのにキャッシュレス決済アプリを通すと手数料が無料になるしポイントを二重取りできる。この世は情報弱者に厳しすぎるだろ。あやうくカードで払うところだった。私が情報を得られないだけでもっと効率がよくてお得な支払い方法があると思うとゾゾゾとする。ゾゾゾ。ゾゾゾといえば人生初となるファミレスでの小説執筆でゾゾゾとすることがあった。子どものころにファミレスで勉強をしたことは何度かある。でもノートパソコンを持ってドリンクバーとちょっとした料理だけで長居したことはなかった。恥ずかしいから。外で小説を執筆することが。この「執筆」という単語も恥ずかしい。プロが「小説を執筆」するならわかる。でもアマチュアなら「お話をカキカキ」だろう。ファミレスでノートパソコンを開いてお話をカキカキ。恥ずかしい。恥ずかしすぎる。でもあまりにも家で小説を書かないので恥を忍んでやってみた。1時間34分で4770字書いた。ゾゾゾ。これまでは最速1時間2000字程度なので相当なペースだ。恐るべしファミレスでの執筆。おかげで恐るべき駄文ができあがった。どうすりゃいいんだこの4770字。4770字もあって話がまったく進んでいない。このままだらだら書いてみて後で文字数を半分にしてみるかァ!? まあいつもと同じ書き方をしていたらマンネリになるから良い機会なのかもしれない……次にファミレスで「お話をカキカキ」するときは小説ではなくてゲームのシナリオを書こう。会話劇ならここまでひどくならないだろうから。たぶん。おそらく。
ゲームといえばスーパーゲ制デーに進捗を投稿した。スーパーゲ制デー。毎月2回目の土曜日にゲーム制作の進捗を投稿するツイッター上の企画。前回同様にまったく進んでいないので雑に作ったアニメーションの進捗でごまかした。進捗というか……進捗というか……。
スーパーゲ制デーの日にしか作業していない。
大事なことなので大きなフォントで書いた。今回は当日に女の子の立ち絵をほぼ完成のところまで塗って23時10分頃にアニメーション制作ソフトの「えもふり」に立ち絵のpsdを取り込んで50分頃にgifアニメーションを出力してギリギリ土曜日中にツイッターに投稿した。スーパーゲ制デーが100回ぐらいないとゲーム完成しないだろこれ。しかも「えもふり」はたぶん本番では使わないという。最終的には「Spine」を使用すると思う。はじめて使うから挫折する可能性もあるが。「えもふり」は表情差分を作成するのに使うかもしれない程度。だから今回の進捗は進捗を報告するためだけの進捗である。まるで私の人生のような虚無。本当はべつのキャラクターの立ち絵を塗りおえて女の子の立ち絵といっしょに並べて報告したかったんスけどね。そのキャラクターというのが男キャラクターで塗りながら「おいおい待てよ。女の子のキャラクターをアニメーションさせるのはいいけど男のキャラクターなんて動かしたくねえよ!」と思ってしまった。しかも塗りも線画もしっくりこなかった。どうにかする。来月こそはどうにかする。今はやる気に満ちあふれている。それに今回はちょっとした教訓を得た。というのも7年か8年前に使用していた「えもふり」を使って1時間以内で動画出力までできたので覚えた使い方は忘れないとわかったからだ。私は10年後も20年後も「えもふり」を使える可能性がある。そのころには「えもふり」がないかもしれないが。だから使い方というか技術的なものを積極的に覚えていく必要があると思った。私は小学生のときからブログや個人サイトを運営していてパソコンでお絵かきもしていて高校生のときは放送部で動画編集をしたことがあるし専門学校では3Dやらプログラミングやら授業があったしでちょろっと触った経験だけは豊富なのだが深いことは何一つ頭に入らなかった。でもこのちょろっとの経験によって未来にあれをしようこれをしようとなったときに選択肢が生まれるのだ。だから初めて使う「Spine」も当然プロのようには動かせないかもしれないがなるべく諦めずに挑戦しよう。私はどこまでもアマチュアだ。「お話をカキカキ」そして「絵をウゴウゴ」この水準でいい。この水準でいいからチャレンジが大事なんだ。そういう教訓を得て創作へのやる気が漲った1週間だった。ん? 先々週のよろずから呻いていた制作中の詩集の挿絵? そんなことより未来を見ろ未来を。私は10年後や20年後を見据えて活動するぞ。挿絵のことは……未来の空見タイガがどうにかする。
これは2022年6月13日に書いた。
歯茎の腫れで歯医者に行って2週間後の再診。治療の開始が3週間後になった。先生は治療するとは説明しなかったので3週間後も治療は行われないかもしれない。こっちは歯茎から謎の骨が飛び出しているんだが? 開咬で奥歯に負担がかかるからと作ってもらったシン・ナイトガードを受け取りはした。カチカチマウスピース。前の歯医者ではやわやわマウスピースだった。「奥の4本で噛めるようにしました」らしいが全体的にふんわり分厚いやわやわのほうが力を分散できそうで不安になる。やわやわはまず噛んだ気がしないのだがカチカチは完全に4本で噛んでいる気がする。ふつうに噛むと後ろの1本か2本しかガチガチ噛めないところをマウスピースを装着することで逆に噛めなかった歯で噛みすぎてしまって状況が悪化するのではないか? もう矯正したほうがいいのかもしれない。インターネットで開咬について調べると重度の開咬は上の歯と下の歯のあいだに小指が入るらしい。余裕で入る。犬歯にぶち当たるまで左右に小指を動かせるほど入る。歯並びがガタガタでも極端な出っ歯でもなくて一見はふつうに並んでいるのに小指が入る。矯正で歯を動かして解決する未来が見えない。とりあえずお金持ちになったときにやりたいことリストに付け加えておこう。
- 開咬を直す
- 銀歯を白いやつにする
- 牛乳を毎日1リットル飲む
- デジタル一眼レフカメラを買う
- E-inkのモニタを購入する
- いろいろな場所に住む
- ボランティア活動をする
しかし何の実力もやる気もないのでお金持ちにはなれそうにない。無力無気力。先週は文芸祭に詩を応募したぐらい。あとは「しゃぽーるーじゅ」でカマンベールチーズが丸ごと乗ったデミグラスオムライスを食べたり「藤田邸跡公園」をぶらぶらして「大阪ふれあいの水辺」の汚いビーチを眺めたりした。人工の砂浜と大阪市の中心部に流れている川の水でうまれたビーチ。砂浜で寛いでいるおっさんたちがみんな半裸だったことも含めて汚い景色だった。そのほかの時間は無職の無。ずっと詩集の挿絵を描くことと延滞している図書から逃げている。今週の土曜日にある「スーパーゲ制デー」からも逃げている。公開できる進捗がない。逃げに逃げて旅行やホテルへの宿泊の予定を入れまくっている。大阪にいらっしゃいされるぞ。もちろん絶対にやらなければいけないことはやっている。なら図書も返却しろよ。図書の返却以外はマストのタスクをこなしている。詩人を目指しているから詩の投稿も欠かさずに行っている。でもそれ以外のことはやる気にならない。自分のなかでの優先順位が今はこうなっている。
- 必ずやるべきこと
- 目標を達成する上で避けて通れないこと
- やったほうが得すること
- 目標を達成する手助けになること
- 読んだり見たりすること
- 創作すること
- 図書を返却すること
詩集の挿絵を描いて最終的に詩集を完成させることは優先順位の上から4番目になる。ここで躓いているのでそれ以降のことはやる気にならない。図書の返却は最下層だからやれない。最下層に置くな。「創作を仕事にしたり創作者になることを目標にしたりお小遣い稼ぎに利用すれば優先順位が上がって捗るのでは?」そう考えたあなたは空見タイガへの理解度が低い。よろずを最初から読み直せ! 200タイトル以上も作りたいものがある状態で創作を「必ずやるべきこと」や「避けて通れないこと」に設定したらそれより下のことに手が回らなくなるから。永久に図書を返却できねえぞ。返却しろよ。先週もぼんやりと1日に棒アイスを4本ぐらい食べていたら4本分のゲームのアイディアがテーマ・システム・キャラクター・大まかな流れ・オチまでぜんぶ浮かんだ。一生完成しないものがまた増える!
インターネットやビジネス書で見かけたあの話を思い出す。大きな壺を最初にちっちゃなもので埋めてしまったらおっきなものは入らなくなる。だから大きな石から入れよう。だいじだと思うものからやろう。なら創作のアイディアのなかでも優先順位をつけてやればいいのではないか。それも無理だ。どのアイディアも同じぐらい完成させたいから。いや特に完成させたい作品はあるにはあるけど長編だったり実装が大変だったりするから。優先順位がすべて同じものがずらっと一面に並んでいる状態。だから無の気持ちでとにかく早く終わりそうなものからやっている。今は早く終わりそうなものもやっていない。創作の優先順位を生活内で上げるには創作内の優先順位を最初に決めるべきだが創作内の優先順位は決められないし決めたとしても簡単に終わるものからになって特に作りたいものは後回しになるから結局のところ創作が苦痛になってゆき創作より下の優先順位である図書の返却が滞って桶屋が儲かる。ネズミはちゅーちゅーってわけ! ではそもそも図書の返却を「必ずやるべきこと」に設定すればよいのでは? それはできない。図書の返却をしなくても生きていけるしね! 死ね。
これは2022年6月6日に書いた。
「月曜日になったのによろずが更新されない!」「火曜日になっても!」「まさか先週のよろずで勝手に約束してきた<次回の更新までに詩の一覧ページのサブメニューに同人誌の項目を増やす>ができていなくて更新できないのでは!」そう危惧した人間はこの世に1人として居ないだろうが本日は6月1日(水)である。つまり5月の振りかえりと6月の目標を書くために更新日を本日にずらしたというわけ。べつに詩の一覧ページの更新ができなかったら月曜日や火曜日に更新しなかったわけではない。まあ確かに更新してなかったが……。
30日30詩(挿絵を描いている途中)
とりあえず詩の一覧ページに同人誌の項目を追加した。いちいちページを開いて確認しなくて結構。同人誌のタイトルを書いた見出しを上に引用しておいたから。見出しだけ雑記に持ってくるな。『30日30詩』よろずで言及していた1日1篇を30日続けたものをまとめたもの。詩は4月中に完成していた。今は( )にあるように挿絵を描いている。描いている。しかし本当は5月下旬には電子書籍やPDFとして完成させて5月中に販売を開始するつもりだった。挿絵を描くことがつらすぎて完成しなかった。先週とここ最近はほぼ挿絵を描くことから逃げて茫然としていた。特にここ5日間の記憶がまったくない。とりあえず手元のメモによると先週は「大阪中之島美術館」で「モディリアーニ 愛と創作に捧げた35年」を観にいったり「中之島公園バラ園」でバラを見たり「ラーメンフクロウ」でラーメンを食べたらしい。モディリアーニの画を見て「実物より美しくなくても良いんだ」と勇気をもらったことは覚えている。不遜な感情。でも勇気をもらってもだめだった。もうほんとうにだめ。まっすぐ生えているはずの親知らずの歯茎から骨としか思えない硬さの白くて小さなものが突き出すように露出しているお口事情ぐらいだめ。何の骨なんだよ。とりあえず現時点で13枚は描いた。でも13枚も描いたら30篇に合わせて30枚は描かないといけない気がしてくる。だけどだめ。つらすぎるから。なにがつらいのか。それは1枚を描き終える時間がバラバラなこと。たいていの挿絵は5分や10分で描いている。やわらかよだつのサイトロゴのような簡単なモノクロのカットである。下書きも必要ない。ところが同じように5分や10分で描こうとしたカットで「なんかしっくりこない」「一部がうまく描けない」と悩んでしまう。気がついたら1時間は経っている。2時間以上かけて最終的にボツにした挿絵もあった。つらい。でもなによりつらいのは5分や10分で描いた挿絵と1時間以上かけた挿絵のクオリティがそこまで変わらないということ。つらすぎる。自分の無能を突きつけられるようで。詩のほうは30篇をせいぜい3時間で書いている。挿絵はもうそれの倍以上の時間で描いている。しかもまだ終わっていない。たすけて! だれもたすけてくれない。私はひとりだ。たぶん今すぐにでも集中したら納得いく枚数の挿絵を描き終える気がするのだが「もしもこのカットを描くのに2時間かかったらどうしよう」と思うと震えてくる。クオリティをコントロールできずに所要時間の見積もりを正確にできない恐怖! 本当におそろしくてつらくてかなしくて図書の本も延滞している。毎回のことだ。床にものも散乱している。いつもどおりだ。いやでも友だちや家族がいたら病院に行けと促されるほどの無気力でベッドに沈んでいた。友だちや家族がいないので歯が痛くなったときに自発的に歯医者に通うことしかできない。うつ病と診断される人たちは病院への通院を促してくれる他者が身近に存在した人たちなのだ。うううっ。というわけで先週は思ったとおりに作業が進まなかったし久々においしくないラーメンを食べたし雑誌やコンテストに新作の詩を投稿するだけで終わってしまった。だから5月の実績も散々なものだ。
- 10篇の新作詩を雑誌などに投稿
- 制作中のフリーゲームの情報をツイッターに投稿
- エッセイ「アフィリエイト置き場」を更新
- 小説一覧ページと詩一覧ページにサブメニューを追加
私の記録が正しければ3月6日以降まったく小説を書いていないらしい。記録が間違えていてくれ! もしかしたらもう二度と小説を書けないのかもしれない。書こうとした形跡すらないので書けなくなったかどうかもわからない。ゲーム制作だって進んでいない。ほんとうにほんとうにいったいどうなっちゃうんだろう。挿絵を描くことから逃げてベッドでふて寝していたとき天井を見ながらずっと考えていた。ドスケベエロエロ男子中学生のことだ。だいぶ前からドスケベエロエロ男子中学生が登場するゲームをいつか作りたいなあと思っていた。一生完成しない気がする。作ろうとしないから。ドスケベエロエロボットとかドスケベエロエロなんかへんなのとか頭のなかにたくさんある。でも意志薄弱すぎて作りはじめないし作らないので完成できない未来しか見えない。寝る前に暗い部屋で「うっうっうっ。どスケベエロエロ男子中学生が出てくるゲームを作りたいよお」と呻いている。暑くて寝苦しいのもある。頭のなかにさまざまなストーリーが混在することなく同時に存在している。でも頭の外にはいない。作ろうとしないから。アイディアリストにタイトルを列挙した135本の小説と90本のゲームのすべてを完成させることは不可能だと思うと悲しくなる。ここ最近思いついてリストに追加してないアイディアもあるから作りたいものはもっとある。たすけて! だれもたすけてくれない。でも創作は極力ひとりでやりたいから手伝ってほしいわけでもない。だから自分を鼓舞するしかない。6月は……6月こそは新作小説を書く。長編小説だってきちんと書く。ゲーム制作も進める。それから先述の挿絵を描いて詩集を完成させる。あと2枚か3枚を描けば納得できる枚数になると思う。納得できなくて結局30枚を描くことになったら? ……。今日の夜もドスケベエロエロ男子中学生に助けてもらうことにする。
これは2022年6月1日に書いた。
正気に戻ったら5月の下旬になっていた。げ・じゅ・ん。ひらがなにしても発声しても意味にしても醜い単語。上旬の希望と中旬の余裕を見習っていただきたい。下旬。夢も未来もない。しかも下旬が終わったあとに来る月が6月。2022年の半年の終わりの始まり。正気に戻ったのに現実がくるっている。とはいえ先週の狂いようはひどかった。まず歯痛で平日はほぼ無。いつもの無より無。引越し前の歯医者に行くべきか市内の歯医者に行くべきかで迷ってベッドでずっと横たわって痛みで泣いていた。でもその痛みがなくなってきたから金曜日にようやく重い腰をあげて市内で歯を診てもらった。治療は次回になった。そして日曜日。FP3級の試験があった。ファイナンシャル・プランニング技能検定――合格率が例年80%近くある2種類の試験を両方合格するだけの易しい検定試験である。しかし空見タイガはその易しい試験の片方で不合格を食らってしまう。彼女はリベンジのために試験への再挑戦を決意するが……あらすじ終了。ちなみに前回は1週間ほぼ頭痛でやられていたため検定試験の教科書を途中までしか読めなかった。1週間より前から勉強しておけよ。あとは過去問を出題してくれるサイトで10問解いた程度。だから今回こそは事前に勉強して試験に臨もうと思っていた。思っていた。思っていたけど試験日を29日と勘違いしていた。1週間前から勉強しようと思ったのに! 1週間より前から勉強しておけよ。とにかく試験当日の午前1時。私はFP3級の教科書を開いて前回の続きから読もうとした。どこまで読んだか覚えていなかった。仕方がないのでスマホで過去問をポチポチ解くことにした。夜更かしは歯茎に悪いのですぐに寝た。寝る前からすでに迎えていた試験当日。だらだらと起きて家を出る1時間前にポチポチしたおかげで最終的に過去問を40問ほど解けた。前回10問ほど解いたので計50問。なんかキリがいいから……イケる! 合格率80%超えの試験を落ちることだけある根拠のない自信。それで本番の問題を解いて帰り道に「ブーランジェリーフクシマ」の高っけえパンを買って「大阪城公園」でぱくぱくと食べて家で自己採点をした。ギリギリ合格点だった。ギリギリというか合格点そのものなので1問でもマークミスをしていたら落ちる。試験中に回答を見直していないのでマークミスしている可能性もある。なぜ見直さないのか。とにかくミスがなければ合格した。やった~~~人生くそなめあほあほ人間。
これで落ちていたとしても再チャレンジはしない。合格率80%以上の試験に2回も落ちたら3回目も合格しないだろ。私はそれよりやることがある。詩の一覧ページを見てみなさい。まあ見なくてもいい。ここに書くから。次のメニューを追加した。
▼WEB【142】
▼雑誌【14】
▼書籍【1】
▼冊子【2】
クリックすると各メディアに掲載されている詩の一覧まで自動でスクロールする。▼メディア【詩のかず】。「まあ1ページに詩のタイトルを159も列挙していたら縦の長さがとんでもないことになって一覧として機能しないっスもんね~」と考えたあなたはポークたまごおにぎりが大好きな後輩タイプ。地獄に落ちるだろう。そんな安直な理由でサブメニューを追加したわけではない。素人が! これは詩の一覧が今より長くなること――掲載メディアが増えることの伏線である。私にとっては布石である。次回のよろずを更新するときまでにこのサブメニューに「▼同人誌【 】」が増えていることを約束しよう……これが最後のよろずにならないようにきちんとやろう。
これは2022年5月23日に書いた。
ばたばたいぬいぬ。ばたーといぬはふつう相容れない組み合わせである。しかし――いや説明はやめておこう。歯が痛いから。とてもとても歯が痛い。痛い。世界不幸ランキング3位を狙える痛さ。痛い。歯が痛いからもう何もできない。よろずを更新することしかできない。どうしてこんなことに。かなり前に治療した歯だから虫歯になったのかもしれないし寝る前につけるナイトガード(開咬で奥歯に負担がかかるからと歯医者に勧められたマウスピース)を北海道旅行のあとでなくして装着してないからかもしれないし最近ちょっと就寝時間が不規則で疲れがたまっているのかもしれないし奄美旅行で買った黒砂糖をバリボリ食べていたからかもしれない。そう。先週は奄美大島に行った。「奄美大島」とGoogleで検索すると「奄美大島 行っては いけない」とだれかが調べた形跡が出てくるあの島。たぶん無職がのんきに行ってはいけない島であることは確かだ。あとこの時期もだめ。2泊3日の2日目が梅雨入りだった。だから2日目と3日目は雨パラパラ雨ザーザー。でも楽しかったと思う。おそらく。歯が痛いので何を思いだそうとしても今の歯の痛みが上書きしてくる。どんなに若者のうちに良い思いをしても老人になって関節とか腰とか痛くなったら全部むだになって死にたくなるんだろうな。ご老人には世界不幸ランキングの2位を譲ってやってもいい。3位の私は涙目で旅行のことをふりかえる。ふりかえる前から歯が痛くてずっと涙目になっている。
- 1日日
-
- 奄美空港で自転車を借りる
- 「宇宿漁港」に行く
- 「大瀬海岸」に行く
- 「土盛海岸」で泳ぐ
- 「あやまる岬観光公園」に行く
- 自転車を返却してバスに乗る
- 「すとれーと」でステーキを食べる
- 2日日
-
- 「レストランあさばな」で鶏飯や鶏めん等を食べる
- ホテルで自転車を借りる
- 「朝仁海岸」に行く
- 「奄美市大浜海浜公園」に行く
- 「奄美市海洋展示館」に行く
- 「サンセット大浜」で「うみがめバーガー」を食べる
- 「あかさき公園」に行く
- 「ジェラテリア・アンティカ」でさんご塩のアイスを食べる
- 「レストランあさばな」で「黒豚カツ丼」を食べる
- 3日日
-
- 「レストランあさばな」で鶏飯や鶏めん等を食べる
- 「奄美市立奄美博物館」に行く
- バスに乗って空港まで行く
- 「ジョイフル」で「かき揚げうどん」を食べる
- お土産
-
- 奄糖黒砂糖
- 舟焼
- ミキ
- かしゃ餅
- 島ざらめしおキャラメル
- 奄美大島サーターアンダギーミックス(よもぎ・きなこ・ココア・黒糖)
2日目と3日目は雨だったが1日目はまあまあ晴れていた。道の途中にがっつり倒木があるサイクリングロードを走っているときの青春感がすさまじくて一瞬にして夏を謳歌した気になったが土盛海岸で泳いだときの多幸感はそれを遙かに上回った。今は歯のずきずきが上回っている。あの日の土盛海岸はザブンザブンと波が躍動しており泳げない私が泳ごうものならひとたまりもないという感じだった。泳いだ。売店がなくてライフジャケットを借りられないのでだいぶ浅いところでぷかぷかしてちょろちょろいる魚を見た。欲をかいてほんのちょっと沖に進もうとした。岩陰で溺れ死ぬところだった。生きて帰ることができてよかったと同時にライフジャケットを買おうと固く決意した。そもそもひとりでシュノーケリングをするべきではない。今こうやって歯がずきずきできているのは奇跡と言ってもいい。歯がずきずきできたくなかった。無人のシャワーであやまって靴をずぶぬれにしつつもあやまる岬に向かった。観光公園ではゴルフが行われており気まずさから園内マップを特に見ずにそそくさと展望台がありそうなところに向かった。これがまずかった。展望台の案内板を見つけた私はぜいぜい言いながら上ってその絶景を見た。なんてすばらしい! どうしてだれもいないのか? 平日だからか? 天気予報では雨と言っていたのに急に晴れたからか? 設置されているカメラスタンドに向かってハイテンションでポーズを取って写真を撮る。ものすごくシュールでおもしろい写真が撮れた。そのシュールさは後で違う意味を帯びて加速することになるのだが……この瞬間の私はとにかく「この1年でいちばん楽しい!」という気持ちだった。この後にホテルにチェックインして広い和室の部屋で「大浴場たのしみだなあ」とウキウキしているときも今日がもっとも素敵な日だと思っていた。そこで私は旅行中に小説を書こうと持ってきたノートパソコンを広げてネットサーフィンを始めた。なぜか先ほど行ったばかりの「あやまる岬」についてGoogleマップの口コミを調べはじめて投稿されている画像を見て気づいた。ん? 私が行った場所と違うぞ。調べるうちに口コミで投稿されている「あやまる岬展望台」とは公園のはるかに高い位置にある「展望台1」のことで私が行った展望台は「展望台1」から見下ろすことのできる「展望台2」だとわかった。こうして「展望台2にいることに気づかずにカメラスタンドに向かってハイテンションでポーズを取っている空見タイガ」というシュールな写真が“完成”した。ちなみに衝撃の事実を知ったあとで入った大浴場は洗い場に4人しか座れない小浴場だった。ふて寝。
2日目の朝は芸人が自殺したニュースで始まった。最悪すぎる。天気予報も曇りと雨でどんよりとしながらホテルの朝食を食べる。バイキングで鶏飯やらなんやら郷土料理を食べ放題。アイスもある。グラノーラもある。パイナップルを食べると口内がちりちりすると思いつつ無料レンタルの自転車を借りて「奄美市大浜海浜公園」へ……絶対に自転車で行っちゃいけないスポットだった。信じられない坂。ずっと坂。公園に入るときに下るけどそこまで坂。普通自転車では上れない坂。仕方ないので自転車を押して歩く。このときはまだ曇り。公園内で見た海はまあまあの景色だった。雨が降り始めるまで海のそばでスマホをポチポチ。旅行中にスマホをポチポチするな。雨がざあざあしてきたところで「奄美市海洋展示館」に行った。ウミガメに餌やりができる。投げ方が下手すぎて近くに寄ってくれなかった。ウミガメの甲羅と首のあいだに餌を投げてしまってウミガメに謝る岬に。ごめんごめんよ。カフェで時間をつぶして雨が弱くなってきたところで「あかさき公園」へ。絶対に自転車で行っちゃいけないスポットだった。雨なのでおそらくよいはずの景色もよくない。なんでこんなことに。なんでこんなことに。降ってきた雨に濡れながらもホテルに帰って朝食バイキングと同じレストランで晩飯を食べる。ところでこのホテルとレストランではTポイントを貯めることができた。財布にTポイントカードを入れてこなかった。それでレストランの支払いをするときに「もしかしてTポイントカードを忘れたんですか。もったいなーい」とレジの女の子に煽られて2日目はターンエンド!
3日目。雨ったら雨。「アマミノクロウサギの剥製が見たいよぉ」と思っていたところホテルの近くにある博物館で展示されているようなので行った。博物館の屋外展示でなにもの蚊に腕を三カ所かまれた。かゆかゆしながらバスに乗って空港に行く。お土産を買って空港内で唯一の飲食店である「ジョイフル」で昼食をとることに……空港店でクレジットカード払いができないのにな~にがジョイでフルなのか。しかも最初に20分かかるとは聞いていたといえ注文がうどんなのに提供がやたらと遅い。こだわりのうどんやさんよりこだわっている。無事に大阪に帰ってきたときも雨でざぶざぶと肩をぬらしながら帰った。お土産として買って飲んだミキの後味のような旅行。
ナイトガードを捜索したり歯が痛い痛いと泣いたりしてよろずを書いているうちに日を跨いでいた。本当は月曜日(16日)更新のつもりだったというのに。良いことがまるでない! 創作も進んでいない。旅行に持ち込んだノートパソコンはあやまる岬展望台の真実を知ることにしか役立たなかった。先週の土曜日にあった「スーパーゲ制デー」にゲーム制作の進捗を投稿した程度。ツイッターで見ることができる。見なくていい。何も進まなくてゲームのスクリプトだけで動かしたボツ動きを投稿したのみだから。スクリプトでパーツごとに動かして合成したんだけど本編での実装は現実的でない気がした。でも完全に諦めたわけではない。今の自分の実力が足りないだけであとちょっとのアイディアで実装できそうな気がする。というわけでメモを残しておく。未来の空見タイガは参考にするように!
- 引数で動かせるアニメーションを用意する
- 拡大(時間、倍率)
- x移動(時間、値)
- y移動(時間、値)
- 回転(時間、角度)
- 関数で動的にパーツを表示する(画像名、アニメーション(引数))
- パーツごとに関数を作成したくないよぉ!(今回の詰みポイント)
- 仮にパーツごとに関数を作成しても動きがずれそうという懸念
- アニメーションにアニメーションを重ねがけすると予期せぬことが起こりそうという懸念
- 横を向くとかうなずくとか全体的に動かそうとしたときにパーツ毎の処理だと面倒なのではないかという懸念
- ロールバック(巻き戻し)するといろいろと面倒な問題
- パーツを合成する
- 合成画像を立ち絵として表示
- 本編では関数で(画像名、アニメーション)あるいは(アニメーション)(画像名)を与えて立ち絵の動きを変更
未来に託しすぎている。私は若い主人公にすべてを任せて安らかに死ぬ老人キャラかもしれん。たしかに老人キャラだったら展望台1があることに気づかずに展望台2で満足して帰ってもおかしくない。とにかく今回は2Dのアニメーション作成ツールを使ってどうにかする。自分がスクリプトでやりたかったことは結局キャラクターをランダムに動かすことと立ち絵モードを実装したときにユーザーがバーで自由に動かせるようにしたかっただけで後者はともかく前者はスクリプトオンリーでなくともやれないことはない。たぶん。後者はおそらくLIVE2DなどをSDKで読み込むとかしないと難しそうッスね。う~んち!
状況はうんちであるが最近の「創作のやる気でないっち」状態は脱した。なんだかんだ海で泳げたことが嬉しくて生命力を得た気がする。でも今は歯が痛いからもうだめ。創作のやる気でないっち。小説を直近で8タイトルぐらい書こうと思ったけど歯が痛いうちはそんなことはできない。だって歯が痛いんだから。さっき頭痛薬を飲んだけどまだ痛い。コーヒー牛乳を飲んでも痛い。カフェインの効かない痛さ。歯医者に行くしかないのか。引越し前に通っていたところで電車に乗らないといけないのに。あとナイトガードが見つからなかった場合は5000円ほど払って作り直してもらうことになる。にゃあ。虫歯だったら銀歯を外して治療しなきゃいけない。寝不足による疲労や黒砂糖のせいだったら? 寝て起きたら治まっているかもしれん。そうなったらきちんと小説を書く。「小説家になろう」の活動報告に詳しく書いているが8作のなかの1作は今までの集大成にするつもりだ。今の予定では8作中の4作目が集大成の作品になるはず。期待していただきたい。私の歯の痛みが無事に取り除かれることを。明日も明後日もずっとずっと歯が痛かったら? そのときは……そのときは……。
これは2022年5月17日に書いた。
かにかにちんちん。かにとちんちんはふつう相容れない組み合わせである。なぜなら――かにははさみをもっているから。そしてちんちんははさみが横にあるとたまたまがヒュンっとするから。したがってかにかにちんちんはきわめて作為的な……つまり自然ではない……自然状態では発生しえない言葉なのである。要するに私は創造したということ。きんたまウィークに創作を一秒もしなかったので一作も作品は完成しなかったがかにかにちんちんの創造主にはなった。会社員時代より疲れているな。理由はわからない。創作のやる気も異様にない。私はこれから何も作らない気がしてきた。今週の土曜日にゲーム制作の進捗をツイートする予定だが何もしていないので現段階では何もツイートできない。ではこれから頑張ればいい。まあふつうはそう考える。なぜか旅行の予定が入っている。いったいなぜ。なんのために。もはや梅雨みたいな天気予報を見ながら水着をどこに収納したのかを考える。本当の本当にやる気がない。1日でアイスを5本は食べている。おいちい。安いレトルトカレーにキリンの懸賞で貰ったスパイスのパウダーをぶっかけて食べている。おいちい。おいちいといえば5日に行った「クラフト餃子フェスOSAKA」に7日と8日も行った。「謹製旨味肉汁餃子」と「十勝産濃厚味噌バター牛カツ餃子」を食べた。まあそこまでおいちくなかったな。おいちくなかったんじゃん。では5日と7日のあいだにある6日は何をしていたのか。「神戸市立博物館」で開催されていた特別展「大英博物館ミイラ展」を見に行った。会期を勘違いしていて行けなくなるところだった。この前に行った古代エジプト展よりあっさりとした内容。会期ギリギリなので図録が売り切れていた。かなちい。でもコレクション展で「聖フランシスコ・ザビエル像」の実物を見られてよかった。なんかいっぱい意味があるんだなあと思ったよ。全部わすれちゃったけど。無。何もかも忘れてしまうので展覧会に行くことが無意味な気がしてきた。どんなに高尚なものを鑑賞しようと歴史を感じようと出力されるものがかにかにちんちんなんだもん。教養の対極にある言葉。
しかし本当に無気力だ。無・気・力。気も力もない。たぶん歩いている途中に背中を押されたらほわっと風に乗ってどこまでもどこまでも飛ばされる。今までは旅行中に小説を書くと思ってノートパソコンをリュックに入れて背負ってきたが今回は部屋に置いていくか迷っている。書かない気がする。ついこの前の7泊8日でも書かなかったし。7泊8日で書かないなら2泊3日も書かないだろう。ううう。いやでも持って行こう。そして書こう。何が何でも書こう。そして来週のよろずで良い報告ができるようにしよう。かにかにちんちんから始まらないことを祈ろう。
これは2022年5月9日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新7日目。映画って最初らへんのほうはカット数が多くてセンスの良い構図もあるけど後半になると話の勢いでごまかしてクソ雑になるから妥協のミルフィーユを感じちゃうよね。映画をディスって今日も何もしなかったことをごまかすな。でもテレビのディスプレイで映画を2時間近く凝視していると本当に知能が下がってくる気がするよ。ディスがとまらねえな。鑑賞中の目の動きのなさが頭の働きによくない影響を与えるって研究結果ないんスかね。頭が溶けちゃう。時間も溶けちゃう。デスク周りを掃除して「大阪城公園」でやっている「クラフト餃子フェスOSAKA」で「バターチーズに溺れた餃子 トリュフオイル添え」を食べて家に帰ってコンテストに詩を1篇応募して家でも餃子を食って本を読了して映画を鑑賞し終わったらもう夜。私の一日は五秒しかないのか? 映画が内容のわりに2時間近くあるから2時間以上はあるか。私の一日は2時間以上ある。24時間はないかもしれない。世にいるとされているバイタリティーのある人は多くの経験をしてきたからよほどのことでは驚かないだろうが「やわらかよろず」を読んだら驚くだろうな。こんなに何もしないやつがいるとは! だが彼らはおそらくこの雑記を読む機会がない。私も彼らとは階級が違うので永遠に出会うことはない。伝聞でしかバイタリティーのある人を知らない。私が今まで出会ってきた人たちは私が会える程度の存在だから。バイタリティーのある人を見たことがない。でもいる。noteとか書いている。情報商材とか売っている。なんか起業している。たぶん映画も撮っている。その映画を私が「どうせカスが作っているんだろうな」と貶す。こうして世界は回っている。資本主義経済って結局図解にするとそういうことだから。あたまがとけちゃったぶんしょう。
これで家に引きこもって創作をするゴールデンウィークは終わり! 家に引きこもるだけで創作しなかったが。何なら「シャトレーゼ」に行ったり餃子フェスで並んで餃子を買って食べたりしたので引きこもってすらいなかったが。しかも無職なので祝日もゴールデンウィークも関係ないが。ただウィークだけが終わった。ただのウィークがただただ。がたがた。私はここで諦めずに8日までゴールデンウィークを延長することもできる。2021年はそうした気がする。だが出かける予定ができた。だから延長はしない。延長しても何もしない未来も見える。未来……を作る現在。2022年はあの不作だった2020年をなぞっている気がする。2020年になぜ作品があまり完成しなかったのかは今になってよろずをざっと見ると明白なのだがGoToキャンペーンでGoToしまくって気力や体力を奪われたせいである。そりゃバイタリティーのある人間だったらふだんから移動しまくって南極から北極まで歩いていらっしゃるだろうが私はふだん1日に2000歩を記録できたら上出来のレベルで運動をしないので遠出をするだけで頭痛になって生活リズムが崩れて1週間か2週間ぐらいむちゃくちゃな日々を送るのだ。今年もそんな感じだ。来週また旅行するし。来週。自分もつい8日前までは再来週に旅行があると思っていた。来週だった。予定詰めすぎだろ。先週7泊8日から帰ってきたばっかだぞ。しかし2020年と今年が違うところがふたつある。まず2020年はまだ大阪に来たばかりで関西のスポットによくお出かけしていた。だが2022年にもなると関西で行きたいところも少なくなってくる。だから2020年よりは部屋に落ち着けるはずだ。ただの希望。次に2020年は会社員だった。2022年は無職だ。会社員は8時間拘束されているが無職は拘束されていない。つまり無職は24時間を自由に使うことができる。一日が24時間もないかもしれないんだった。だめだった。2022年は2020年だろう。私は変わらないだろう。子どものころからずっと変わらない。私はいつまでも純真で無垢で無能で怠惰で何もしないだろう。28歳にしてそのことにようやく気づけた今日を祝福すべき日として図解しよう。
*
棒
棒ヒラヒラ
棒鯉鯉鯉
棒鯉鯉
棒鯉
棒
棒
これは2022年5月5日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新6日目。チンチーン! ああだめだ何もしていない始まり方だ。何もしていないから雑記に書くこともない。ゴールデンウィークには一歩も外に出ないと誓ったがゴールデンウィークに外に出なければいけない理由が生まれて予定を調整した程度。それから作品を完成させたご褒美として食べられるアイスを「シャトレーゼ」で確保してきた。創作をしてもいないのに食べ始めた。私の怠惰に「ご褒美を設定する」とか「五分だけでもやる」とかそういう姑息な手段は通用しない。ビジネス書や自己啓発本には所詮1時間で読める程度のことしか書かれていない。それにしても「シャトレーゼ」って安いんスね。初めて買ったアップルパイがそこまで安くなかったから油断していた。アイスはスーパーより安い。もちろんコンビニより遙かに安い。今日はアイスだけではなく「ホイップクリーム大福」も食べた。冷凍されたいちご大福をじわじわ溶かして食べる。ご褒美から完成した作品を推理するなら今日だけで2作品も完成させたことになる。未解決事件しか生まない探偵。
あとは映画を観ようと思ってウォッチリストを作成した。amazonプライムビデオで観る。私は映画をちっとも観ない。なぜか。多くの人間が関わっている作品を信用できないから。作品としての純度が下がるから。一人では納得できるまでやれることでも協力者や外注がいるなら納期や予算が決まっている。関係者をひとりの人間として認めて感情に寄りそえば寄りそうほど作品は元の想定からかけ離れる。つまり妥協が必要になる。さらに映画やゲームにはレイティングもある。さらにさらに映画は尺が決まっている。ただでさえ映像は一文を表現するのに「長くなる」メディアであるのに尺が決まっているとなると文章だけの小説を読める同じ時間で表現できることが小説未満になる。そもそも多くの人間が関わるなら多くの金が必要になるわけで費用を回収するために作品をわかりやすくして万人向けにするとか人気俳優だか声優だかなんとかするとかで妥協に妥協を重ねて妥協のミルフィーユができあがる。ほかにサブスクリプションで銭を稼げるようにキャッチーな構成にした結果として全体を俯瞰して見たときに歪な作りになるとか。映画にはまったく詳しくないがとにかく「妥協してそう」という偏見がある。でも最近読んだ本に「脳をまんべんなく使わないと使われない部分が退化してやる気が出なくなるよ」と脅されて普段は観ない映画を観る習慣をつけてみることにした。予定がないときは毎日なにかを観るようにする。というわけで映画を観る習慣の第一歩として今日は「すみっコぐらし」の映画の2作目を観た。1作目は映画館で観た。「キャラクターが3Dの動きをしていてかわいいなあ~~~」と興奮した。3Dの動きというか3Dの動かし方というか。2Dだったら面倒くさくてやらなそうな細かな変化の動きがあると3Dを感じる。ほろりと泣けそうなところもあってすてきなお話だった。とってつけたような感想。
このように苦手なこと嫌いなこと不得意なこと興味がないことに挑戦することで脳が活性化して最終的にやる気につながるはずだ。なんか本にそう書いてあったからそうなる。たぶん。瀉血とかよりは効果があるだろ。たぶん。だから締切を守ること締切を守ること締切を守ること締切を守ることにも果敢に挑戦してやる気を出そう! やる気を出すためのやる気が出ない。
これは2022年5月4日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新5日目。ゴールデンウィークがよろずの更新だけで終わってしまう! 今日は次の旅行に向けてホテルの予約をした。終わり。終わってしまう! ええと。今日は「シャトレーゼ」に行った。全国に出店している有名なお店らしい。しかし私からしてみれば無名なので有名だからといって誇られても困る。とりあえずアップルパイとプリンを買って食べた。アップルパイとプリンの味がした。コンビニのスイーツを買うよりかは冒険をした感があってもよいかもしれない。コンビニで何かを買って食べるときに人は新しい経験を得る権利を割高な料金を払って放棄している。コンビニよりチェーン店。チェーン店より個人店。個人店といえばちょっと前に「麺FACTORY JAWS」というラーメン屋に行ったことを書いていなかった。つけ麺メインの店らしい。ほかの客はみんなつけ麺を頼んでいたのに私だけふつうのラーメンを頼んでいた。店員さんがほかの客にしているつけ麺の説明を聞きながら食べる。先日の北海道旅行でおいしい味噌ラーメンを3杯も食べていたので「ラーメンはこれぐらいおいしくて当たり前だよな」となった。おいしいことへの新鮮味や感動を失った状態。恵まれているのにむなしすぎる。まずいラーメンを食べてお口をリセットする必要がある……まずいラーメンを食べたくない。大阪のラーメンって高いし。なんであんなにどこもかしこも高いのか。福岡市に見習うべきところはまったくないがラーメンの値段だけは見習ってもいいぞ。まあ仕方ない。今回はスーパーでエースコックのラーメンを買ってなんとかするとする。個人店よりチェーン店よりコンビニよりスーパーで買えるスーパーカップだ。下ってゆくな下って。下ってゆくって言うな。
そんなこんなで今日も無事に創作をしなかった。そしてもうひとつしなかったことがある。なんと今日は久しぶりに夕方寝をしなかったのだ。一瞬だけ夕方寝をしそうになったが耐えた。だから前日や前々日より進歩した一日と言える。明日はもっと進歩するだろう。「てへん」をつけてやれば明日はもっと進捗するだろう。まあ見てなさい。スーパーウルトラオモシロ新作小説を公開することになるから。そんなにハードルをあげても大丈夫なのか。大丈夫なのである。なにせ今の私はとてつもない自信にみなぎっている……そしていつ公開するとは書いていない。
これは2022年5月3日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新4日目。やるべきことを迅速に終わらせたので「天才かもしれん」と思った勢いで締切がまだ来ていない文芸祭に詩を応募したので「偉いかもしれん」と思った勢いで晩飯を食べたあとに夕方寝しちゃった。もうだめ。夕方寝をするとマイナス1万ポイントになって一日の充実度がマイナスになる。ポイント制だったのか。なんか食後にベッドに横になってゴロゴロしているうちに寝る。そういう習慣ができつつある。しかも起きたあとも眠い。これからお風呂に入ってベッドに横になったらすぐにぐうぐうできる眠さ。なんとかしたい。
なんとかしたいことはまだある。iPhoneで撮った写真がたまりすぎてiCloudの容量が足らなくなった問題。「Amazonプライムフォト」にもアップロードしているけど写真をきちんと残すにはクラウドストレージサービスを利用するだけではだめな気がしてくる。つまり作品として発表したほうが良いのではないかということ。だから問題をなんとかするための企画を考えている。クラウドストレージサービスの容量が足りなくなると作品のアイディアが増える。作品のアイディアが増えてもぐうぐう寝てしまうので作品が完成しない問題をなんとかするための企画を考える必要がある。もうだめ。
これは2022年5月2日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新3日目。『金田一少年の事件簿R』の無料公開が始まりましたね。だめだこいつ。いや無料公開による一気読みはたぶんそこまで悪くなくて過眠で1日の活動時間がほとんどない状況にある。なんでこんなに寝ちゃうのか。北海道旅行の疲労がたまっているのか。ありえる。漫画の一気読みのしすぎで脳が疲労しているのか。ありえる。というわけで今日もろくに何も無。北海道旅行で「カレー&ごはんカフェouchi」からおみやげとしてもらった「一軒のお店の十勝ホエー豚スープカレー」を晩飯に食べたぐらい。おいちかった。大きなじゃがいもが2つ入っていると思ったら1つは煮卵だった。よく見るとパッケージにもきちんと書いてあった。とにかくおいちい。スープも豚角煮も。店で食べたスープカレーもお肉がものすごくやんわらかくておいちかったのだった。本日書くことはそれくらい。5月の目標? そりゃもちろん新作の完成っスよ完成。サクサク新作作ってく。そして詩のコンテストの締め切りが5月にいくつかあるので漏れがないようにする。詩集も出す。旅行もやる。その他あらゆる予定もがんばる。夜以外に眠らないようにする。それはもう1日からダメ。
これは2022年5月1日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新2日目。旅行から帰ってきたときから気づいていたが部屋の空気がとても汚れていた。通気口に貼ったフィルターが黒い。寝ているときに鼻がつまって起きたときに「今日は口呼吸で寝たな」と気づくありさま。その影響で睡眠も浅くなったのか1日に12時間ぐらい寝ている気がする。そしてホームベーカリーでバナナを混ぜたパンを作ったらトイレにこもるはめになった。さらにさらに漫画『金田一少年の事件簿』が公式で無料公開中だった。つまりどういうことか? 今日も何もしなかった。定型文として辞書登録したほうがよいかもしれない。今日も何もしなかった。朝寝と昼寝と夕方寝をして通気口のフィルターを張り替えてホームベーカリーでバナナ食パンを焼いてフライパンでバナナホットケーキも焼き漫画を読んで図書館に行ったぐらい。ほのぼのとした無だな! だからよろずに書くこともない。まあ4月の振り返りぐらいはしてもいいだろう。4月は次のようなことをやった。
- 5篇の新作詩を雑誌などに投稿
- 制作中のフリーゲームの情報をツイッターに投稿
- 旧作童話『みんな全員すべて嫉妬』の公開
- グッズおよびグッズ一覧ページの作成
- エッセイ「アフィリエイト置き場」の公開
いつになったら私は長編小説を書き始めるんだろう。明日には5月。もう5月。早すぎるを通り越して高速すぎる。目が覚めたら9月や12月になっているかもしれん。5月が終わったら6月で6月が終わったら2022年の半分が終わることになる。おそろしい。しかし4月が早く過ぎ去ったのは7泊8日の旅行のせいだと思うから5月はもっとゆっくりやれるはずだ。やれるかなあ? やるしかない。5月の目標はまた明日のよろずに書くとする。今日で無料公開が終了になる『金田一少年の事件簿』がまだ読み終わっていないからな。来月も期待できなさそう。
これは2022年4月30日に書いた。
ゴールデンウィーク連続更新1日目。年中休日の無職に連休など関係ないのだが人の多い連休に家を出ない私には関係がある。連休中は家にずっといて創作をするぞ! そう意気込んだはいいが28日分のよろずを書いて更新したり「ピッコマ」の「マンガ10億円分おごっちゃいますキャンペーン」に参加したりして昼寝をしたらあっという間に1日が終わった。価値のない人間にふさわしい価値のない1日。その28日分のよろずも長くなりそうなので雑に終わらせてしまった。本当は「お金=時間=可能性を減らすことで今後の選択肢を狭めて情報処理の負荷を減らす取り組みの結果が旅行や外食などの金を使った楽しみではないか」という考察を書く予定だった。だったがよろずにも規定のページ数があるからな。ない。原稿料とかもある。ない。まあここで長文で書くより作品に落としこんだほうがよい。ここに書くには余白が足りない。「ピッコマ」のほうは早朝にキャンペーンがあることに気づいた。10分ごとに1冊無料で購入できるキャンペーン。「ピッコマ」くんがおごってくれるんだって。おごり? おかげでDMMブックスの50%ポイント還元セールで購入しようと思っていた漫画を無料で購入できただけではなく特にほしくなかった画集やファンブックなども手に入れられた。有名な漫画の合本版も。しかしこの「ピッコマ」くんは見開きを漫画を読むことができないらしい。見開きで漫画を読むことのできない漫画アプリがよく上場しようと思ったな。それでもこのキャンペーンの存在にもっと早く気づいておけばよかった。1時間で6冊分も無料で買えるんだから。私は朝の4時半からコツコツやり始めて44470円分をゲットできたがキャンペーン開始直後から始めた人は余裕で10万円や20万円分の漫画や画集を購入できたに違いない。くやしい。くやしすぎる。情報弱者は生きているだけで損をする。まあDMMブックスの次のセールを待たなくてよくなっただけヨシとする。ゴールデンウィークで50%ポイント還元セールが来ると思ったら30%しか来なかったからな。50%が来るまでDMMブックスは利用しない。一度でも安売りした業を一生担え。セールで購入できて助かったくせにえらそうな消費者。無職はこのようにじみじみと湿った薄暗いところで地道にケチケチと生き長らえているのです。でも悪いことだけはしない。買えないなら読まない。公式が無料で公開していないなら読まない。セールにならないなら読まない。子どものころから私はインターネットの暗黒面に触れないように細心の注意を払ってきた。今は亡き(ある)ニコニコ動画が流行っていた青春時代もひたすらにボーカロイドのオリジナル曲だけを聴き続けたぐらいだ。このように道徳的に正しくあろうとすることで倫理面において他者より優位に立つことができる。道徳的に正しくあろうとする人間の考え方じゃない。
話は変わって創作の話。今つくっているフリーゲームがまた現実に接近しそうでウゲエとなっている。前回はタイトルで今回は話の内容ね。現在進行形で書いている小説もそう。なんかむちゃくちゃタイムリーな話になりそう。なんでそうなるのかを考えてみたけど自分が物事を抽象的に茶化しているせいで具体的な現実の話題がぴたりとハマってしまう説と過ちをネタにしたはいいが多くの人間が周期的に同じ過ちをくりかえすので周期的にぴたりとハマってしまう説ができた。あとは私が問題だと思うことをほかの人も問題だと思って提起しちゃうから被っちゃう説。そもそも私が作品を早く完成させないから説……いやこのゴールデンウィークでは創作をがんばるから。がんばりにがんばりまくって作品をいっぱい完成させるから。とはいえ創作以外にもやらないといけないことがある。あれこれ。それはたぶんまあなんとかなる。やるべきことはいつもやっている。私がやらないのは創作だけ。いや今回はやる。あんなものやこんなものを更新する。アイディアを出力して完成させることで可能性(ルビ:アイディアリストの残りタイトル)を少なくして情報処理の負荷を減らす。私の説が正しければ旅行や外食に匹敵する楽しみになるはずだ。現実の人生は紙の面積より雄大なので証明できるだけの余白もある。明日からの空見タイガに期待。今日? 今日は「ピッコマ」で買った漫画を読んで寝る。
これは2022年4月29日に書いた。
28日に更新するはずが書いている途中でベッドに横たわったら寝ちゃった。書いている途中でベッドに横たわるな。コホンコホン。なぜ人生はお金ではないのにお金のかかる旅行や外食をしてしまうのか。その謎を解明すべく私は北海道の札幌へと向かった……というわけで札幌を拠点とした7泊8日の旅行を終えて帰ってきた。2021年の10月にも札幌拠点で3泊4日の旅行をしたから札幌には一年も経たないうちに計10泊したことになる。なんで? 常識的に考えれば観光客が札幌に10泊してもよいことはひとつもない。札幌に10泊もする価値はない。福岡市に2泊するようなものだ。福岡市なんか1泊もしなくていい。何もないんだから。とにかく10泊もしてしまった。なぜ3泊で満足せずに7泊も追加してしまったのか。7泊のホテル代と飛行機代を合わせて25500円だったから。25500円で大阪から札幌に行けて7泊もできるなら行くだろ札幌。というわけで行った。猛烈に後悔した。事前に計画を立てていなかったのもあるが事前に計画を立ててもどうしようもないぐらい行った時期と拠点が悪かった。雪がはしっこに固まっているがそろそろ桜も咲きそうな寒くはないが暑くもない時期。冬景色は見られないが冬期として観光スポットで通行止めや休業がある期間。それが北海道の4月中旬。旅行中に何度「今日が6月なら」と思ったことか! でも現実は4月中旬である。というわけでこれが4月中旬の7泊8日。
- 1日日
- 大阪から札幌へ
- 「K's Table」で「北海道銘柄豚100%ハンバーグセット」を食べる
- 「モエレ沼公園」に行く
- 2日日
- 「北海道開拓の村」に行く
- 「開拓の村食堂」で「さっぽろ味噌ラーメン」を食べる
- 「山中牧場」でソフトクリームを食べる
- 「北一ヴェネツィア美術館」に行く
- 「小樽オルゴール館」に行く
- 3日日
- 「朝一食堂二番館」で「五目丼」を食べる
- 「五稜郭タワー」に行く
- 「五稜郭公園」に行く
- 「金森赤レンガ倉庫」に行く
- 「日本最古のコンクリート電柱」を見に行く
- 「カトリック元町教会」に行く
- 「八幡坂」に行く
- 「旧函館区公会堂」に行く
- 「旧イギリス領事館」に行く
- 「ペリー広場」に行く
- 「ラッキーピエロ」で「チャイニーズチキンバーガー」と「ラッキーエッグバーガー」を食べる
- 4日日
- 「小樽 北のどんぶり屋」でわがまま丼(うに・ねぎとろまぐろ・いくら)と「カニ汁」を食べる
- 「旧三井銀行小樽支店」に行く
- 「ステンドグラス美術館」に行く
- 「似鳥美術館」に行く
- 「円山動物園」に行く
- 「円山たいやき」でたい焼きを買い食いする
- 「カレー&ごはんカフェouchi」で「さらさらチキンベジタブルカレー」を食べる
- 5日日
- 「ウポポイ(民族共生象徴空間)」に行く
- 「ななかまどイレンカ」で「クネンチュプ(チーズケーキ)と「白老牛と鹿肉のチタタプ風ミートカレーパイ」を買い食いする(たぶん)
- 「のぼりべつクマ牧場」に行く
- 「登別地獄谷」を見に行く
- 「麺屋雪風」で「濃厚味噌ラーメン」を食べる
- 6日日
- 「サイロ展望台」に行く
- 「洞龍の湯」で足をアチアチする
- 「金屏風」に行く
- 「地球岬展望台」に行く
- 「トッカリショ展望台」に行く
- 「らーめん 信玄」で「信州ラーメン」を食べる
- 7日日
- 「レストラン泉屋」で「スパカツ」を食べる
- 「ぬまさい広場」でうろうろする
- 「細岡ビジターズラウンジ」でミックスソフトを食べる
- 「細岡展望台」に行く
- 8日日
- 「白い恋人パーク」に行く
- 「JRタワー展望室T38」に行く
- 「サッポロビール園」で「キングバイキング 100分食べ放題」を食べつつサッポロビール園限定の「サッポロファイブスター」を飲む
- 「サッポロビール博物館」をささっと見る
- 「北海道四季彩館」でおみやげを買う
- 「雪ミクスカイタウン」に行く
- 「ロイズ チョコレートワールド」に行く
- 「siretoco sky sweets」で「シレトコドーナツ」を買う
- 札幌から大阪へ
なんで小樽に2回も行っているの? 前回の札幌旅行でも小樽に行っているから一年も経たないうちに小樽に3回は行っていることになる。なんで小樽に3回も行っているの? わからない。いや今回の小樽で回った美術館や芸術村は最高だった。「こんなきれいなものをこんなに近くで見られる!」しかし一度の旅行で小樽に2回も行く必要はない。2日目の開拓の村の後に円山動物園に行って4日目を小樽旅行にすべて使えばよかった。事前に旅行の計画をまったく立てていなかったせいで無駄に小樽を往復してしまった。旅行会社で買った「札幌フリーパス2日間」と「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」がなければ一体どんなことになっていたのやら。そう。この旅行は単なる7泊8日ではなく札幌近郊フリーパス2日間+北海道全域フリーパス6日間でJRで移動し放題旅行だったのである……釧路を除いて道南と道央しか行っていない! ここにも拠点の罠。なぜかすすきので連泊したせいで札幌駅に向かうために早起きしないといけないのに早起きできない罠。普段の不摂生の罠。
さすがに7泊8日を振り返って書くと雑記が長くなってしまう。だから特に印象に残ったことについて記しておこう。
モエレ沼公園
モエレ山に登っている途中で階段が雪に覆われていて滑落するかと思った。というか転んだ。コートのポケットに入れていたペットボトルがいつの間にかなくなっていた。五稜郭公園
桜が全部つぼみだった。全部つぼみ。全つぼみ。帰ったあとにホテルのニュースで開花宣言をしていた。全つぼみ。細岡ビジターズラウンジ
ここで食べたぶどう?とミルクのミックスソフトが今回の北海道旅行でいちばんおいしかった。ウポポイ
「体験交流ホール」で伝統芸能上演を見た。なぜかその日は琉球の公演もやっているらしかったが見なかった。「伝統的コタン」で紙芝居「ポン劇場」を見たり口承文芸を聞いたりした。博物館はさっと見た。のぼりべつクマ牧場
クマたちに餌をあげられた。クマが餌を求めてアスレチックに登るステージも見られた。かわいかった。登別地獄谷
今回の旅行でいちばんよかった景色。とにかく壮大。足湯に行こうとしたら一部通行止めで行けなかった。よくわからない道を通って帰っている途中で鹿に会った。野生の鹿は人間を見るとぴょんぴょんと跳びはねて逃げていった。サイロ展望台
車を持っていない人間は来てはいけない場所。洞爺湖。バスで行った。お土産屋さんで「洞爺湖キャラメルプリン」と「北海道名物ようかんパン」と「月寒あんぱん」を買って食べながらバスを待っていた。洞龍の湯
足湯。いちばん熱いところに足を入れてしまい「あちあちあっつあつあつ」と飛び出した。そのあとで中間の熱さのところに足を入れてバスを待った。地球岬展望台
車を持っていない人間は来てはいけない場所。行きはバスに乗って歩いた。帰りはバスに乗らず歩いた。どちらにしろ歩く。近くのお土産屋でポテトまんじゅう?を食べた。正式名称は忘れた。じゃがいものあのポテがまんじゅうの中に入っている。異様に風が強くて寒かった。釧路湿原(細岡展望台)
車を持っていない人間は来てはいけない場所。というか現地に宿泊していない人間は来てはいけない場所。そして閑散期には来てはいけない場所。電車の本数が……少なすぎる!白い恋人パーク
「スタディベース・カカオポッド」のプロジェクションマッピングを使った演出がしゃれていた。それに限らずに施設内のすべてがしゃれていた。施設の外もしゃれていた。買って食べた「白い恋人ソフトクリーム」のミックス味は特にしゃれていなかった。セイコーマート
コンビニ。ホテルの近くで何度も通ったのでポイントカードまで作った。とりあえず買ったものを列挙しておこう。次は違うものを買えるように。- ホットシェフのカツ丼
- ホットシェフのえびカツ丼
- メロンシャーベット
- 北海道牛乳アイス
- 十勝の白豆アイス
- 北海道産チーズソフトクリームアイス
- 北海道産のチーズを使ったクリーミーなチーズアイス
- 北海道牛乳モナカアイス
- ホットシェフのチーズおかかおにぎり
とまあ特に印象に残ったことを記してもろくな感想が出てこない程度の虚無旅行だった。旅費は最終的に……何万円になったかわからん。まず上記に挙げた観光施設のだいたいは事前に旅行会社から安いクーポンを買っていてそれが5千円ぐらい。だから旅行会社に払った旅費は3万300円。そこから6日間のフリーパスが1万200円。だから4万500円を使っていることは確かだ。均して考えたときに1日に3千円も使っていないが1千円は使っている気がするので真ん中の2千円を使ったとしよう。合計5万6千円。たぶんこれより掛かっていたとしても6万円ぐらい。7泊8日を6万円で毎日観光して過ごした。こう考えると安く済んでいる。しかし6万円は無職にとって大金である! ではなぜ大金を払って旅行をするのか? たんぽぽをちぎって遊べばよいではないか? そこらの命を毟ることが無料なのに己の命を賭けたあげくに金と時間まで払って旅行する必要があるのか。移動時間がたっぷりとあったので私はたくさん考えていた。ぐうぐう。いや移動中は寝るかスマートフォンをいじいじしていたので特に考えていなかった。たぶん旅行に行く前に普段はやらない掃除をするから金を払ってでも旅行に行く必要があるんじゃないんスかね。旅行に行く前に普段から掃除しろ。
これは2022年4月28日の34時に書いた。
スクリプトで立ち絵をアニメーションさせる異常者になっている。うん。「Live2D」とか「えもふり」とかじゃなくて。スクリプトで立ち絵をアニメーションさせる異常者になっている。まあ試作段階なので日和って「Live2D」で組み込むか「えもふり」で出力した連番画像を並べてアニメーションさせるかもしれん。後者は実際にやったことがある。「Live2D」は使ったことがあるけどゲームにSDKで組み込んだことはない。SDKって何? 知らん。とりあえず今はスクリプトで動かしている。動かすこと自体はわりと簡単だがゲームエンジンに実装されているロールバック(巻き戻し)機能を使用すると意図通りの表示にならない可能性があるのとシナリオ上で表情や動きを変化させるときの記述が死ぬほど面倒そうで詰んでいる。どうしてこんなことに。というか自分が最初に考えていた一番ラクな記述が実現不可能と気づいた時点で諦めるべきだった。なぜ人は合理的な判断ができなくなるのか? 主語を人にすることで己のあやまちをあるあるネタに見せかけるやつね。正常な人間はスクリプトだけで立ち絵をアニメーションさせようと考えない。ないないネタ。最終的に私がどのような選択をするかは来月のゲ制デーに乞うご期待。ゲーム自体は5月にも6月にも完成する見込みはないが立ち絵アニメーションはたぶん進捗として見せられる。まあ現段階では立ち絵が完成していなくてまだ仮だけど。なら何だったんだ今までの話。
先週は上記のゲーム製作と後述の新作と詩を書いていたほかは何もしなかった。何も。どこにも。行ったことのない店に行かなかった週は久しぶりかもしれん。おそらく前々から言っていた5万円の出金があったのと今週から始まる旅行のことでセーフティーモードが起動したと思われる。お金だいじだいじセーフティーモード。外出をするとお金がかかるので外出しない。人気のない朝の公園でぺたんと座って溶けている鳩ぽっぽたちを追い回して遊んでいるうちに湿っていた地面で足をすべらせて尻もちをつくことしかできない。人生楽しそうっスね。金策のことを考えないといけないかもしれない。再就職しろよ。再就職したいのはやまやまだが面接に行く服がない。面接に行くためのスーツや靴を買わないといけない。ここでも出費! 人生は金なのか? 近くで救急車やパトカーがとまったら急いで駆けつけて野次馬するだけではだめなのか? ひまな人間はろくなことをしない。いやだが先週の私はひとつだけよいことをした。子どものころからの夢を叶えたのである。そう。先週のよろずでも「しんさ……」とにおわせたアレである。きちんと日曜日の23時58分に公開した。いったいそれは何かというと――。
新作エッセイを公開した。amazonアソシエイトのリンクを張るためだけのエッセイ。そんなばかな。ばかじゃない。中学生のときからの夢だったし。個人サイトでアフィリエイトをやる夢。当時からひまだったのか? わからない。とにかく子どものころはただ情報だけを集めて「アフィリエイトをやりたいなあ」と思っていた。amazonアソシエイトへの最初の挑戦は数年前にさかのぼる。noteでライフログを記録していたときにamazonアソシエイトに登録したのだ。しかしnoteの仕様がライフログの記録に向いていないことに気づいてnoteは1年ちょっとで退会した。気づきが遅すぎる。そして現在。上述のエッセイページを作成した。ものすんごく面倒だった。ものすんんんんんごく面倒だった。htmlとcssを何度修正したかわからない。noteでやっていたときは何も考えずにコピーしたリンクをぺっと張るだけだったから気づかなかった。amazonが自動で出力するコードでは良い感じの見た目のリンクを作成できないので手でしこしこやらないといけない。和姦できない。め・ん・ど・い。子どものころの空見タイガはこの面倒さに気づいてアフィリエイトをやらなかったのだろう。「駄文同盟.com」に個人サイトを登録したいと思っていたのに最近まで行動に移さなかった事例と同じだ。やりたいと思ってやっていなかったことは面倒だからやらなかったことだったのだ。今の自分より昔の自分のほうが断然に聡すぎる。もっとも聡いせいで何も実行できなかったのなら鳩を追い回すほどに頭が悪くなってよかった。少なくとも今の私はとても満足している。noteでやっていたときと同様にここから収入は発生しないだろう。だがそれでもいい。人生は金じゃない。アフィリエイトのリンクを張ったという事実だけで生きていける。ちなみに広告ブロックのアプリ「280blocker」を導入していると画像はおろかリンクすら表示されないので単なる文字だけのエッセイページになる。「280blocker」は神。商品ではなく「280blocker」の宣伝。
かのエッセイは随時更新してゆく所存。好きな小説とか紹介するぞ! いつかね! どうせひまなんだから即日にやればいい。そうはいかない。なぜなら次の旅行が差し迫っているから。不安だ。何も決めていないから。本当に何も決めていない。何の準備もしていない。飛行機に間に合う時間に起きられる気もしない。ほかにも不安要素があるが今は書かないでおこう。次のよろずの更新はたぶん28日にやる。そして29日から翌月5日までゴールデンウィーク連続更新。もし28日以降に更新がなかった場合は「アフィリエイト置き場」が人生最後の新作になる。最悪すぎる。だけど今回はもしかしたら旅行先で何か更新するかもしれん。しないかもしれない。WordPress時代は出先でも気軽に更新できたんスけどね。今は静的サイト時代だから。ローカルにあるファイルをしこしこいじってしこしこアップロードしてしこしこインターネットにまき散らしているから。Windowsで作成したファイルをmacで開いて修正することに無限の抵抗を感じるから。だから更新をできないわけではないが気持ち的にやりたくはない。Windowsのノートパソコンを持っていたら旅行中でもバリバリに更新するのになあ。結局やっぱり金なのか? 人はアフィリエイトのリンクを張ったという事実だけで生きていけないのか? そそそんなことはない! 人は固めの目玉焼きにマヨネーズをたっぷりかけて食べたり太陽の光を受けてきらきらと輝いている木の枝を見たりするだけで幸せになれるんだ! だったらなんで金をかけてこれから旅行に行くんだ? それは……それは……帰ってきてから考えるとする。
これは2022年4月18日に書いた。
4月11日。あと4日で4月の前半戦が終わる。時間の流れが急すぎる。3月に年を取っただけで上流に一歩近づいてしまった模様。つい2週間前に激重リュックを背負ってショボショボマウンテンバイクで40kmを走ったり山から何度も滑り落ちそうになったりしたとは思えない。あのときは本当に1日が長かった。つらさの連続で。そう思うと先週は平穏でつらくなかったので早く終わったのかもしれん。先週は大阪城公園で屋台で買ったチーズハットグを食べながら満開の桜を見ることから始まって「石窯パンの店 ゴッホ」のパンを長居公園で食べて「長居植物園」に行った帰り道に「桃ヶ池公園」の立派な桜を見たり「ゴジュウニチョウメベーカリー」のパンを食べたり大阪城公園で開催されていたイベント「大阪城プロレス」に行って屋台で買ったアイスやからあげを食べながらプロレスを観て終わった。桜ありグルメあり暴力ありの充実した1週間だった。しかも月曜日に童話を公開して水曜日には『ありありて詩』を久しぶりに更新して土曜日にはツイッターのハッシュタグ企画「スーパーゲ制デー」に合わせてゲーム制作の進捗を公開して日曜日にはグッズ一覧ページを公開した。つまり1週間に4回も更新。すごい。すごすぎる。充実した1週間のモデルケースとして未来の空見タイガに永久に語り継いだほうがよいかもしれん。充実のレベルが低すぎる。
ゲーム制作の進捗について。ツイッターに塗っている途中の立ち絵を投稿した。ここで画像は引用しない。よろずに画像を張るとページの表示が遅くなるからな。というわけでリンクを張ろう。
めちゃくちゃ可愛い。めちゃくちゃ可愛いがすぎる。私は女の子を描く天才かもしれん。女の子の絵を描くたびに思う。私の描く女の子はものすごく可愛い。たとえ人間の首が肩にどうやってついているとか腕が肩にどうやってついているとかその他すべての人体構造がわかっていなくても私の描く女の子はめめめめめめめめめっちゃくちゃ可愛い。しかもこの可愛い女の子がなんとアニメーションをする。予定。私の得意ジャンルは「いちゃラブ」と「アニメーション」なのだが今までまったく“実力”を見せつける機会がなかった。だが今回のゲームによって私がいかに女の子を可愛く動かせるかを披露できるだろう。いちゃラブものは今まで作ったことがなければ現在240近くあるアイディアリストのなかにも1タイトルしかないので今は見せられない。何を根拠に得意と言い張ったのか。でも本当に得意である。私の考える企画にいちゃラブや恋愛を書く余地がないだけで。唯一のいちゃラブ企画についてはまたいつか話そう。とにかく可愛い立ち絵を可愛く塗っている最中だ。早く塗りおえて可愛いアニメーションを見せたい。まあツイッターに投稿しても見てもらえないと思うが。サーチバンでハッシュタグの検索結果に投稿が出なくなったから。フォロワーがいない(いつの間にか0から1になっていた)のでハッシュタグから辿ることができない以上は誰も見ることはない。むなしいがすぎる。
グッズについて。旅行中に財布とペットボトルだけを持ち歩けるようにサコッシュを購入しようと考えた。それでオリジナルグッズを1個から作成・販売できる「SUZURI」に画像を登録してサコッシュを注文した。次の旅行までに発送が間に合わなかった。まあ注文した。ついでに画像を追加してグッズとして販売登録してみた。これで誰でもやわらかよだつのオリジナルグッズを購入できる。私とおそろいのサコッシュを購入できるチャンス! いらないがすぎる。
今週も「更新」の週にしたいと思っている。現に月曜日の時点で「SUZURI」にグッズを追加した。自作小説『解決済ゴースト』のアクリルブロック。4158円。よんせんひゃくごじゅうはちえん!? 信じられん。アドベンチャーワールドの入園券より高いだろ。1日入園券4800円。よんせんはっぴゃくえん!? アドベンチャーワールドの入園券には負けた。それにしても高い。高すぎる。仮に売れても私には600円しか入らないというのに。まあそれでも更新はした。今週はグッズの追加の他にもドシドシ更新するつもりだ。たとえばしんさ……いや最後まで言うのはやめておこう。あらかじめ言うともしかしたら実現しないかもしれない。試合が始まってもいないのに胴上げをするのはやめよう。とりあえず今週は4月のクライマックスのつもりで頑張ってゆく。来週以降はたぶんちっとも更新できないから。どうしてかは再来週にわかる。しかし今日はこんなに短い雑記で太字を6回も消費してしまった。度が過ぎる。
これは2022年4月11日に書いた。
2日にも更新したが4日も更新する。4月には月曜更新ができない週があるから。前もって更新を補充しておく。わけのわからない設定。そして2日のよろずを読み返してみると行った行った行ったを羅列しただけの気持ちのこもっていない雑記になっている。でも気持ちのこもっていないように見えるものにも気持ちはきちんとこもっている。無無無という気持ちが。これは大事なことだ。たとえ意思疎通ができなくても他者には気持ちがある。言動が無感動に思われても気持ちがある。たとえ無に見える文章にも意図がある。なぜなら意図がなければ文章を書かないから。作品で自分を消そうと躍起になっている作者を見かけるたびに心のなかの空見タイガが猛烈にバカにしてしまうのだが作品で自分を消そうと躍起になる試みそのものが意図になるので作者は消えない。作者が作品から消えるためのもっともよい方法は何も作らないことである。作者はいる。作品にいる。きちんといる。だから本日公開した童話『みんな全員すべて嫉妬』にも作者の意図はある。ありまあす。ちなみに本作はアンデルセンのメルヘン大賞の落選作である。なぜ私はコンテスト主催者の気持ちを考えないのか。わからない。人生はわからないことだらけである。それを少しでもわかるように努力する……わからない未来を少しでも確定させてわかるようにするために1日ずつ頑張ることが肝要だ。私がこの雑記に書いたことはだいたい実現しないので具体的には書かないが今週は「更新」の週になるだろう。実現しないのに更新の週と書く分にはよいのか。よいのである。何せ月曜日にすでに新作童話を更新してしまったから。私は無敵だ。火曜日以降なにもなくても「更新」の週と言い張れる。史上最悪の無敵。
これは2022年4月4日に書いた。
天気予報のせいで徳島県の収入が減った。話せば長くなる。でも長い話をしたくない。4日間で20時間も寝ていないから。3泊6日の旅行によって死ぬことはなかったが頭痛と筋肉痛で体調が死んでいる。だが書こう。書くことで今回の問題点を整理して今後に活かすことができる。先週から今日にかけて次の旅行をした。
バースデイきっぷ旅行
誕生日月に使える四国のJR+バス等を3日間乗り放題のきっぷを利用。
- 1日日
- 三ノ宮に移動する
- 2日日
-
- 「ニャンコフェリー」で三ノ宮から高松へ
- 「さぬき手打ちうどん 味庄」でうどんを食べる
- 「栗林公園」に行く
- 「松下製麺所」でうどんを食べる
- 「さか枝うどん」でうどんを食べる
- 「麺処 綿谷」で肉うどんを食べる
- 「栗林公園」に再入場する
- 「金刀比羅宮」の本宮まで行って幸福の黄色いお守り+ミニこんぴら狗を買う
- 「丸亀城」に行く
- 松山に移動する
- 「伊予の湯治場 喜助の湯」に行く
- 「ごはんとお酒 なが坂」でじゃこ天と瀬戸鯛めしとせんざんきのハーフを食べる
- 3日日
-
- 江川崎に移動する
- 「道の駅 よって西土佐」で自転車を借りる
- 「いわき食堂」でゴリ丼を食べる
- 「岩間沈下橋」に行く
- 「口屋内沈下橋」に行く
- 「高瀬沈下橋」に行く
- 「三里沈下橋」に行く
- 「佐田沈下橋」に行く
- 中村駅で買い食いする
- 高知に移動する
- 「庄や」で「黒潮丼」を食べる
- 4日目
-
- 「室戸世界ジオパークセンター」で自転車を借りる
- 「むろと廃校水族館」に行ってぶりくじで2等のぬいぐるみを当てる
- 「室戸岬」に行く
- 「奈半利駅物産館 無花果」でいちじくソフトを食べる
- 高松に移動する
- 「徳島ラーメン麺王」で徳島ラーメンを食べる
- 5日目
-
- 「めりけんや」で鳴門わかめうどんを食べる
- 高松駅近くで自転車を借りる
- 「手打十段うどん バカ一代」で釜玉バターうどんを食べる
- 「鹿の井出水記念碑」を見に行く
- 「手打ちうどん 上田」でかけうどんを食べる
- 「手打麺や 大島」でうどんを生卵つきで食べる
- 「栗林公園」に行く
- 「遊鶴亭」に行く
- 「長崎ノ鼻」に行く
- 「讃岐うどん えん家」でとろ玉ぶっかけうどんを食べる
- 「ヤドンのポスト」を見に行く
- 「サンポート高松」で夕日を見る
- 「ニャンコフェリー」で高松から三ノ宮へ
- 「ニャンコフェリー」でオリーブうどんを食べる
- 6日目
- 始発を待つためにカラオケをする
まず私がどのような荷物を抱えて移動していたのか説明する必要がある。それは3泊4日の衣服と折りたたみ傘とKindleとノートパソコンとB6サイズのMDノートと充電器が入っており側面のポケットに500mlのペットボトル2本を差しこんでいるごくふつうのリュックサックでホテルのフロントにいる女性が手をぷるぷると震わせて持つ程度の重さである。似たような構成でpeachの機内持ち込みに引っかかったことがないのでおそらく7kg未満と思われる。2日目の「金刀比羅宮」に行くときは駅のロッカーに5日目のサイクリングではホテルに預けた。電車に乗るときは足下に置いている。それ以外は背負っている。次に上の要約の補足をすると2日目の「ニャンコフェリー」は朝1時に出港して朝5時に到着する夜行フェリーである。さらに「栗林公園」に行ったあとのうどん巡りは徒歩である。また3日目のサイクリングで借りた自転車はカゴがついていないマウンテンバイクで江川崎駅から中村駅までの距離は約40kmである。5日目のサイクリングはふつうのかごつき自転車で「遊鶴亭」は「長崎ノ鼻」の方面から800mを登って行った。6日目は朝の12時半すぎに三ノ宮に到着してから5時近くまで寝ずにカラオケをしていた。何が目的でこんな過酷な行程にしたのだろう? わからない。私にはわからない。ただひとつ言えることは当初の予定からだいぶ変わったということだ。
まず帰りのフェリーが大阪方面の終電に接続していないと思わなかった。事前に調べない私が無能ではある。でも接続していないと思わなかった。港から三ノ宮の駅に向かうバスはあるのに向かった先の駅は西明石にしか向かわない。港に行くバス停の前で気づいた。とはいえ高松駅周辺で12時半まで待つ気力もなかった。異様に風が強くて寒かったのもある。近くのバスの待合室がぎゅうぎゅうだったのもある。始発に乗るための待ちのカラオケでふだんは飲まない酒を飲みながら一夜を明かした。帰りの電車でうとうととした。次に天気予報。私が天気予報を確認したときにはきちんと晴れるのは2日目だけのはずだった。私はこの旅行で「栗林公園」をいちばん楽しみにしていたから徳島に行く予定を捨てて朝5時半から活動できる2日目にわざわざ「栗林公園」に行った。しかし曇り。圧倒的曇り。ベンチに座って天気予報を確認すると10時には曇りながらも晴れるとある。うどん巡りをしてから再入場をして待つ。いつのまにか予定の時刻が11時や12時になっている。さらにほかのサイトで調べてみると完全に晴れるのは18時になっている。仕方なく公園を出て次の目的地に向かう。松山のホテルでつけたテレビでアナウンサーが花曇りについて話していて殺意を覚える。そして高松に戻ってきた5日目。完全に晴れる。だったら5日目に公園に行って2日目に徳島に行けばよかった。早朝から徳島城跡に行って鳴門で大塚国際美術館に行き渦潮を見てから金刀比羅宮に寄って今治城と銭形砂絵に行くぐらい出来たはずなのに。本当か? ちなみに2日目以降の天気予報もほぼ外れていた。4日目は昼の12時から雨が降る予報になっていたのでもう少しで「むろと廃校水族館」に行くことを諦めるところだった。ホテルを出たときにそこまで天気が悪くなかったことから「どうせ外れるだろう」と思って出発した。いつの間にか昼の2時から雨に予報が変わっていた。当日の数時間先の天気も予報できない人たちがなぜ給料をもらえて私は無職なんだろう。自転車を返してバスで駅に戻るころには雨が降っていた。ここで晴れていたら駅で自転車を借りてモネの庭に寄ってもよかったかもしれない。そして5日目。先ほども書いたとおりに晴れる。むちゃくちゃ青空が広がっている。もうバースデイきっぷの有効期限が切れているので高松で観光するしかないが「栗林公園」以外に行きたい高松のスポットがないので無になる。とりあえずうどんを食べたり桜を見たりして筋肉痛がなぜか和らいできたところで二回目の(2日目に再入場をしたから実質三回目)「栗林公園」に行く。やはり晴れているだけで世界は美しい! 木の枝の一本一本が光り輝いて見える。しかし前日に雨が降ったせいか2日目よりは桜の輝きがなかった。この点では2日目に公園に行けてよかったのかもしれない。いやよくない。徳島県に落とすはずだったお金が香川県に落ちたのだから。松山でも何もしていない? 松山は子どものころ父親が単身赴任しているときに夏休みを利用してけっこう長い期間いたからいい。何も覚えてはいない。松山城には連れて行かれた気がする。とにかく金刀比羅宮で「やる気が出ますように」と祈って「予報師の人生設計が天気予報のような精度でうまくいきますように」と祈らなかった自分を恨みながらも屋島方面に行った。「長崎ノ鼻」に向かう途中にあった「遊鶴亭」へと続く遊歩道の前に「800m」と書いてあったので気軽に寄ってみた。遊歩道ではなく登山道だった。たぶんホテルに荷物を預けていなかったら途中で死んでいたと思う。帰り道で三回ぐらい滑ったし。Googleマップに投稿されている気楽なクチコミを信用するな。あいつらは駐車場から歩いている。くたくたになりながらも向かった「長崎ノ鼻」はなかなかの絶景で当初の予定を変えることになった天気予報に感謝をしなかった。徳島に行かなかったことでせっかくのバースデイきっぷも1万3千円しか浮かなかったからな。2万円や3万円の交通費を浮かせるだけのポテンシャルがあるというのに!
とはいえバースデイきっぷの下位互換で割引もない四国フリーきっぷとの差額を考えると2万円近くは浮いた。バースデイきっぷは本当にお得なきっぷである。私は3月のはじめにその存在を知った。調べたところ鉄道の愛好家が四国内の鉄道を乗り回すために利用していて観光地を巡りたい人向けの情報はあまりなかった。四国は電車ではなく車で観光するところ。もし車なしで大阪から3泊4日をするなら行きは深夜に移動するフェリーや高速バスで愛媛・香川・徳島のいずれかに帰りは別の2県から帰ると効率よく四国1週できるはず。1日1県を遊んだあとに次の県に移動してホテルは泊まってチェックアウト後に荷物を預けるだけになる。ただし電車で松山から高知あるいは高知から松山に行こうとするとあんま効率がよくないっぽい。たぶん多度津まで一旦は戻らないといけない。今回は沈下橋巡りが目的だったので何もすることがない松山に泊まって江川崎駅から中村駅まで苦しみながらサイクリングをした。正確にはふるさと館の定休日により江川崎駅から自転車を借りることができなかったので近くの道の駅まで歩いてスタートした。たぶん体力のある人だったら長生沈下橋も合わせて見に行けるはず。私は体力がないので終盤は全速力で自転車を漕いで返却時間ギリギリに返すことになった。本当につらかった。太ももも背中も肩もバキバキになった。7kg未満であることは確かなリュックサックを背負っていたからな。今も足が痛い。頭も痛い。喉もかれている。もうなにもできにゃい。
帰りのフェリーでは疲労と終電を逃す動揺からありえないミスをやった。私の名誉のために何が起きたかは書かない。書かないが財布を買い換える必要がでてきた。あっ。もともと親に与えられただけのクソバカデカ激重不便な長財布だったから良い機会だと思って新しい財布を買おう。と思って調べてみたら9千5百円で本革の長財布にオリジナルプリントができるサービスがある。送料を入れると1万円。すごく安いような気がする。あと今回起こしたミスの防止対策としてサコッシュを買おう。と思って調べてみたらたぶん2300円ぐらいでオリジナルプリントができるサービスがある。ちょっと安いような気がする。既製品は似たような見た目のものがたくさん売られていて機能や価格で比較して検討する必要があるがオリジナルならオリジナルという一点でほかの既製品と大きく異なるから選択が楽になる。今はとても楽をしたい。楽しくて楽なことしかしたくない。ただひたすらに眠りたい。
だがまだよろずは終わらない。きちんと先月の反省をして今月の目標を考えよう。3月は次のことをやった。
- 4篇の新作詩を雑誌に投稿
- 制作中のフリーゲームの情報をツイッターに投稿
詩を投稿できる機会を1回飛ばしてしまったせいで最高7篇を完成できるはずが4篇で終わってしまった。ホテルで書くつもりが強烈な眠気にやられて寝た。1日1冊の本を読み終えることも旅行中はやめてしまった。移動時間が長いので読めるには読めるが疲れすぎて眠くて読めない。1日1詩は続けた。このままいけば4月中に30日30詩になる。4月のまとめに書けるように続けたい。小説はまったく書かなかった。旅行中は書けなかった。一字の違いだが大きな違いである。前者は怠惰で後者は体力不足だ。今回の旅行で何度も思った。「アイディアを形にするのって集中力を使うからだりいけど今やっていることのほうが断然にだりいな」と。だからこれからは「あのときの旅行より今はつらくないぞ」と言い聞かせて創作を頑張ろうと思う。ゲーム制作なんてだりいことの連続だろうが約40kmを自転車で走った翌日と翌々日もサイクリングをするよりかはつらくないから頑張ろうと思う。思う。でもこういう思いもいずれ思い出さなくなって忘れてしまうんだ。そしてまた同じようなことを繰りかえすんだ。でももう28歳だ。もう新年度だ。もう2022年の4分の1が終わった。私はもう忘れない。私はもう間違えない。私はもう利用する前に便座をトイレットペーパーで拭こうとして財布を便器に落とさない。
これは2022年4月2日に書いた。
アプリ「CokeON」にあるウォーキングのウィークリーチャレンジに初めて成功した。アプリの利用開始日は昨年の7月27日。目標歩数は1週間で35000歩。昨年の7月から今に至るまで1週も計35000歩を歩かなかったことになる。毎日の散歩を始めてからもせいぜい2万歩前後。少ないときは7日で1万歩も歩かない。そして先週は59351歩。59351歩。こうなった経緯を説明すると雑記がまた5000字を超えてしまうので簡潔に書くとしよう。
春のパンまつり
- パンヤ
-
- 「パンヤ」のパンを大阪城公園で食べる
- 「森ノ宮よしもとお笑いライブSP」を観る
- グウ
- 「Boulangerie gout」のパンを食べる
- グウ2
- 「Moulins et Cafe gout」のパンを大阪城公園で食べる
近鉄全線3日間フリーきっぷ
3000円で近鉄全線を3日間乗り放題のきっぷを買った。
- 1日日
-
- 大阪から名古屋に行く
- 「山本屋本店」で味噌煮込みうどんを食べる
- 「名古屋市美術館」の「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」に行く
- 「名古屋市科学館」でプラネタリウムを観る
- 2日日
-
- 「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」で遊ぶ
- 「芳カツ亭」でチーズカツ定食を食べる
- 1泊2250円のホテルに泊まる
- 3日目
-
- 「鳥羽水族館」に行く
- 「ふくすけ」で月見伊勢うどんを食べる
- 「豚捨」で伊勢牛を使った上牛丼を食べる
- 「伊勢神宮」の内宮と外宮に行く
- 「赤福」で「盆」に乗った赤福餅を食べる
まずパン祭りについて。グウ2のパン屋で買った卵焼きを挟んだパンがむちゃくちゃおいちかった。大阪城公園のベンチで「ウマッ」と言いながら食べるほどおいちかった。ただし高い。そこまで大きくないパンを3個買って700円を超える。「パンヤ」のパンを食べるのはこれで3回目だが一度もあたたかいパンを買えたことがない。いつも冷たい。安くて大きくておいしくはある。でもいつもひえひえかちかちしている。いったいどの時間帯に行けばできたてのパンを買えるのか。森ノ宮のよしもとの劇場は狭くて舞台と客席がだいぶ近かった。ミキとかアキナとか笑い飯とかミルクボーイとか私でも知っている漫才師が出演していた。フースーヤが会場内にいる子どもたちに異様にウケていて需要を知った。あと大阪城公園が休日や祝日になると激混みになることを知った。桜が満開ではない程度に咲きつつあったけどゴミのような人間の群れのせいで風情もない。休日は家にいたほうがよい。
とはいえ3日間フリーきっぷを使った平日も人でごみごみとしていた。3日間の1日目。急行の電車に乗って大阪から名古屋まで行った。目的のゴッホ展が信じられないほど混んでいる。さすがに入場に並ぶことはなかった。でも館内は人でいっぱいいっぱいである。平日にこんなに混雑しているなら休日は人でぎゅうぎゅうだろう。春休みだからと思ったが学割ではなくシニア割でチケットを買っていそうな人たちが多い。学生はいったい何をしているのか。感想としては画を見ていて「厚塗りやりてえ!」となった。べつに人が多くてじっくりと画を鑑賞できなかったので浅い感想になってしまったわけではない。気に入った画は何度も眺めた。いろいろな角度で。人の群れをくぐりぬけてとっくりと見た。「厚塗りやりてえ!」となった。これが感想のデフォなんすよね。「名古屋市科学館」ではプラネタリウムを見た。驚いたのは館内にいる若者の多さ。名古屋にいる若者に発信タグをつけてマップ上で見てみたら科学館に点が密集していそうな多さ。学生は科学館の展示で遊んでいた。若者が多いのもそうだが老人が少ないような気がした。もう永くないから科学に興味がないのかもしれん。プラネタリウムはリクライニングシートの心地が最高で一日の疲労がとれるかと思った。都会は明るくて星があまり見えないけど明かりのないところではたくさんの星が見えるんだって。へえー。急行の電車に乗って名古屋から大阪に帰るころには足がガクガクになっていた。無職には特急券を買う権利がないのである。
3日間の2日目。特急券を買う権利がないので急行の電車とバスで「志摩スペイン村」に行った。驚いたことが「志摩スペイン村」に行くためのバスでICカードが使えること。しかもポストペイ(後払い)が使える。三重の端っこでもICカードが使えるんだ。三重ってやっぱり関西なんだ。三重って。三重って……とりあえずバスに乗って「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」へ。さあ1日パスポートは通常のところ5400円である。14時以降の入園なら2400円になるがまだ昼前だ。私の持っているきっぷが「まわりゃんせ」であればスペイン村に無料で入場できる。だが手元にあるのは3日間フリーきっぷだ。提示すれば30%引きになるとはいえ3700円超え。これなら「3日間フリーきっぷ」ではなく他の施設の入場もできる「まわりゃんせ」のほうがお得だったのでは? そんなことはない。なぜなら私の誕生日だったから。そう。この日は私の28歳の誕生日だった。そして誕生日だと5400円のパスポートが無料になる。というわけで私は無料でスペイン村に入場した。見えるところに貼るとキャストに祝ってもらえるお誕生日シールを貰ったが貼らなかった。入場料無料を狙って誕生日の当日に1人でテーマパークに行く無職(28)の現実に祝う要素はない。とにかく遊んでショーを見た。アトラクションは「ピレネー」「スウィングサンタマリア」「キディモンセラー」「ガウディカルーセル」「スプラッシュモンセラー」「グランモンセラー」「ハビエル城博物館」「スチームコースター アイアンブル」「フェリスクルーズ」「オバケハンター2」「アルカサルの戦いアデランテ」を楽しんだ。ジェットコースターの「ピレネー」は降りたあとにふらつくぐらいぐるんぐるんに回されて楽しかった。楽しかったがこれに最初に乗ってしまったせいで後のスリル系のアトラクションが凪になってしまった。ショーは「ヌエボ・プログレッソ アデランテ」「パティオ デル カント」とフラメンコパフォーマンスを見た。キャラクターが誕生花のミュージカルを始めたときは私が誕生日なのに誕生日シールをつけずにひっそりと一般客にまぎれこんでいることがバレるのではないかとハラハラしたが大丈夫だった。何事もなくスペイン村を楽しんでホテルに向かうことに。本当は無職がホテルに泊まることなど言語道断なのだが2250円で宿泊できるホテルを見つけたので泊まることにした。その前に夕食をとろうとトンカツ専門店に行った。「志摩神明」というおそらく今後の人生で二度と利用することのない無人駅から降りて徒歩徒歩トホホ。完全に車のためだけにあるような道路の端をくっつき虫を髪にくっつけながら歩いて到着した。そこで注文したチーズカツはその疲労に見合うだけの味だった。バクバク食べた。そしてトンカツ専門店を出るころには完全な闇。真っ暗闇。無。あかりのない車のための道路の端を「轢かれたくない」と思いながら走る。そう。電車に乗り遅れたら無人駅でだいぶ待たないといけないのでチンタラ歩くことは許されないのだ。とはいえカツを早めに平らげたこともあって余裕があったので眼鏡を掛けて空を見上げもした――都会は明るくて星があまり見えないけど明かりのないところではたくさんの星が見えるんだって……確かに大阪市で見たときより星がいくつも見えるような気がした。いやでも大阪市で星を見ようとしたことがまずなかったな。眼鏡を掛けても視力が0.3しかないのに裸眼で外を出歩いているし――そう思いながら辿りついた駅にもだれもいない。ホームの先っちょはもう完璧な黒になっている。ちなみに1日目も帰りのホームと電車で自分以外の客がだれもいない瞬間があった。写真をいくつかパシャパシャ撮ったのでこれを資料になんか物語を作ると思う。そんなこんなで電車によって暗いところから脱出した私は壁が薄くて隣室の音が聞こえるが浴衣だけはきっちりとあるホテルに泊まったのであった……。
3日間の3日目。「鳥羽水族館」に行く。唯一ジュゴンが見られることがウリらしいが熱心にジュゴンを見ている人よりかはラッコを見ている人のほうが多かった。そう。ここでは今や貴重なラッコが見られる。ラッコのお食事タイムには人がうようよと水槽の前に集まっていた。お食事タイムはもはやショーのボリュームで飼育員がガラスに投げたイカをラッコがジャンプして食べたりラッコが貝でガラスやら飼育員やらドアを叩いたりする姿を見られた。その後に見たセイウチのショーやアシカのショーが霞んでしまうほど多芸で楽しかった。ラッコはピレネーと言える。この水族館で最後に見たペンギンのショーなんてペンギンが歩くだけだった。一匹だけ早く走ることのできるペンギンがいて一方向をばたばたと走った程度。お食事タイムより芸のない芸。それで水族館を出たあとは伊勢神宮に行った。行ったはいいけど信じられないほど混雑していた。うどん屋にいる客が「休日に混むかと思ったら今日もすごい混んでいるね」と言っていたがそれがすべてである。私はもう語ることがない。あれが休日になったら人の押し合い揉み合いで死人が出るだろう。ゴールデンウィークは……考えるだけで震えがとまらない! そんなこんなで急行の電車に乗って帰った。無職には特急券云々。こうして過酷な3日間フリーきっぷの旅は終わった。
結局くわしく書いて4000字近くになっている。本当に疲れたがこれは序章である。じつは今週も旅行をする。だから3月中はもう何もできない。何も。一ヶ月に1作を書くとわけのわからないことを抜かしていた長編小説はもちろん完成しなかった。まあ8月までに6作を書けば1ヶ月に1作を書いたことになるから……なにが「まあ」なのか? これは旅行中に少しでも書き進めると思う。でも移動の過酷さのあまりに何もせずに眠ってしまうかもしれない。とりあえず次の雑記は4月1日か2日に一度更新すると思う。2日までに更新されなかった場合は旅行中に死んでいる。比喩ではない。旅行とは死のリスクを引き受けて移動する行為である。旅行に出かけた人間が不慮の事故や災害に巻き込まれて死んでも同情できない。ホテルや移動手段の予約をとった時点で死ぬことに同意しているのだから。本人が同意した結果を「かわいそうに」と外野が同情しても「(頭が)かわいそうに」という意味にしかならない。だから私は同情しない。バイク乗りにもハザードマップを見て明らかに危険な場所に住んでいる人にも。かわいそうなのは大人に巻き込まれて勝手に同意させられる子どもたちやペットだけだ。とにかく旅行は部屋で隕石の落下を待つより死ぬ可能性が高い。だから私は遠出するときはいつも直前の更新が人生最後の創造かもしれないと思っている。ひとまず28日の11時00分時点ではこの雑記が私の最後の創造になる……絶対に生きて帰ろう。
これは2022年3月28日に書いた。
お風呂で2時間ほど読書をしていると頭が痛くなる。27年も生きてきて初めて知った。もうすぐで28歳になる。「前に頭痛になったときも長風呂だったな。もしかして今までの頭痛の半分は長風呂のせいだったのかも」あまりにも遅すぎる知。頭が痛くなる。でもこれは成長痛だ。私は日に日にえらい人間になっている。100円ショップで購入した「大人のいきいき脳ドリル 計算」を欠かさず続けて明日で最終日の35日目になる。朝の散歩も30日以上続いている。1日1詩を書くことも始めて今日で4日目だ。これは最終的に詩集にする。全30篇で合計3000字未満に抑える。文字数が少なければ少ないほど実行しやすいことがある。このことは実現したときにまた説明しよう。ほかの挑戦としては1日1冊以上の本を読了しようと決めて今日で20日になった。雑誌1冊を含めて合計21冊の本を読んだ。読書自体はいつでもほぼ毎日やっている。でもいつもは2日や3日をかけて1冊を読む。これが1日中に1冊の読了となるとハードな挑戦だ。あまりにもハードすぎて科学本と歴史本とビジネス書と自己啓発本と文学理論の新書しか読めん。20日間で読みおえた小説は1冊だけだった。ずっと前から読みかけていた短編小説アンソロジー。長編小説にあらずんば小説にあらずの美しい慣用表現に従えば20日間は1冊も小説を読んでいないことになる。1日1冊チャレンジが1日小説を1冊も読まないチャレンジになる瞬間に立ち会った。とにかくこのように私は物事を地道に続ける練習をしている。超スーパーエレクトロニクス自己啓発人間になっている。
自己啓発人間になっているが創作はまったく進んでいない。進んでいないというかやっていない。やろうとしていない。では先週は何をしていたのか。上に述べたことをしていた。あとは「手作りパンの店木村屋」でパンを買って食べたりクッキー専門店の「BLUEFOX」でクッキーを買って食べたり誕生月にもらえる引換えクーポンを使ってサーティーワンのアイスクリームを無料でゲットした。食べることに全エネルギーを使ったと言っても過言ではない。さらに土曜日には「関西おいも万博2022」に行った。おいもを使った料理やスイーツが集まる博覧会。つまりやはり食べた。食べまくった。「浪漫焼き芋 芋の巣」でハニーチーズ焼き芋を食べて「蔵出し熟成焼き芋すえひろ×JemJemBAKERY」でビーフカレーパンを食べて「早雲蜜芋本舗」でSサイズの熟成焼きいもを食べて「京都芋屋 芋と野菜」で産地の違う紅はるかを2種類食べた。どれもこれもおいちかった。おいちかったが万博の入場料と合わせて1日で4180円も使ってしまった。よんせんひゃくはちじゅうえん!? 数々の芋々と引き換えに失った額の大きさにおそろしくなって昨年の12月に行ったアドベンチャーワールドの入園料を調べてみた。1日入園券4800円。よんせんはっぴゃくえん!? パンダとその他の動物たちおよびアトラクションはお芋たちにギリギリ勝つことができた。私はどちらにも負けた。もうすぐで28歳になる。
これは2022年3月21日に書いた。
目を酷使した。インターネットで旅行の予定を立てるために。創作活動で酷使したかった。酷使しすぎて左目を開けていられないので時々ウインクしながら雑記を書く。まず私の左目を潰したことでおなじみの旅行について。3月下旬と4月と5月に宿泊ありの旅行をする。4月と5月は予約をとった。なぜ直近の予約をとらないのか。とにかく久しぶりの泊まりだ。「まん防」と音声で聞くと「マンボウ」となって頭の中に入ってこないことでおなじみの「まん延防止等重点措置」も解除されるのでタイミングはベストのはず。夏の予定はゴールデンウィーク後の動向を見極めてから考える。みんなゴールデンウィークに動いて感染拡大させちゃうもんな。よくないことです。休日や祝日に外出の予定を入れるなんて。目的がイベントならいいよ。フェスとかライブとか。人が多ければ多いほど楽しいこともある。でも外出の目的が他の客との一体感を楽しむものでないなら人の少ない平日に楽しんだほうが絶対に快適だ。これは真理である。かのソクラテスもそう言っていた。弟子が書き残さなかっただけで。ゴールデンウィークに外出するなんて頭がおかしすぎる。ゴールデンウィークの関連ワードを並べたらわかる。「渋滞」「混雑」「行列」「待ち」「ラッシュ」……なんて気が滅入る言葉の数々だろう! せっかくの休日をわかりきった苦痛で消費するあいつらは凡そ正気ではない。私はゴールデンウィークには一歩も外に出ない。ゴールデンウィークは部屋に引きこもってゴールデン創作ウィークにする予定だ。毎年そう意気込んでいるが何も完成しない。イヤデモ今年は違う! 今回のゴールデンウィークには明確な目標がある。フリーゲームの完成である。
ツイッターに制作中のゲームの情報を公開した。といっても作業が進んでいないので雑に作った仮バナー画像しか公開できなかった。画像はサイト上に作成した「ゲーム一覧」ページでも確認できる。これをゴールデンウィーク中に完成させたい。違う! ゴールデンウィーク前に公開したい! そのためには4月の中旬には完成させたい……いやこれ無理だな予定がすでに入っている……イヤ無理じゃない! ソクラテスも言っていた。諦めたらそこで善く生きることは終了なんだ。作ろう。がむしゃらに作ろう。私は本当はゲーム制作歴のほうが長いんだ。と書こうと思ったが小説も社会人になってからこつこつ書いていたから同じぐらいの長さだった。ととととにかく子どものころは小説を書かないでゲーム制作ばかりやっていたんだ。だから大丈夫だ。大丈夫。きちんと創作に向き合えば大丈夫。画面に向き合えば。向き合えば……目が痛い!
ウインクしながら書いているので陽気な文章になっているが目が痛いので心は陽気ではない。とっとと先週のことを振り返って終わろう。まず「大阪中央中之島美術館」で開催中の展覧会「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」に行った。すんんんんんごい混雑していた。平日なのに。入場開始待ちの列がもう長蛇。折り返しに折り返し。あの空間だけゴールデンウィークが形成されていたね。たくさん展示物があったから「はえー」と思うものもたくさんあったけど後になって思いだそうとすると何も思い出せない。だからこれで感想終わり。それより展覧会に行く前に寄った「サル食堂」がすごかった。平日の午後1時半なのに狭くない店内に人がギッチギチ。ゴールデンウィークはこのように何でもない3月の平日にもひっそりと発生しているのです。そこで頼んだ950円のトンテキ定食がトンでもなくおいちかった。もう見た目からおいしいけど食べてもおいしい。しかもおなかいっぱいになれる。1000円超えの高級ラーメンでダイエットをする暇があったら950円のトンテキ定食で太ったほうがいい。1000円超えのラーメンといえば人気店「ラーメン人生JET600」でチャーシューのせのせのラーメンを食べた。スープがおいちかった。ごくごく飲んだ。麺の量もこの前に行ったラーメン屋と比べたら少なくなかったので満足度は高かった。でもやっぱりトンテキのほうがいいな。ほぼ同じ値段だったらラーメンよりトンテキのほうが食べたいだろ。ソクラテスが言っていたパスタ理論にもこうある。すなわち1000円のパスタと1000円のラーメンでは求められるものが違う。1000円のパスタはそこそこのおいしさで許されるが1000円のラーメンはとびっきりおいしくないと許されない。許せない。許さない。私はうどん派だが福岡出身なので1000円超えの量・麺少なラーメンは許さない。許さないのだ。1000円超えのランチといえば「洋食の店もなみ」でハンバーグと海老フライを食べた。これも人気店。味はおいしいほうだった。でも感動しなかったな。2日前に食べたトンテキの感動の余韻が残っていたから。これが1000円超えではなくて700円だったら「庶民的なファミリーレストランと同じ価格でこの味!?」と感動したかもしれない。でも1000円を超えているからな。1000円超えのハンバーグはだいたいどこの店もおいしいだろ。700円といえば平日なのにいつ見ても列ができているパン屋「naoto.pan」でパンを4個選んだら700円以内で買えた。しかもパンはどれも普通の大きさである。見るからに小さいちっちゃいパンを数個買ったら1000円を余裕で超えてしまった暗い過去をもつ私は「人間が死んで救済されたらこのような場所に行くのだな」と感慨に浸っていた。大阪城公園でパクパクと食べた。3個を食べておなかいっぱいになったので残り1個は部屋で食べた。総括。950円のおいちいトンテキより1000円超えのスープがおいちいラーメンより1000円超えのまあまあおいしいハンバーグより700円もしなくて余らせることのできるパンのほうが感動的である。なぜならパンは私を完全に幸せにしただけではなくお土産までくれたのだ。これは創作にも通じる話だと思う。私はだれもが気軽に好きなパンを好きなだけ選べて満腹になれるパン屋でありたい。それはそれとして長編小説も書きたい! ゲーム制作はどうなったんだ? ゲーム制作もしたい! ならランチの話でこんなに長々と文章を書くな。雑記はもうおしまいにして今から創作だ! 目が……目が……。
これは2022年3月14日に書いた。
3日から6日にかけて百合文芸小説コンテストに向けて短編小説を書こうと思ったら2日の夕方から5日の夜まで本格的な頭痛で死んでいた。それで6日の朝に元気になったので小説を書くぞと思いつつ少しキツキツの帽子(頭が大きくなったのか?)を被って朝の散歩をしたら頭痛が復活してきた。とぎれとぎれに小説を書きつつ紅茶飲料を飲んでいると落ち着いてきたがお昼にホームベーカリーで焼いた食パンをぺろりと平らげたころには5日までの頭痛とは違うタイプの痛みが頭をギリギリと締めつけていた。私は……死んでしまうかもしれん! 朝の散歩を始めた3週間前から微弱な頭痛が続いていた。もう認めるしかない。朝の散歩は健康に悪い。インターネットで調べると「歩きすぎはよくない」「慣れていない人が長時間歩くとよくない」と書いてある。でも15分か20分しか歩いていない。歩いて店に寄って帰ったとしても最高で1時間程度。これで歩きすぎならもう外を歩けない。もっと朝の散歩が悪い原因はあるはずだ。さらに調べてみると暖かい部屋から寒い外に出たときに血圧が急激に変化して心臓に良くないらしい。こたつで丸くなる猫が大正義で雪が降っているのに庭を駆け回る犬はアホだとわかる。なんでも冬は体が温まってから外に出るといいらしい。だから「冬の朝の散歩」は健康に悪くても「午後の散歩」や「夏の朝の散歩」は健康に良い可能性がある。今夏に期待。3月の朝はまだヒエヒエしているから素直に毛布にくるまって二度寝したほうがよい。冬から健康を守る。健全ではない。
そんなわけで先週は「冬の朝の散歩」のような1週間だったね。展覧会に行きたかったのに頭痛で予定を飛ばしてしまった。先週やったことと言えば歯医者の定期検診に行くついでに梅田に寄って「阪急うめだ」で開催中の「文具の博覧会2022」「第5回クッキーの魅力」「ムーミンマーケット2022」をぶらぶらと回って御座候を持ち帰って食べたり「パンヤ」で購入したパンをお供に大阪城公園の梅林を見に行ったりしたぐらい。それから人生で初めての確定申告もした。年の途中で退職したんでね。やたらと他のサイトに連携してページ遷移する電子申請に戸惑ったものの1時間も掛からずに終わって驚いた。あとは雑誌『たびぽえ』の宣伝をツイッター上で行った。読者投稿のコーナーに私の写真と詩が掲載されている。そうやって書くと先週は先週で色々とやっていたように見える。だが記憶はない。頭が痛くて紅茶飲料をずっとがぶ飲みしていた記憶しかない。頭が痛いと思いながら朝の散歩をして歯医者に行って梅林を見て確定申告して宣伝していた。光インターネットの接続だけは頭痛が起こる前に出来たから助かった。インターネットをつなげる前に頭痛が起きていたら今日のよろずも明日の更新になっていたかもしれない。微々たる差。
何はともあれ「第4回百合文芸小説コンテスト」の作品受付は終わった。今回は2月中に公開した『切っても切れない斧』しか応募できなかった。ちょうど一ヶ月前のよろずでも書いたが百合文芸小説コンテストにはもう応募しない。第5回・第10回・第100回まで続こうと応募しない。もし仮に百合文芸以外のコンテストが開催されなくなっても応募しない。ウェブ小説は「小説家になろう」に集約していく。応募できなかった小説も「小説家になろう」で公開する。完成したら。完成するかはわからん。というのも6日に書いていた百合小説がまだ想定の3分の1しか進んでいないのに6000字になっているから。単純計算だと1万8000字になる。8000字程度で書こうと思った企画なのに! 憂鬱になってくる。仮に1時間1000字で書くとして8000字であれば8時間で終わる。1万8000字だったら18時間が掛かる。誤字脱字の修正をしようと思って読み返すのにも倍の時間が掛かる。体調が不良になってくる。『切っても切れない斧』のときもそうだった。5000字の企画が最終的に1万4000字。私は……スランプなのだろうか? 短編を短くまとめられない病に罹っているのではないか? 私は長編小説を書きたい。だが短編小説を何万字も書きたくはない。この世には1万2000字以下の短編小説と8万字以上の長編小説だけが存在すればよいのであって1万8千字の短編小説はいらない。そんなものは中途半端すぎる。言葉が過ぎる。というわけで現状を解決すべく「文章が想定より長くなる問題」の原因を考えてみた。
プロットを作らないから説
- 概要
- 行当りばったりな書き方が話を長くしている
- 反論
- プロットを作らないのはいつものことである。全体の長さを想定できる程度に展開は頭の中に入っている
想定が甘い説
- 概要
- 場面に対して必要な文字数を少なく見積もっている
- 反論
- 今まで数十の作品を完成させてきたが最近の作品を除いて今回の問題を意識したことがない。完成させた作品数が増えれば増えるほど過去の経験とデータによって見積もりの精度は高まるはず
主人公のキャラ立て限界説
- 概要
- 作品数が増えたことで主人公のキャラ立てに苦慮するようになり台詞ではなく一人称の地の文で主人公の個性を表現し始めた
- 反論
- もともと作品や主人公の個性に合わせて文体や表現を意識的に変えているが以前はモノローグや地の文の割合が大きくなっても想定と実際とのズレがそこまで生じなかった。少なくとも『切っても切れない斧』や今書いている作品では主人公の個性を地の文で表現しようと苦慮したわけではない
やわらかよろず悪影響説
- 概要
- 雑記で冗長な文章を書く癖がついた
- 反論
- ……
……
…………
これは2022年3月7日に書いた。
3月になった。何事もなく。何事もなく3月になったということは2月28日が締切だった「ネット小説大賞」に小説を応募できなかったことを意味する。仕方がないよ。戦争が始まったもん。世間は戦争の話で盛り上がっているみたいッスね。戦争なんていつでもどこでも起きているのに白人の命は特別に重いのかな。そうは思うが日本に核が落ちてくる場合を考えてニュースをずっとチェックしている。今この文章を書いている机が飛散した窓ガラスが刺さりまくる位置にあるから浴室まで逃げないといけない。有事のときは浴槽で膝を抱えて眠る。そんなわけで小説は完成しなかった。ねっとさ~ふぃんで忙しくて書かなかったからね。この調子では3月6日に締切の百合文芸小説コンテストに間に合うかも怪しい。とりあえずあと4作品を完成させたいと思っている。無理じゃん。でもやるしかない。3月3日から。そう3月3日から。3月2日にはイベントがある。光回線を使えるようになる。
光回線を使えるようになる。そう。一人暮らしを始めてからずっとWifiを使っていた。3日間で10GBを使ったら速度制限が掛かるあのWifi。Pocket wifiとWiMAX。というか人生で光回線を使うのは初かもしれん。無職になってから初めてのことが多すぎる。これで1万枚以上ある写真をamazonのクラウドにまるごとぶちこむことができる。プライムビデオで映画をいっぱい見ることもできる。YouTubeに動画をアップロードできる。自作ゲームもアップロードできる。Wifiという重りを外して真の力を解き放った空見タイガは無敵だろう。百合文芸小説コンテストの新作も間に合うだろう。?
さらに3月には私の誕生日がある。28歳になる。誕生日は非公開である。誕生日は大っぴらには言えない。なぜならインターネット上のサービスにおいて生年月日が本人確認に利用されることがあるから。年齢を公開すると生年がわかる。月はもう3月と書いている。だから日は秘密。それもやわらかよろずのログを集めることによって何日か察しがつくだろう。とにかく3月中に28歳になる。やったね。私にファンが1人でもいたら誕生月プレゼントに5万円を請求しているところだった。1人もいないから5万円は請求できない。がっくし。本当にがっくりきている。今この世でいちばん5万円がほしい人間のひとりである。なぜなら2月半ばに5万円を失うことが決定したから。まだ失ってはいない。これから確定で失う。嗚呼5万円をもらえたら絶対に有意義な使い方をするのに。自己投資するのに。投資される自己がこれでは無意義ではないか。そそそんなことはない。私は20数年も生きてきた。一度も死んだことがない。これは快挙である。そして私は命を大切にする派閥の一員である。命を大切にしない抵抗勢力と比較すれば数年後も生きている確率が高いだろう。投資をムダにしなくて済むだろう。だから今こそ自己投資をすれば数年後は素晴らしいことになっているだろう。複利の力で私は肉付きがよくなるだろう。こいつ飯をいっぱい食う気だな。
3月に変わることはネット回線や年齢だけではない。2月下旬に「合成人間♀」を注文して届いた。デッサン人形にもなる動く人型のフィギュア。男のほうの合成人間も予約して3月には届く。今まで人間の首が肩にどうついているかわからなかった私にも春がくる。私はお絵かきJPになるだろう。このように3月から私はパワーアップする。3月はスーパー空見タイガ(パワーフォルム)の記念すべき始まりの月になる。では3月はパワーアップするとして2月はどうだっただろう。
まず先週について振り返っておこう。先週はとにかく詩を書いた1週間だった。詩の雑誌2誌に4篇を投稿してコンテストに1篇を応募した。えらすぎる。「小説家になろう」で連載中の落選詩集「ありありて詩」も更新した。もう更新ストックがない。それから積んでいた図書の本を読んで返却した。絶対に積むな。あとはそうだな。中央図書館に行くついでに「カドヤ食堂総本店」に行った。大人気のラーメン屋。営業開始時間ぴったりに行って「あれれ。列が形成されていないな」と店に入ったら中に人がわんさかいた。コワ。営業開始後も人がどんどん集まる。とりあえず味玉をつけて注文した。ランチで入った成人男性が終業時刻に餓死する量だった。大阪のほかの人気店に行ったときも思った。なんか高くて少ない。別のメニューや替え玉でなんとかするにしても少ない。女かつ小食な私ですら「おなかいっぱいにならない……」と思うんだから良い歳して己の食欲すら律することができない怠惰で愚かな太ましい成人男性(毎日おうちでゲームフォルム)が食べたら健康診断の結果が改善されてしまう。総合してダイエットに最適の店だった。体も財布もスリムになるだろう。そして別日に「M-1ツアースペシャル2022」に行く途中で「インデアンカレー」と展覧会「感覚の領域 今、経験するということ」に行った。カレーのほうは辛い以外の味を見つけられなかった。展覧会のほうは天気のよい休日かつ近くで中之島美術館が開館している条件で人混みがなくて見やすいだけのことがある量だった。激辛。それでも「text book」では汗をかいた。大きな本を自分(と補助の人)でめくって鑑賞する展示物。フライヤーの表紙にもなっている色のついた大きな丸が1ページごとに1つ描かれている。小声で何色かをつぶやきながらめくったけど楽しむ方向性がそれでよかったのかわからん。すべてをめくり終えて手袋を脱いだときには手がびっしょりとしていた。汗をかいた。本来の目的であるツアースペシャルはどうだったのか。冷静に考えると何かを食べたりどこかに行ったときにいちいち感想を書く必要はないだろう。この世には「よかった」「微妙だった」「悪かった」の三択しかない。三択しかないのだ。それ以外はフィクションだ。私の先週の感想はカレーが「辛かった」ほかは「微妙だった」一択であり御託を並べても最終的には一択に収斂するのだから中盤から終盤にかけての盛り下がり最高っスねと書く必要はない。いんた~ねっとでは誰が何を見ているのかわからないのだ。迂闊なことを言って核をぶちこまれたら困る。しずかにひそやかに火種をつくらないように生きる。賢者はみんなそうしている。過ぎ去った先週のことは教訓として3月から活かしていく。歴史から学ぶ。そして同じ過ちを犯してはならない。つまり辛かったカレー屋さんにはもう行かないってことね。
2月のまとめを書こう。
- 5篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- 新作小説『切っても切れない斧』を公開
- サーチエンジン「駄文同盟.com」に登録
新作は1タイトルだが良い月だった。なぜなら新しい作品のアイディアが増えなかったから。久々に(もしかしたら初めて)アイディアの増加量をアイディアの消化量が上回った。アイディアがリラックスしているときに生まれるものだという話が本当であれば2月はストレスに満ちた月だったのかもしれない。思い当たることが習慣になった朝の散歩とマイナス5万円と図書の延滞しかない。この中で言うならたぶん散歩のせいだろう。朝の散歩が健康に良いというのはモーニングがあるカフェの仕掛けたステルスマーケティングとしか思えない。なら散歩やめろよ。やめるな。私は完成はおろか制作すら着手できないアイディアが増えると人生の短さと不確定さを嘆きたくなるので良い状況ではある。しかし慢性的にかるぅい頭痛が続いているので思ったより体調が悪いのかもしれない。紅茶飲料を飲むだけで撃退できる軽さ。つらくないレベルの軽さ。寝込まないぐらいの軽さ。でも昼寝も頻発している。そして午前中にときどき胸が痛くなる。朝の散歩はやはり人体に悪いのかもしれん。健康診断を受けたあとで朝の散歩を開始したから先週に届いた結果もあてにならない。結果は良好である。視力がみるみる下がっていること以外には。2月はとにかく目を酷使してしまった。3月中はずっと目を瞑っていないと視力に贖えないぐらいだ。あるいは毎日森に行って遠くを眺めないといけないかもしれない。
毎日森には行かない。3月はまず6日締切の百合文芸小説コンテストに向けて小説を書く。前述のとおり微妙に体調が不安定なので早々に諦めるかもしれない。残り数日なのに早々もギリギリもない。ネット小説大賞に応募するつもりだった作品も順次完成させていく。今書いているやつが多分そこまで長くならないから今週中に公開できるかも。百合文芸を優先しろよ。あとは詩集の制作とゲーム制作ね。ゲームは3月2週目の土曜日に情報を公開するかも。できないかも。そしてこれは3月以降の話になるが長編小説を書こうと思う。ずっと書こう書こうと思っていたが今回は本気だ。2月に読んだ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』は私に「長編小説を書くといいよ」と教えてくれた。そんなことは教えていない。だが教わった。ゲーテは私の最高の師だった。時と言語を超えて伝えてくれた。短編小説は……カスなのだと! 伝えていない。
私は・これから・毎月1作のペースで・長編小説を書く。いきなり無理な目標を立てて挫折するパターンじゃん。いや無理な目標こそ挑戦のやりがいがあるというもの。それに0文字目から書くわけではない。1万字や4万字で中断している原稿から着手する。そして完成した長編小説はすべてメフィスト賞に投げることにする。募集要項にある40字40行50枚以上だったら書けそうな気がしてくるから。400字詰め200枚以上とは圧が違う。「50枚でいいんだ」となる。「200枚でいいんだ」とはならない。8万字でいいんだともならない。私が今まで書いた小説のほとんどは1万字前後である。それの8倍の規模の話を考えようと思ったら大変なことになる。しかし50枚であれば「5章構成で1章10枚」や「3章構成で1章16枚」と考えることができる。10枚は1万6000字未満になる。だったらいつもの小説1作を1章として5作を用意すればよいという話になる。8万字だとそういう考えにはならない。ならないんだ。文字が与える印象とはそれほどまでに強烈でゆえに物語を文字で編んだ小説は何の混じりけもなく強烈でその文字がたくさんある長編小説は至高の存在で短編小説はカスに他ならないんだ。ならなくない。
これは2022年3月1日に書いた。
散歩は体に悪いのかもしれん。一体全体どのような誤謬を犯したらそうなるのか。説明しよう。ここ最近は朝の散歩を欠かさずにしている。それで先週は1日10時間ぐらい寝ていた。朝寝・昼寝・夜寝。散歩は体に悪いのかもしれん。短絡的。でも思い当たる原因が散歩と鈍うい頭痛を癒やすために飲んでいる紅茶飲料と延滞している図書の本しかない……やはり散歩のせいとしか考えられない! 考えろ。
というわけで先週はほぼ無だった。ほぼ無。無職の無。たこ焼き「ゆき」に行ってたこ焼き10個を買って公園で食べたり「ブーランジェリー・ロア」でパンを買って公園で食べたりした。たこ焼き屋はグーグルマップで異様に高評価なだけあって店主の愛想がよかった。たこ焼きもふわふわで安い。パン屋のほうは確か2回目だが今回買ったパンがどちらもおいちかった。あとは「キッチンもとや」でランチを食べた。安いことで有名な定食屋。周辺の店を考えると安いのは安いだろうがコスパのよさは感じられない。外食やテイクアウトのほかはオムレツを初めて綺麗に焼いたりホームベーカリーで焼いたバターたっぷり食パンを数時間でパクパクと平らげて気絶したりした。散歩以外の原因が見えてきたな。
創作もしていた。していたが週の途中でぱったりとやめた。なぜか。そもそも何の創作をしていたのかというとゲームの制作をしていた。今年の1月23日にタイトルを思いついた最新の企画である。ものすごくいい感じに短いシナリオになりそうだったので数ある企画より先にこれを完成させようと考えた。それで企画書を作ってキャラクターのイメージを固定しようと立ち絵をお絵かきしていた。またゲーム制作と並行して新規にイラストを描いていた。去年から描きかけていたイラストは描く気にならないので放置。それでわりと順調に創作をしていたんだけど週の途中で制作中のゲームのタイトルが炎上した。タイトルは一度も公開したことがない。しかしタイトルが炎上していた。後ほどわかる。なんかもう全部これなんだよ。創作していると現実が事件を起こしてくる。そうなると私が時事ネタで茶化しているように見える。もちろん時事ネタで茶化している作品もある。あるんかい。とにかくそれで気分が萎えてしまった。連動して新規のイラストを描く気もなくなってしまった。おかげで先週は「創作する気分でもないが延滞している図書の本を読む気にもならん」とずっと悶々としていた。悶々としながらカーリング女子を見た。最後に盛大に負けた。悶々。
散歩が体に悪い件やタイトル炎上の件は置いといて気になることがある。「小説家になろう」に連載中の詩集「ありありて詩」に先週の日曜日から謎のPV(ページの総表示回数)が発生している。そもそも誰も読んでいないので更新のない日はPV0のはずなのだが先週の日曜日はPVが10もあった。しかも1時間ごとに1PVずつある。「小説家になろう」のPVは仕様として目次の表示も1PVに数えるらしい。だから誰か1人が目次を10回見ているのかもしれない。また10人が1回ずつ見ているのかもしれない。前者の場合は更新を待ち望んで何度も目次にアクセスしているだけかもしれない。ブックマークしろよ。後者の場合は悪のインターネットに「ありありて詩」を晒されているかもしれない。それはまだいい。目次でブラウザバックされているし。問題は見られているページが目次ではなく各話………本作であれば各詩のケース。この場合は確実に晒しである。リンクが共有されないと目次を飛び越えることはできないのだから。私はひっそり村のひっそちゃんなので良い意味であろうが悪い意味であろうが共有されたくない。共有されてもいいが私にはわからない方法で共有してほしい。PV数が上がる形で共有するな。そんな無茶な。私がPV数を見なければいい話である。今回は「更新のストックがなくて更新を怠っちゃったなあ。まあだれも読んでいないし大丈夫だろ……不自然な形でPVが上がっている!」と観測してしまったからマズかった。観測しなければ死んでいるPV数と生きているPV数が重なっている状態だったというのに。もう生きているPV数を見てしまったから気にする。完全に0になれPV数! まあ明日になったら各話のユニーク数を見られるから改めて考察しよう。とりあえず「やわらかよろず」内にある「ありありて詩」のリンクを削除しておく。リンクが悪さをしている可能性もある。前にべつの作品でPV数が変な増え方をしたときはリンクが原因だった。ページを更新するたびにリンクを辿ってPV数が自動で増えていた。そのときはリンクを削除することで無事にPVが0に戻った。今回は明らかに私が朝寝・昼寝・夜寝をしているときにPV数が増えているから私やサイトの更新が原因ではなさそうだが。いやな根拠。
ところで明日は2022年2月22日である。20220222。0を/に置換すると2/22/222になるので美しいとのうわさは聞いたことがないが「スーパー猫の日」とは聞いたことがある。じつは明日は新作小説を公開しようと思っていたが上記の理由で私は悶々としており図書の本は依然と読まず10時間は寝るので明日にも明後日にも未来にも期待できない。とりあえず来週のよろずは28日の月曜日に更新されているよろずと1日の火曜日に更新されているよろずで重ね合わせの状態であり観測するまでどうなるかわからないと言っておく。シュレーディンガーの猫の日!
これは2022年2月21日に書いた。
5万円を失う。失ったではない。失ったは失ったが失うのはこれからだ。5万円を・失う。私がやらなかったせいで。やるべきことをやらなかったせいで。せいで。子どものときに知人たちに「そんなに卑下するな」「ネガティブだな」と何回か言われた気がするが当時から私は自分を卑下しているとかネガティブだとか思わなかった。たとえば今回の5万円喪失事件も「コツコツやっておけばよかった」系の話だが「コツコツやっていたとしても最終的にこの結果になった可能性が高い。なぜならあの時点で選択を間違えたからだ」とも考えているのでやらなかったことは反省していない。しろよ。未経験や無知での選択は間違うものだし間違いは学習して次回に活かせばいい。次回に活かせない場合は単純に能力が欠如しているだけ。また能力が欠如していることは事実として結果に出ているわけだから卑下でも悲観でもない。事実をそのままに受け止めているにすぎない。逆に多くの人は現実を見ることから逃げているように見える。なぜ現実を見つめることができないのか。彼らはおぞましい。現実を否定する者は現実を生きている自分以外のすべての人間を否定している。そういうつもりはなくても結果的にそうなるゾ。ゾゾゾ。あと私は自分に対する基準を他者にも適用しており基本的に他者を敬うことはないので卑下には滅多に陥らない。最悪人格人間じゃん。
それでも先週は自分なりにすごく頑張ったと思う。頑張ったことは事実のひとつだ。少なくとも私はTogglや手帳やNotionやEvernoteで何重にも記録をとっているので頑張ったことを事実として取り出すことができる。量や時間で説明できる。おそらく無職になってから一番頑張った。頑張ったから5万円を失ったことは惜しくない。そんなことはない。惜しい。5万円。5万円があったら人間はなんでもできる。生命を殺すのもトイレで生命をボットンするのも0円で可能なんだから5万円があれば人間はこの世の贅沢のすべてを実現できる。できてしまう。その5万円をこれから失う。うっうっうっ。
うっうっうっ。段落が変わっても呻き続けるな。そういうわけで先週は頑張っていた。何のことかは数ヶ月後に書くかもしれないし1年後に書くかもしれない。一つ言えることは五万円をムダに失うだけで徒労ではないということ。この世に徒労なんてそうない。徒労なんて美術館に行こうとして途中で寄ったランチがまずくて気落ちして帰るぐらい。最近の事例。最近の中で最も現在に近いと噂の先週の話に戻そう。まず健康診断に行った。眼鏡を掛けて視力が0.3だった。失明するかもしれん。それで病院の帰りに大洋軒に行った。からあげがおいしいらしい人気店。確かにすごくおいしかった。「名店にアチアチはなし」の私の名言(初登場)通りに熱すぎないアツアツからあげだった。口内がザクザクと損傷することもなかった。これでいいんだよ。あと店員さんが「からあげ4!」「からあげ4!」と何度も言っていたので何か思い出した気がしたが思い出さないほうがいいだろう。健康診断の日以外もいろいろと歩いて「弄堂」の焼小籠包の食べ方を誤ってアチアチになりまくったり「おにぎり専門店 米度 -MAIDO-」のおにぎりを食べたりした。あと「樹恵理」でモーニングもしたな。「名店にアチアチはなし」の私の名言(2回目)通りにコーヒーがアチアチじゃなかった! 名店というほどの知名度はGoogleMapを見るになさそうだが。これまではあらゆるカフェでアチアチのコーヒーを出されて仕方なくミルクを入れて飲んでいたが今回はそのままブラックで飲めた。これでいいんだよ。
そしてpixivで新作小説『切っても切れない斧』を公開した。もともと5000字のつもりで書いていたのに14000字になったから文字数を削らなきゃと書いていたやつ。文字数を減らすのに6時間ぐらい掛けた。まったく減らなかった。これでいいんだよ。そう開き直らないと完成しなかった。それで小説を公開したついでに「駄文同盟.com」に「やわらかよだつ」を登録した。そう。小学生のときから個人サイトやブログを運営していたのに何故か人生で一度も登録したことのないサーチエンジンに・個人サイトを・登録した。念願の夢が叶ってよかった。カスみたいな夢。でもサーチエンジンの登録がとても面倒だったので「そりゃ当時の自分はやらないよな」となった。あんなに面倒なのは「駄文同盟.com」だけなんだろうか。信じられないほど面倒だった。面倒すぎてキーワードだかタグだかを真面目につけていない。もちろん嘘はついていないが。あとで修正できたら修正する。
次は「お絵かきJP」にサイトを登録したい。「お絵かきJP」にサイトを登録することが人生の目標だから。カスみたいな目標。現段階で登録できるだけの作品数はある。しかし大半は何年も前に描いたイラストなので2021年以降に公開したイラストが5枚を超えたら登録する。今は2021年に描いた2枚だけだから残り3枚。私は目標に向かって努力するだろう。そして私はお絵かきJPになるだろう。夢は叶う。なんでもできる。5万円があればなんでもできる。うっうっうっ。
これは2022年2月14日に書いた。
言い訳がある。最悪すぎる出だしだな。現在は2月2週目の月曜日である。朝1時。ここで先週のよろずに書いたことを振り返ってみよう。
あと今週(2月1週目)は新作小説を公開できると思う。まだ1文字も書いてはいない。書いてはいないがWEB小説コンテストの締切が今週末だからたぶん書く。最悪でも締切当日の昼12時から書けば完成できるはず。最悪すぎる。
まず2月1週目は新作小説を公開しなかった。それは事実だ。しかし仕方がないことである。仕方なかった。本当に仕方がなかったんだああああ。なぜなら先週の火曜日の時点で上記で言及しているコンテストに向けて書くことを止めたから。だから締切当日の昼12時から書いてすらいない。ではどうして止めたのか。冷静になったから。そのWEB小説コンテストは「小説家になろう」と「pixiv」以外の小説投稿サイトで開催されていた。しかも「エブリスタ」や「カクヨム」ならまだしもそのコンテスト以外で二度と利用しなさそうなサイトだった。冷静になった。やめておこう。やめた。今後の方針としてはWEB小説コンテストは「小説家になろう」と「pixiv」だけに投稿して新規開拓するとしても「エブリスタ」だけと決めた。「pixiv」も今回の百合文芸小説コンテストに百合の小説をすべて投稿し終わったら投稿しない。投稿しづらいから。小説は「小説家になろう」にすべて集約しておけばいいだろ。たぶんいちばん見やすいし。「カクヨム」ではプロフィールに個人サイトのURLを張っただけで怒られた思い出があるのでもう二度と利用しない。プラットフォームごときが作品なり記事なりを書き手のものではなくプラットフォームの資産みたいに扱うのは許せん。てめえらは単なる作品置き場でしかないことを自覚しろ。こっちは個人サイトに小説をすべて載せることも可能なんだぞ。じゃあ載せろよ。……。というわけで応募する気がなかったので書かなかったので完成しなかったので公開しなかった。単純明快すぎて欠伸が出ちゃいそうだね。
とはいえ流石に何かを書こうと思って百合文芸小説コンテスト用の小説を書いたよ。1作目ね。1週間で3時間半も書いたおかげでようやく進んだ。1週間というけど実際1日ね。あと3行ほど書いたら完成する。なら書けよ。今日は健康診断があるから朝の1時半には寝る。だから書けない。書けたとしても当初5000字の予定が14000字になったから文章を削るのに時間がかかる。冗長すぎる。本当に失敗したなあ。走れメロスが走りきってしまうだけの内容じゃないもん。というか走れメロスが走りきって二週目の半分を目指せる量だよ14000字って。最近の自作だと『ファンペイアファイン』もだいぶ長いがアレはアレで面白ポイントがたくさんあるでしょ。あるのよ。今回はない。つまんね。まあオチは今回のほうが強いので文章をなんとかしたら作品として成立するはず。がんばって直す。最短で月曜日中に公開する。最悪で14日以降。
先週のよろずでも書いたが私は創作なんかより大事な危機に直面している。創作なんかより。だって5万円を失うかもしれないから。本当は百合文芸の小説を書いている場合ですらなかった。昼寝をしている場合でも「Cafe de Sejin」でモーニングを食べている場合でも「パンヤ」でパンを買って大阪城公園のベンチでぱくぱく食っている場合でもなかった。「パンヤ」のプレーンフォカッチャとハチミツチーズは本当においしかった。毎日通ってもいいくらい。安くておいちい。でもそんな場合ではない。図書館から借りて延滞していた『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を読んでいる場合でもなかった。もんんんんんんのすんごく感動した。伏線回収・狭すぎる人間関係(偶然)・ストーリーの進行の遅さに作品上の必然性がある傑作である。創作者たちに「その物語のテーマにおいてなぜ伏線回収をする必要性があるのか」と問う教科書に使ってほしい。ほしくない。だけど本当に感動したよ! 本気でゲーテになりたいと思ったもん。目が覚めたらゲーテになってないかなって。無謀すぎる夢。私はゲーテになれないから私以外の全員がゲーテになってほしい。ゲーテの本しか読みたくない。とりあえず『ファウスト』を読み返そう。そして思った。やはり長編小説を書かないといけない。短編小説なんて書いてもムダ。書いてもいいけど存在しないほうがいい。長編として存在したほうがいい。少なくとも短編小説を読んでいて私はあんなに感動しない。花のくだりが感動的なのはあの長さだからであってこれが短編だったら「あっそ」だ。物語は……小説は長くないといけないんだ! 私は長編小説を書く人間になるぞ! そう恍惚としている場合でもなかった。私はとても大変な状況にある。これから14日まで1日16時間ほど稼働しないと5万円を失うかもしれない。無職だから可能だけど私の怠惰さでは不可能だ。図書館の本もじつは返却日が最近のものを返しきれていない。もはやこのよろずを更新している場合でもない。そんな場合はなくてよい。
これは2022年2月7日に書いた。
末日か1日が月曜日の月は幸いである。月曜日更新の本よろずにて先週の振りかえり&今月(前月)の振りかえり&来月(今月)の目標を一度に書くことができるのだから。しょうもねえ幸い。しかし素晴らしい幸いもあった。いつか詩がアンソロジー的なものに載る。いつか。詳細が何もわからないからわからん。どういう形で出るのかすらもわからない。募集のときは「刊行」と書いてあったけどお手紙には「発行」とあった。なんとなくだが「刊行」だと商業的で「発行」だと商業的なものと同人的なものを含むイメージがある。たぶん同人的なものだと思う。違うかもしれん。何もわからない。ただひとつ言えることは2021年の実績がまた一つ増えたということ。2021年に書いて応募した作品だから。私はいつも何もしていないようでいて頑張っている。とても頑張っている。『月刊 ココア共和国』の2月号にも詩が載ったし。さりげなく『ありありて詩』を更新しているし。詩。
詩。は良しとして先週は本当に虚無の連続だった。まず図書館から借りた本を延滞していて「読むべきか……窓の近くでひなたぼっこをするべきか」と迷うのにたぶん5日ぐらい使った。1週間が20日ないとできない贅沢。7日しかない。しかも迷うなら読めばいいのにオールひなたぼっこをしていた。世の中の「つらくて動けない」と言っている人たちにダブルスコアで勝てる動かなさ。残りの2日のうち1日は山王美術館に行こうとして挫折した。行く前に途中で寄った「珉珉」の麻婆豆腐ランチがまずかったから。一緒についてきた餃子もおいしくなかった。スープは無だった。いちばんマシだったものが白米だった。まずかった。難波周辺に行くたびに「よく人が出入りしているなあ」と思って期待していた。まずかった! 特に麻婆豆腐がモッチャリとした無だった。ピリっとも来ない。店を出た私はもうすべての気力を失っていた。山王美術館があるホテルの前まで来たが期待したランチがまずかったことのショックで足が動かなくてトボトボと戻って「サイゼリヤ」でプリンとメリンガータの盛合わせを注文して食べた。メリンガータはおいしかった。サクフワあま。名前が「メスガキ」に似ているところもよい。似ていない。とにかく山王美術館には行かずに帰ってごろんとした。もう1日は「あべのハルカス美術館」で開催中の「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展に行った。開催初日で平日とはいえ人が多そうだと思っていたらスッカスカだった。写真撮影できる画に人が集中する程度。それもちょっとずらせば無人になる。だから「さっき見た画をもう一回見よう」が無限にできた。無限にはしていないが……色がたくさんあってとても楽しかった。小学生でももっとまともな感想を書くぞ。しかし色がたくさんあってとても楽しかった以上の感想がない。人気らしいと事前情報で知っていたレッサー・ユリィの画は黒がものすごく黒だった。#000000の黒だった。絵の具の原色みたいな黒だった。しかも暗いところが黒なんじゃなくて人間の服とか一部の黒が黒だった。しかし撮影した写真と購入したポストカードを見返したら黒はそこまで黒じゃなかった。私はいったい何を見ていたのか。とにかく見終わったあとで私はランチのために歩き回ることにした。1000円のパンケーキはおいしそうだが高すぎるなと思って予算800円程度で店を探した私は回転寿司「がんこ寿司」に入った。なんで? そこで北海三昧かきにぎりびんとろ自家製生ゆばとなんか忘れた2皿を注文して合計1400円。素直にパンケーキを食べておけばよかった。私はそのあとやけになって「BoulangerieNarutoya」で甘いパンを衝動買いした。ちなみにカッコいい店名だが「パン工房鳴門屋」の鳴門屋である。近くの「BoulangerieParigot」と誤認する人がいそう。私は誤認しなかったが鳴門屋と思っていなかったので損をした気になった。帰って食べてふて寝した。あとは「totoBURGER」で鱈のバーガーを食べたり「パティスリーニーナ」でウィークエンドとなんか忘れたケーキを買って食べたり「丼やぶあいそう」でカレーかつ丼を食べた。カレーカツ丼はとてもおいちかった。カツとはえてしてあちあちになりがちだがカレーのおかげであちあちじゃない。総括してみると外食ばかりのようだが自炊もした。まず余ったお餅入りホットケーキ。餅って無職がいちばん食べちゃいけない食べ物だろ。食べ物だが餅ぜんざいを食べていた。余った。餅をホットケーキのもとに混ぜこんだことで今までで一番ぶあついホットケーキができた。味はまあまあ。そしてまたホームベーカリーでパンを作った。バターを40g入れて作った食パンは一夜にして平らげてしまうほどおいちかった。でぶ? あとはオムレツを作った。ふわとろを目指して固まっていないときに卵をちゃぐちゃぐして細かく刻んだけど合体に失敗してボロボロになってしまった。ケチャップもない。無。この世には無が多すぎる。
とにかくそんな調子で先週は無だった。有意義な行いといえば写真460枚をアルバム2冊に入れたこと。スマートフォンで撮影した1万2千枚の写真のうちから厳選して「しまうまプリント」にプリントを注文していたのだ。大変だった。選ぶのもアルバムに入れるのも。そもそもアルバムの整理自体は虚無である。過去とは過ぎ去ったものであって何らかの学習・反省の必要がないなら見直しても得られるものはない。ではなぜわざわざ金を払ってプリントしてアルバムに入れる手間を惜しまない(猛烈に惜しんでいる!)のかというと「過去を大切にする自分」がアルバム整理という行為によって確立されるから。「私は過去を大切にする人間だ」と思うから未来の私のために今の私が頑張るようになる。頑張っていないが。頑張るようになる。理論上は。もしも私が過去を大切にしない人間だったら未来の私も今の私の行為を評価しないから短絡的で刹那的な思い出にならない快楽を求めてひなたぼっこをするようになる。なっている。うん。なっている。だから人間は理論とか理屈とかで動いていないんだね。ためになったね。なりたくない。
今日は1月末なので1月のまとめも書こう。
- 8篇の新作詩を雑誌・コンテストに投稿
- 落選詩集『ありありて詩』の連載開始
- 旧作童話『インダストリアルねこ』の公開
- 新作童話をコンテストに応募
「やりたい」と思っていたことの大半はやらなかった。2月にやる。でも2月は2月で前半に「やるべき」ことが詰まりすぎている。何のことかは違う機会に書く。失敗すると5万円ぐらい無駄に失ってしまう。5万円もあったら毎日千円のランチが食べられる。あっても食べようとするな。本当の本当に頑張りたい。私の数少ない趣味であるネットサーフィンも泣く泣く封印する。一生封印しておけ。あと今週(2月1週目)は新作小説を公開できると思う。まだ1文字も書いてはいない。書いてはいないがWEB小説コンテストの締切が今週末だからたぶん書く。最悪でも締切当日の昼12時から書けば完成できるはず。最悪すぎる。百合文芸小説コンテスト向けに書いていたやつとか違うやつとかも続きを書いてみる。書いてはみる。だけど百合文芸のやつは本当に投げたくなってきた。じぇんじぇんおもしろくないんだもん。でもこれを完成させないと次に進めないマインドがあってストレスになっている。延滞している図書のことが気がかりでひなたぼっこしかできないように。というわけで2月の目標。図書の返却をする。しょうもねえ目標。
これは2022年1月31日に書いた。
しもやけが治ってきたと思って天気もいいし少しの移動だしと手袋をつけずに外に出たらしもやけが復活した。治るのに2週間。できるのに30分。本当に悲しくなる。本当に悲しくなるといえば先週は1回も小説を書かなかった。1回も。原稿のファイルを1回も開いていない。書かなかった。もちろん進んでいない。悲しくなる。無能の擬人化は私である。たぶん無能と呼ばれる人の特徴をすべて兼ね備えている。自信がある。
では先週は何をしていたのか。まず「兵庫県立美術館」で開催中の「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」に行った。昨年12月23日以来のまともな外出だった。私は人ごみの多い年末年始に出歩かない。感染症が流行しているしていないの問題ではない。ごみごみとしていると外出の目的で得られる喜びが半減する。たくさん人がいると展示物をじっくりと観られない。混雑している日と空いている日で同じ時間とお金を使うなら後者のほうが満足度が高い。「同じ時間」と書いたが前者は後者より時間が掛かるから尚更だ。だから展覧会も平日に行く。でもエジプト展は平日の朝なのに人が多かった。人ごみごみ。RPGツクール製ゲームの城1Fマップみたいな模型が展示されていた。まったく外出していなかったので異様に疲れた。飲み物を買う機会を逃して脱水症状になった。頭痛が始まった。苦しみながらも美術館をハシゴしようとしてJR灘駅方面に歩いている途中で雪が降った。その日の天気予報は晴れときどき曇り。雪って曇りの範疇なの? 灘駅を超えたぐらいでもう美術館のハシゴをやめて帰りたくなってきた。とりあえず昼食にしようと「神戸の中華そば もっこす」に寄って魚介チャーシュー麺を食べる。店を出たら雪は降っていない。歩き出すとまた雪が降り始める。この段階で私の気分はどん底だった。急性うつ病と診断されてもおかしくなかった。死にたいという気持ちは微塵もなかったが傘を持たずに雪に降られて頭痛がしている私は世界でいちばん不幸な気がした。近くの美術展に行くのはやめてせっかくここまで電車で来たのだから元町に豚まんを食べにいこうと考えた。そして電車に乗ったら車窓から見える景色が晴れていた。私は晴れたことだし庭園の「相楽園」に行こうと考えた。それで電車を降りて目的地に到着した途端に曇りになった。この段階で私の気分は以下略。散策しているうちにちょっとだけ晴れたので報われた。しかし報われようが頭痛はする。なんだか朦朧としながら「四興樓」の2Fで豚まん2つを食べて帰った。
外出を自粛していると体力がなくなって身体がよわよわになることを頭痛と筋肉痛で痛感した私は外食やお出かけを解禁することにした。というわけで先週は展覧会のほかにも「極楽うどんTKU」でレディースセットのカレーうどんを食べたり「Fonte」でパンを買って食べたり『ドライブ・マイ・カー』を映画館で観たり551蓬莱で豚まんと叉焼まんを買って食べたりした。おかげで体力がちょっとだけ戻った気がする。しもやけの状態も戻った。戻らんといて。
しかし戻らないものもある。視力が悪くなった。たぶん。廊下に放置している米5kgのパッケージの裏面に書かれている文字が裸眼でひとつも読めなかった。愕然とした。体感では先月よりぐっと悪くなっている気がする。片腕を伸ばしてギリギリ届かないぐらいの距離のものを裸眼で見ると輪郭がぼやける。遠くを見ないといけない。きちんと毎日外に出て遠くを見ないといけない。山や海に行って地球の大きさを確かめないと……この時期には絶対に行きたくないが。2月には健康診断の予定も入れた。これからは健康を意識して生活しよう。買ったまま放置していたブルーベリーエキスのサプリメントを飲もう。目がだいじだいじ人間になろう。
近視眼的な生き方をしてはいけない。低下してしまった先を見る力は簡単には取り戻せないのだから。何事も先の先の先のことを考えないといけない。ところで先週「小説家になろう」で童話『インダストリアルねこ』を公開した。2021年に開催されたグリム童話賞(テーマ:猫)の落選作。この作品に限らずエッセイ「コンテストに応募している」で記録しているコンテスト・応募作品のタイトルと実際の作品を紐付けて読んでみると私が小説・童話のコンテストに対していかにナメた態度で取り組んでいるかわかる。わからんでいい。詩については詩人を目指しているので真面目に送っている。結果はじぇんじぇん出ていない。話を戻すと『インダストリアルねこ』を公開するついでに今まで「小説家になろう」に投稿してきた童話・児童文学作品をシリーズ機能でまとめてみた。それで作品を書いた順に並べてタイトルを眺めながら思ったことが「成長したな」だった。読み返したわけではない。でも初期の作品からものすごく成長したと思う。『インダストリアルねこ』は『ロンリープルーフ』より完成度が高い。きっと。振り返ろう。私が文章主体の物語を本格的に書き始めたのは2015年の7月以降だった。新卒で入社した年。それより前はゲーム製作ばかりしていた。2015年から2021年。小説等をきちんと書き始めて7年が経ったわけだ。そして7年目でようやく成長を感じられた。「当社比」ではある。「当社比」でも趣味なんだからそれでいいだろ。何が言いたいのか。つまり1日や1回や1年や10回がダメでも続けたら流石に成長するから近視眼的に物事を諦めちゃ駄目ってこと。この気持ちを胸にイラストの練習をしよう。ボールペン字の練習をしよう。英語の勉強をしよう。でも目に悪そうだから今はやめておこう。
これは2022年1月24日に書いた。
小説が……完成しない。コンテストの締切当日に書き始めた小説が完成しない。当たり前だろ。前日から書け。いや本当に。前日から書いたら間に合う文字数のはずなのに当日から書き始めやがる。先週の火曜日に締切があった創元SF向けの小説は本当にひどかった。400字詰め40枚以上を書かないといけないのに夜の6時10分から執筆をスタートした。間に合わせる気がない。Twitterに投稿した執筆時間の画像を見よ。Twitterをよろずで引用する画像の置き場にするな。TwitterをSNSとして利用したことが一度もない。最初はライフログとして利用していた。あとで振り返ることが面倒だと気づいてやめた。今はお知らせとよろずで引用する画像の置き場になっている。虚無。とにかく執筆時間の話をしよう。ほぼトイレ休憩しかしていない5時間28分で7300字を書いている。10時間あったら単純に考えて2倍の1万4000字だ。終盤のほうが書くスピードが速くなるからたぶん前日からやりさえすれば40枚は超えていたように思う。でも前日からやらないんだよな。やろうとしない。そもそもこの前日はアンデルセンのメルヘン大賞に向けて童話を書いていた。これは10日の消印有効の締切でタイムリミットは夜の6時だった。祝日でゆうゆう窓口が早く閉まるから。平日だったら夜の7時まで。もともとゆうゆう窓口は24時間営業だったような気がするが幻だったんだろう。もちろん夜の6時ぴったりに原稿が完成してもだめだ。印刷しないといけないし移動しないといけないし窓口の営業終了間際には多くのだらしない屑が並んでいる。というわけで3時には一通り完成させて4時には見直しや印刷等を終えて5時には郵便局に向けて出発しないといけない。それで書き始めたのが昼の12時14分。なんでそうなるの? ただこの作品については7日に少しだけ冒頭を書いていた。それで余裕があった。わけではない。だって事前に書いた冒頭は600字ちょっとだったから。私は泣きそうになりながら2時間46分で6200字を書いて見直して印刷して原稿用紙を糊づけするという苦しみを乗り越えてゆうゆう窓口に行って局員に渡した。というわけでアンデルセンのメルヘン大賞には間に合った! やった~~~! 題材がまずメルヘンではないし見直しほとんどできてないから応募作としては完全にだめだけど作品を完成できたならオッケ~~~! 志が低すぎる。
今回にかぎらず応募作としてだめなのは毎回のことである。締切ギリギリに書いてしまうし募集テーマがある場合は突拍子もないことを書いてしまうし求められているジャンルではないものを書いてしまう。「してしまう」と書くと不可抗力感があってよい。だから私はコンテストを懸賞やくじと同じものと考えている。懸賞たちと比べてコンテストの素晴らしいところは懸賞たちは外れたときに切手代やお金を損して減るばかりだがコンテストは落選しても作品が残る。素晴らしすぎる。もはや何も損をしていない。だからコンテストには応募すればするほど得しかないのだが締切当日に書き始める宿命が応募をじゃまする。しかも朝早く起きて書くならまだしも本当にギリギリにならないとやり始めない。じつは昨日の16日にもショートショートのコンテストがあった。募集の上限6000字で5000字を目処に書こうと思っていたが自分にしては珍しく物語の設定で悩んだ。異世界から転生してきた設定にするか異世界に転生した設定にするか。どうしようかなと思った私はなぜか『金田一少年の事件簿』をDMMブックスで購入して読み始めた。DMMブックスが50%ポイント還元セールをしているので少しずつ集めて読んでいたのだ。小学生のときに夢中で読んで大人となった今では内容をさっぱりと忘れていたが『犯人たちの事件簿』のせいで犯人だけは知っている奇妙な読書体験になった。電子書籍の漫画を読んだことを「読書体験」と呼んでいいのかは知らん。ネットで「○冊の本を読みました!」と書いている人が漫画をカウントしていたら「別集計しろよ」と思うようなもの。話を戻そう。高遠が出てくるところまで読んで『高遠少年の事件簿』もとりあえず買って読んだ。『高遠少年の事件簿』を読んだときに「なんだこの絵!? 本編の作画に描かせろよ」と思ったら本編の作画の絵だった。この話はおしまいにしよう。とにかく私は『金田一少年の事件簿』を読んだあとコンテストに向けて夜の6時42分に書き始めた。設定がまったく決まっていなかったので2時間50分で2000字しか書けなかったが冒頭を書き終えてなんとなく決まった。異世界転生はなくなった。じゃあもう全部違うじゃねえか。もともと異世界転生ものをひとつも書いたことがないからな。べつに異世界とかファンタジーとかSFにしなくてもさも常識のようにおかしいことをさらっと書いちゃえばいいんだよ。志の低いやつならではのテクニック。
締切当日から書き始めない方法がこの世にあるとは思えない。そんなことはない。締切が3月の百合文芸小説コンテストに向けて小説を書いている。コツコツ。コツコツ。先週だって1日だけ書いた。1時間15分で2190字。私には1週間が1日しかなくて1日が12時間しかないのか? たぶん3時間か4時間を確保して一気に書いたら完成できると思う。書きかけていた他の小説も数時間あれば完成すると思う。思う。でもその執筆時間の確保ができない。仕事をしているから? 無職だ。気分が憂鬱だから? 晴れやかだ。ではどうして。もしかすると「一気に書いたら完成できる」が原因なのかもしれない。つまり締切当日に書こうとするのもそうだが毎日コツコツ書くより締切パワーで休まず書いて勢いで完成させたほうが効率がよいと思っているのではないか。思っているんですか空見タイガさん。思っているのかもしれん。上で引用した画像からわかるとおり書こうとすればトイレや水休憩を挟みつつ5時間ぐらいずっと書くことができる。最長は連続10時間だった。私の脳は連続6時間の稼働を想定している気がする。締切の6時間前からやり始めているから。そうすると毎日コツコツ1時間でもやろうとしたときに脳が「うーん。今から6時間連続はキツいなあ。今日はやめておこう」と勝手に判断して行動をキャンセルしている可能性がある。つまり……私の頭が悪いってことだ! じゃ小説は一生完成しないですね(完)
これは2022年1月17日に書いた。
やったよ! 落選詩集第二弾の公開。小説家になろう。不定期更新。片言。
ありありて詩
あと詩のコンテスト×2に詩を応募した。えらい。えらすぎる。えらすぎて地球温暖化が止まってしまう。寒い。寒すぎる。しもやけが治らない。わざわざユースキンを購入して塗っているのに治らない。なんか塗るとじわじわと指が熱くなる。熱くなるだけ。治らない。小指の関節にあるはずのしわが腫れによって圧縮されてハンバーガーメニューみたいになっている。押しても何も開かない。可能性が閉ざされる痛みがする。そして本日締切の童話のコンテストに向けてちょっとだけ書いた。ちょっとだけ書くな。がっつり書け。締切当日の私に任せるな。これは完成できると思う。たぶん。完成しないかもしれない。郵送で応募するやつだから。現在は夜の1時だからゆうゆう窓口の営業終了時間まであと17時間ある。7時間寝るとしても10時間ある。だから間に合う。最初からゆうゆう窓口に頼ることしか考えていないやつ。百合文芸小説コンテストに向けて書いていた小説のほうは正直くじけそう。700文字も書いたのに話が進まなかった。700文字も書いて話が進まないことってある? 原稿用紙2枚分だよ。原稿用紙2枚も書いたら話が進むだろふつう。愕然としてしまう。書く内容に詰まっているわけではない。書くことは決まっているのに異様に長くなることに詰まっている。心のなかの空見タイガが「どんでん返し頼りの一発ネタは読み手が話の内容を忘れないうちに矢継ぎ早に展開していかなきゃダメ」と説教してくる。心のなかの空見タイガは邪悪ではあるが冷静でもある。とにかく書くしかないだろう。くじけそうとか言っているけど執筆にまだ5日しか使ってないからな。1日最高2時間。最低22分。スタート12月5日。現在1月10日。もはや何も思い悩んでいないに等しい。諦める前に書け。書いてから諦めろ。というわけで今週中の公開を目指して毎日書くことにする。でも今日は童話を書くからだめ。明日はSFの短編小説賞に向けて書くからだめ。しかもSFはまだ進捗0枚だからだめ。0枚から40枚以上書かないといけないなんてだめだからだめ。ぜんぶだめ。
これは2022年1月10日に書いた。
ホットケーキを焼いたらうまく焼けた。1月1日からホットケーキを焼くな。ホットケーキにかけようと思ってはちみつを冷蔵庫から取りだしたらカッチカチになっていた。はちみつは常温で保存しないといけないんだねぇ。2022年の初知識がはちみつの保存方法。
新年の抱負。今年はゲーム制作の年にする。2022年はゲームを作るぞ。作るかなあ? このよろずに目標を書くと達成できない(やらない)ジンクスがある。でも書いていない目標も達成できていない。だから書く。今年は・ゲームを・作る。そして2021年にやりかけたこと……つまり小説と詩集を完成させる。さらにお絵かきもたくさんする。去年は1年で2枚しか描けなかったから。私の1年は1日1枚の絵を描く人でいうところの2日しかなかった。今年は365日を10日にしたい。無駄の多い生涯を送って来た。失格人間。
よい1年にするためには1月から頑張らなければならない。1月を頑張れなければあとの11ヶ月も頑張れない。次回よろず更新の10日(予定)には「あれをやったよ!」「これをやったよ!」と書けるようにする。「やったよ!」と書くためだけに頑張る。それしか頑張る理由がない。元日からモチベーションが低すぎる。
これは2022年1月1日に書いた。